日昇ハジメという少年とバトルスピリッツでバトルすることになった龍姫は構築していた三つのデッキから「光導」デッキを選んでバトルフィールドに向かったのであった。
「ちょっと、スーツは?!」
「あ、説明するの忘れたね、来い‼ 紫龍‼」
「なんの‼ あれ‼」
「ボク達の土地ながらの物だからトップシークレットでお願い」
どうやら今いる世界では専用のスーツを着用するのが一般的らしく龍姫がそのままの私服姿だったので龍姫は自分が説明するのを忘れていたことを思い出して、インテリジェンスデバイスを通して自分専用に作らせていた黒紫色の東洋の龍の形のバトスピマシンが時空を突き破って飛来してそれに龍姫はいつもの癖なのかバク宙して飛び乗りハジメと向かい合ったのである。
それを見た、ハジメの幼馴染みという巽キマリという少女は近くにいた星龍に詰め寄っていたので星龍は他言無用にして欲しいと頼んだのであった。
そしてバトスピでバトルするための掛け声であるあのセリフを、
「「ゲートオープン! 界放‼」」
「龍姫さんってどんなデッキ使うんだろ?」
宣言しバトルが始まったのであった。
先行はハジメのようで、
「ワン・ケンゴーをレベル1で召喚‼ そして、バーストセット‼ ターンエンド‼」
第一ターンハジメはワン・ケンゴーを召喚し、バーストをセットし、そのままターンエンドし、龍姫にターンが回った。
「よし‼ それじゃ、光導創神アポローンを配置! 初回配置時にデッキの上から三枚オープンして対象のカードがあれば神託出来る」
「なに、そのカード‼」
「ちょっと‼ あのネクサスは‼」
「ボクも初めてだよ‼」
「説明するね、あれは創界神(グランウォーカ)ネクサスって言う特別なネクサスカードで、特殊な効果以外は効かないネクサスカード」
「ほ~」
第二ターン、龍姫は手札から創界神ネクサス「光導創神アポローンを配置し、デッキから三枚オープンしたのだ。
その効果でオープンしたカードは、
水瓶竜アクエリジャードラゴン
天星12宮 魔星人 シュタイン・ゴイル
蠏甲竜キャンサードラゴン
だったのですべて光導創神アポローンの神託(コアチャージ)対象の為コアを三個光導創神アポローンに置き、
「バーストセット‼ そしてブレイドラXをレベル1で召喚‼ ターンエンド‼」
龍姫はそのままターンを終えた。
「そう言えば、あいつのリザーブにあるあのコア何?」
「銀と赤のコア確か」
「あれはソウルコアていう特殊なコアでバトラーに一個だけあのソウルコアを使うことが出来て、ソウルコアで特殊効果を発動するスピリットもいるから」
キマリは龍姫が銀縁の赤いコアがリザーブに置かれていることに気が付き星龍がソウルコアということを説明して、第三ターンが始まった。
「ドスモンキ レベル1で召喚‼ アタックステップ‼ ワン・ケンゴーでアタック‼ ワンケンゴーのアタック時効果発動‼ バーストがある時、レベル3として扱う‼ よって 激突だ‼」
「激突なら仕方ないか、ブレイドラXでブロック‼ 相手によるスピリット破壊後、バースト発動‼ 天星12宮 風星士キャンザムライ‼ 旋風2発動‼ ワンケンゴーとドスモンキを重疲労させて、その後召喚‼ 光導創神アポローンに神託‼」
「ドスモンキ‼ ワン・ケンゴー‼ ターンエンド‼」
「重疲労ってなんのよ‼ なんでハジメのスピリットが逆さまになってるの?」
「あんな効果初めてだぜ‼」
「重疲労は二ターンの回復が必要な効果で、疲労扱いになる」
龍姫はワンケンゴーの効果を逆手に取りブレイドラXでブロックしたことで相手による破壊後バーストが発動し、天星12宮 風星士キャンザムライの旋風2の効果を発動されてしまい、ハジメの二体のスピリットは重疲労してしまったのだ。
これによりハジメはアタックが出来なくなり、龍姫の光導創神アポローンに神託を許してしまうという結果になり、ターンエンドと言わざるを得なかった。