ありふれた悪魔狩人《DEVILHUNTER》で世界最強 作:ヴェルザ・ダ・ノヴァ
青空の中、今日は何でも屋〝Devil May Cry〟事務所は平和で静かだった。ハジメは雑誌を読みながらピザを頬張っている。
今日は珍しく仕事が何一つ入っていない日だった。だから、ハジメは朝一でピザ屋に寄ってから事務所に来ていたのである。
そこに、事務所の扉が開いて浩介が入ってきた。
「よっ、あけおめ!」
「ああ、あけおめ」
二人は新年のあいさつを交わすと、浩介は着てきた上着をソファに置き、倉庫から部品や工具を取り出してきてテーブルに並べてソファに座りながら作業し始めた。
「今年はなんか抱負掲げんのか?」
浩介がそんなことを聞いて来て、ハジメはそれを返す。
「いんや、まだなんも決めちゃいねぇ~よ」
「そうか、俺は決めたぞ」
「ほお~、なんて決めたんだ?」
「『たくさんお客が来て儲かりますように』ってな」
「結局金かよ…まぁ、なんも決めずに過ごすよりかはいいか」
「お前もなんか決めとけよ」
その言葉が区切りになったのか、会話が終わる。
しばらくすると、今度は優花がやってきた。
「ハ~イ、ハジメ。明けましておめでと」
「おう、あけおめ」
「おい俺は?」
「あ、ごめん。浩介も明けましておめでと」
「あぁ、おめでとう」
「で、何の用だ?今日はまったりしてたいんだが」
ハジメが用件を聞くと、優花は顔をしかめる。
「あいさつに来ただけよ。それとも何?なんか用がなきゃ来ちゃダメなの?」
「いいやぁ、聞いただけさ」
軽いおどけた今日でそう言ったハジメを、優花は「むぅー」と小さくうなりながら睨む。
そこに電話が掛かってきた。それをハジメが取る。
「はい、デビルメイクライ」
電話を取っているハジメを浩介と優花は見つめる。しばらくすると、ハジメが受話器を肩に当て相手に聞こえないようにする。
「合言葉ありの客なんだが、どうする?すぐ近くだ」
浩介と優花は互いに顔を見あうと声を張り上げた。
「もちろん!!」
「わかった。その依頼、引き受ける!」
ハジメは電話を切って、黒のコートを纏い、エボニー&アイボリーとフレイロフを手に取る。浩介も、ソファに置いておいた上着を着て銃を上着の内ポケットに入れる。
優花はすでに準備は万全の状態で来ているのかハジメと浩介を待っていた。
「待たせたな」
「それほどじゃないわよ」
「そうか」
ハジメはそう言って扉に近づく。
優花は一緒に来ている浩介に話し掛ける。
「あれ?浩介も行くの?」
「あぁ、最近動いてないからリハビリも兼ねてね」
「んじゃ、行くぞ!」
ハジメの声に浩介と優花は反応して後に続く。
ハジメは事務所の扉を蹴り開けて外に出る。その後ろには銃の準備を終えた浩介と優花がいる。
「C'mon babes!────」
ハジメはおどけた調子で言いながら、ガンスピンでエボニー&アイボリーを取り出し、クロスさせながらしゃがんで構える。
「「「Let's rock!!!」」」
3人はポーズを決める。その中で、ハジメは読者の皆様にウィンクすると、エボアボを撃ちまくった。
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