バカと仮面と禁断の果実   作:オンステージ

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来ました一話!では、どうぞ!


第一話 「変身!空からオレンジ!?」

noside

 

ここ文月市にはいくつか有名なものがある。まず一つ目は数年前にすでにかなり開発されていたこの街を近未来都市とでも呼べるような街に作り上げた大企業、ユグドラシルコーポレーションとその本社であるユグドラシルタワー。次にそのユグドラシルがスポンサーとなっている文月学園。これに関しては説明はのちにしておこう。そして最後に……

 

 少年1「へへ、やっとお前も手に入れたんだな!」

 

 少年2「う、うん。お母さんに見つからないようにするの大変だったんだから……」

 

ガシャン、ガシャン!

 

この小学生ほどの子供二人が持っている錠前のようなもの。

 

 インベス1「キュウゥゥゥ!」

 

 インベス2「ギュアアア!」

 

異世界よりインベスという化け物を召喚出来るロックシード。

 

 『バトル、スタート!』

 

 少年1「おら、いけいけ!」

 

 少年2「わ、ど、どうやったらいいの!?」

 

 インベス1「グアゥ!」

 

 インベス2「グゥ!」

 

裂け目のようなものから現れた二体のインベスはリングのようなものの中で戦い始めた。

 

ドガ、ゲシ!

 

最近ロックシードを手に入れたという少年のよびだしたインベスが押され始め少年は焦り始めた。

 

ポロ

 

 少年2「あ!」

 

カシャン

 

 インベス2「グ、グギャァァァ!」

 

突然インベスが暴れはじめリングを破壊し少年たちに襲いかかった!

 

 少年1「や、やばい!」

 

カチャン

 

 インベス1「グア!」

 

バ!

 

もういったいのインベスは少年が作った裂け目により帰って行った。

 

 少年1「お、おれ知らないからな!お前のせいだからな!」

 

そういって少年はもう一人の少年を置いて走り去っていった!

 

 少年2「そんな!まってよぅ!」

 

見捨てられたことによるパニックも重なり少年はロックシードを拾うという行動が頭の中に浮かばなくなってしまった。

 

 インベス「グギャァァァァ!」

 

 少年「う、うわぁぁぁ!」

 

 明久「こんにゃろう!」

 

ゲシ!

 

 少年「……え?」

 

 妖夢「大丈夫!?」

 

 お空「早く逃げよう!」

 

 お燐「ほら、あたいたちについてきて!」

 

 少年「う、うん!」

 

 明久「ミッチ!」

 

 光実「うん!」

 

カチャン!

 

 インベス「グ!?」

 

ミッチとよばれた少年は落ちていたロックシードを拾いインベスを送り返した。

 

 光実「ふう……」

 

スタスタ

 

 明久「君、大丈夫?」

 

 少年「う、うん。お兄ちゃんたちは?」

 

 明久「僕たち?」

 

 光実「ただの通りすがりの兄弟姉妹だよ。」

 

 妖夢「それにしても、とんでもない子ですね。さっきの子君の友達なんですか?」

 

 お燐「友達見捨てて逃げるなんてさ!」

 

 少年「あの子、僕のクラスのリーダーでね、ロックシードかって一緒にインベスゲームやらないか?って……」

 

 明久「インベスゲームが危険ってしってるよね?どうしていうこと聞いちゃったの?」

 

 少年「やらなきゃお前の事もう無視するって……」

 

 お空「お姉ちゃんね、そんなこと言う人は友達とは思わないな……」

 

 明久「誰かほかに友達居る?」

 

 少年「……違うクラスになら。」

 

 明久「ならもうさっきの子とはこっちから話しかけなければいいよ。こんな時に見捨てるなんて友達のすることじゃないからさ。もうロックシードなんか買っちゃだめだよ!」

 

 少年「うん!ありがとうお兄ちゃんたち!バイバイ!」

 

そういって少年は礼を告げ去って行った。

 

 明久「うん、よかったよかった!あの子にもけがなくて!」

 

 光実「兄さん、このロックシードどうする?もう壊れてるみたいだけど。」

 

光実が持つロックシードは先ほど閉じたときにこわれてしまったようだ。

 

 妖夢「そうなると……」

 

 お燐「またあいつのとこに行かなきゃならないのかね?」

 

ぐぅぅぅぅぅぅ

 

 お燐「……お空。」

 

 お空「あはは、ごめんお燐。ちょっとおなかすいちゃって。」

 

 妖夢「ちょっとって。結構な音でしたよ。」

 

 明久「まあちょうどいいんじゃない?どうせあそこの店行くんだし。」

 

 光実「今日もあの店にいるでしょうし。」

 

そういって明久たちはある場所に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 明久SIDE

 

