【完結】無惨様が永遠を目指すRTA   作:佐藤東沙

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最終話・下 「鬼舞辻無惨」 令和(西暦2020年頃)

 無惨の興した会社は成長し、この百年で押しも押されもせぬ大企業へと変貌を遂げていた。その会社が入る、都心に建つ巨大な高層ビルで、下弦の()()は忙しく働いていた。

 

空木(うつぎ)、塚本商事の件終わったよー」

「なら次は銀行の方をお願い。あと教育のために鈴木も連れてって」

「おっけー。あっ今の言い方なんかハイカラっぽくなかった?」

「いやハイカラって言い方がすでに古い」

「えっ……ホントに……?」

「いいからさっさと行く」

 

 新たに下弦の壱となった空木の指示に従い、馬酔木(あしび)が微妙に肩を落として部屋を後にする。入れ替わるように鳥兜(とりかぶと)が入って来た。

 

「藤原さんの治療終わりましたよ」

「じゃあ製薬の方顔出して来てー。鳥兜の毒の知識が必要とか言ってたから」

「分かりました」

 

 珠世の医者の腕を継いだ鳥兜は今、富裕層向けの医者をしている。それも現代医学ではどうしようもない病人や怪我人ばかりを診る医者だ。珠世がやっていたように、一旦鬼にして人間に戻すという荒業治療で治し、代価として高額の報酬を得ている。

 

 当然のように法律は守っていないが、問題になる事はない。患者やその身内には権力者も多いし、誰だって命は惜しい。病気や怪我の時、治してくれる者がいなくなったら皆困るのだ。それが現代医療で手に負えないものであるなら尚更に。

 

 無惨としても、大金が入り権力者や各所との繋がりも持てる医者業は割と気に入っていたため、血を多少分ける程度の事にためらいはなかった。

 

「あ、あと妓夫太郎さん呼んで来て」

「了解です」

 

 鳥兜が空木の声を背に、研究室へと向かう。薬の研究拠点は、すでに無限城からこちらに移っている。ドアを開いたその中には、白衣を着た人間たちと、妓夫太郎、堕姫の兄妹に、(しきみ)がいた。

 

「呼ばれたんで来たんですが、何かありました?」

「あ、ちょうどいいとこに。ここなんだけどさ、ベラドンナとジギタリス、どっちを使った方がいいと思う?」

 

 樒が書類を鳥兜に見せ意見を求める。彼はそのまま考え込みそうになるが、その前に妓夫太郎に顔を向けた。

 

「妓夫太郎さん、空木が呼んでましたよ。また妓夫太郎さん向けの仕事じゃないですかね」

「おう」

 

 その言葉に、妓夫太郎の眼に字が浮き出て来る。感情の高揚に伴い、擬態が解け始めているのだ。鳥兜が慌てて小声で伝える。

 

「(ちょ、眼! 眼!)」

「(っと、危ねえ危ねえぇ)」

「(気を付けてくださいよ、事情を知らない人間もいるんですから)」

「(分かってる)」

 

 左眼の『()()』、右眼の『下陸』という字がすうと消えてゆく。妓夫太郎はこの二十年で下弦の陸を兼任するようになり、呼吸と血鬼術を完全に融合させる事にも成功し、上弦の伍から一つ階級を上げたのだ。

 

 現在の下弦は、壱が空木、弐が樒、参が鳥兜、肆が堕姫、伍が馬酔木、陸が妓夫太郎である。日光克服薬の完成と共に下弦は必ずしも薬開発要員ではなくなったが、無惨への貢献度で序列が決まるのは変わっていない。

 

「いってらっしゃいお兄ちゃん!」

「おう。俺がいねえ間、樒と鳥兜の言う事きちんと聞いてろよ。おめえは頭が足りねえからなあぁ」

「大丈夫だもん! 私だって無惨様に認められたんだから!」

 

 なお無惨が認めたのは手先の器用さや血鬼術の便利さであって、堕姫本人の事は“頭の悪い子供”と思っている模様。

 

「…………なるべく早く戻るからなぁ」

「…………あの、こっちでもなるべく見ときますんで……」

「右に同じく……」

「? 早く帰って来てね!」

 

 微妙な雰囲気の男三人に気付かない妹に後ろ髪を引かれながらも、妓夫太郎は部屋を出て行った。

 

 

〇 ● 〇 ● 〇

 

 

 高層ビル最上階の社長室で、無惨は書類をめくっていた。その様子は見るからに上機嫌だ。それも当然かもしれない。鬼殺隊は壊滅し、日光も克服した。会社の経営も順調だ。『何代目かの鬼舞辻無惨』として定期的に誤魔化す作業は面倒ではあるが、気分を害するほどではない。であるならば、笑みの一つがこぼれるのも当然と言えた。

