おっぱいマスターはやて   作:暗黒パンパース

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エロめだよ


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 蒐集は完了直前、修正のシミュレート成功率は100%に限りなく近い。後は修正の速度と精度を可能な限り上げるだけだ。最早、次元犯罪者や違法研究所を強襲する必要も無い。

 僕は地球に滞在して石田せんせーの定期健診を受けつつ、ここでの生活を噛み締めるように満喫していた。12月には地球を去り、遠く離れた無人世界で起動を行う予定だ。

 今日は僕の一日を紹介しよう。まず目が覚めると守護騎士の誰かが僕と同衾している。リインフォース、シグナム、シャマルの場合は僕を抱きしめて寝てくれるよ。だから目が覚めると胸の中。素晴らしい触り心地で目覚め爽快。リインフォースが相手ならおはようのキスもするよ。

 ヴィータの時は一緒に寝るだけだよ。たまに僕が勝手に抱きついたり、逆に抱きしめてることもあるね。

 ザフィーラの時は守護獣モードだよ。モフりながら寝て、起きるとすぐにモフモフ出来て最高だね。

 因みにアギトは僕の枕元で寝てるよ。うっかり寝返りで下敷きになってから横に寝るのはやめたみたい。ごめんね、寝返りだけはどうしようもないよ。

 着替えを手伝ってもらって、朝ごはんの準備を始める。リインフォースとシャマルが毎日手伝ってくれるから大助かり。自分で言うのもなんだけど、美味くできてると思う。

 ご飯を食べた後は各自自由行動だね。僕はスカえもんから貰ったシミュレーターで修正の練習に励む。シミュレーターはジュエルシードと交換したよ。ガジェットの燃料をあげちゃったことになるけど、背に腹は変えられないから。定期健診があったら病院に行くよ。

 リインフォースは僕の傍らに常にいて僕を見守ってくれる。ただシミュレーターを使う僕を眺めて何が楽しのか分からないけど、終始微笑んでる。僕を膝の上に乗せたりすることもある、背中に当たるおっぱいご馳走様です。

 シグナムは庭に出て素振りすることが多い。体を動かしてないと腕が鈍るとか言ってたけど、プログラムだからそんなことないと思うんだけどなあ。剣を振るう度に揺れるから眼福です。

 ヴィータはテレビの番をしてる。ゲートボールをしにいくのかと思ったけど、そんなことはなかったぜ!

 シャマルは家の掃除をしたあと、カートリッジの生産をやってる。手に薬莢みたいなやつを持って魔力を込めて出来上がり。

 ザフィーラは守護獣モードで寝転がってるか、僕とヴィータと散歩に行く、僕のリクエストでポージングする。

 アギトは外に出ると大騒ぎになるので可哀想だけど家の中。一応ゲームなんかさせて、暇を潰して貰ってる。ザフィーラにモフったりしてるのもたまに見る。アギトの格好だけどへそ出しルックじゃなくて、なんたら転生に出てくる悪魔みたいなレオタードで髪は縛ってない。デザインは僕がしたわけじゃないよ、これは完全にアギトのセンスだ。

 午前中はかなり頭を使って疲れるので、昼食後はお昼寝タイムだよ。リインフォースの膝枕かザフィーラにモフりながら寝るのは気持ちいいね。モヤモヤしたときは抱きついておっぱい枕だよ。もうね、最高としか言いようがない。この至高の柔らかさの為なら死ねるっ!いや死にたくないけど。

 夕方は図書館へ行ってすずかちゃんと交流を深めるよ。お茶会に誘われるけど、あまり親しくなりすぎると万が一の時に辛くなるからね、程々が一番。

 夕食後は一日の締め、お楽しみのお風呂。ヴィータとアギトはほぼ一緒に入ってる。それに加えて誰か一人入るよ。シャマルが一緒だとマッサージしてくれるから余計にいい気持ち。僕もシャマルにマッサージする。ん?おっぱいマッサージだろって?残念っ!肩でしたァ!このエロドクシャ=サンがッ!

