スーパー戦隊このすばフォース   作:伊勢村誠三

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アイテム紹介 その15

ラッパラッター

出典 海賊戦隊ゴーカイジャー
能力 大いなる力の奪取
備考 バスコ専用装備


宇宙海賊現る!

1

魔王に、バスコに使役されるレンジャー達に連れられて俺、佐藤和真は仲間と共に囚われた。

持っていた武器やレンジャーキーも取り上げられ、

一本の鎖で繋がれる。

 

「ようこそ俺の私有船『フリージョーカー』へ!

取り敢えず牢屋に入ってもらって話はそれからだ。」

 

乱暴に引っ張られた俺たちは無理矢理狭い牢屋に押し込められる。

睨み付けてやるとバスコは嫌らしい笑みを浮かべ

 

「なあ、お前ら不思議に思ってるよな。

なんで10人もレンジャーが気配もなく待機出来たかって。」

 

ラッパの様なアイテムと懐からレンジャーキーを取り出し、それにレンジャーキーをセットして捻る。

 

「♪〜〜〜〜〜」

 

吹き鳴らすと一度ラッパの中に引っ込んだレンジャーキーが光となって放たれ、そのレンジャーの姿になって現れた!

 

「嘘ぉ!そんな事出来るの!?」

 

「ダークモバイレーツを使って操るより楽だよ。

あれは不意を突かないと完全には操れないからね。

意識が残ったり聞かない命令あったり。

あの時だって本当は魔剣のやつとその女に赤いのを抑えさせてる内にお前らの仲間のクルセイダーとソードマスターに殺らせるつもりだったんだけどな。」

 

悪びれずにそう言うと召喚したゴウライジャー、ゴーオンウイングスをかき分けて鉄格子に寄りかかりながらモバイレーツに似たケータイ電話を開く。

どこかに電話をかける。

 

『もしもし?』

 

「よう!電話出来るぐらいには元気そうだな!」

 

『バスコか。』

 

聞こえた声は総一さんの声だった。

という事はダクネスにジョーさんは無事か。

 

「ああ、お前にいい話がある。

お前らが持ってるレンジャーキー全部持って来いよ。

そっちがその気ならお仲間と交換してやるよ。」

 

『……場所は?』

 

俺は思わず声上げる。

 

「総一さん!こんな奴の言うこと聞く必要グッ!」

 

鉄格子の隙間から俺の顔に蹴りが入れられた。

受け身も取れずにひっくり返る。

 

「カズマ!」

 

「大丈夫ですか!?」

 

「ごめ〜ん足が滑っちゃった!

で、どうする?取引しちゃう?」

 

『いつまでに行けばいい?』

 

「明日の正午までにアクセルの北の採石場まで。

それじゃあよろしく〜〜」

 

電話を切ってよかったな手下想いのいい頭で。

と言うと4人のレンジャーに見張りを任せてさっさと出て行った。

 

「あのムカつく低身長絶対いつかゴッドブローくらわしてやる!」

 

アクアが悔しそうに言うとクワガライジャーのイカヅチマルで小突かれた。

どうやら一定以上の音が鳴ると攻撃するようだ。

 

「カズマさん、カズマさん。」

 

「はいカズマです。」

 

声を抑えたアクアが俺のそばに寄ってきた。

 

「カズマさんのスティールであいつらの武器奪えたりしませんか?」

 

「やってるけどこの鎖のせいか無理です。」

 

「ええ!?そんな!

カズマからスティールを取ったらロリコンとヒキニートとパンツ脱がせ魔とキャベツマスターしか残らないじゃない!」

 

「あとお前への怒りがな!」

 

声がデカかったのかまたイカヅチマルで小突かれた。

 

「しー、静かに。アクア、カズマ。

バスコに密告されたらたまりませんよ。

こいつらにそんなお頭が有るか知りませんが」

 

するとめぐみんもイカヅチマルで小突かれた。

こいつら意外と知能が有るのかもしれない。

 

「いて!ととと…かく言う私も爆裂魔法をとったらこの高度な知能しか残りません。」

 

「じゃあその高度な知能で何か思い浮かばないのか?

そこの目を皿にしてこっちを見てる四人をかいくぐってこの空飛ぶ船を抜け出る方法は有るのか?」

 

「ありません。」

 

「くっそ!」

 

以外にも一番奥に居たリアが立ち上がって壁を蹴った。

 

「打つ手なし?最悪!最悪!

こんなところで!こんなところで終わりなんて!」

 

「リア落ち着いて!」

 

ルカは勢いよく立ち上がりリアに耳打ちする。

 

「取引の直前まで堪えて。

相手が一番油断する瞬間をつくしかない。」

 

「でもこっちは数でも手数でも勝てないですよ!」

 

「ソーイチにジョーがやられっぱなしで終わる奴ら?

