死に行く者達が集う場所とされている冥界……。その冥界に二人の人物が空に浮いている。
ふわりふわりと優雅に浮かぶ亡霊姫とボロボロになりながらも刀を構える俺。なんともまぁ、実力の差を感じさせるほどの強さをお持ちで。
しかも、幽々子は無傷で俺は満身創痍状態。俺が弱いのか、幽々子が強いのか。まぁ、後者だろうけど。
「あらあら~。もう終わりかしら?」
クスッて笑いが聞こえるような笑みを浮かべたので、無言で大量の弾幕をpresent for youしてあげた。案の定余裕で避けられました。無念。
「なんだかつまらないわ~。もっと楽しめるものはないのかしらね~?」
あーすげえイラつく。今の俺にその言葉はすげえイラつかせる。あぁ、いいぜいいぜ! 後悔するほどのもんを見せてらぁ!
「……な、なに?」
突然俺の雰囲気が変わったからか、幽々子が驚いた顔で警戒する。
「後悔するなよ? 行くぞ」
俺は斬月を前に構えて右の腕を左手で支えるように掴む。なぜか、それは俺が構えた斬月からとてつもない程の霊力が溢れ出ているからだ。これを読んでいる皆さんならもうお分かりだよね?
「卍……解!!」
その瞬間、俺の周りに黒い霊力の渦が吹き溢れ、俺の体を隠す。俺の纏っていた普段気がなくなり、その代わりとして黒崎一護が死神として戦っていたときの卍解の死覇装に変わった。そしてあのばかでかかった斬月は普通の刀サイズになる。
俺は斬月を左右に一振りして霊力の風を吹き飛ばす。
「……天鎖斬月」
俺の姿を見た幽々子は霊力の嵐に耐えきれなかったのか、地面に足をつけている。そりゃあそうだな。あんだけの力を生身?で受けているのだから。
「……行くよ。月牙天衝!」
斬月を下から上に振り黒い月牙天衝を放つ。それと同時に俺も幽々子のもとに一瞬で移動し無数の斬撃を放っていく。
幽々子は俺から離れるように移動して弾幕を撃ってくる。だが、今の俺にはそんな攻撃は効かない。瞬歩を繰り返して弾幕から避けていく。
一見余裕綽々なように見える俺だが、卍解状態は霊力の消費が凄く激しいので戦闘に向かないし大体3分位しか体が持たない。
……だから早めに終わらせてもらおうか?
「っ!?」
俺は瞬歩で幽々子の目の前に移動し、
「……月牙天衝」
最後の、それも全ての霊力を込めた月牙天衝を放った。幽々子も間近で月牙天衝を撃たれては避けることなんか不可能のようで、攻撃が直撃してしまい吹き飛ばされていった。
それを確認した俺は霊力切れを起こしてしまい、その場で倒れてしまった。
~???~
幽々子を倒した真愛が倒れたあと、真愛の元に一人の男が現れる。
「くくく、やはりまだまだ能力も力も未熟のようだな」
「彼の事はどうするの?」
男の影からまだ18才と思われる年齢の少女が顔だけ出す。男は渋い顔をするが、すぐに無表情に戻る。
「そうだな。まぁ、こいつは『奴』の器だからな。ここで死んでもらう訳にはいかない」
「じゃあ、どうするの?」
「そうだな……少しだけ『奴』の封印でも解いておいてやるか。この先幻想卿がどうなるかは知らんがな」
そう言って男は真愛の体に手をかざす。
「ついでだ。体を分離させてやろうか」
真愛の体が黒く光ったかと思うと、真愛の体だけが残り、真愛から黒い光が何処かに飛んでいった。
「これでいい。じゃあ行くぞ……摩耶」
「はいはーい」
その後、二人は何処かに消えていった。
投稿遅くてすみません。
登場するキャラクター
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シャロット(ドラゴンボールレジェンズ)
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黒崎一護(ブリーチ)
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闇の王子(白猫project)
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常磐順一郎(仮面ライダージオウ)
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リンク(ゼルダの伝説)