 ザフィーラと入る時は男同士二人きり。流石に女性と一緒には出来ないね。上半身余すとこなく洗い流しつつ、筋肉を堪能するよ。褐色の肌に鋼の肉体、機能性と芸術性を兼ね備えたパーフェクトボディだ。

 

「ザフィーラ! 爆肉鋼体!」

 

「ておあああああーーー!」

 

 これなら戸愚呂(弟)にも勝てるかもしれない⁉︎

 

「またやっているのか、主はやては……」

 

「正直あれだけは理解出来ねー」

 

「あら、自分だけ触ってもらえないから拗ねてるのね」

 

「うるせー!」

 

 時は過ぎ去り12月。下手したら今月で僕の人生が終わる。いつも通りに過ごしていると突然胸に激痛が⁉︎な、なんじゃこりゃあ!

 

「うっ……ぐ、ああ……」

 

「⁉︎ 主!」

 

「はやて⁉︎」

 

「はやてちゃん⁉︎」

 

 はやてちゃんはやめてっていつも言ってるじゃないかシャマル。アギトは初めて名前を呼んでくれたね、今度リインフォースが許してくれたらユニゾンしてもいいよ。ヴィータ、そんな泣きそうな顔しないでよ。シグナムもそんな情けない顔しないで、いつものキリッとした目をしてよ。ザフィーラ、守護獣で口を開けっ放しにしたら凄く間抜けに見えて可笑しいから、狼ならそれらしくしてて。こんなの原作はやてちゃんも通った道だ。彼女だって耐えたんだ、僕に耐えられないはずはない。だからリイン……泣かないでよ。

 

 目を開けると白い天井。ああ、そういえば胸が痛くなって……そこから覚えてないな。ということはここはいつもの病室か。目が覚めたしトイレに行きたいな。ナースコールをポチッとな。

 外からドタドタと走る音がして、看護婦さんの病院内は走らないで下さいという大きな声が聞こえた。病院内で大声はダメですよ看護婦さん。

 病室のスライドドアが開くと守護騎士達が入って来て、最後に石田せんせーが入室、廊下は走らないで下さいってプリプリ怒ってた。

 石田せんせーは僕の状態をしつこく聞いてきたけど、何ともないよって返事した。だって()()痛くも痒くもないからね。念の為しばらく入院することになったよ。

 石田せんせーが去った後、ここにいないザフィーラの事を聞くと留守番させていますとシグナムが言った。まあ流石に動物を病院内に入れるわけにはいかないからね。ザフィーラェ……

 

「石田せんせーは何て言ってた?」

 

「はい、今年中には退「死ぬって言ってたでしょ」

 

『⁉︎』

 

 おおー、皆吃驚してるわ。原作知識で知ってるんですよ。

 

「自分の体だからね。自分が一番分かってるよ」

 

「……いつからですか」

 

「ん?」

 

「いつから症状があったのですか」

 

 ありゃりゃ、石田せんせー余計な事を言ってくれたみたいだ。これは誤魔化せないね。

 

「あったといえば初めからだけど、ここ最近で言えば3ヶ月くらい前からかな」

 

 誰も言葉を発しない。痛い沈黙が病室を支配した。僕が何と言おうかとと考えているとシグナムが口を開いた。

 

「どうして……何故、言ってくれなかったのです⁉︎ 痛いなら痛いと、苦しいなら苦しいと! 我々はそんなに頼りないですか⁉︎」

 

 わーお、シグナムの泣き顔なんて初めて見たよ。てか皆泣いてるじゃん。

 

「リインフォース! 知っていただろう! 何故黙っていた⁉︎ それでも管制人格か!」

 

「シグナム、黙ってるように言ったのは僕だ。リインは悪くないよ」

 

 聞いての通り、実は闇の書がリンカーコアを侵食して僕を蝕んでいることは言ってない。蒐集しないと勝手に転生するよって言ったから嘘は言ってない、嘘はね……

 

「シグナム、おいで」

 

 寄ってきたシグナムの頭を抱き寄せて撫でる。普段こんなこと出来ないからね、貴重な体験だよ。

 

