ありふれた悪魔狩人《DEVILHUNTER》で世界最強 作:ヴェルザ・ダ・ノヴァ
ハジメ、雫、ユエが原作世界に来て数日後・・・
デビルハジメは南雲家の庭で剣道の胴着を着て日本刀の木刀を素振りしていた。
「なぁ、そっちの俺ってあれ毎んちやってんのか?」
その様子をリビングから南雲家+デビル雫&デビルユエが見ていた。
「ええ、日曜はウチで師範やってるけど?」
「「「「「「「「「「師範!?」」」」」」」」」」
原作世界の南雲家は大パニックである。ガン=カタのハジメが剣⁉︎というだけでも驚きなのに八重樫道場で師範までやっているのだからビックリ仰天ものだ。
「え!?それってウチの技全部覚えてるの!?」
「ええ、八重樫流は全てできるわよ。それどころか忍術やってるわよ…」
そこにデビルハジメのツッコミが入る。
「おい!あれはありふれた剣術とちょっとした雑技だ!」
「「「「「「「「「「嫁にまで秘匿!?」」」」」」」」」」
原作世界の皆さんは顔がピクピクしている。原作ハジメと原作雫とデビル雫に関しては白目になっている。八重樫流はどの世界でもぶっ飛んでるらしい。
ちなみに、『ありふれた剣術とちょっとした雑技』というセリフは、デビルハジメ曰く「言わなきゃいけないお約束」らしい。
「ちょっと待って。ってことはそっちの世界のハジメを八重樫家に連れて行ったら私の部屋にカラクリあるか分かる?」
「場所は覚えてるぞ」
そこに素振りを終えたデビルハジメがやってくる。胴着で。
「帰還してから一応、虎一さんと鷹三さんには雫の部屋に変なギミックは仕掛けないでくれって頼んであるからな。俺もたまに点検に行くが無いから約束は破ってないと思ってるんだけどな」
それを聞いて原作雫は目が物凄い輝いている。
「今すぐ!家来て調べて!」
という事でやって来たのは原作雫の実家である八重樫本家だ。今回はデビルハジメが忍じ……ちょっとした雑技のギミック場所も把握してるので心配はないだろう。
「なあ、裏口に行かないか?」
「なんかあんのか?」
デビルハジメの提案に原作ハジメが質問する。
「この先、扉開けると吹き矢系の武器で何かされる」
「「え?」」
八重樫流雑技その一、雫の婿のおもてなしは吹矢!
これは過去に一回あったのであんまり驚かれもしないが、それでもそんなおもてなしがあるのか…、と、原作ハジメと原作雫は少しうなだれている。
そして裏から回って八重樫家に入り、しばらく進んだところでデビルハジメが止まる。
「また何かあるの?」
原作雫が聞いて来たところで、デビルハジメは「ああ」と言いながら壁に寄り掛かった。すると、ドンドンという音と「あれ?なんで開かないんだ?」という声が聞こえてきた。
「ここに回転扉が仕掛けられてんだ」
「「ハ、ハハ…」」
八重樫流雑技その二、回転扉で奇襲!
もう原作世界の二人からは乾いた笑みしか出ない。
そこからようやく雫の部屋に着くと、デビルハジメが雫の部屋の扉から1mほど離れたところで思い切り足を踏み鳴らした。
「え!?何してるの!?」
雫が驚いていると、その床が開いて中から門下生の一人が出てきた。
「ここからスナイピングしようとしたらしいな」
八重樫流雑技その三、娘の部屋の前にもトラップ!
この家、だんだんカオス化が進んでいると思うのは気のせいだろうか?と二人は思っているに違いないだろう。
そうしてやっと入った雫の部屋ではデビルハジメが万能感知であらゆるトラップを生成魔法で埋めていく。
「よし、終了だ。雫の部屋のトラップは全て取り除いた。アーティファクト化して作れなくもしてるから安心しろ」
それを聞いて原作雫は「良かった」と胸を撫で下ろしていたが、原作ハジメは少しビビっていた。嫁の部屋をアーティファクト化する異世界の自分。側から見ればやはり少しおかしいだろう。
その後、原作ハジメとデビルハジメの二人は雑談しながら帰っていった。
それから数日後…
八重樫家はこのアーティファクトの部屋を打ち破ったらしい。一体八重樫家はどうなっているのか。それはもはや、原作雫とデビル雫以外の八重樫家にしか分からない。
ちなみに、これを知った時、原作雫は泣いて原作ハジメの胸に顔を一日中埋めてたらしい
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