やめとけ!やめとけ!
旦那を登場させても、勝てそうなキャラが縁壱くらいしかいないんだ。
あの男は、あのとき死んだはずだ…。あのとき、私がこの手で殺したはずだ…。それなのに、何故、あの男の呼吸は残っている…。
◇
「ぐっ…ハァ…ハァ…。危なかった…斬撃で軌道を変えてなければ…私は負けていただろう…。」
黒死牟は切断された右半身を再生させ、気を失っている和哉に近づく。
「だが…まさかこの小僧…あの男と同じ技を使うとは…。このまま放っておけば…いずれ脅威となる…。今…此処で…殺さなくては…」
そう言うと、黒死牟は和哉の頚に目掛けて刃を振りかざした。だが、その瞬間、突如背後から攻撃が繰り出された。
『雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃』
『水の呼吸 肆ノ型 打ち潮』
「!?」
黒死牟は和哉の頚を斬るのを止め、攻撃を回避した。しかし、更に、上から光線のような斬撃が放たれた。
『光の呼吸 参ノ型 閃光疾走』
黒死牟は斬撃を何発か食らったが、瞬時に傷を再生させ、距離をとる。
「貴様…上弦の壱だな。」バァァァン
男は突然謎のポーズ(ジョジョ立ち)をとった。
「柱か…」
そこに現れたのは、鳴柱 桑島慈吾郎と水柱 伴田流、そして、光柱 荒木和彦だった。
「おい、流!例の隊士は無事か!」
桑島が流に問いかける。
「ああ、無事だ。(重傷を負って気を失っているが。)」
流は和哉を応急手当し、背中に担いだ。そして、三人は黒死牟に向かって攻撃体勢をとった。黒死牟もすぐに攻撃体勢をとり、型を繰り出そうとする。しかし──
「どうやら…時間切れのようだ…」
東の方を見ると、日が昇り始めようとしていた。黒死牟は刀を鞘に納め、一瞬でこの場から姿を消した。
「なっ!?おい!貴様━━」
「待て、荒木。深追いはするな。」
荒木は黒死牟を追おうとしたが、桑島がそれを止める。
「荒木、今はこの隊士を連れ帰ることが先だ。」
「…ああ、そうだな。」
◇
『桐……ん!桐生さ…!目を、目…開けて……さい!』
『おい、ジジ…!起き……と、しの…が怒るぞ!!』
誰だ、この声は…。これは…俺の記憶…?
◇
「う、うぅ…」
和哉は気が付くと、どこかの屋敷の中にいた。体を見ると黒死牟との戦いで負った傷が縫われていた。
(どうやら、あの戦いで俺は気を失い、この屋敷に運び込まれたようだ。)
「やあ、和哉。気が付いたかい?」
すると、突然俺の側に座っていた青年が話しかけてきた。その青年は、見たところ歳は和哉と同じくらいのようだ。
「和哉、君は私のことを覚えているかい?」
「誰だ、お前は?」
そう言うと、青年は少し悲しい表情をした。
「そうか…じゃあ、
「(また?)」
和哉はこの青年が言っていることが理解出来なかった。
「私は、産屋敷一族の96代目当主、産屋敷 智哉。歳は君と同じ16歳。好きな食べ物は──」
「産屋敷…、産屋敷ってあの…!まさか、俺と同い年だったとはな。」
産屋敷。じいさんの手紙に書いてあった代々鬼殺隊の当主を務めている一族。道理でなにやら異様な感じがすると思ったら。てか、何か言いかけてたな。
「和哉、実は君にちょっとした知らせがあるんだ。」
「何だ?」
智哉は一呼吸置いてから話し始めた。
「数日前。君が下弦の壱を倒した後、柱合会議が行われてね。」
「ほうほう、それで?」
「君を、
……(´・ω・`)what?
文章力が欲しい…
ちなみに智哉の好物は肉じゃがです。
第2章 成龍 へ続く