カズマ程じゃないにせよ、なんか悪知恵働かせて突破口開いてくれる。信じよう。」

 

 

翌日正午。四人のレンジャーにがっちりとガードされた五人はバスコに連れられて採石場にやって来た。

 

「ソーイチ!ジョー!ダクネス!」

 

「待たせたな。大丈夫か?」

 

「無事よ!縛られてるけど。」

 

宝箱を持った総一が前に出る。

 

「さ!こっちのカードは出したし、そっちもレンジャーキー見せてよ。」

 

総一は無言で宝箱を開ける。

中には総一の手元に残ったレッドのキーとダクネスの持つ男性イエローのキー、そしてジョーの持つ男性ブルーのキーが入っている。

 

「それじゃあまず三人ともモバイレーツをその場に捨てて宝箱をそこに置きな。」

 

三人がその場にモバイレーツ落とし、総一がもう一歩前に出る。

 

「……?どうした?宝箱をそこに置けよ。」

 

「はっ!誰がやるかよ!」

 

「ああ?てめえ何言ってんだ?こいつら見捨てるのか?」

 

「いいや。全員取り戻す。」

 

「おーいおいおいおーい!何言ってんだよ?

何かを得るのに何かを捨てないつもりかよ!」

 

「何かを得るために手段を尽くす。俺達とお前の差だ!」

 

総一は宝箱を天に向かって投げる!

人質にされてる五人の上で開いた宝箱の中からはモバイレーツが!

 

「そういう事か!アクア!」

 

「へ?痛あ!」

 

和真に尻を蹴られたアクアは口を開けて終えを向く形になり

 

「かぼぉ!」

 

その口にモバイレーツの背面の出っ張りが綺麗に入る。

それを見て動こうとするレンジャーたちだが

 

「はぁ!」

 

「そりゃあ!」

 

リア、ルカ、めぐみんに阻まれる!

 

「させるかよ!」

 

「こっちのセリフだ!」

 

止めに入ろうとするバスコに総一、ジョー、ダクネスはフリントロック式ピストル似た武器、ゴーカイガンでけん制する。

 

 

「ご、ゴーカイチェンジ!」

 

<アーーッバレンジャー!>

 

アバレブルーに変身したアクアは鎖を脱出し、

腰のアバレイザーを剣にして引き抜き他の面々開放する。

 

 

「よっしゃ今なら使えるぜ!ルカさん!」

 

「ええ!『スティール』!」

 

レンジャーキーの入った袋とモバイレーツが二人の手に握られる。

 

「こんのカスどもがぁああ!」

 

吠えるバスコに不敵な笑みで返しながら集結する八人。

 

「大胆なこと考えるわね。」

 

「ちょっとアンタって言うよりかはカズマっぽいけど。」

 

「その方が女神さまはお気に召すだろ?」

 

「当然!」

 

全員にモバイレーツが行きわたり、構える。

 

「皆、このキーを使え。」

 

和真、アクア、ダクネスにはハリケンジャーのキーが、

そしてルカ、リア、めぐみんには見たことのないキーが渡される。

 

「このレンジャーキーは?」

 

「先輩方からの貰い物だ。饅頭の箱に入ってた。」

 

「ま、饅頭!?」

 

「兎に角!行くぞお前ら!」

 

「「「「「「「「ゴーカイチェンジ!」」」」」」」」

 

モバイレーツに変形させたレンジャーキーをセットし、捻って前に掲げる!

 

<<<<<ゴーーッカイジャー!>>>>>

 

<<<ハーーッリケンジャー!>>>

 

「ゴーカイレッド!」

 

襟を指で弾くポーズを決めながら総一はゴーカイレッドに。

 

「ゴーカイブルー!」

 

ゆっくりとサムズダウンをしながらジョーはゴーカイブルーに。

 

「ゴーカイイエロー!」

 

右腕をしゅっ!と横に払うようなポーズをしながらルカはゴーカイイエローに

 

「ゴーカイグリーン!」

 

ポケットに手をゆっくり入れる様なポーズをしながらリアはゴーカイグリーンに!

 

「ゴーカイピンク!」

 

胸に手を当てるポーズをしながらめぐみんはゴーカイピンクに!

 

「風が啼き!空が怒る!

空忍(そらにん)!ハリケンレッド!」

 

傘を放り投げながら和真はハリケンレッドに!

 

「水が舞い!波が躍る!

水忍(みずにん)!ハリケンブルー!」

 

アクアは左手に右腕を乗せる様なポーズを決めながらハリケンブルーに!

 

「大地が震え!華が唄う!

陸忍(おかにん)!ぁ!ハリケンイエロー!」

 

額を叩くようなポーズをとりダクネスはハリケンイエローに!

 

「人も知らず!」

 

「世も知らず!」

 

「影となりて悪を討つ!」

 

「海賊戦隊!」

 

「忍風戦隊!」

 

「「「「「ゴーカイジャー!」」」」」

 

「「「ハリケンジャー!」」」

 

「あ、参〜上〜!」




怪人紹介 その15

ゴーミン

出典 海賊戦隊ゴーカイジャー
地位 最下級
武器 打撃武器、銃など
備考 雑兵
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