「別にみんなが頼りないわけじゃないよ。黙ってたのは僕のわがままさ。どうしてもみんなと一緒にいたいから、ギリギリまで足掻いた。おかげでプログラム修正の目処も立ったよ。あと一歩……あと一歩で泣いても笑っても全てが終わるんだ。こんな主だけど、どうか力を貸してくれないかな?」

 

 シグナムははいと返事してくれた。悪いね、こんなゲスい僕には過ぎた忠臣だよ。

 

「みんなおいで」

 

 このあと滅茶苦茶撫で撫でした。

 

 原作通り病室に残るのはシャマル。原作とは違いアギトが病室にいた。驚いたことに人形のふりをしてヴィータが持って来た。確かにヴィータなら人形を持っていても不自然ではない。しかし小さいだけでアギトは生きてる人間と変わらない。あまりにも精巧すぎて逆に不自然だ。人が来たときは布団の中に隠れるか、人形のふりをするように言っておいた。

 おや、すずかちゃんからメールが。いつも図書館にいるのにどうしたの?か。今、入院してるよっと。送り返すとすぐに返信が来た。何処に入院してるの?大丈夫?……さて病室を教えるのはいいけど容態はなあ。海鳴大学病院の○○号室だよ。大丈夫だ、問題ないっと。またすぐに返信が。明日学校帰りお見舞いに行くね、って明日かよ早ッ⁉︎

 

「明日の夕方、すずかちゃんがお見舞いに来てくれるってさ」

 

「すずかって誰だっけ?」

 

「ほら、前に助けたはやてちゃんのガールフレンドよ♪」

 

 アギトはおお!あの娘かと納得した様子だ。シャマルは何か勘違いしているようだが……あとちゃんはやめてよ。いくら僕が原作はやてちゃんまんまとは言え、男の子なんだから。僕がスカート履いてたら女の子にしか見えないのも問題だけど、クロノくんも今なら見た目ショタだし、女装させたら男だってわからないレベルだ。ユーノくんに至っては普通に女の子ですって言われても納得しそう。この世界の子供はみんなそう見える。

 夜はアギトが一緒に寝てくれている。流石に病院のベッドで一緒に寝るのは問題だからシャマルは付き添い用のほうだ。

 と、今日は原作の夢を見た。防衛プログラムフルボッコのあれだ。なのはさんを襲ってないから管理局にも気付かれてないし、レイジングハートにはカートリッジも着いてない。フェイトちゃんのほうもそうだ。だから闇の書対策本部も海鳴にはないし、フェイトのマンションもただ住んでるだけだろう。

 ここで事を起こすわけにはいかないので、スカえもんに滅んで荒廃した丁度いい無人世界を紹介して貰っている。地球が巻き込まれないように離れるつもりだ。原作キャラ巻き込んでまで地球崩壊とかは避けたい。

 翌日の夕方、すすかちゃんはお見舞いに来てくれた、なのはさん達を連れて。おい、どういうことだ!クリスマスイブに連れてくるはずじゃなかったの⁉︎

 すずかちゃんはいきなり大勢で押しかけてごめんねと謝っていたけど、僕はそれどころではない。これが原作との差異か。

 

「あんたがすずかのボーイフレンドね」

 

 このツンツン気味でやや上から目線なのはツンデレお嬢様ことアリサ・バニングス。

 

「やだ、アリサちゃんたら。そんなのじゃないよ」

 

 すずかちゃんはアリサちゃんの背中をバァンと叩いた。比喩ではない、本当にそういう音がした。手加減無しだ。アリサちゃんはそのまま床に突っ伏した。うわぁ痛そう。ナースコール押した方がいいかな?

 アリサちゃん⁉︎アリサ!となのはさんとフェイトちゃんがアリサちゃんを助け起こした。それをユーノくんが引きつった笑顔で見ている。ユーノくん⁉︎何とユーノくんが来ていた。自己紹介を一通り終えるとアリサちゃんは復活してきた。

 

「すずかったら、ここ最近あんたの事ばっかり話すのよ。どんだけ好きなのよって」

 

「やだぁ、そんなことないよ」

 

 またしてもバァンと音がしてアリサちゃんは床にキスをした。頭いいのに学習能力ないんですかね?

