僕は学校の道を走っていた。なぜかというと
「やばい遅刻する。」
そう、遅刻しそうだったからだ。
妹は起きたらいないし起こしてくれればいいのに。
「おい!吉井兄遅刻だぞ!」
校舎の前には全身筋肉質の鉄人と呼ばれている西村先生がいた。
「あっ西村先生、すいません寝坊してしまって。」
この先生は、僕の成績や色々な事情を知っている数少ない先生なんだよね。
「お前にしては、珍しいな寝坊するなんて」
「いやぁ、いつもは妹が起こしてくれるんですけどね」
「はは、なんかしたんじゃないのか。ほれ、クラス発表の紙だ」
なんかしたなら、思いつくんだけどな。
「なんかしてたら、わかりますって」
「まぁそうだな」と話しながら
僕はクラス発表の紙を受け取った。
「つーかなんで、この学校はこんなやり方でクラス発表するんですか?張り紙とかで出してしまえば楽なのに」
資源の無駄だと思う。
「それが、学校の方針でな。俺もそっちの方がいいと思っているんだが学園長が言うもんだからな」
僕は苦笑いしながらクラス発表の紙を開けていた
「それでな吉井、なぜ力を抜いたんだ。お前だったら簡単にAクラスに入れただろう」
「いや、雄二とかと一緒にバカ騒ぎしたかったしね」
雄二達といると楽しいし
「まったく、程々にしろよ」
吉井明久 Fクラス
「はーい。じゃー西村先生遅刻するのでこれくらいで」
「あぁ」
Fクラス
雄二目線
「まったく明久はおそいな」
と言うと秀吉が
「珍しく遅刻じゃろう」
といってきた
「…珍しい」
うおっと
「ムッツリーニ急に来るなよびっくりするじゃねぇか」
なんでこいつはこんなに音もなく来れるんだ
「…すまない」
と話していたら
「おはようございます」
おっきたな
「早く座れウジムシ野郎」
「くっなんだと雄二いきなり罵倒するなんて?まぁいいけどさ。で、雄二僕の席はどこ?」
まぁいいのかよ
「席は決まってないぞ」
まったく自由なんてことあるのかよ
「んーそっかーじゃー適当に」
と一緒に喋っていたら
「あのーすいませんHRしますので座ってください」
と言われたので
「ほーい」
と言いながら座った
明久目線
ふぅーなんとか間に合ったみたいだ
「えーおはようございます。Fクラス担任の福原慎ですよろしくお願いします」
ん?チョークを探してたようだけど…このクラスチョークもないのか勉強させる気あるか分からなくなってくるよ
「みなさん。しっかり全員に座布団と卓袱台は支給されていますか?なにか、不備がありましたら極力自分で用意してください」
不備大ありだよ。
「先生、俺の座布団に綿が入ってません」
「我慢してください」
「先生、隙間風が寒いです」
「あとで、ビニール袋とテープを支給しておきます」
「先生、俺の卓袱台の足が折れました」
「木工用ボンドを渡すので自分で直してください」
はぁーほんとにすごいクラスだな