スーパー戦隊このすばフォース   作:伊勢村誠三

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レンジャー紹介 その13

外道シンケンレッド

出典 天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックON銀幕
順番 なし
色  赤
正体 志葉丈瑠
決技 烈火大斬刀・百火繚乱



激突!レッドVSレッド!

1

誰もがその威力にシンと静まり返った。

立った一撃で街を恐怖に陥れた魔の軍勢を殲滅したその威力に圧倒されたからだ。

 

「よくやったぜめぐみん…

流石にレンジャーキー4本でブーストして気絶しちまったか。

総一さん達は…」

 

「お前の真下だぁああ!」

 

土の中からハリケンイエローに変身した総一さんがダクネスとリアを抱えて出て来た。

その後ろから疲れ切った様子のアクアも。

 

「口の中が……口の中がじゃりじゃりする……!」

 

「いくら攻めより受けが好きな私でも流石にアレはきついぞカズマ!」

 

「終わったらマジ殴りいいですか?」

 

リアが割とシャレにならないトーンで物騒なことを言ったすぐあと、爆炎の背後から歓声が上がった。

 

「おおおおお!頭のおかしい紅魔族がやりやがったぞ!」

 

「やるじゃないか紅魔族の頭おかしい子!」

 

「頭と名前がおかしいだけでやるときゃやってくれるじゃねーか!」

 

「見直したよー!」

 

……惜しみない賛辞なんだろうが、本人が聞いていなくてよかったな。

そしてめぐみんをほめたたえてる連中もなんだかんだでナナシを全員倒しきっている。

 

「ねえもしかしてさ。残るはアイツだけなんじゃない?」

 

アクアがベルディアを指す。

部下を全滅させられ、圧倒的力を見せつけられたべルディアは

 

「くははははははははは!」

 

笑っていた。

 

「面白い!面白いぞ!

まさかこの駆け出しの村で配下を全滅させられるとは!

貴様らは何者だ?名乗っていいぞ?」

 

それはそれは楽しそうに、

強敵と戦える喜びに打ち震える様に笑っていた。

こっちはもう切り札を使っちまったぞ?

これ結構マズいんじゃないか?

 

「アクシズ教の御神体にして水と癒しの女神アクア様よ!」

 

おい!アクア!お前が目立ちたがりなのは知ってたけどここで名乗っちゃいますか!?

 

「女神を名乗るか?面白い。

魔王軍幹部を前にするのだからそれぐらいの度胸がなくてはな?」

 

「だから私は本物の!」

 

「アクア話が進まないから。」

 

「あー、兎に角、水と癒しの女神様とそのお気に入りの冒険者と賞金首の愉快な仲間たちだ!覚えとけ!」

 

「いや総一さんそういう問題でもないですから!!」

 

「賞金首?よく見れば赤い上着のお前に緑目の女!

『赤の逆賊』の2人か!」

 

賞金首なのは知っていたが、そんな呼ばれ方をするぐらいに有名だったとは。

まあ魔王軍からレンジャーキーをぶんどり上げて回ってたらそうなるわな。

 

「さて、名乗りも終わったところで、

直々に相手をしてやる!かかってこい!」

 

 

考えうる限り最悪の展開だ。

ベルディア一人にターゲットロックされるのも勿論なんだが

 

「ほーう。一番狙いはそこに居る連中なんだが…」

 

俺達以外の冒険者。

援護に来てくれるのはありがたいんだが、

見なかったわけではないだろう。

こいつに人間一人が油を染み込ませた紙に火をつけたみたいに燃えつくされたのを。

 

自分を囲む冒険者たちを面白そうに見回すベルディア。

 

「万に、いや億に一でも俺を見事討ち取れれば、

さぞかし大層な報酬が出るんだろな。

……さあ、一獲千金を夢見る駆け出し冒険者どもよ。

纏めてかかって来るがいい!」

 

一獲千金という言葉に色めき立った冒険者たちが飛び掛かるが

 

「はぁあああ!」

 

大降りに横一閃。

それで十分だった。攻撃を受けた冒険者たちは傷口から炎を吹き出し蝋燭の様に身体が溶けながら息絶えていった。

 

「それだけではないぞ?」

 

ベルディアはショドウフォンを取り出し『既死騎士』と文字を書くと、残った骸骨がアンデッドととなってその場に落ちていた武器を拾う。

 

「マジかよ!」

 

これには全員が絶句している。

敵との力量差は一目瞭然。

斃されに行ったところで死後敵の兵隊にされるから時間稼ぎどころか仲間の負担にしかならない。

 

「私に考えが有る。」

 

そんな中、ダクネスだけが毅然としていた。

 

「私が囮になる。

だからその間にアクア、カズマ、ソウイチで奴を叩け。

お前らの神器で変身する、レンジャーだったか?

なら奴にも通じる公算が有るのだろう?」

 

「あるけどダクネスお前死ぬ気か!?」

 

「まさか。I`ll be back.というやつだ。」

 

 

そう言っていい笑顔で笑うダクネスに総一さんは一本のレンジャーキーを渡す。

 

「これは、レンジャーキーが光ってる?」

 

「どうやら同じレッドレンジャーの力をあんな風に使われるのが我慢ならないらしいぜ。」

 

「そうか…リア、めぐみんを頼んだ。」

 

「はい!」

 

俺はリアに動かないめぐみんを預けると総一さん、ダクネスと並び

 

「レンジャーキー、セット!

レッツ、ゴーオン!」

 

「ボウケンレッド、スタートアップ!」

 

緊急出動(エマージェンシー)!デカレッド!」

 

総一さんは赤い羽織を羽織ったハイパーゴーオンレッドに、

ダクネスは堅牢な鎧、アクセルテクターをまとったボウケンレッドに

そして俺は

 

「SPライセンス、セット!」

 

特殊アーマーと連帯性に重きを置いたスワットモードに変身した!

 

「非道な悪事を憎む!」

 

「マッハ全開の!」

 

「果てなきボウケンスピリッツ!」

 

「正義のロードを突き進む!」

 

「スーパー戦隊!」

 

「「「レッドレンジャーズ!」」」

 

「アタック!」




怪人紹介 その13

ナナシ連中

出典 侍戦隊シンケンジャー
地位 下級兵士
武器 刀、鉄砲、ウガッツに似たバイクなど
備考 武器が豊富
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