東方外遠記 【リメイク版】   作:宗也

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平和な日々 絢斗編 後編

「スキマって思っていたよりも居心地がいいな。どうゆう仕組みなんだろうねぇ~。」

 

やあ、絢斗ですよ。スキマで移動しようとしてまた失敗した絢斗だよ~。

 

「あなた、またここにいるのね。」

 

「紫ちゃん、また会いましたな!」

 

紫ちゃんが呆れながらこっちを見てるよ~。いや~好きで来ているわけじゃないんだけどね~。

 

「今度は何をしようとしたのよ?」

 

「今度こそ行けると思ったんや。そう思ってスキマに入ったら。」

 

「また出れなくなった、ということね。」

 

そのとーり。俺の何がいけないのかね~。

 

「まあちょうど良かったわ。貴方に聞きたい事があったしね。」

 

「この状況、まさかの告白か!!」

 

「んなわけないでしょ。私が聞きたいのは妖夢の事なのよ。」

 

およ、紫ちゃんが妖夢ちゃんの心配なんてするんだね~、予想外です。

 

「んで~何が聞きたいのかな?」

 

「貴方は妖夢の事どう思ってるの?」

 

「まあ好きな方かな~。ちなみにloveじゃなくてlikeの方ね。」

 

異性としてはまだかね~。妖夢ちゃんがどう思ってるのか知らないし。

 

「まあ、それでもいいわ。あの子は真面目ですからねぇ~。」

 

あんな主人に仕えてたら真面目にもなるねぇ~。

 

「で、何でそんな事を聞いてきたのかな~?」

 

「あの子の将来について心配してるのよ。幽々子がもしいなくなったらあの子はどうなるか心配で。もちろん幽々子は私が守るわよ。」

 

そういえば前に幽々子に言われたな。あの子を助けてあげてって。紫ちゃんも心配してるんだね~。

 

「要するに、幽々ちゃんにすがり過ぎてるってことでしょ~?」

 

「そうよ、よくわかったわね~。」

 

そりゃ、聖人がいい例だよ。あいつは過去にすがり過ぎてる。俺が言えた事ではないけどね~。妖夢ちゃんはああなって欲しくないね。

 

「そこは心配せずに紫ちゃんはお茶でも飲みながら待ってなさ~い。」

 

まあ、しばらくは面倒みてやるつもりだしね~。

 

「あと1つ絢斗に言っておくわね。」

 

「何かな~?」

 

「妖夢の泣き顔は可愛いわよ。」

 

「知ってる~。マジで可愛かった!」

 

あれはくるね!心臓が止まりそうだったよ。

 

「知ってるのね。じゃあ教えてくれないかしら?」

 

「いいよ~。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2ヶ月前

 

「ふ~よく食べたわぁ~。」

 

俺と妖夢ちゃんと幽々ちゃんで飯を食べてた。何度食べても妖夢ちゃんのご飯は美味しいね~。

 

「幽々子様、食べ過ぎですよ!!」

 

「いいのよ、これくらい食べないとね~。絢斗もそう思うでしょ?」

 

「そうだね~。食欲は満たさないと人生やっていけないしね~。」

 

「全くもう、片付けてきます!」

 

そう言い妖夢ちゃんは食器を持って台所に行ったんだよね。その時に幽々ちゃんが俺に手招きしてきたよ~。

 

「絢斗。」

 

「何かな~?」

 

「今日人里で肝試し大会があるらしいの。せっかくだから妖夢と行ってきなさい。」

 

ああそっか、今の季節は夏だったね。幻想郷でもそういうイベントがあるんだなぁ。

 

「俺は構わないよ~。妖夢ちゃんはどうかは知らないけどね~。」

 

俺がそう言うと幽々子は含み笑いをしていた。これは何か企んでますなぁ~。

 

「そこは私に任せなさい♪」

 

「幽々子様、もう食器はないですよね?」

 

妖夢ちゃんが丁度戻ってきた。相変わらず家事を終わらすのが速いね!