カランカラン

 

 明久「どうもー。」

 

 マスター「よう、お前ら!なんだ、家族そろって。」

 

ここはフルーツパーラーのドルーパーズ。果物専門の喫茶店のようなものだね。真ん中のテーブルにある果物の木みたいのは絶対初めて来た人はぎょってするね。で、この人はドルーパーズのマスターさん。

 

 光実「いえ、軽く何か食べようと思って。」

 

 妖夢「それとちょっとしたようも有りまして。」

 

 お燐「あのうさんくさいおっさんいる?」

 

 お空「あ、いつものとこいるよ!なんかお客さん来てるけど……」

 

あ、確かに。てかあのお客さんよくみるなあ。

 

 客「お!そんな値段で譲ってくれるのか!」

 

 シド「なあに、あんたはお得意様だからな。よくランクの高いロックシードを買ってくれるから今日は特別サービスだ。どうだい?」

 

 客「もちろん買わせてもらう!」

 

 シド「ほい、毎度あり。」

 

コト

 

 客「すまないなぁ!では、また近いうちに!」

 

 シド「ああ、またな。」

 

スタスタスタ

 

 シド「ん?ああ、いつものボウズどもか。また壊れたやつの引き取りかい?」

 

この人は錠前ディーラーのシド。ロックシードを売買している人でよくドルーパーズにいるんだ。

 

 明久「うん、これなんだけど……」

 

そういって僕はさっきの男の子が持っていたロックシードを渡した。

 

 シド「壊れたとはいえ呼び出せないとは限らないからな。下手にほっとくよりはおれんとこに預けた方がましって言ってたな、前に。」

 

 光実「ロックシードの値上げってできないんですか?ランクのひくいものとはいえ小学生くらいの子が買えるものがあるのは……」

 

 シド「たまにだがサービスとかで下げるならともかく値段あげるのは上に聞いてみないとな。勝手にあげて客が少なくなっちまったらおれが首飛ばされちまうんでな。」

 

 妖夢「そうですか……」

 

 シド「にしてもお前さんがた兄弟の割には全然似てねえな。」

 

 お燐「よけいなお世話だよ!」

 

僕とミッチは双子だけど妖夢たちはちょっと事情があって一緒に暮らして居るだけで血がつながってるわけじゃない。もう家族みたいなものだけどね。

 

 シド「いやいや、うわさで事情はおおむね知ってるが男二人だよ。弟君はずいぶん背が低いなと思ってな。」

 

まあ、確かに双子の割には全然似てないとは言われたことはあるけど……

 

 光実「…………」ズゥゥゥゥゥゥン

 

 お空「シドさん……」

 

 シド「……失礼。」

 

ああもうほらまた落ち込んじゃったよ!ミッチ成長期がなかなか来ない事気にしてるんだから。

 

 シド「わびと言っちゃなんだがどうだ?Aランクのロックシードを半額で売ってやってもいいが。」

 

 妖夢「いえ、せっかくですが遠慮しておきます。」

 

 シド「そうかい、じゃあ今日は店じまいとするか。マスター、金置いとくぜ。」

 

 マスター「毎度ありー。」

 

営業時間ずいぶんマイペースだな。

 

 明久「マスター、いつもの五人分お願いします。」

 

 マスター「おう、ちょっとまってな。」

 

 バイト「休憩ハイリマース。」

 

 マスター「っておい!」

 

 

 

 

 

 noside

 

 

 

 シド「さてと……」

 

プルルルル

 

 シド「ん?」

 

 

 シド「へーいもしもし。」

 

 ???「やあシドくん。今大丈夫かい?」

 

 シド「これはこれはドクター。どうしたんですかい、めずらしくあんたのほうからかけてくるなんて。」

 

 ???「いやあ、実はドライバーの最後の一つの調整をヘルヘイム側の研究拠点でしていたんだがね、上級のインベスに研究員たちが襲われてドライバーを持ち逃げされてしまってねえ。」

 

 シド「なるほどねぇ…………ドクター、あんたこの状況むしろ喜んでないかい?」

 

 ???「おや、どうしてわかったんだい?」

 

 シド「ヘルヘイムがより動き始めたってとこだろう、そんな事態が起こるなんてことは。」

 

 ???「ああ、明らかにそうだろうね。それにドライバーが行きつく先も、楽しみだよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 明久SIDE

 

 お空「おいしかったあ!」

 

 お燐「さてと、さっさと買い出し終わらせて……」

 

 妖夢「勉強しませんとね。」

 

 明久「……………」

 

 光実「明らかにテンション下がったね、兄さん……」

 

 明久「勉強でテンションあがる人なんか見たことないよ僕……」

 

