ネタはないです
光が消え、前を見るとそこは暗い、緑色に光ったものがある部屋だった。
「ここは…どこ…?」
確か…落ちていたペンダントを拾って…それで…隣にあった貝殻みたいな物に触ったんだっけ…
ペンダント…そういえば右手に何か硬い物が…これは…?
「…動くな…少しでも動いたり、私の質問に答えなかったら腕を切り落とす」
「…なにが聞きたいんですか…私が話せることでしたら話しますよ」
「ふーん、意外と動じないんだな。じゃあ聞くが、お前はノイズか?」
のいず?なんだそれ?音楽に混ざる雑音とかそれのことかな?
「一つ聞いても?」
「ああ、答えられることなら答えてやる」
「ありがとうございます。では、ノイズというのは音楽などでの雑音などのことという認識でいいのでしょうか?」
「…てめぇ、ふざけてんのか?ノイズって言うのは人を殺す認定特異災害のことだ。で、それを知らないとシラを通すのか?」
「…いえ、そののいずという物も知りませんし、認定特異災害なんて言うものも知りませんよ。ふざけているのはあなたじゃないんですか?」
「はぁ?というかあたしはお前をどうにでもできるんだが、何にも考えてねえのか…それとも…アタシ程度なんてやれるとか考えてるのか…ん?おい、お前。その右手に握り締めてる物を下に落とせ」
「はい。どうぞ。そもそも拾ったものですから私にとってはどうでもいいものですし」
後ろにいる人が動いて、私が落としたものを拾っているね…これ、今なら後ろ向けるかな。いや、やめとこ
「これは…でかい…けど…ギア…?拾ったと言ったな。どこで拾ったんだ?」
「確か…道を歩いていたら拾った」
「へぇ…どこかについては旦那に任せようか。あたしがやるのはお前が危険か危険じゃないかについてだけだ」
「何すればいいです?服でも脱げばこの槍は降ろしてくれるんですか?」
「あー、そこまではしなくていい。というか今からおっちゃんが来るからそっちに話してくれ」
「ああ、奏、ギャラルホルンはどうだった?アラームは鳴りやんだが、行ってないようだから確認しに来たが…その少女は?」
「お、旦那、いや、来たらなギャラルホルンの前に人がいてな…」
「ふむ…奏、武器を下ろして洗浄に行ってくれ。あとは任せていい」
「まあ、旦那が言うなら大丈夫だろ。あ、そのペンダントは渡してもらってもいいか?」
「まあ拾っただけだし、後ろ向いても?」
「ああ、いいぞ。じゃあ渡してくれ」
「はい。というかなにこれ」
「まあそれについては源十郎の旦那から聞いてくれ。説明すると思うし…というかあたしを見ても何も言わないんだな」
「?別に見たことないし…有名なの?」
「あー…旦那説明任せた!」
「ああ、ついでに説明しとくってことで、ついてきてくれるか?」
「はい。わかりました」
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「では、ここに入ってくれ」
「はい。所、で何か拘束なりしないの?」
「当たり前だ。君は客人だからな。そこに座ってくれるか?」
「じゃあ失礼して…」
「ではまず君の名前から聞いていいかな?」
「名前ですか?ないですよ」
「なに!?名前が、ない…?ふむ…ではわかる範囲で話してくれないか?」
「はい。…そうですね。あのペンダントと隣にあったギャラルホルン?以外は特に覚えてないです」
「……君は記憶がないことに不安はないのか?」
「特には。どうでもいいことなので」
「そうか…君は自分のいた世界に戻りたいか?」
「…私やっぱり他の世界に来ていたんですね…こちらの世界にいてもいい、ということですか?」
「まあこちらの世界にいるのであればあのギアを使えるか、などやってもらうことはあるとは思うが…」
「では、こちらの世界がいいです。名前などは特にはないですが、よろしくお願いします」
「あ、ああ…ふむ、一つ相談なのだが俺の養子として暮らすか?許可はもぎ取るから安心してくれ」
「源十郎の旦那さんがよろしければ、特に私から言うことはないです」
ふむ、ここまで話していたが彼女は自分自身のことに興味がないのではないだろうか…いや、記憶がないゆえに、か
まずは先ほどのギアが使い物になるのかどうか、だな
「まずは君が持っていたギアを見に行こうか。奏が今頃了子君に届けてる頃だろう」
「はぁい。今来たところよ源十郎くん」
「おお、了子君が来たということは検査が終わったということか」
「えぇ、まあ…結論から言うとこれはギアであってギアではなかったわ」
「どういうことなんだ?」
「このギアには”聖遺物”が宿っていないのよ。ただ、別種の力としか表現できないのよね。まあ持ち主に聞くほうが早いかしら?と思ってきたんだけど…その様子だと何も知らなかったみたいね」
「ああ、名前すら覚えてないと言っていた。ところで、その別種の力についても頼む」
「勿論♪この別種の力はアウフヴァッヘン波形に酷似していたのよ。それも7種類もあったのよ。ただ全て休眠状態にあるみたいで」
「ふむ、その力で彼女がギアを纏えるのではないか、ということか」
「まぁそんなところ♪というわけで試してみましょうか♪」
「…よくわからないけどそれに触るの?」
「そうね、そして胸に歌があるなら歌ってみて」
女性、了子さんが手に持っている拾ったペンダント「ギア」を握りしめる。
ただ胸にある歌を歌えばいいらしい、だからいつも通り何も考えずに握りしめ、聖詠を歌う
そして…
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「えっ!?聖遺物が存在していないのに起動したの!?」
光が消えると奏が纏っていたガングニールの色が灰色になり、腕にあったアームドギアはなく、ただ非力な印象があった
そして腰のポーチに6つのギアが入っていた。
「これは…よし、君の名前を決めたぞ。
「七歌…7個これがあるからですか?」
「ああ、単純で悪いな。だがそのギアに合わせて名前を決めたほうがいいのではないかと思ってな」
「七歌…よろしくお願いします。七歌といいます…コホッ」
「大丈夫か!?七歌君!!」
「これは…今すぐメディカルルームに運んで!!」
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