 

 コンコンと扉をノックする音が響く。『入れ』と無惨が声をかけると、見慣れた顔が入って来た。この会社の警備員として勤めている、人間に擬態した猗窩座だ。上弦の参たる彼は、いつものように無惨の前に跪く。

 

「どうした」

「は……。無惨様の手の空いた時で構いませぬので、童磨に入れ替わりの血戦(けっせん)を挑みたく……」

 

 猗窩座はここ百年、無惨や下弦の近くからあまり離れようとはしなかった。その理由は本人にも分からないようであったが、別に怠けている訳でもなく、むしろ以前より強くなっているようだったので無惨は何も言わなかった。

 そして最近になってたまに遠出をするようになり、何かを掴んだのか、拳の切れに磨きがかかっていた。その成果を無惨に見せると言っているのだ。

 

「ほう……準備が出来たのか」

「はっ」

「いいだろう、励むが良い」

「ありがとうございます」

 

 猗窩座は深く頭を下げる。無惨は期待を込めてそれを見たが、手を動かした拍子に書類がバサバサと床に落ちた。

 

「む」

「拾います」

 

 気が利く男、猗窩座が素早くそれを拾う。だがその中に、少しばかり毛色の違う紙束がある事に気が付いた。クリップでまとめられた、十枚にも満たないほどの紙の束だ。プリンターに使う紙のようだったがその質がやたらと古く、新しい紙たちの中で異彩を放っていた。

 

「これは……?」

 

 猗窩座が思わずといった風情で声を漏らす。その紙束を目に入れた無惨の脳裏に、二十数年前の事がつい昨日の事のように蘇った。

 

 

〇 ● 〇 ● 〇

 

 

 世紀末。ノストラダムスの予言による、恐怖の大王が世を賑わせていた頃。二十三日の下弦の月が、辺りを白く照らし上げる秋寒の夜に。山本という表札がかかる一軒家で、無惨は布団に横たわる老女を見下ろしていた。

 

「…………」

 

 髪は白く肌には皺が刻まれ、枯れ木のように細く小さくなった老人だ。齢は百にも届こうかというほどで、もはやいつその心臓が止まってもおかしくないほどの高齢である。その老女は何らかの気配を感じたのか、落ち窪んだ穴のようになっている瞳をゆっくりと開いた。

 

「無惨、様…………?」

「久しいな、珠世」

 

 老女が、珠世が見上げるのはかつての主。七百年もの時間を共に過ごした、鬼としての生そのもの。そして彼女を見下ろす無惨は何も変わっていない。八十年前と同じ、縦に裂けた薄紅の瞳が珠世を捉えていた。

 

「……老いたな」

「ふふ…………人間、ですからね……」

 

 愚にもつかない無惨の言葉に、薄く笑って珠世は応える。いつ迎えが来てもおかしくない高齢でありながら、彼女の頭脳は変わらず明晰だった。

 

「いつか……来ると、思って……いました…………」

「そうか。ならば用件も分かっているだろう」

 

 無惨は珠世に向けて手を差し出した。あの時のように。七百と八十年前の、初めて出会ったあの夜のように。

 

「鬼になれ、珠世。鬼になればまた若い身体に戻れる。目の前にある永遠を掴み取れ。お前にはその資格がある。下弦の壱は空けてある。戻って来るが良い」

 

 だが珠世は、ゆるゆると首を横に振った。どこかでこうなる事を予想していたのか、それとも断られるとは思っていなかったのか、どちらとも取れない無表情で無惨は尋ねた。

 

「何故だ」

「もう、十分……生きました。あれから、良い人にも恵まれて……孫どころか、曾孫の顔まで見る事が出来ました」

「知っている。お前が治したかつての患者に迫られて結婚したとな」

 

 珠世が人間に戻ったのは大正だ。正確な年齢は本人にも分からないだろうが、かつて子供がいた事を考えると、肉体年齢はおそらく十代後半から二十代前半。ましてや人目を惹く美人だ。となればこれは、結婚していない方がおかしい。そういう時代である。

 

 それでも、無惨と偽装結婚するという方法はあったかもしれない。だが珠世はそうする事を選ばず、人間と結婚する事を選んだ。(くだん)の患者と再会したのは偶然だが、結婚を決めたのは珠世本人だ。そこにいかなる思惑があったのか、それは珠世にしか分からない。人間に戻った珠世の心は、無惨にも読めない。

 

「だがその元患者も寿命で死んでいる。子供どころか孫も一人立ちしているのだろう。鬼になる事に何の問題がある?」

「そう、ですね……。ですが私は、私の人生に……満足してしまったのです……」

 

 珠世は満足そうに微笑んだ。普段の無惨なら醜いと断じたであろう皺だらけの顔だったが、何故かこの時はそういう気になれなかった。

 