僕たちが通っている高校、文月学園は今春休み中。今は三月の頭なのになぜかというと一年生と二年生は次の学年で過ごすクラスの振り分け試験があり早めに春休みを取り振り分け試験の勉強に集中させるためらしい。

 

 明久「でもさあ、前見たけど凄かったねAクラスって!あれより上なんて考えられないよね。」

 

二年生に知り合いがいて見に行ったことがあるんだけどすごかったなぁ。個人の冷蔵庫とかあるくらいだもん。

 

 妖夢「そうですね、明久。」

 

 明久「…………」

 

ほんとは妖夢と一緒のクラスで勉強したいんだけど無理だよなぁ。妖夢は絶対Aクラスに行けるだろうけど僕は調子よくたってEクラスだろうしね。

 

 光実(はぁ……)

 

 お燐(まったく、明久もだけど妖夢も奥手だねぇ相変わらず。お互い一緒のクラスで勉強したいなって顔に出てるっていうのにさ、気が付かないのかね?)

 

 お空(ミッチとお燐どしたんだろ?)←鈍感

 

ん?あれって……

 

 ピタ

 

 妖夢「?どうしたんですか?」

 

 明久「ねえ妖夢。あれってさ……」

 

 妖夢「あれって……え!?」

 

僕が指差した先にはインベスの出入り口と似た裂け目があった。

 

 光実「もしかして……」

 

 お燐「あの先にインベスがいるんじゃないのかい?」

 

 お空「え!そうなの!?」

 

 お燐「いや、絶対とは言えないけどさ。それにしても……」

 

 光実「なんなんだろう、あの植物。」

 

裂け目の近くにはその裂け目の奥にあるのと同じ見たことない植物が生えていた。

 

 明久「ちょっと、行ってみる。」

 

 妖夢「明久!?」

 

 お燐「また無茶なこと言い始めたよ。」

 

 光実「僕も行くよ、兄さん。」

 

 お空「ミッチも!?」

 

単純に気になるっていうのもあるけどインベスについてはよくわかんないことも多いからね。もしかしたら何かわかるかも知れないし。

 

 妖夢「はあ、まったくあなたたちは。解りました、私も行きます。」

 

 明久「え!?」

 

 光実「いや、姉さんたちはここで……」

 

 お燐「あんたたちだけで行かせたらいざって時さらに無茶しそうだからね。あたいたちが一緒に行った方が逆にいいの。」

 

 お空「あたしも行くよ!みんなで行った方が危なくないもんね!」

 

 明久「うーん、解ったよ。じゃあ行くよ。」

 

そういって僕たちはその裂け目に飛び込んでいった。そこは……

 

 明久「森?」

 

 光実「どこなんだろう、ここって。」

 

 妖夢(!?ちょ、ちょっとみんな。こっちに!)

 

バッ!

 

え、なになに!?

 

 お燐「どうしたっていうのさ妖夢。」

 

 妖夢「あれってまさか……」

 

そこにいたのは……

 

 明久「イ、インベス!?」

 

 光実「でも、明らかにサイズが違うよ!」

 

普段ロックシードを使って呼び出されるインベスはせいぜいぬいぐるみぐらいのサイズなのにそこにいたのは人間と同じくらいの大きさじゃないか!

 

ガチャ

 

 明久「ん?これって……」

 

足に何かあったみたいだけど、なんだこれ?

 

 妖夢「明久、なんですかそれ?」

 

 明久「いや、足元にあったんだけど何だろう?ベルトのバックルかな?」

 

それは刀みたいなものがついたバックルのようなものだった。ちょっと腰に当ててみるかな。

 

 明久「なんだろう、ベルトなのかな?」

 

キュイィィィィン!カシャン!

 

 明久「え?」

 

 光実「な、なんですかそれ!」

 

 お空「わあ、かっこいいね!」

 

 お燐「あれ、なんか絵が描いてない?」

 

 明久「え?あ、ほんとだ。」

 

刀がついてる部分とは反対側には侍みたいな顔の絵がいつの間にかあった。

 

ズル!

 

 明久「うわ!」

 

ガシ!

 

 ドカ

 

 明久「いてて。なんだこれ?」

 

 足を滑らせてとっさに何かをつかんだみたいだけど。

 

 光実「ん?これって木の実?そういえば、そこらじゅうの木になってますよね。」

 

ピカ!

 

 明久「うわ!ってえ!?ロックシード!?」

 

さっきの木の実がいきなりロックシードになった!

 

 妖夢「どういうことなんですか!?」

 

 お空「さ、さっきからいろいろあって追いつかないよう。」

 

 インベス「グギャァァァァァ!!!」

 

げ、やばい!

