圧勝と言っていいほどの差で龍姫がハジメの最期のライフを龍星皇メテオヴルムXの効果で破壊してバトルを終えて戻ってきた。
「龍姫ちゃん、お疲れ様」
「次は星龍の番だよ」
「あの~よろしいでしょうか?」
「ん? どうかしたの?」
「もしよければ、オレとバトルしてください、名前は棚志テガマルと申します」
「いいよ、ボクは獅子神星龍、楽しいバトルにしよう‼ 行ってきます‼」
戻ってきた龍姫を出迎えた星龍の元についさっき来たちょんまげがトレードマークという礼儀正しい少年が二人の元へやって来て、棚志テガマルと名乗り、星龍は承諾し、バトルフィールドへ向かったのであった。
「あっちのお姉さんも強いの?」
「お姉さんじゃないだろ」
「あの、これでもボクは女だよ」
「え?」
「なんでみんなして黙り込んでるんだ?」
先ほど負けて落ち込んでいると思いきやハジメは龍姫に星龍も強いのかと質問してきたところにテガマルと一緒に入ってきた龍姫達にはバレバレだが男装している少女は初めに龍姫と星龍が女顔の男だと注意したが龍姫が自身が女であると明かすと店内が静まり返ってしまった。
一方その頃、
「来て‼ 黒天龍‼」
「では、よろしくお願いいたします」
星龍&テガマル「ゲートオープン! 界放‼」
バトルフィールドに到着し、両者が向き合い、バトルが始まった。
「先攻もらうね、角タヌキレベル1で、召喚して、創界神ゼウスを配置、初回だからデッキから三枚オープンしてトラッシュに送るね」
「なんじゃ‼ あれは‼」
「創界神ていう系統サポートネクサスカード」
先攻は星龍からのようで角タヌキを召喚し、創界神ゼウスを初回配置したのでデッキから三枚オープンしてトラッシュに送った。
皇牙獣キンタローグ・ベア
剣馬グラニム
焔皇虎神ブレイズ・タイガー
だったので創界神ゼウスにコアを3つ乗せた。
「テガマルと同じ皇獣‼」
「只の皇獣デッキと思わないことだよ」
「バーストセット‼ これでターンエンド‼」
星龍は皇獣デッキを選んでいたようで龍姫以外を驚かせていたが、龍姫が星龍の皇獣デッキは普通の皇獣デッキではないと答えたのである。
「カキューソをそれぞれレベル1で召喚‼ バーストセット ターンエンド‼」
「テガマル、慎重だな」
テガマルはカキューソを二体レベル1で召喚し、バーストをしてターンを終えた。
「メインステップ‼ ヒノシシをレベル1で召喚‼ 召喚時効果発動‼ トラッシュからバースト効果を持つカードを手札に加える‼ 皇牙獣キンタローグ・ベアを回収‼ 召喚時じゃなさそうだね、手札からエンペラードローを使用‼ デッキから二枚ドロー! コストにソウルコアを使用したのでデッキから二枚オープン! 系統「皇獣」を持つスピリットならすべて手札に加える」
星龍はヒノシシを召喚し神託でトラッシュに送られた皇牙獣キンタローグ・ベアーを回収し、マジック「エンペラードロー」をソウルコアをコストに使用し、二枚ドローした後、デッキから二枚オープンした。
「サンダー・Z・ホースとホースオルフェノク、二枚とも、系統「皇獣」を持っているため、手札に加える」
「紫の「皇獣」‼」
「オルフェノク、聞いたことない」
「ボク達の街のカードショップだと普通に売ってるんで」
オープンされたカードは二枚とも系統「皇獣」を持つスピリットだったので星龍は手札に加えたのだ。