「さぁ、存分に戦いを楽しもうじゃないか!!」
拳を構えて打ちつけ合う鬼……星熊勇義を見て俺はかなり焦った。勇義はニヤリと笑っているが、俺の背中は冷や汗だらけだ。
「いやいやいやいや、鬼と戦ったら俺間違えなく死んじゃうからね!?」
本当にどうしてこうなったのかぁ? そんなことを考えている俺は、数時間の自分を大いに憎んだ。
《数時間前》
目を覚ました俺は適当にふらつきつつも辺りに誰かいないか探していた。だが、いつの間にどこかに飛ばされていたのか、周りは岩の壁だらけで全く出口がない。
あ~あ。どうしよう? しまいには此処を壊そうかな
ガヤガヤ!ガヤガヤ!ガヤガヤ!
ん? なんか光が見えたと思ったら騒がしいぞ? まぁ、行ってみるよね普通に考えたらさ。
と言うわけで外に出られましたぁ。本当にもう出口あるのかなって思ったよ。
ようやく外に出られた俺が見たのは、賑やかに酒を呑んで宴会を楽しむ鬼達の姿だった。
なんとなく面倒なことに発展しそうな気がするな。あーもう嫌だ嫌だ。凄く嫌だ。
「ん? 人間?」
そうこうしているうちに鬼の一人が、ただポツンとたつ俺の存在に気づいてしまった。……最悪だ。
「そこでなにやってんだ?」
赤い肉体を持つ鬼が近くまで来て訪ねる。しゃべりたくないけどどうしようか?
「いや……俺にもなにがなんだか」
鬼は俺の事を訝しげに見ると、
「勇義さん、ここに人間が居るんだがどうしましょうか?」
勇義と呼ばれた一本角の鬼の方を向いた。
どうしましょうか?じゃねーんだよ! 俺は心の中でツッコミを入れると、絶対に面倒事が起きると覚悟した。
「おや、本当に人間がいるねぇ。ちょうどみんな暇してたところだからね。おい、人間。名は?」
「人にものを尋ねる時はまず自分からって教わらなかったか?」
鬼としての性なのか威圧的に話しかけてくる勇義に、少し挑発的に返す。その言葉がきっかけで勇義以外の鬼達が殺気付いた。
「あっはっはっはっはっは!! こりゃあ面白い人間だねぇ。私たち鬼を見て恐れる所か挑発的に対応してくるとは……でもまぁ、確かに今のは私が悪かったな。私の名は星熊勇義。勇義でいいよ」
「……神代勇魔」
「見たところ外来人かい? アンタ見たいな奴はあまり見かけないからそうだと思うんだけど」
「確かに外来人だよ。つっても、かなり前から幻想卿に来ているけどな」
俺の言葉に勇義はなにかを感じたのか、顎を掴んで考え事をしている。あまりいい予感はしないけど、我慢するしかないな。
「よし! ちょっと試合しないか?」
「はい?」
幻想卿に分かったことその一、鬼は戦いが大好き。うん知ってた。こうなることは知ってた。だが……
「いいぜ! 乗ってやるよその挑戦」
俺はなぜか笑顔で引き受けてしまった。
そして、今に至ります。
「回想は終わったかい?」
「終わったけどメタいからその発言は止めような?」
今俺たちは鬼達が戦うのに使用するらしいスタジアムに来ている。いや、これはコロッセオにある闘技場と言っていいかもしれない。
ってか、東方presentの知識を持つ俺はすっかり忘れていたよ。今俺がいるこの場所に鬼の四天王こと力の勇義が居るってことは、ここは地底じゃねーかよ!
確か……覚妖怪と呼ばれる地上の嫌われものである古明地さとりが要るんだったよな。ふはははははは! さとりんに会いたいぜ! ……ロリコンではありませんよ? 断じて!
「それじゃあ、始めようか!」
そう言って拳を構えた勇義は、一瞬にして俺の目の前にまで移動してきた。
……俺死なずに戦えるかな?
勇魔「はいどうもー! とうとう始まりましたよ!」
真愛「何が始まったの?」
勇魔「それはね……ななななんと! 東方女神録~ミニ話~ですよ!」
真愛「わーい!(*’ω’ノノ゙☆パチパチ」
勇魔「このミニ話では、東方女神録に登場するキャラクター達のちょっとした紹介をしています」
真愛「普段のキャラクター達が原作と違ってどのようなキャラなのか、もしくはどんな人なのかがわかりますね! ボク達は出てくるの?」
勇魔「進行役なので出てきません!!」
真愛「そんな~」
勇魔「東方女神録~ミニ話~は次回から開始されますので、今回の話を見てくださった方は次回をご覧くださいな! それでは……」
勇魔&真愛「「また次回で」」
登場するキャラクター
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シャロット(ドラゴンボールレジェンズ)
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黒崎一護(ブリーチ)
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闇の王子(白猫project)
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常磐順一郎(仮面ライダージオウ)
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リンク(ゼルダの伝説)