初めましての人は初めまして!お久しぶりの方はどれだけの作品を投稿してるんだ!ってツッコミを入れられそうな私です。
製作者のバラターズ様には制作の許可をお伺いして、尚且つ改変も多くなってしまう旨を伝えたのにも関わらず、快く承認してくださったことに心より感謝します!
では、作品をお楽しみください!
アドモス商会の廊下を歩く2人———鉄華団の団長であるオルガと団員であるライドは迎えの車へと向かいながら会話をしていた。
「なんか静かですね。街の中にはギャラルホルンもいないし本部とはえらい違いだ」
「ああ、火星の戦力は軒並み向こうに回してんのかもな」
「まあ、そんなのもう関係ないですけどね!」
「上機嫌だな」
「そりゃそうですよ!みんな助かるし、タカキも頑張ってたし、俺も頑張らないと!」
「ああ」
(そうだ。俺たちが今まで積み上げてきたもんは、全部無駄じゃなかった。これからも俺たちが立ち止まらないかぎり道は続く)
———そんな想いを抱くオルガに避けられない運命が迫っていた。
2人がアドモス商会を出た途端に車のブレーキ音が鳴り響く。オルガがそちらに目を向けると、数人のヒットマンが車から降りて銃を構えていた。瞬時に何が起こるかを察したオルガはライドを抱え込み、自らの背中を盾にして庇う態勢に入った。
「ぐわっ!」
チャドに銃弾が当たり、それを皮切りに銃弾の嵐がオルガを襲った。
「団長!?何やってんだよ、団長!!」
「ゔぅぅっ!!」
数多の銃弾が背中を貫こうともライドを庇い続ける。オルガは懐にしまってあったミカから借りた銃を取り出し、ヒットマンの方へと構える。
「ヴアァァアァァァァァ!」
オルガは銃の引き金を引き、放たれた3発の銃弾の1発がヒットマンに当たり、車に乗り込んだヒットマン達はアクセルを蒸して急いで撤退をしていく。
「はぁ……はぁ……はぁ……。なんだよ、結構当たんじゃねぇか……」
「だ……団長……!あっ……あぁ……!」
オルガの足元から夥しい量の血が流れ出す。過去に何度も見たことのある致命傷レベルの傷だ。道具や設備もないこの状況では、どうしようもない。
「なんて声出してやがるっ……ライドォ!」
「だって……だってぇ……!」
「俺は……鉄華団団長……オルガ・イツカだぞ!こんくれぇなんてこたぁねぇ!」
「そんな……俺なんかのために……!」
ライドは涙を溢れさせる。自身を庇ってしまったが為に起こった、オルガの姿に悲嘆の声をあげる。
「団員を守んのは俺の仕事だ……!」
「でも!」
「いいから行くぞ……!皆が待ってんだ……!それに……!」
オルガは歩き出す———。
進み続ける為に、皆に路を示す為に———。
(ミカ、やっと分かったんだ。俺たちにはたどりつく場所なんていらねぇ。ただ進み続けるだけでいい。止まんねぇかぎり、道は続く)
オルガの頭に映ったのはミカの———昔からの兄弟分であり、大切な相棒の姿だった。
『謝ったら許さない』
ああ———分かってる。
「俺は止まんねぇからよ……!お前らが止まんねぇかぎり……その先に俺はいるぞ!」
オルガは地面に倒れ伏した。しかし、オルガの手はその先、明日へと向きながら。血は意思を表すかのように指先へと伸び続ける。
「だからよ、止まるんじゃねぇぞ……!」
最後に声を張り、最後の団長命令を響かせる。団員達が立ち止まらないように。
こうして、鉄華団団長、オルガ・イツカの人生は幕を閉じた———。
後書きですね。ここでは今後どうしてくかを話したりとか話数が進んだらエイプリルフール企画でやっていたNGシーン的なものをこの作品で作るのもアリかもしれませんね。
では、この作品を作ろうと思った経緯を。
私が仕事だなんだと忙しく、尚且つ更新が投稿途中だったので放ったらかしにしてたものをGWの期間で久々に異世界オルガシリーズを見たところ、沼にハマったのがこの結果です(元からハマってた感はありましたが)。
この作品は制作者様の許可を頂いてまで、投稿をさせて貰ってるので絶対に完結を目指して行きます。投稿作品もこれが一番頻度高くして行きます。
ではプロローグの解説……はいりませんね。オルガ関係の動画を見たことあるなら必ずしも通るリスポーン地点です、はい。その結果、こんなに短くなりました。ですので続けて1話を投稿して行きます。
誤字脱字などがあれば報告の程をよろしくお願いします!