 

「妖夢、今日人里で肝試し大会があるらしいの。せっかくだから参加してみない?」

 

「お、お断りします。」

 

肝試しと聞いた瞬間に妖夢ちゃんの顔が真っ青になったね、まだ幽霊とか苦手なのか~。

 

「コースを全部通れたら食べ物をたくさんくれるらしいわよ。」

 

「妖夢ちゃん、参加しよう。絶対参加しよう!」

 

「わ、わかりましたよぉ~。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人里

 

「ここからスタートするんだね~。」

 

あれから人里についてスタート地点にいるよ。妖夢ちゃんは体を震わしながらついてきてるよ。

 

「怖いの~?」

 

俺が茶化すと妖夢ちゃんは背筋をピンと伸ばしてそっぽを向く。

 

「べべ別に、こ、怖くなんかか、あありませんかかからね!!」

 

うん。怖がってるのが見え見えだね。

 

「ほんじゃま、行ってみよ~。」

 

「どうして気楽に行けるんですか。もう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最初はこの草むらの中央を通るんだね~。」

 

「い、行きましょう。」

 

俺が前で妖夢ちゃんは後ろという形で歩いている。さて、どんな脅かし方をしてくるかな~?

 

ガサガサッ

 

「!!!」

 

妖夢ちゃんは草むらの動く音に驚いて俺の手を掴んできたよ~。

 

「やっぱり怖いの~?」

 

「ちち、違いますよ!!こ、これは、そう、絢斗さんが怖くないか確かめただけです。」

 

強がり乙。妖夢ちゃんは意地っ張りだなぁ~。

 

「じゃあ進むよ~。」

 

しばらく進むと次は前方にお墓が見えてきたよ。ほほう、お墓は中々精密に作られてますなぁ~。

 

「お墓ねぇ~。久々に見たな。」

 

「………………。」

 

妖夢ちゃんは下を見たまま黙ってるよ。

 

う~ら~め~し~や~

 

「!!!!」

 

お墓の裏からそう聞こえてきた。恐らく仕掛人が言ったのかな?まあ、これくらいじゃ驚かないけどね。

 

「妖夢ちゃんもこれは大丈夫……。」

 

「………………。」

 

大丈夫じゃなかったようですね。俺の手を掴んでるし涙目になっていた。

 

「無理しなくてもいいんだよ~。」

 

「だ、大丈夫です!けど、あの、その。」

 

妖夢ちゃんはもじもじしながら口を濁させた。これはあれかな~。

 

「手を繋ぎたいなら言えばいいのに~。」

 

「い、いいんですか!?」

 

妖夢ちゃんは驚きながら言ってくる。そんなに驚くようなことかね~?

 

「じゃ、じゃあお言葉に甘えて……。」

 

そう言い妖夢ちゃんは優しく俺の手を握った。意外と暖かいな。

 

「じゃ、気を取り直して行こうか~。」

 

また、しばらく進んでいく。恐らく次が最後かな~。

 

「妖夢ちゃん、次が最後だよ~。」

 

「やっと、終わるんですね。」

 

妖夢ちゃんはほっとした表情を浮かべた瞬間。

 

「ぐおおおおお!!!悪い子はおらぬかーーー!!」

 

白い服装で白い布で顔を隠してる人が現れた。ってそれ違くね?

 

「きゃあああああ!!!!」

 

妖夢ちゃんは悲鳴をあげて俺に抱き付いてきた。肝試しじゃ定番だね!

 

「悪い子はおらぬかーー!!」

 

「ここ、ごないでくだざいーー!!」

 

妖夢ちゃんは泣きながら叫んだ。妖夢ちゃんの温もりを感じるね。

 

「悪い子は……。」

 

「いい加減にしろよ。それは肝試しに使うもんじゃないでしょ~。」

 

どこかのお祭りに使うものじゃなかったっけ?確かなまはげだったかな~?

