デレマスとのクロスオーバー『 基本はコメディ』 作:エビアボカドロックンロール
単短編比企谷 小町「……叙々苑」八幡「かしこまりました!」
小町「ただいま~」
八幡「おう、おかえり」
小町「およ?なぜ出て行ったお兄ちゃんが実家に?」
八幡「近所でロケがあったからついでに帰ってきたんだよ。あと、出て行ったんじゃなくて追い出されたんだ」
小町「ふーん。まあ、そんなことはどうでもいんだけどさ」
八幡「……久しぶりに会ったのに冷たすぎない?」
小町「小町もそろそろ兄離れしないとね~」
八幡「…お兄ちゃん今ならいっぱいお金あるからお小遣いあげるよ?」
小町「うわぁ、パパ活おじさんみたいでキモい」
八幡「………すまん」
――――――
小町「ねえねえお兄ちゃん、お腹すいたー。ごはん連れてってー」
八幡「…もうすぐ仕事も一段落するから、そしたら行くか」
小町「やったー!どこ連れてってもらおかなー」
八幡「小梅の好きなところでいいぞ」
小町「………は?」
八幡「…?だから小梅の好きなところでいいぞって」
小町「小梅って誰。小町は小町なんだけど」
八幡「………さ、さっきまで小梅のロケに付いててな?だから勢いで言っちまってというか、なんというか……」
小町「『もしもし大志君?今からごはん行かない?お兄ちゃんがお小遣いくれるらしいんだー』」
八幡「小町ちゃん!ほんとにごめんね!」
単短編メタ 幸子「全体的にボケの荒い小説になってますよ」八幡「……気を付けます」
八幡「輿水いるかー」
幸子「はいはーい、かわいいボクはかわいくここに座ってますよー。――何か御用ですか比企谷さん?」
八幡「バンジーの仕事がふたつ来てるんだが、日本と中国どっちにする?」
幸子「ず、ずいぶんざっくりとした情報ですね…」
八幡「よりによって同じ日のオファーでな。先方は輿水の意思に任せると言ってくれている」
幸子「(おそらく中国はマカオタワー、日本は竜神大吊橋。マカオタワーに関しては3桁回数以上経験がありますし、今回はあえて日本にしましょうか……)」
八幡「ちなみに選ばなかった方は白菊にチャレンジしてもらう」
幸子「確実に命綱切れますよ!!?殺す気ですか!?」
八幡「ちょっと何を言ってるか分からないな」
幸子「何で分かんないんですか」
八幡「――もうめんどくせえから白菊が中国でいいか……」
幸子「だ、だからそんな危険なロケはボクが……」
八幡「おーい白菊ー」
幸子「比企谷さん!!?」
ほたる「は、はいっ!」
八幡「来月、中国にロケが決まったが大丈夫か?」
ほたる「私……がんばります!」
幸子「ほたるさん本当にいいんですか!?」
八幡「本場中国に絶品のバンバンジーがあるらしい。初めての食レポだが大丈夫か?」
ほたる「私……がんばります!」
幸子「あれーーー?」
八幡「輿水は竜神大吊橋でバンバンジー食べながらバンジーって企画だ」
幸子「……いまいちパンチが弱いですね」
八幡「―――お前を驚かすのはもう無理なのか……?」
単短編絵画 響子「あ、比企谷さん絵の具どこにあるか知りませんか?」八幡「ま、間に合った………」
八幡「お疲れ様でーす、あれ?――ちひろさん、ここに置いてあった大きめの段ボール知りません?」
ちひろ「見てないですよー?大切なものだったんですか?」
八幡「……修復依頼のあった絵画が入ってたんです。その持ち主がSNSでこずえの落書きを見たらしくて『ぜひ修復を任せたい!』って」
ちひろ「ほぇ~、さすがこずえちゃんですね~」
八幡「ほぇ~じゃないですよ、その絵画500万ですよ………」
ちひろ「500万円もする絵を小学生に直させるなんて、ずいぶん思い切ったことをしますね~」
八幡「………円じゃなくてドルです」
ちひろ「………ぼ、防犯カメラの映像を確認して見ましょう」
八幡「15時の時点ではまだありますね…」
ちひろ「さすがに置いてすぐには無くなりませんよ。何か動きがあるところまで早送りしてみましょう」
八幡「―――学校終わりのピンチェが入ってきましたね。もうすでに嫌な予感がするんですけど……」
ちひろ「い、いくら何でも勝手にもっていかないでしょう……」
八幡「―――こずえに話は通してるんで、修復依頼の絵画ってメモ貼ってました………」
ちひろ「……あ、響子ちゃんが段ボール持ってどこかへ行っちゃいましたね、って早!」
八幡「五十嵐いい゛ぃ゛ぃぃぃぃぃいいい!!!!!!!」
ちひろ「ドップラー効果を伴うほどのダッシュで行ってしまいました。……まぁ、最悪比企谷君には事務所からお金を貸してあげましょう。ええ、無利子なのでこれは非常に良心的と言えますね。返しきるまで働くしかなくなりますが、それも仕方ないですね」