 

「今日だって皆で行こうって言ったのはアリサちゃんなんだよ」

 

「べ、別にあんたのためなんかじゃないんだから! すずかのボーイフレンドがどういう奴か見たかっただけなんだからね!」

 

「ツンデレ乙」

 

「うるちゃい!」

 

 ここまでテンプレ。月村邸でクリスマスパーティーをするから是非来てねと言うお誘いだった。石田せんせーが許可してくれたら行くよと返事した。

 

「すぐに返事出来なくてごめんね。見ての通り病弱で、なかなか外出許可がおりないんだよ」

 

「ふ〜ん、そのわりにほぼ毎日図書館に行ってたみたいだけど?」

 

 言われてみれば、体調不良をおして図書館行ってると聞こえなくもない。そうなればアリサちゃんの勘違いも理解出来る。

 

「体調がいい時はなるべく動くようにしてるから」

 

「にゃはは、はやてちゃんと会えなかった時のすずかちゃんは分かりやすかったの」

 

「なのはちゃん⁉︎ それ秘密だって言ったじゃない」

 

 バァンと背中を叩かれたなのはさんは床に倒れると動かなくなった。なのはァ⁉︎とユーノくんとフェイトちゃんが慌てて助け起こしてた。なんだこの人たち、コントを見せに来たのか?でも面白いからいいや。それとなのはさんや、ちゃんはやめてくだしあ!

 

「はやてって男の子だよね?」

 

 質問してきたのはフェイトちゃん。そんなに女顔ですかね?フェイトちゃんを初めて見たけど、金髪に紅眼は酷く魔性を感じさせる。子供だからまだいいけど、成長したら魔性の女どころじゃないぞ、これは。

 気になったのでユーノくんは男の子ですかと聞いたら、苦笑しながらそうだよと言ってた。何か苦労してるっぽい。

 楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、みんな家に帰ってしまった。やれやれ、こういう一人の時間は寂しさを感じて好きじゃない。念話でシャマルを呼び戻そうか、と考えているとドアがノックされた。石田せんせーかなと思い、どうぞーと返事をした。中に入ってきたのは意外な人物だった。

 

「グレアム……おじさん?」

 

 そしてその後ろに控えるのはリーゼ姉妹。どういうことだこれは⁉︎こんな展開聞いてないよ。髪の短いロッテが僕に近寄ってくると思いっきり抱きしめられた。

 

「ロッテお姉ちゃん?」

 

 なんだこの状況は。ロッテの胸が柔らかくて気持ちいいけどおっぱいおっぱいという感じじゃないな。

 

「久しぶり……というのはおかしいね。会うのは初めてだから、はじめましてというべきか」

 

 グレアムおじさんことギル・グレアム。闇の書の転生先を偶然にもいち早く発見し、はやてを犠牲に封印を目論むA's編の黒幕だ。だがそれはあくまで別のはやての話。僕のいる世界線では蒐集を積極的にしているせいか、猫姉妹の介入は一切無い。

 

「君が倒れたと聞いたものでね。急いで来たんだが」

 

「それは……どうも心配をかけたようですね。すいません」

 

「心配したよ!」

 

 何かリーゼ姉妹に両側から挟まれた。おっぱい!おっぱい!ハッ⁉︎いかん、トリップしてた。今はシャマルもアギトも席を外している。何かされたらリインフォースのいない僕はまともな魔法が使えない。守護騎士もいない今、僕は狩られるだけの哀れな羊だ。一体何をしに来たのかと戦々恐々としていると、グレアムおじさんは普通に会話しはじめた。今までこれなくて済まないとか、体調はどうかとか、寂しくはないかとか、リーゼ姉妹はちゃんとやってるかとか色々話した。この人は普通にいい人だな。

 その後、グレアムおじさんとリーゼ姉妹は普通に帰って行った。こっちに滞在してるからまた来るねと言って去って行った。え、これだけ?