 

 光実「今の光できずかれた!?」

 

 お燐「と、とにかく!」

 

 お空「逃げよう!」

 

そういって一気に裂け目の外まで逃げ出したけど……

 

 お燐「ちょ!」

 

 明久「あいつまで来ちゃった!」

 

 妖夢「きゃ!」

 

バタ!

 

 明久「妖夢、大丈夫!?」

 

 妖夢「すいません、今ので足をくじいちゃったみたいで……」

 

 光実「姉さん!」

 

そうやっている間にもインベスがこっちに!こうなったら……

 

 明久「このぉ!」

 

 ゲシ!

 

 インベス「グゥ!」

 

ドガ!

 

 明久「うあ!」

 

 妖夢「明久!」

 

 光実「兄さん、何を!」

 

 明久「ミ、ミッチ、妖夢たちを連れて早く逃げて。僕が、時間稼ぐから。」

 

 お燐「何言ってんのさ!」

 

 お空「無茶すぎるよ!」

 

 インベス「グゥゥゥゥゥ……」

 

どうしよう、あいつ妖夢たちの方に。くそ!このままじゃ……

 

 明久「いや、そういえば……」

 

このベルトの真ん中ってロックシードの形と似てるけど、何かできるのか!?でも……なぜだろう、もしこの力を使ったらもう引き返せない気がする……でも、それでも!

 

 [オレンジ!]

 

ガシャン!

 

 〈ロック、オーン!〉

 

 〈ブオオォォォーン!ブオオオオォォォォォン!ブオオォォォン!ブオオオオオォォォン!〉

 

え!?なんか変な音で始めたんだけど!しかもなんか上にでかいミカン浮かんでるんですけど!

 

 妖夢「な、なに?」

 

 光実「兄さん?」

 

ど、どうすればいいんだここから!?こ、この刀?

 

〈ジャキン!〉

 

 〈ソイヤァ!〉

 

ガシャン!

 

 五人「え?」

 

な、なにこれ!いきなりみかんが頭にかぶさってきたんだけど!

 

 [オレンジアームズ!花道・オン・ステェェェェジ!]

 

 明久「何!?花道オンステージって!」

 

ガシャン!

 

 明久「こ、これって?」

 

みかんが開いたと思ったら僕は鎧のようなものを着ていた。なんだこれ!でも、これなら!

 

 明久「ウォォォォォォ!」

 

ガシャ!

 

僕は腰についている二つの刀を手に取って切りかかった!

 

ズバ、ズバ!

 

 インベス「グォォォ!」

 

 明久「よし、効いてる!」

 

 インベス「グオォォォォォ!」

 

ドガ!

 

 明久「うわぁ!」

 

 カランカラン

 

攻撃されて刀を落としちゃった!早く拾わな……ん?

 

 明久「この刀の底……もしかして。」

 

ガチャン!

 

 明久「刀が合体した!?それにこれって……」

 

大きい方の刀の真ん中にはベルトと同じくぼみがあった。よし!

 

 〈ロック、オーフ〉

 

カチャン

 

 〈ロック、オーン!〉

 

やっぱりこれにもはまった!

 

 〈イチ、ジュウ、ヒュク、セン!〉

 

 [オレンジチャージ!]

 

 インベス「グオォォォオォ!!!!」

 

ゴォォォォ!

 

触手みたいなエネルギー弾を撃ってきたけど……

 

 明久「ハァァァァァ!」

 

ズバズバズバズバズバァ!

 

 妖夢「す、すごい……」

 

全部弾き返せた!

 

 明久「行くぞ!」

 

ズバァァァァン!

 

 インベス「グゥ!?」

 

インベスはみかんみたいなエネルギーに包まれて身動きが取れない!いまだ!

 

 明久「くらえぇぇぇぇぇ!」

 

ズバァァァァ!

 

 インベス「グギャァァァァァァ!」

 

ドガァァァァァン!

 

 光実「あれっていったい……」

 

 お空「す、すごい。」

 

 お燐「あたいたち、夢見てるわけじゃないよね?」

 

なんなんだよ……

 

 明久「この力……」

 

 妖夢「明久…………」

 

 

 

 

 

僕はこの日、大きな運命の選択をしていたことをしていたんだ。自分の知らない間に……




いかがだったでしょうか?やっぱ小説書くのは大変ですね。次回もよろしくお願いします。



次回予告

「いったいなんなんだろう、この力……」

「たとえどうなったとしても明久は明久ですよ。」

「もし望むなら、お前さんもこの力、使ってみるかい?」

「お前だけに無茶させるのはさすがに簡便だからな」

〈バナナアームズ!ナイトオォォブスウゥゥピアー!〉

第二話「バナナ!?二人目の戦士!」






とか言いながら次はキャラ紹介です。
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