「それに……皆は私を継いでくれました。私がいなくても……大きな問題は、起きなかったでしょう? それが……継ぐという事です」

「…………」

「ですから、いいのです。もう……いいのですよ」

 

 (とばり)のような長い沈黙が落ちた。部屋の中には、窓からこぼれる白い月光だけが満ちていた。無惨は、溜息のように声を吐き出した。

 

「……そうか」

「はい……。……そうでした、無惨様に、最後に……渡したいものがあります」

「何?」

 

 珠世の指示に従い、無惨は机の引き出しを開ける。そこには薄い茶色の封筒が入っていた。持ち上げると数枚の紙が入っている事が分かった。

 

「これか」

「そうです……。これが……本当に、最後の、心残りでした。安心、しました……」

 

 珠世は本当に、心の底から安堵したような顔を見せる。無惨はそれに背を向けた。

 

「鬼にならぬというのならもはや用はない。私は忙しいのだ」

「ふふ……。それでも、来てくださって、ありがとうございました……」

「ではな珠世。もう会う事もないだろう。…………だが」

 

 無惨は肩越しに振り返る。その目は、帽子に隠れて見えない。だが珠世には、何となくその表情が分かるような気がした。

 

「お前は最も私の役に立った鬼だった。今まで、よくやった」

 

 それは傲岸で自儘な無惨としては、最大級の賛辞だったのかもしれなかった。無惨はそのまま、珠世の返事を聞くことなく前を向く。べべんと、どこか懐かしい琵琶の音が響いた。

 

「――――――さらばだ」

 

 決別の言葉は琵琶に紛れて、歳のために遠くなった珠世の耳には届かない。だが彼女には、無惨がそう言ったと何故か分かった。あるいは、珠世の身体にほんの僅かに無惨の細胞が残っていたがための、ささやかな奇跡だったのかもしれない。

 

「――――――ええ。さようなら、無惨様」

 

 虚空に現れた襖の向こうに消えた無惨の背を見送り、珠世は呟く。部屋には再び静寂が戻り、老女は静かにまぶたを閉じた。ガラス越しの下弦の月だけが、それを見ていた。

 

 

 ――――無惨が空木を下弦の壱とし、『自身が死んだ時に全ての鬼も滅ぶ』呪いをなくしたのは、このしばらく後の事だった。

 

 

〇 ● 〇 ● 〇

 

 

「………………フン」

 

 紙束を目に入れた無惨は、昔の記憶を振り払うように鼻を鳴らした。それを見た猗窩座が、どうしたのかと言いたげな顔で無惨の方を向く。それに無惨が何かを返す前に、再度扉がノックされた。

 

「入れ」

「失礼します」

 

 入って来たのは、スーツ姿がすっかり板についた空木だった。いかにも出来る女という雰囲気を漂わせた彼女は、猗窩座を視界に入れると少し目を見開いた。

 

「猗窩座さん? 来てたんですか」

「ああ」

「猗窩座は今度童磨に入れ替わりの血戦を申し込むそうだ」

「そうなんですか!? 勝ってくださいね猗窩座さん!」

「ああ」

 

 他の鬼であっても、童磨よりは猗窩座の勝利を望んだだろう。まさに童磨は鬼の心を一つにまとめる達人であった。なお童磨本人だけは除く模様。

 

「して、何の用だ空木」

「おっとそうでした。無惨様、お耳に入れておきたい事が」

「何だ」

「“青い彼岸花”が発見されました」

「ほう?」

 

 “青い彼岸花”。それは、無惨を鬼に変えた平安時代の医者が、日光克服薬を作るために使用しようとしていたものである。無惨が二百年かけても見つからなかったものであり、同時に今となっては手に入れる意味をなくしたものでもある。

 

「まさか今になって見つかるとはな。だが今更だな」

「はい。率直に申し上げまして、私もそう思いました。しかし私達鬼にとって、彼岸花は縁の深いもの」

 

 これまでに開発した薬の中には、彼岸花を材料にするものがそれなりに存在するのだ。藤の花が鬼にとって有害であるのとは対照的に、彼岸花は鬼にとって有益なものであるらしい。

 

「まして青い彼岸花は、日光克服薬の原料になるとの事。ですので、手に入れる事が出来れば新薬開発に役立つのではないかと思いまして」

「ふむ」

 

 無惨は空木に手渡された、青い彼岸花についての資料をぱらぱらとめくる。

 

「一年に二~三日、日中にのみ咲く花、か…………。見つからぬはずだ」

 

 ただでさえ咲く機会が少ない上、鬼は本来昼には動けない。平安という時代を考慮しても、鬼たちが見つけられなかったのはやむを得ないと言える。人間の協力者を得た江戸以降なら可能性はあったものの、絶対数が少なく本草学者でも薬師でもなかったため、運悪く耳にも入らなかったのであろう。

