東方女神録   作:超越の破壊者

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第三章・地底編
第十二話「目覚めと体と」


 

 

  ~霊夢~

 

 何時まで経っても帰ってこない真愛を心配した私は、いろんな人から情報をもらって冥界に来ている。

 

 なんでも冥界ちょっと前にいた三人の騒霊によると、この先にある冥界に行ったきり戻ってこないらしいから。

 

 私はなんだか嫌な予感をしながらも、冥界の奥を進んでいく。

 

「桜が綺麗ねぇ……うちもこのように咲かないかしら?」

 

 そんなことを考えながら歩いていると、「おい! 真愛! しっかりしろ!」と叫ぶ声が聞こえた。あの声は魔理沙であり、あんなにも切羽詰まったように叫ぶのも珍しいので、私は嫌な予感が当たったんじゃないかと思いながら先を急ぐ。

 

「これは……!?」

 

 急いで飛んできた私は、目の前にいる真愛の姿が信じられなかった。真愛は身体中がボロボロになっており、服もないに等しいぐらいに破けている。所々血が流れていて、下手したら死んでしまうぐらいの量を出している。

 

 私はどうしてこんなにものんびりしていたのだろう。さっきまでの私を殴り殺したいぐらいのどす黒い感情が私の心を支配する。

 

「あ、あぁ……私は、何て事を……私がしっかり異変解決に行ってたら……私がちゃんと着いていってたら……私がッ!!!!」

 

「霊夢! しっかりしろ! 今そんなことを考えていてもどうしようとないだろ! 今は早く真愛を手当てしないと!!」

 

「なんですって? 魔理沙、貴女に何が……いや、なんでもないわ。魔理沙の言う通りよ。今こうしていてもどうしようもないわね」

 

 私は深く深呼吸してから周りに誰かいないかを確認する。すると、真愛のいた場所から少ししたところに青色のゆったりとした服を着た女性が倒れていた。その傍らでは緑の服を来ている白髪の半人半霊が揺すっていた。 

 

「幽々子様!! 幽々子様!!」

 

 真愛とあの倒れている……多分幽々子の服を見て私は確信した。この二人は戦っていたんだ。真愛は異変解決のために、幽々子は異変の目的のために。

 

 そう思うと私のなかにまたどす黒い感情が溢れてくる。私はお祓い棒を右手に持ってボロボロになって倒れる幽々子のもとにゆっくりと歩いていく。

 後ろで「おい、どこ行く気だよ!?」って声が聞こえる気がするが、今の私にはそんなことを考えている暇はない。こいつを殺さないと。真愛をこんなにもボロボロにしたこいつらを!!

 

「ダメよ、霊夢」

 

 その声を聞いたとたんに、私の目の前が暗くなっていく。多分声からして紫に首を叩かれたんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ~~地底~~

 

 ここはどこだ? ありゃ? 俺は確か冥界に居た筈じゃなかったっけ? 幽々子を倒した俺は霊力切れを起こして倒れてた筈なんだけど……マジで此処どこだよ?

 

「あれ? 生前の体だ」

 

 俺はいつの間にか真愛ではなく勇魔としての体になっていた。まぁ、この体の方が使い勝手がいいからな。

 

「まぁ、それはいいとして……いやマジ何処よここ?」

 

 あぁ、またもや面倒くさいことになったなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登場するキャラクター

  • シャロット(ドラゴンボールレジェンズ)
  • 黒崎一護(ブリーチ)
  • 闇の王子(白猫project)
  • 常磐順一郎(仮面ライダージオウ)
  • リンク(ゼルダの伝説)
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