シンケンゴールド
出典 侍戦隊シンケンジャー
順番 6番目
色 金
正体 梅盛源太
決技 百枚おろし
1
身体中が怠くて重い。
起き上がるのもおっくうだ。
けど起きない訳にはいかない俺、
佐藤和真は起き上がって布団を退けた。
「んん……まだ眠いぃ……」
「もう朝だぞアクア。
てかなんで俺のベッドにもぐりこんでるんだ?」
「りゃってカジュマさんあっらかいもん。」
「はいはい起きるぞ。」
俺は朝から布団に寄生しようとするアクアを引っ張って着替えると下の階に降りた。
昨日は確か最後アクアの起こした大洪水に流されて、ベルディアこそ倒せたが全員が満身創痍のまま帰宅したんだった。
俺もアクアにおんぶされて帰ったような記憶が有る。
「おはよーってあれ?
めぐみん?ダクネス?いないのか?」
見た感じ2人がいる気配がない。
朝食をとった形跡も無いのでギルドにでも向かったのだろうか?
「そう言えば報酬が結構な額貰えるんだっけ?」
「ほう、しゅう?……ああ!そうよね!
魔王軍の幹部をやっつけたんだもの!
きっと今日から億万長者よ!行きましょうカズマ!」
金と聞いた瞬間元気になったアクアに手を引かれながら屋敷を出ると
「カズマ!アクア!」
街の方から血相を変えためぐみんが走ってきた。
「そんなに慌ててどうしたのめぐみん?」
「ふ、2人ともダクネスを見ませんでしたか!?」
「一緒じゃないのか?」
「今朝、こんな置き手紙が!」
そう言ってめぐみんが見せて来た手紙にはダクネスの不器用なくせに気品のある綺麗な字で
『パーティーを抜けさせてほしい。
モバイレーツも返してくる。 ダクネス』
と書かれていた。
「これ、結構まずいんじゃない?」
「ああ。めぐみん!まだ探してない所は?」
「ギルドとそれより向こうは、
ソウイチ達の家の方はまだです。」
「よし行こう!」
俺達はダクネスを探しながら町中を走った。
身長的には俺より高いし、
あの長い金髪に鎧を着こんでいれば割とすぐに見つかると思ったのだが
「何処にもいねえ。
ホント何処に行ったんだダクネスの奴?」
一回アクアたちに連絡をと思ってモバイレーツを取り出すが
(二人がいつも使ってたモバイレーツって総一さんから借りてた奴じゃん!
てかこれでダクネスに電話すりゃいいじゃん!)
なんでこんな簡単なことに気付かなかったんだろう?
これで色々連絡できたじゃないか。
俺は気付かない間にすっかりこの文明の利器の無い世界に順応していたらしい。
「はー、自分の間抜けさに腹が立つ。」
取り合えず俺はダクネスに連絡することにした。
しかし返って来たのは
『おかけになったモバイレーツは電波の届かない所に有るか、電話に出られない……』
「留守電かよ!」
次に応援要請を貰おうと総一さんにかけてみた。
「………もしもし?」
『はいもしもし七海です。』
「総一さん?和真です。」
『おお和真!良いタイミングでかけてくれた。
今日ジョーを見なかったか?』
「え?見てませんけど何かあったんですか?」
『なんでも合わせる顔がないとかどうとか言って出てったっきり戻ってこなくて。』
「ジョーさんもですか?」
『…いま「も」って言ったか?』
「実はうちもダクネスの奴が行方不明で。」
『分かった。見つけたら知らせる。』
「俺もジョーさん見つけたら連絡します。」
一回電話を切り、再びダクネスを、今度はジョーさんも探して街を走り回ったのだが
「見つからない!全然見つからない!」
「もう探してないとこありますか?」
「街の外ぐらいだな。」
二時間以上駆け回って二人は見つからず俺たちは朝食を取りにギルドの酒場に集まっていた。
「やっぱり2人ともベルディアの件が応えちゃったのかな?」
ジョッキの飲み物を煽りながら溜息をつくルカさん。
そりゃそうだ。
普段はアレだがクルセイダーとしての責任は人一倍だったダクネスに、ストイックに鍛え続けていたジョーさん。
2人とも、一度膝をついてしまった自分を責めてしまってるんだろう。
「預けてたレンジャーキーとか使ってた剣なんかも全部家にあったし、心配だな。」
「それに、あのカメレオン女の事も有りますしね。」
全員が粗方食べ終えて席を立とうとした時
「大変だ!大変だぁああ!」
ギルドの扉を勢いよく開け放ちながら幾らか前にゾンビメーカー討伐を手伝ったプリーストの女の子が肩で息をしながら駆け込んできた。
「ま、魔剣グラムのミツルギさんのパーティーと!
『赤の逆賊』のジョーさんとパンツ脱がせ魔のカスマさんのパーティーのダクネスさんが暴れてる!」
怪人紹介 その14
アンデッド
出典 この素晴らしい世界に祝福を!
地位 なし
武器 なし
備考 浄化魔法が最も有効