 何がしたかったのか良くわからない。とりあえずシャマルを念話で呼び戻した。グレアムおじさんのことは話さなかった。闇の書の封印を目論んでいますと言えば信じてくれるだろうが、どうもそんな感じには思えなかったから話さなかった。

 しかし起動時に邪魔をされては困る。これは計画の変更が必要だ。僕はすぐに予定を考えるとスカえもんに連絡を取るようシャマルに頼んだ。

 スカえもんに連絡を取って数日後、なんと5番ちゃんことちんちくりんのチンクちゃんがやって来た。まだゼスト隊とやりあって無いから眼帯してないよ。5番ちゃんは通信機でスカえもんと直接話せるように来てくれたみたいだ。

 

「やあ、しばらくぶりだね。私を呼ぶくらいだ。何かあったのだろう?」

 

 流石スカえもん、話が早い。実は管理局の手の者が僕の故郷に滞在しててね、このままじゃ計画に邪魔が入るかもしれない。

 

「なるほど、邪魔が入らないようにすればいいわけか」

 

 そうそう、地球の近くで何かして管理局の目を引いて欲しいんだ。これに関して今は対価が払えないから後払いになるよ。

 

「チンク、彼に例のものを」

 

 5番ちゃんが僕に渡してきたものは、スカえもんにあげたジュエルシードとヘッドセットのようなものだった。

 

「ジュエルシードは既に解析済みだ。量産体制にも入った。もう必要ないから君に返すよ。その機械だが起動する時につけておいて欲しい。陽動の報酬代わりだ。君の状態を常にモニターしてこちらに送ることが出来る。闇の書の起動なんて滅多に観測出来ないからね。君が失敗しても暴走までのプロセスをこちらに送ることが出来る。それがあれば今後、闇の書に対して有効活用できるだろう。もっとも君のような主がいればの話だがね」

 

 なるほどなー。さすがスカえもん、準備がよろしいことで。

 

「チンクは少しそちらで世話してくれたまえ。セインもそちらに行きたがっていたが、貴重な能力だからね。おいそれと手放すわけにはいかない」

 

 ああ、確かに6番ちゃんはそういう性格だったな。

 

「準備が出来次第そちらに連絡する。君はいつでも始められるように準備していてくれ。君の戦力は貴重だ。これから先、手を借りることもあるだろう。生き残ってくれることを期待しているよ」

 

 話が終わったらすぐに通信を切られた。スカえもんらしいや。

 5番ちゃんはこちらの世界の服を着ている。モコモコして可愛らしい。大丈夫か?痛くないか?と姉っぽさを発揮しているが、見た目は僕とそう変わらないので微笑ましいかぎりだ。

 数日滞在した5番ちゃんは観光でもすればいいのに、僕の世話を焼いてくれた。まあ別にいいんだけど、しもの世話までしなくていいよ。何が悲しくて女の子に見られながらおしっこしなきゃいけないのさ。トイレに行きたいって言ったら、にこにこしながら尿瓶を持って来て……やめだ、もう忘れよう。

 そんな5番ちゃんは帰る時、僕の頬にチュッとして帰った。それをすずかちゃんがタイミング悪く見ていて、黒いオーラを出しながらあの子は誰?何?とか言うもんだから、ビビっちゃったよ。人間の髪が何もしなくても動くなんてトンだ現象もあったもんだ。5番ちゃんは外国の知り合いの娘さんで、僕のお見舞いに来てくれたんだよ。外国ならあれくらいのスキンシップは当たり前だよと誤魔化した。すずかちゃんも帰りにチュッとして帰った。たまげたなぁ。何かだんだん追い詰められて来たような気がするよ。僕にはリインフォースがいるからダメだよ。僕の操はリインフォースに捧げるからね!逆レイプ駄目、絶対。

 12月も下旬になり、ついにスカえもんから連絡が来た。明日、陽動するらしい。明日が最期か……石田せんせーに外出許可を申請するとすんなり許可をくれた。悲痛な顔をしてたけど僕はまた帰ってくるからね。石田せんせーありがとうと言って家に帰った。石田せんせーの診察室から嗚咽が聞こえたけど僕は大人なので見て見ぬ振りをする。

