時系列は6話と7話の間くらい
(俺は今ヤバい状況にいる。
そう、迷子になってしまった。)
「ハァ…ハァ…。此処は…どこだ…。」
和哉は、下弦の壱を倒した後、山を下りていた。下りていた筈だった。下りていた筈だったのに何故か山奥に入ってしまったのだ。
「あぁ!クソッ!喉乾いたァ!腹へったァ!!」
そう叫んでいると、畦道に出た。そして、畦道を歩いていくと大きな里にでた。その里にはひょっとこのお面を被っている人たちがいた。
「あの…すみません…此処は…どこですか…」
「はい……、あれ?貴方、鬼殺隊の方ですか?」
「はい…そうで…す…。」
和哉は、疲労と空腹で倒れこんでしまった。
「え、ちょっと、貴方大丈夫ですか!おい!誰か来てくれ!」
◇
「…殿……桐生殿!」
(誰かが俺の名前を呼んでいる。誰だ、聞き覚えのある声だ。)
「おお!桐生殿!気がつきましたか!」
そこには、和哉の刀を打った鉄泉兼定がいた。
「鉄泉さん、どうして此処に…」
「どうしてって。此処は我々刀鍛冶が住む【刀鍛冶の里】ですよ。」
そう、和哉が偶然辿り着いた里は【刀鍛冶の里】だった。
「それにしても桐生殿、どうやってこの里に辿り着いたのですか?普通ならこの里に辿り着くのは不可能なんですが。」
「それは…かくかくしかじかで…」
和哉は、里に辿り着いた経緯を話した。
「なんと…そのようなことがあったんですか…。」
「そうなんだよ。まさか迷子になるなんてな。」
「そんなことより桐生殿、貴方に渡したい物があります。」
(そんなことって、酷いな。)
鉄泉は包みから刀を取り出した。その刀はこの前預けた白い鞘の刀だった。
「いやー、錆を落とすのに苦労しましたよ。なんせこの刀、どうやら
「900年…」
和哉は刀を鞘から抜いた。錆びまみれだった刀は真っ白に輝いていた。そして、刀をよく見くると両面に文字が彫られていた。
『白龍』
『悪鬼滅殺』
◇
数時間後、鎹鴉から次の命令が来た。
「カアァ!次ノ場所ハァ!銀座ァ!銀座ヘ向カエェ!」
(は?銀座?そんなとこに鬼が出んのかよ。)
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おまけ
「それと、桐生殿。貴方に新しい武器を新調しております。」
「ほう、これは…」
「対化物戦闘用13ミリ拳銃「ジャッカル」 全長39cm 重量16kg 装弾数6発 もはや常人では扱えない代物です。」
「専用弾は?」
「13mm炸裂徹鋼弾」
「弾殻は?」
「純銀製 マケドニウム加工弾殻」
「装薬は?」
「マーベルス化学薬筒 NNA9」
「弾頭は? 炸薬式か?水銀か?」
「法儀式済み 水銀弾頭です。」
「完璧だ、兼定。」
「感謝の極み」
「これならば、尺を埋めるためにこんなくだらない茶番をさせた作者すら倒し切れるだろう。」
作者「え?」
今日の作者、主人公にジャッカルで撃ち殺され死亡