ありふれた悪魔狩人《DEVILHUNTER》で世界最強 作:ヴェルザ・ダ・ノヴァ
一同はステータスを確認した翌日に宝物庫の前に来ていた。
「これから、お前たちに武器を選んでもらう!自分の相棒を選ぶわけだからな、しっかり見定めろよ!」
メルドが生徒一同にそう言って宝物庫の扉を開ける。その中には様々な防具や剣、御守りの腕輪などが幅広く置かれている。
「……刀はないのね」
「俺が後で作ってやるよ」
雫とハジメがそんな会話をしている。
最初はもちろん勇者(笑)として呼ばれた天之河が武器を選ぶ。その中で天之河は神々しく輝いた剣を取った。
「ほう、それは聖剣だな。勇者に相応しい剣だな!なら、あれはどうだ?」
メルドは鎧を指差し天之河に勧める。それは〝聖鎧〟と呼ばれる鎧で、この中では最強クラスの防御力を持っている。天之河は勧められたそれを選び満足そうな顔をしていた。
その後も宝物庫を入れ替わりで入り武器選びは順調に進んでいった。清水の杖と雫の刀はハジメが錬成するとして、ハジメも一応見繕うと宝物庫に入る。
(遠距離はエボニー&アイボリーでなんとかなるが、近距離戦の武器は、剣はブルークイーンがあるから無し。斧系は持ち運びが大変だからアウトだし、かと言って槍系ってわけでもないしな〜)
ハジメが武器を決めあぐねていると、目にある場所が目に写る。そこには黒色に近い紫の扉があり鎖でクロスする様に閉じられていた。ハジメはそこに近づいていき扉の前までやってくる。
「……何かを呼んでいる?いや、待っているのか?」
「おい、坊主」
ハジメが扉を見ていると横からメルド団長がやってきた。
「この扉の中にはな、大昔にいたある剣士の剣が入っているんだ」
「剣士……ですか?」
ハジメが首を傾げるとメルドは頷いた。
「大昔、魔物がとんでもない数で襲ってきた時に、その剣士はその剣を使って魔物を斬り伏せていった。その姿は悪魔の如き強さだったと言われている。とは言ってもお伽話の可能性もあるんだがな。
その剣をここに封印しているわけだ。その剣は気に入らなければ心臓を刺して殺すっていう魔剣だ」
「その魔剣の名は?」
「わからん。なにせ、この剣が外に出たことは一度もないからな」
「そうですか…なら、剣士の名は?」
「それは知っている。確か、スパイダーとかそんな名前だ」
「…スパーダ?」
「ああ、それだ!スパーダだ。よく知ってたな」
「まあ」
「ああ。っと、そろそろ戻るぞ」
そして、2人は宝物庫から出て一同は訓練場に移動した。その際、ハジメは後ろの閉まろうとしている宝物庫をずっと見ていた。
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