どうも!人モドキです!
今日は調子にのって2話分作っちゃいました。めっちゃ疲れた…。回数を重ねるごとに文字数が多くなってる気がします!今回も最後にアンケートがあるので、良ければ投票していってください!
第六回 「能力を暴け!」③
咲夜「今日はありがとうございました!」
和真「みんな楽しんでもらえたようでよかったよ。お嬢様の機嫌も取れたしね。」
咲夜「その…力になれず申し訳ないです。」
和真「そんな気にしなくていいよ。咲夜のおかげである程度範囲も絞れたし、協力してくれただけですごい嬉しかったし。」
和真「「能力」がわかったら、見せびらかしにでも来るよ。」
咲夜「はい!…私の「能力」に対抗できるものだといいですね。」
和真「あはは、それも楽しみだね。じゃあ、また来るよ」
俺が紅魔館を出る頃にはもう日が落ちかけていた。
和真「早く帰らないとな、妖夢に怒られちゃう。」
そう言い走り始めたが、すぐに足を止めてしまう。
和真「……妖夢にちょっとひどいことしちゃったからな。お土産でも買って帰るか。」
お土産を買うことに決め、人里へ歩いて行く
~。
和真「よし!これにしようかな。」
心配性なので、何パターンか余分に買ってしまった。
和真「これが似合う!ってビシッと決めれればカッコいいんだけどなぁ…。俺には当分無理だな」
そんなことを呟きながら店を出ると、なにやら騒がしい。
騒ぎの原因を確かめる為に人が多い方に向かうと…
和真「うわっ……マジかよ」
なんと火事が起こっていたのだ。
…料理人は毎日火の前に立つ仕事だ。
中華なんてもっとも。
毎日その熱波に耐えながら丁寧に作品を完成させる。
そんなやりがいのある仕事。
俺もその熱さには十分なれている。
しかし…
目の前に起こっている事はスケールが圧倒的に違った。
信じられないほどに力強く、揺れ動いている
(ガチでヤバいなこれ……)
無視すればいいものを…やはり俺は放っておけないでいた。
女性A「誰か助けて…!中に…、中にまだ子供がいるの!」
女性Aは泣きながらそう叫んでいた。
(なんてありきたりなんだ…!!)
俺は心のなかでそう叫ぶと、人混みをかきわけて火元になっている家に近付いていった。
近付けば近付くほど熱波の温度はどんどん上がっていき…
和真「…っ!!」
言葉が出なかった。足がすくみ、本能が逃げろと叫んでいる。
男性A「おっ、おい!誰か助けに行けよ!」
男性B「バカ言え、こんな中に入ったらしんじまうって!!」
男性C「言い出したお前が助けに行けばいいだろ!」
男性A「む…無理だって、行けるわけないだろ…。」
女性A「誰か…誰か助けてあげてください!!!」
(……っちくしょう!!)
和真「そこにいるお前ら!誰でもいいから早く水もってこい!」
男性B「お前…行くつもりなのか…?」
和真「うるせぇ!喋ってる暇あったら早く水もってこい!」
男たちを行かせると、荒ぶっている心臓と呼吸を落ち着けようとゆっくり深呼吸をする。
(ダメだ、めっちゃ怖えぇ!!)
泣きそうになりながら目の前の恐怖と必死に戦う
和真「子供はどこにいるんだ!」
女性A「に…二回の奥の部屋です…」
和真「そこにいるんだな!」
女性A「はい…多分」
和真「よし、あそこだな。」
火の中で体が固まらないように、泣きながらストレッチをする。
足も、手も、心までもが恐怖して震えている。
男性達「水もってきたぜ!」
和真「よし!…ありったけ俺にぶっかけろ!」
硬く硬く決意を固め、全身にありったけの水を浴びる
和真「よっしゃ!いくぞ!」
自分に、自分の中の自分に、必死に「大丈夫」と言い聞かせながら火の中に飛び込む
そこからは…考える暇なんてなかった。
ジリジリと何かが焼ける音と感覚を味わいながら二階へ向かった。
和真「どこだ?どこにいる!?」
一心不乱に探していると、
今にも火に包まれそうな、小さい女の子が倒れているのが見えた。
「見つけた!!!」
俺は勢いよく女の子を抱き抱えると、一目散に階段を目指した。
周りの空気が薄い、ノドが焼けそうになる。
一瞬意識を持っていかれそうになったが必死に「大丈夫」と言い聞かせる。
階段を下り、出口が見える。
(気を抜くな!大丈夫!大丈夫!大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈大………)
勢いよく外へ飛び出る
和真「ハァ……ッハァ…ハァ…。たっ助けて…来たぜ…。」
そう言い、抱えている女の子を地面に置くと、俺はその場で崩れ落ちた。
和真「あ~…、本当に死んだかと思った……」
おもったより煙を吸っていなかったのか、意識ははっきりとしている。
男性A「おっおい!こいつ服が燃えてるぞ!」
男性C「急げっ!消せ消せ!」バサッバサッ
和真「はは、ありがとうな」
スッとはいかなかったが、難なく立ち上がる。
女性A「あっあの!本当にありがとうございます!!」
女性が泣きながら叫んでいる。
和真「おう…、よかったな。」
そんなことを言った気がする。
(早く帰らなきゃ……、妖夢に怒られる…。)