 

「嘴平青葉……?」

「いかがされましたか?」

「いや……この主任研究員の名を、どこかで聞いたような気がしたのだ」

 

 考え込む無惨に、今まで黙っていた猗窩座が口を開いた。

 

「嘴平という名には聞き覚えがあります。確か、童磨のところの者だったように思います」

「童磨の? 信者か?」

「はっきりとは聞いてはおりませんが、おそらくは」

 

 約百年前、『うちに嘴平伊之助っていう子がいてねえ、その子がいつも猪突猛進って叫んでそこらを走り回るんだよ。それを見てたら何だか猗窩座殿を思い出しちゃってねえ。いやあ、離れていても友達を感じられるなんて素晴らしい事だよね!』と言われた事を猗窩座は覚えていたのである。もちろんその後、童磨の頭は減らない口ごと粉微塵になった。

 

「童磨……童磨か……」

 

 微妙な表情になる無惨と空木と猗窩座。だがそれでも無惨は、呪いを通して童磨に確認を取る。その結果さらに微妙な表情になった。

 

「―――――確認した。確かに童磨のところの者のようだ」

 

 無惨は大きく溜息をつくと判断を下した。

 

「まずは私がこの研究所に行く。空木、アポを取っておけ」

「かしこまりました。……無惨様自ら行かれるのですか?」

「今のところ、緊急の案件もないからな。……………………駄目なら童磨の方から手を回す」

 

 先に童磨の方から口利きをさせた後に直接訪問すれば、入手出来る可能性は高くなる。だがそうしなかった理由は、言わずもがなである。人間でも鬼でも、いつも最適解を選べる訳ではないのだ。

 

「これから用がある故、私は外に出る。お前たちは仕事に戻れ」

「はっ」

「はい」

 

 無惨が立ち上がった拍子に起こった風で、古い紙束の一番上がめくれ、表題が露になる。そこには『鬼の始祖を人間に戻す方法』と書かれていた。鬼の人間化薬はすでに存在するが、効能が弱すぎて鬼の始祖たる無惨には効かない。その欠点を改良した方法である。

 

 これこそが、珠世が人間の時間を使い研究し、無惨に渡したもの。無惨が長すぎる生に飽いた時、死という終わりを迎えられるよう、用意したもの。『下弦の壱』としての、最後の仕事。

 

 とは言え無惨は、その方法を実行に移す予定はない。永遠がようやく手の届くところに来たのだ、手を伸ばさない理由などどこにもない。

 

 だが、それでも()()は、珠世から渡された紙束は、何故か捨てる気になれなかった。あまつさえ、たまにこうして取り出し読んでしまう。中身は全て暗記しているにもかかわらず。

 

 どうしてそうしてしまうのか、それは無惨にも分からなかったが、どうでもいいと深く考える事はなかった。

 

「…………」

 

 無惨はふと扉の前で立ち止まり、肩越しに後ろを振り向く。その視線の先には古ぼけた紙束があったが、一瞬の出来事だったために誰も気付かない。無惨の後ろについていた空木が、不思議そうな顔を向けた。

 

「無惨様?」

「……何でもない。行くぞ」

「はい!」

 

 無惨は前に向き直り、今度こそ振り返る事なく進んで行く。その背を守るように、空木と猗窩座が後ろに続いた。

 

 

 ――――鬼舞辻無惨は鬼であり、自己中心的で傲慢で短気である。それはこの千年変わっていない。だが、変わった事もある。

 

 少数ながらも有能で信の置ける部下を得て、人間を喰う必要がなくなり、太陽の下を歩けるようになった。無惨としては日光克服こそが何よりも重要だったのだろうが、本当に重要なのはそこではない。人間を喰う必要がなくなった事だ。

 

 それはつまり、人間の恨みを買う機会が激減したという事。人間を敵に回す必要がなくなったという事。人間の敵ではなくなったという事。無惨の命を脅かす者が、いなくなったという事。

 

 そう、無惨の夢たる『永遠』を阻む者はついに消え去り、未来においても現れる可能性は限りなく低くなったのだ。

 

 故に無惨はこの先も生きていくだろう。永遠の夢を叶えるために。不死をその身で体現するために。無惨は千年かけてついに、己が夢を叶える資格をその手に掴んだのだ。

 

 

 

――『永久(とこしえ)の彼岸花』END ――

 




 これにて本編完結! ありがとうございました!


 一応表示は完結に変えておきますが、書き上がり次第小ネタ集を投稿する予定です。
 それで本当に終わりとなります。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=241358&uid=213326
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 ただし、必ずしもそのネタで書くとは限りません。あしからず。

※ネタの募集を打ち切りました。ご提供、ありがとうございました。

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