第八話「帰るべき時」
オーマジオウとなった俺が黄金のキバと戦って数日が経った。
紅魔館テラスで睨み合う俺と
「お前がキバか……。本当に面白いな。こんな好青年が仮面ライダーだとは」
「僕もまさかこんな少年が仮面ライダーだったなんて思いませんでしたよ」
『確かにな! オレ様もビックリだぜ!』
スカーレット伯爵は俺達の言っていることが理解できていないらしく、首を傾げながらも紅茶を飲んでいる。器用なことをしやがる。俺が淹れたんだけどな。
「おぉ……この紅茶は最高だな! 君、よかったらここで住まないか?」
「お、お父様……」
「悪いが俺にも帰る場所があってな。早く帰らないといけない」
俺のその言葉に渡は「今すぐ帰ることはできないのですか?」と聞いてくるが、正直な所全くもってできない。そもそも俺がこの時代にやって来たのは勝手に開いたオーロラカーテンのせいであり、あれと同じようにオーロラカーテンが起動しない限り俺は元の時代には帰れない。
「まぁ、帰る時が来ればその時に帰る。それまではここで泊まらせてもらおうか?」
「クワッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ! 本当に君は面白いな! よいぞ。思う存分泊まるといい!」
「礼を言おう」
言っておくけどこれはただのキャラ作りたからね? 元からこんな高圧的で上から目線な奴じゃないからね? 作者は別として。
うーーーーーーん! なんか面倒なので人類の最終奥義……使っていきたいと思いまーす!
ではでは……
キングクリムゾン!!
あれからまたもや数日が経ちました。えっ?話翔びすぎじゃないかって? ハハッ! なに言ってるかわからな~い。
まぁ、色々とあったよ。吸血鬼狩りを追い返したり、吸血鬼狩りと
そう言えば知らんうちに紅美鈴が門番として雇われてました。だから軽~く
そんな俺の元に灰色のオーロラカーテンが現れる。
俺はなんか慣れてるからあんまり驚かないけどさ、他のみんなはそうじゃないみたいで結構驚いていたよ。
「どうやら帰る時間が来たみたいだな」
俺はそう言って数日間一緒に過ごした仲間とも言えるメンバーを見る。みんな俺と別れるのが悲しいのか涙を流してくれている。
「勇魔君。僕はもっともっと強くなっていつかファンガイアの王となります。だからもしその時が来たら……また会いましょう」
『うぅ~勇魔ぁ~! オレ様はお前のこと忘れないぜー』
「また会いましょうね……勇魔」
「また手合わせしてくださいね!」
「いつでもこの紅魔館に来てくれて構わないからな!」
俺の友達とも言えるみんなから言葉をもらった俺は笑顔で「また会おうな」と言ってオーロラカーテンの中に入っていく。
~博麗神社~
長かった過去の世界から現代の世界に帰ってきた俺は、博麗神社の居間にいた。しかも神代真愛の姿で。
なんか霊夢が驚いた顔で俺を見ているけど何かあったのだろうか?
「あ、アンタ……
今まで何処に行ってたのよーーーー!?
凄くご立腹な霊夢様がいらっしゃいました……。
これから大変かもな~。
登場するキャラクター
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シャロット(ドラゴンボールレジェンズ)
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黒崎一護(ブリーチ)
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闇の王子(白猫project)
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常磐順一郎(仮面ライダージオウ)
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リンク(ゼルダの伝説)