少しおぼつかない足取りで白玉楼を目指す。
……。
和真「ただいま、妖夢」
妖夢「おかえりなさい!ずいぶんと遅かったですねってえええぇぇええ!!」
和真「ん?どうした?」
妖夢「どうした?じゃないですよ!なにがあったんですか!服が焦げてますよ!?」
和真「ん~…、ちょっとね」
妖夢「なにがちょっとなんですかほんとに!とりあえずお風呂入ってきてください!話はそれからです!」
和真「ああ、ありがとうね」
~少年入浴中~
妖夢「…で、火の中に突っ込んで助けてきたと。」
和真「そーゆーことだね。」
妖夢「なにやってるんですか!あなたは人間なんですよ!?死んじゃったらどうするつもりなんですか!」
和真「実際大丈夫だったし、俺が死んでも幻想郷に変化はないだろ。」
妖夢「困りますよ!!………私がボソッ」
和真「ん?」
妖夢「とっとにかく!もうそんな無茶しないでください!いつか本当に死んじゃいますよ!?」
和真「…わかったよ、ごめん。」
妖夢「もう…心配だったんですからね…」
和真「ごめんごめん!泣かないで!あ~ほら!これあげるから。」
妖夢「なんですか?これ」
和真「昨日は妖夢にひどいことしちゃったから、お詫びとして買ってきたんだ。」
妖夢「わぁ…、キレイなブレスレット…」
和真「俺は美的センスがないから…、ダサかったらごめんね。」
妖夢「いえ…、嬉しいです!ありがとうございます!」
和真「そうか、よかった」
……。
俺は布団の中で、自分の「能力」がなんなのか考えていた。
和真「……!! もしかして!」
俺は近くの蝋燭の火に手を近付ける。
和真「あっっつ!!やっぱりダメか…」
普通に熱かった
なぜ火が大丈夫と思ったのか、それは今日、あの火の中に入ったにも関わらず、服しか燃えておらず、体は至って無傷だったからだ。
これは多分俺の「能力」に関係があると思う。思い出せ!あの時俺はなにをしていたか…。
和真「もしや…これか?」
もう一度蝋燭の火に手を近付ける。すると…
和真「…!!熱くない!火に触れるぞ!」
念のためもう一つ試してみよう。
俺は夜の庭に出ると、不意にしゃがみ…
思いっきりジャンプした。
すると…、白玉楼の屋根よりも高く、ついには人里が見えるくらいまで高く飛ぶことが出来たのだ!
和真「よし!成功だ!そして次に…」
そして、その高さから和真は着地の体勢をとることなく落下していった。
和真「さすがにちょっと怖いな。」
俺は顔から地面に落ちた…。しかし、
和真「やっぱり無傷だ… これで証明できたぞ!!」
みんなは「プラシーボ効果」というのをご存知だろうか?
かなり有名な話である。
「プラシーボ効果」とは本来効果が無いものであっても、信じ込むことによって、そこに無いはずの効果が得られることだ。
つまり…
「「「 思 い 込 む 力 」」」
和真「俺の持つ「能力」は「思い込む程度の能力」だ!!」
???「ピンポーン!よくわかったな、褒めてやろう。」
和真「!?」
???「よう、久しぶりだな。覚えているか?」
(たしかこいつは…俺が幻想郷に来たときに語りかけてきたやつ!)
和真「ああ、少しだけだけどな。お前は一体何者なんだ?」
???「せっかくだから、ご褒美として教えてやろう。」
猫夜「オレは猫夜、「猫神 猫夜(ねこがみ びょうや)」。お前の中に巣食ってる大妖怪さ」
猫夜はそう言うと、おもむろに耳と…四本もある尻尾を見せてきた。
猫夜「そんな警戒すんなって、こっちは仲良くやりたいって思ってるんだからさ。それに…」
猫夜「俺が敵だったらお前らに勝ち目はないぞ?」
猫夜がそう囁いた瞬間、火事の時とは比べ物にならないくらいの恐怖が全身を巡り、明確に「死」が感じられた。
猫夜「俺はお前の事をけっこう気に入ってるんだ、よけりゃ協力してやらんこともない。どうだ?ありがたいだろ?」
背中に冷や汗が走る。
猫夜「って、動けないか。ちょっと脅しすぎたかな?まあいい、これからもよろしく頼むぜ、相棒。」
そうして猫夜は消えた、いや、戻っていった。
汗が止まらない、イメージでは五回以上は死んでいたと思う。
和真「…なかなかにぶっとんでるな、これは。」
めんどうなことは明日考えよう。
そう思い俺は布団に戻り、無理やり眠りについた。
ついに和真の「能力」がわかりましたね、そして???の正体も、なかなか順調にストーリーが進んでいってますね。これからも楽しんでいっていただけると本当にこちらも嬉しいです!!
さて、今回のアンケートは「行の間隔」についてです。
和真が風呂に入った後から「能力」について考えてみる。までの妖夢との会話の部分ががいままでと行の間隔が違います。どちらの方が見やすいですか?よければ投票お願いします。
どっちが見やすいですか?
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今まで通り
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妖夢との会話の部分