 守護騎士達に最後のページを埋める為の魔法生物捕獲を命じた。家に残ってるのはリインフォース一人だけだ。リインフォースに抱っこされながら食事をとり、お風呂に入れてもらって、後は寝るだけ。

 

「リイン、脱がせて」

 

 リインフォースに寝間着を脱がせて貰って全裸になる。

 

「リインは僕が脱がせてあげる」

 

 リインフォースのパジャマのボタンを一つ一つ外していくと、おっぱいさんこんばんは。下も僕が脱がせやすいように動いてくれる。僕とリインフォースは裸でベッドに入った。

 

「いくよ、リイン」

 

「はい、主。来てください」

 

『ユニゾンイン』

 

 んん?誰かな邪な想像をしたのは?今日のユニゾンは特別でね。一味違うんだ。

 リインフォースとユニゾンした僕の意識は深く落ちて行った。

 

「おはようございます、我が主」

 

「おはよう、リイン。ここで会うのも久し振りだね」

 

 目が覚めるとリインフォースの胸の中。ここはリインフォースが実体化する前まで会っていた深層意識、まあ夢の中みたいなものかな。格好も以前のままで服を来ていない。生おっぱいです、本当にありがとうございました。現実で服を脱ぐ必要はなかったんじゃないかって?あれだ、気分の問題だよ。

 リインフォースのおっぱいを心行くまで堪能した後、いよいよ本番に入る。本番と言っても予行演習だ。僕がうーんと唸ると身体が成長し青年サイズになるとストップした。

 

「さて今度こそ本番だ。リイン、今夜は寝かせないからね」

 

 僕はリインフォースに触れると、中に入り込み彼女の大事な部分に触れた。

 

「そこです、主」

 

「ここでいいの?」

 

「はい、そのまま続けて下さい」

 

「それじゃいくよ」

 

「凄い! 素晴らしいです、主!」

 

「いっぱい練習したからね、リインも手伝ってくれたじゃないか」

 

「ああっ! もう……」

 

「終わりそう? いいよ終わらせようか。これでフィニッシュだ! ふぅ……」

 

「成功です、我が主……完璧な修正でした」

 

 え、何してるかって?防衛プログラム修正の予行演習だよ。実際リインフォースとユニゾンして行うし、防衛プログラムは彼女の中にあるからね。プログラムはリインフォースの大事な部分だよ。

 

「さあ、もう一回シミュレートしよう」

 

「はい」

 

 このあと滅茶苦茶練習した。

 

 そして目が覚めるとリインフォースの胸の中。ちなみに現実だよ。リインフォースは必ず僕より先に起きている。プログラムだし寝てないのかも、休眠状態とかはありそう。

 今日はスカえもんの陽動の日。守護騎士の皆は既に無人世界で待機している。陽動が始まるまではリインフォースとイチャイチャしてよう。

 リインフォースの胸に顔を埋めていると、僕のお腹がぐぅ〜と鳴った。リインフォースはお食事を用意しますと言って服を羽織ると部屋から出て行った。昨日のまんまだから裸だ、流石に寒い。

 僕がベッドで震えているとリインフォースはトレイを持って戻って来た。トーストにジャムを塗っただけのものとコーヒーだ。僕が入院してたから、食べ物をろくに置いてなかったみたいだ。こんなものしか用意出来ませんでしたとか言ってるけど、それで十分だよ。

 僕が震えているのが分かると、リインフォースもベッドに入り直して後ろから優しく抱擁してくれた。プログラムなのに何でこんなにあったかいんだろうね。リインフォースにアーンして貰いながらトースト食べる。ついでにパンを持つリインフォースの指までペロペロ。美女の指を舐める変態がいた……というか僕だった。

 僕からもリインフォースに食べさせてあげる。わざと大きく千切ったトーストをリインフォースに咥えさせて、口に入らないはみ出した部分をパクり。ついでにそのままちゅっちゅする。珍しいことにリインフォースが照れていた。可愛すぎる!