 

「さらばだ~。」

 

そう言い去っていった。あの人は大変だな~。

 

「妖夢ちゃん。もういないよ。」

 

俺はそう言い妖夢ちゃんの顔を見る。その瞬間、俺は心が踊った。なぜなら、妖夢ちゃんの泣き顔が凄く可愛いからだ!!

 

「(やべぇ~。これはやばい!!可愛すぎる!今まで見てきた中で一番可愛い!写真撮ろう!)」

 

俺は妖夢ちゃんに気付かれないように携帯で写真を撮った。御馳走様です!

 

「妖夢ちゃん、もう終わったよ。」

 

妖夢ちゃんはおそるおそる顔を上げる。うほっ、涙目上目遣い!これも写真に収めなければ!

 

「もう、いないですよね?」

 

そう言った後、妖夢ちゃんは固まった。

 

「どうしたのかな?」

 

しばらくすると、妖夢ちゃんの顔が段々と赤くなっていっていく。俺に抱き付いているのに気付いたか~。

 

「あ、あわわわわ!!!」

 

急いで妖夢ちゃんは俺から離れた。うーん、残念。もう少し妖夢ちゃんの温もりを味わいたかったのに。

 

「そんなに赤くならなくても~良いんじゃないの~。俺的にはもっと抱き付いて来てもいいんだよ~?」

 

「か、帰りましょう!!」

 

そう言い妖夢ちゃんはもの凄いスピードで飛び去っていった。フッ、フラれちまったぜ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「その時の妖夢ちゃんの泣き顔がこれだよ。」

 

俺は紫ちゃんに妖夢ちゃんの泣き顔の写真を見せる。

 

「これは、すばらしいわね。」

 

紫ちゃんは鼻血を出しながら見ていた。その気持ち、とても分かります!

 

「鼻血出てるよ~。」

 

俺が指摘すると、紫ちゃんは急いでちり紙を取り出して鼻を拭いた。

 

「まあ、貴方が妖夢とよくやってるのがわかったわ。後でその写真くれないかしら?」

 

「いいよ~。じゃあ、俺は帰るね~。」

 

そう言い俺は歩き出そうとする。

 

「待ちなさい、どうやって出るつもりなの?」

 

「いや、いつの間に出来てないかなぁって。」

 

ほら、主人公補正パゥワァ~で!

 

「無理よ。そんな甘くはないわよ。」

 

「いや!無意識でやれば!」

 

「そう思ってる時点で意識してるじゃない。」

 

「無心だ、無心になれ!!」

 

「出来るわけないじゃない。」

 

「ダニィ!!!」

 

結局また紫ちゃんに救出されましたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「絢斗さん!!どこに行ってたんですか!?」

 

スキマから出た後、妖夢ちゃんが詰めよって来たよ。

 

「出来ると思ったんや。俺にも主人公みたいな力があると思ったんだ。」

 

「言ってる意味がわかりませんよ!!」

 

「まあまあ妖夢、せっかくの美味しいご飯が冷めちゃうわよ~?」

 

むっ、ご飯?

 

「もう夜ですよ!朝から何してたんですか!?」

 

どうやら半日スキマの中にいたみたいだね~。

 

「ごめんごめん。」

 

そう言い妖夢ちゃんの頭と半霊を撫でる。半霊を撫でると面白い反応するからね。でも半霊に触る時ってヒヤリとするからちょっと心臓に悪いんだよね。

 

「みみみょん!!撫でないでください!!」

 

あー可愛い。妖夢ちゃんはやっぱり面白いね~。

 

「二人とも、早く食べないと食べちゃうわよ~。」

 

テーブルを見れば夕飯の半分が無くなっていた。

 

「それはいけない!妖夢ちゃんの愛のこもったご飯を食べないわけにはいかない!!」

 

「どんな理由ですか!?」

 

「というわけで幽々ちゃん!!勝負だ!!」

 

俺は幽々ちゃんに大食い勝負を叩き付ける。無謀過ぎる挑戦だが、妖夢ちゃん成分を補給した今の俺に怖いものはない!!妖夢ちゃんの料理ならいくらでも食えるわ!!

