先週は休んですみません!そして今回も小話的なものなので内容は薄いです!本当にごめんなさい!
それでは今回も楽しんでいってくださいね!
紅魔暴走⑥ 「その後」
~白玉楼~
和真「いっっってぇえぇぇぇ!!!」
妖夢「ああもう!無茶して動いちゃダメですよ!!」
和真「あぁ、ごめんよ……。いててて。」
和真はかれこれ一週間ほど寝たきりで動けないままでいる。
なぜこうなったのかというと……
話はフランが意識を失った時に戻る。
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猫夜「おっと…」
意識を失い、力なく落ちていくフランを猫夜が受け止める。
猫夜「さて…、そろそろオレもツラいんだが、あいつがうるせぇからな。まったく、ありがたく思えよ。」
猫夜が抱えているフランに手をかざすと、フランが急に苦しみ始める。
フラン「……ッ…ガァッ…!!!」
猫夜「はいはい、暴れない暴れない。「呪縛「影纏」」」
猫夜がフランに手をかざしながらそう唱えると、
黒いオーラがフランの身体を包んでいく。
フラン「……ッ!………ッ!!!」
黒いオーラがフランを完全に包むと、フランは動かなくなった。
猫夜「よし、いい子だ。」
猫夜は動かなくなったフランをしっぽでもち、目の前で固定する。
猫夜「「奪取」」
猫夜の右腕がどす黒いオーラで包まれ、禍々しい形に変形する。
そして猫夜は変形した腕をフランへと振りかぶるが、すり抜ける。
しかし、猫夜の変形した手には真っ黒なフランの形をした「なにか」がしっかりと握られていた。
猫夜「よしよし、仕上げだ。「術式「封」」」
猫夜が唱えると、右腕のオーラが握られている黒いフランらしきものの元へと集まり、フランらしいものもろともゆっくりと収縮していき……。
小さな黒い珠になった。
猫夜「……完了っと。久々にやったけど意外とやれるもんだな。」
猫夜はその黒い珠をキャッチし、ポケットにしまう。
猫夜「おい、そこのメイド。」
猫夜がしっぽでぐったりしているフランを抱えながら、咲夜の方に降りていく。
咲夜「はっ、はい。」
咲夜は終わって安心していたのか、呆けていたためすぐに反応は出来なかった。
猫夜「ほらよ。」ポイッ
咲夜「わわっ!」
猫夜は少し咲夜を見つめた後、なんの確認もなしにいきなりフランを咲夜の元へ投げた。
慌てて咲夜はフランをキャッチする。
猫夜「あとは煮るなり焼くなりそっちで好きにしな。」
咲夜「え……あ……」
猫夜「あいつがうるさそうだったから処置はした。ま、せいぜい仲良くやるんだな。」
咲夜「あ、ありがとうございます!」
頭を下げる咲夜を背に、猫夜は手をヒラヒラとふりながら歩いてゆく。
猫夜「……さて、妖夢。」
妖夢「ひゃっ、ひゃい!なんでしょう!」
妖夢は前まで歩いてきた猫夜に気付いていなかったみたいだ。
猫夜は不意に手を伸ばし……
ワシッ
妖夢「…え?」
猫夜「よくがんばったな、助かったぜ。」ワシャワシャワシャ
妖夢の頭を雑に撫で回す。
妖夢「えっ、あっ、えっ?」
混乱している妖夢に猫夜は更にたたみかける。
猫夜「そんな君にご褒美をあげようじゃないか。」
妖夢「あっ、ありがとうございます???」
猫夜「よし、とりあえず立て、そして、両腕を広げるんだ。」
妖夢「?」
妖夢は猫夜に言われるがままその場に立ち、両腕を広げる。
猫夜「そうだそうだ、じゃあ、あとはまかせたぞ。」
妖夢「はい?」
猫夜がニヤニヤ笑いながらそう言い、妖夢と同じポーズをとると、黒のパーカーと紫色の髪が徐々に見覚えのある色に変わっていき……
ドサッ
妖夢「……はい?」
そのまま妖夢に抱きつく形で倒れた。
妖夢の腕の中にいるのはもう猫夜ではなく……
妖夢「わわっ、かっ和真さん!?」
妖夢(どっ……どうしよう!!)
妖夢はめちゃめちゃ焦ったが、和真が気を失っていることにすぐ気付いた。
妖夢は少し考え事をしたあとに、ぎゅっと和真を抱き寄せて…
妖夢「お疲れ様です。和真さん。」
しばらく堪能したあとに、霧が晴れた夕暮れの空を見上げる。
妖夢(…………)
妖夢「さて、帰りますか。和真さん。」
妖夢は明るくそう言うと、和真を背負った。
戦闘の疲れもあるが、彼女は修行を積んだ半人半妖だ。
人一人くらい余裕で運べるだろう。
妖夢(修行をつけたのは私だけど…、和真さんてけっこう筋肉質なんだなぁ……。さすが男の子っていうか……。)
妖夢「って、ダメよ私!そんなこと考えちゃあ!……………今日くらいはいいかな?……なんて。」
そんな事を考えながら、茜色の空を飛んでいくのであった。
はい、これで紅魔暴走は完結ですね。いかがでしたでしょうか?
次回からは和真の話もいれつつ、次の長編までゆるーくやっていこうと思うので、これからもよろしくお願いします。
それでは!次回もお楽しみに~