東方女神録   作:超越の破壊者

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第二章・春雪異変編
第八話「帰るべき時」


 オーマジオウとなった俺が黄金のキバと戦って数日が経った。

 

 紅魔館テラスで睨み合う俺と紅渡(くれないわたる)、そして俺達をオロオロしながら心配そうに眺めているレミリア・スカーレット。レミリアの父スカーレット伯爵。

 

「お前がキバか……。本当に面白いな。こんな好青年が仮面ライダーだとは」

 

「僕もまさかこんな少年が仮面ライダーだったなんて思いませんでしたよ」

 

『確かにな! オレ様もビックリだぜ!』

 

 スカーレット伯爵は俺達の言っていることが理解できていないらしく、首を傾げながらも紅茶を飲んでいる。器用なことをしやがる。俺が淹れたんだけどな。

 

「おぉ……この紅茶は最高だな! 君、よかったらここで住まないか?」

 

「お、お父様……」

 

「悪いが俺にも帰る場所があってな。早く帰らないといけない」

 

 俺のその言葉に渡は「今すぐ帰ることはできないのですか?」と聞いてくるが、正直な所全くもってできない。そもそも俺がこの時代にやって来たのは勝手に開いたオーロラカーテンのせいであり、あれと同じようにオーロラカーテンが起動しない限り俺は元の時代には帰れない。

 

「まぁ、帰る時が来ればその時に帰る。それまではここで泊まらせてもらおうか?」

 

「クワッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ! 本当に君は面白いな! よいぞ。思う存分泊まるといい!」

 

「礼を言おう」

 

 言っておくけどこれはただのキャラ作りたからね? 元からこんな高圧的で上から目線な奴じゃないからね? 作者は別として。

 

うーーーーーーん! なんか面倒なので人類の最終奥義……使っていきたいと思いまーす!

 

ではでは……

 

 

 

 

キングクリムゾン!!

 

 

 

 

 

 

 

 あれからまたもや数日が経ちました。えっ?話翔びすぎじゃないかって? ハハッ! なに言ってるかわからな~い。

 

 まぁ、色々とあったよ。吸血鬼狩りを追い返したり、吸血鬼狩りと戦ったり(遊んだり)、巨大な龍と戦ったり(手懐けたり)と、そこまで重要なことはなかったよ! なに?色々大変な事があっただろって? しつこい奴は嫌われるぜ? 知らんけどな!

 

 そう言えば知らんうちに紅美鈴が門番として雇われてました。だから軽~く手合わせ(殺しあい)しました。圧勝たったよ。イエーイ!

 

 そんな俺の元に灰色のオーロラカーテンが現れる。

 俺はなんか慣れてるからあんまり驚かないけどさ、他のみんなはそうじゃないみたいで結構驚いていたよ。

 

「どうやら帰る時間が来たみたいだな」

 

 俺はそう言って数日間一緒に過ごした仲間とも言えるメンバーを見る。みんな俺と別れるのが悲しいのか涙を流してくれている。

 

「勇魔君。僕はもっともっと強くなっていつかファンガイアの王となります。だからもしその時が来たら……また会いましょう」

 

『うぅ~勇魔ぁ~! オレ様はお前のこと忘れないぜー』

 

「また会いましょうね……勇魔」

 

「また手合わせしてくださいね!」

 

「いつでもこの紅魔館に来てくれて構わないからな!」

 

 俺の友達とも言えるみんなから言葉をもらった俺は笑顔で「また会おうな」と言ってオーロラカーテンの中に入っていく。

 

 

 

 

 

 

 

  ~博麗神社~

 

 

 長かった過去の世界から現代の世界に帰ってきた俺は、博麗神社の居間にいた。しかも神代真愛の姿で。

 

 なんか霊夢が驚いた顔で俺を見ているけど何かあったのだろうか?

 

「あ、アンタ……

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで何処に行ってたのよーーーー!?

 

 

 凄くご立腹な霊夢様がいらっしゃいました……。

 

 これから大変かもな~。

 

 

 

 

 

 

 

 

登場するキャラクター

  • シャロット(ドラゴンボールレジェンズ)
  • 黒崎一護(ブリーチ)
  • 闇の王子(白猫project)
  • 常磐順一郎(仮面ライダージオウ)
  • リンク(ゼルダの伝説)

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