 

「いいわよ~。絢斗がどれくらい頑張れるか楽しみだわ~。」

 

「うおおお!!負けねえからなぁ~!!」

 

「もうちょっと落ち着いて食べましょうよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「頑張った方じゃないかしら~。」

 

「うぷっ、何でそんなに余裕なんだよ……。」

 

結果、負けました。いや~いけると思ったんだ、でも幽々ちゃんマジ半端ないって!!吸い込むように料理が消えていくんだもん!!

 

「カー○ィと張り合えるぞ……。」

 

吸い込みとか覚えそうだな。そしてコピー能力とか使えそうだ。

 

「でもちょっと物足りないわねぇ~。」

 

妖夢ちゃんが用意した約百人前の料理を食べてもまだ物足りないのかよ~。

 

「そんな胃袋で大丈夫か?」

 

「大丈夫よ、問題ないわ~。」

 

「絢斗さん、大丈夫ですか?」

 

「大問題だ……。っていうのは嘘で。」

 

俺は立ち上がりながらストレッチをする。ふぅ、やっと動いても問題ないかな。

 

「んじゃ、風呂でも入って来ようかね~。妖夢ちゃん洗い物は大丈夫?」

 

「大丈夫です。安心して風呂に入ってきてくださいね。」

 

じゃ、ぱぱっと入って来ますかね!そう思って俺は風呂場に向かったが、後ろから幽々ちゃんと妖夢ちゃんの話し声が聞こえてくるよ~。

 

「妖夢、洗い物が終わったら来なさい。」

 

「はぁ、わかりました。」

 

んん~?まあいいか。そう思って服を脱いで浴槽に浸かった。

 

「いや~極楽極楽。」

 

やっぱり風呂は最高だね。リフレッシュ出来るよ。

 

「しかしまぁ、見事だねぇ~。」

 

風呂場でも建物に凝ってるのがわかるね。風呂場から見える夜桜、そして夜空に浮かぶ月、そしてふわふわと浮かぶ半霊。

 

「特に半霊は凝ってるねぇ~。」

 

ほんとリアルなもんだよ。って待てーーい!!

 

「いや何で半霊が浮いているんだよ!!」

 

目を凝らして周りを見てみると更に絶景が広がっていた。

 

「ど、どうも……。」

 

顔を真っ赤にして背中を洗っていた妖夢ちゃんがいた。背中白いね~!

 

「何で入って来てんの!?絢斗さんびっくりだよ!?」

 

「幽々子様が一緒に入れば仲良くなれるって。」

 

幽々子さん、俺のSAN値を削りたいんですか?もうごりごり減ってますよ。妖夢ちゃんの背中がとにかく綺麗だからな!

 

「これは俺でも鼻血出そうになるな。」

 

聖人と良太だったら鼻血をどばどば出して、快だったら気絶するなこりゃ。

 

「よいしょっと、ふう。」

 

妖夢ちゃんは背中を流した後、半霊を風呂桶に入れて洗い始めた。

 

「半霊も洗うんだね~。」

 

てっきりお湯をトバァって掛けると思ってたよ~。

 

「はい、あまり汚れはしないんですけどね。気分ですよ気分。」

 

そう言いながら洗い終えた半霊を、お湯を貯めた風呂桶に入れた。なんかいい絵だな。

 

「じゃあ、上がるかね~。」

 

そう言い立ち上がろうとすると妖夢ちゃんが駆け足でこっちに来る。そんなに急いだら滑るよ~。

 

「まま、待ってください!!」

 

「ん~、どしたの~?」

 

「そ、その、一緒に入りませんか?」

 

幽々ちゃんめ、まあいいか。

 

「いいよ~。」

 

「で、では、失礼します……。」

 

そう言い俺と妖夢ちゃんは向かい合わせでお湯に浸かった。妖夢ちゃんは顔を真っ赤にしながらモジモジしていた。

 

「緊張してるの~?」

 

「は、はい、ききき緊張しててます。男の人とは一緒に入った事がないので。」

 

まあ、妖夢ちゃんくらいの外見ならそうだよね~。年齢は別として。

 

「リラックスリラックス、俺も緊張してるんだからね~。」

 

「け、絢斗さんも!?」

 

「驚くようなことかね~?」

 

これでも女の子と一緒に風呂に入るのは初めてだぞ。だが紳士は顔には出さないのさ!