 僕も口に咥えてリインフォースに差し出すと、躊躇いがちに食べてキスしてくれた。これぞまさしくいちゃラブ。なんてやってるとリインフォースの胸にジャムが零れた。すぐに拭くものをとろうとしたリインフォースを制止して、彼女の胸についたジャムをペロリと舐めとった。うん、美味。リインフォースはびくりとしたけど、声は出さなかったね。ついつい夢中になってペロペロしてたら、何時の間にかリインフォースの胸の先端に吸い付いてたよ。あたしって、ほんとバカ……じゃなくて僕って、ホント変態。リインフォースは嫌がる素振りも見せずに僕の頭を撫でてくれたよ。その母性溢れる慈愛の目はやめてぇ!浄化されるぅ⁉︎

 リインフォースの胸に吸い付いていると、突然、空中にスカえもんのモニターが映し出されてた。

 

「やあ……おっとお楽しみ中だったかな。折角のところ申し訳ないが、陽動に管理局が引っかかった。すぐに転移して作戦を開始したまえ」

 

 全くいいところでスカえもんは邪魔するね。絶対ワザとだろう?汚いさすがスカえもんきたない。まあ巫山戯てる場合じゃないね。リインフォースに服を着せてもらい、彼女もミッドで言うバリアジャケット、ベルカで言うところの騎士甲冑を展開した。

 

「行こうか、リイン。僕達の未来へ」

 

「はい、主。我が身は御身と共に」

 

 リインフォースに抱っこされて転移した先には巨大な魔法生物が捕らえられていた。

 

「お待ちしておりました。主はやて」

 

「シグナムは固いな。おっぱいはこんなに柔らかいのに」

 

 シグナムのおっぱいをムニムニと触る。

 

「あの……ふざけている場合では」

 

「大丈夫だよシグナム。どちらかというともっと力を抜いて欲しい。そうじゃないと僕まで固くなっちゃうよ」

 

「はい……善処します。あの、そろそろ……」

 

 シグナムな難色を示したのでおっぱいから手を離した。名残惜しい。

 

「これが終わったらご褒美をあげるよ。何がいいかな」

 

「ホントか⁉︎ ならアイスを腹一杯食べさせてくれ! もちろんはやての手でな!」

 

「ならあたしはユニゾンしてくれ!」

 

 飛び付くお子様組をシグナムが終わってからにしろと窘めるのを見て頬が緩む。ああ、僕は幸せだ。だからこの手から今が零れないように力を尽くそう。

 

「リイン」

 

「はい、我が主」

 

『ユニゾンイン』

 

 リインフォースとユニゾンすると髪の色と瞳の色が変化する。それと共に騎士甲冑を展開。僕の騎士甲冑は原作はやてちゃんのタイトスカートを半ズボンにしただけだ。と言うか何で半ズボンなの?ユーノくんやエリオもそうだけどショタは半ズボン履かないといけない決まりでもあるんですかね?クロノくんは長ズボンなのに……年齢の問題?

 

「最後の蒐集だ。蒐集が完了したらシャマルは封鎖領域を展開、シグナム、ヴィータ、ザフィーラは僕を中心にして結界を三人で展開して維持。アギトは万が一に備えてシャマルの護衛だ」

 

 これで万が一失敗しても二重の結界で暴走を僅かながら抑えられる。その間にアギトはスカえもんのところに転送するつもりだ。守護騎士達は失敗して消滅しても復元される。けどアギトは守護騎士じゃないから、そのままだと死んでしまう。流石にそれは可哀想だもんね。一人は寂しいかもしれないけど、スカえもんに頼んであるからナンバーズなら仲良くしてくれるだろう。

 

「いくよ、皆。蒐集開始」

 

『Sammlung.』

 

 魔法生物からリンカーコアが抜き取られ、闇の書の最後のページを埋めていく。最後のページが全て文字で埋まると本がバタンと閉じた。

 

『Freilassung.』

 

 再び本が開くとページがパラパラと進み、最後までページがめくられると闇の書は大量の蛇が絡まったような形状をとった。

 

「これが……」

 

『そうです。これが防衛プログラム……暴走の原因です』

 

 暴走が始まるまでは少しだが猶予がある。それまでにプログラムを修正する!

 

 僕達の戦いはこれからだ!




ご愛読ありがとうございました。
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