 

「い、いえ、絢斗さんはあまり動揺しないんですね。」

 

「顔に出ないだけだよ~。じゃ、そろそろ上がるかね、のぼせちゃいそうだし。」

 

そう言い俺は立ち上がろうとしたけど妖夢ちゃんが待ったをかけてくる。

 

「ま、待ってください!!絢斗さんはタオル巻いてるんですよね!?」

 

あ、その事を忘れてたよ~。

 

「巻いてないね~。」

 

「わ、私がうう後ろ向くまで立ち上がらないでくくください!!」

 

妖夢ちゃんは下をチラチラ見ながら言ってくる。あれだよね、妖夢ちゃんってムッツリだよね!

 

「だが断る!!!」

 

俺は妖夢ちゃんの言葉を無視して立ち上がる。妖夢ちゃんは顔をさっきよりも真っ赤にして、両手で顔を塞いで俯いた。

 

「はは早くいい行ってくだささいよ!!!」

 

「妖夢ちゃん、巻いてないけどこういうのもあるんだよ~。」

 

「……えっ?」

 

妖夢ちゃんはおそるおそる両手を顔から離す。

 

「……何ですかそれ?」

 

「これは耐水性に優れた短パンだよ~。」

 

現代の言葉で言うと海パンだね。

 

「つまり……。」

 

「妖夢ちゃん本当に面白いね~!反応がとても可愛かったよ!」

 

「それを何で先に言わないんですか!!?」

 

そう言い妖夢ちゃんは楼観剣を持って構える。

 

「ってどこから出したねん!!」

 

「覚悟してください!!」

 

ヤバイね、妖夢ちゃん顔が怖い。でもこういうのも見計らっていたのさ!

 

「妖夢ちゃん、今俺に斬りかかったら半霊も斬ることになるよ~。」

 

「いつの間に!!」

 

そう半霊を持ってしまえば大丈夫、ハハッ!!

 

「ん~、半霊は触る時ヒヤッとするけど、もふる分には問題ないね!」

 

そう言い半霊をもふり始める。

 

「け、絢斗さん!!や、やめてください!!」

 

妖夢ちゃんは泣き顔でそう言ってきたよ。でもそういう顔を見るともっとやりたくなるよね!

 

「もふもふもふ痛っ!」

 

もふもふしてたら半霊から体当たりされたよ。

 

「も、戻って来ましたね。」

 

ありゃ、いつの間に半霊が妖夢ちゃんの隣に移動してたよ。あれ?これやばくね?

 

「さあ、覚悟はいいですか?」

 

「ここは穏便にいこうか妖夢ちゃん。」

 

ここで暴れられたら俺も妖夢ちゃんもヤバイ!

 

「問答無用です!!」

 

そう言い斬りかかってくる、けどそんなに暴れたら

 

パサリ

 

「………………。」

 

「………………。」

 

あーあ、タオルが取れちゃった。でも俺にとってはラッキーだけどね!

 

「ひゃあああああ!!!」

 

そう言い妖夢ちゃんは慌ててタオルをさっきよりもきつく巻いた。

 

「み、見ましたよね?」

 

「見たんじゃない、見ざるを得なかったんだ!」

 

脳内メモリーに保存完了!また良いものが見れたぜ!

 

「わあああああ!!!」

 

「危ないから!!ここで刀を振り回したら危ないから!!」

 

「死んで忘れてください!!」

 

「出来ぬぅ!!!」

 

「人鬼 未来永功斬!!!」

 

えっ?ここでのスペカは……。

 

「アカーーーン!!!それはアカーーーーン!!」

 

白玉桜から2つの叫び声が聞こえましたとさ。

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