飛鳥「やあ七海元気かい?」
七海「おや?どうしてこんな所に?」
飛鳥「蘭子に用があったんだが...今はいないようだね」
七海「うん、後30分もすれば帰ってくると思うよ」
飛鳥「蘭子は何をしているのかい?」
七海「撮影があったらしいけど、今終わって帰ってきてる途中なんだって」
飛鳥「ふむ...少しボクと話をしないか?」
七海「いいけど?」
飛鳥「ありがとう、それで話というのは世界の原素というものさ」
七海「原素?」
飛鳥「君はこの世界の原素は天使か精霊どっちだと思う?」
七海「急にすごい話だけど...そうだね〜あえて言うなら天使かな」
飛鳥「へぇ...それはどうしてだい?」
七海「だってほら、よく四大天使なんて言うじゃない?ミカエル ウリエル ガブリエル ラファエルの四体」
飛鳥「ボクは精霊だと思うね、イフリート ウンディーネ シルフ ノーム」
七海「天使はさ有名じゃん?四大天使は特に知らない人はいないくらい、でも精霊は存在してるかも分からないし」
飛鳥「ふーん、確かに精霊は天使より知られていない存在だが、天使だって存在してるか分からない空想の存在じゃないか」
七海「まあ確かにそうだけど、それを言ったらおしまいだよ」
飛鳥「そうだね、答えが間違いだったようだ」
七海「あ、そうだ、天使の中で...いや堕天使も含めよう、その中で好きな天使はいる?」
飛鳥「ボクは__________」
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あれから20分
蘭子「ただいま帰りました!」
七海「ええ!どう考えたってルシフェルでしょ!」
飛鳥「いいや、ルシファーだね」
蘭子「お二人は何のお話ですか?」
飛鳥「ルシフェルかルシファーかどっちが正解かっていう議論さ」
七海「絶対ルシフェルでしょ」
飛鳥「いいや、ルシファーだね」
蘭子「あの...堕天使の呼ぶ名が違うだけでどっちも存在してるんじゃないですか?」
七海/飛鳥「た、確かに」
飛鳥「フ、七海とは楽しい会話ができたよ」
七海「飛鳥ちゃんは蘭子ちゃんに用があるんでしょ?」
飛鳥「そうだ、蘭子がこの前言っていた物を用意したんだが明日持ってこようか」
蘭子「え!まさかあれですか!」
飛鳥「そうだ、楽しみにしているといいさ」
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後日
七海「あー、眠い」
ガチャ
七海「ういーっす...って誰もいないじゃん、みんな仕事か」
七海「うん?」
<取り外し可能の天使の羽>
七海「...」チラッチラッ
ガチャ
七海「...」チラッ
七海「ちょっとくらい...いいよね?」
____________
廊下
飛鳥「ふむ、やはり彼らの事務所においてきたようだね」
蘭子「誰もつけないとは思いますけど...一応取りに行った方がいいですね」
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事務所
ガチャ
飛鳥「ようやくこk」
七海「今啓示を受け取りましたこの天使シロエル、精一杯ルシフェル様にお仕えしたいと思います」スッ
飛鳥「ほぉ...」
蘭子「わぁ...」キラキラ
七海「お?」
七海「...」スタスタ
ガラガラ
飛鳥「待て、待つんだ」ガシッ
七海「離してくれ!天使の羽を付けて台詞を言っている高校生が中学生に見られたなんて死ぬしか無いでしょ」
蘭子「ダメですよ!私はカッコいいと思います!」
飛鳥「そうさ、神々しかったよ」
七海「あ“ーその慰めがさらに死にたくなる」
飛鳥「だから何故飛び降りようとするんだ!」
七海「いや、天使の羽生えてるしいけるかなって」
飛鳥「その羽は今日ボクが持ってきたやつだ、飛べるわけないだろう!」
七海「はぁ...落ち着いたわ」
蘭子「ああ、よかった」
飛鳥「まったくだ」
七海「もう二度とこんな目に遭いたくない」
飛鳥「ふふっ、ボクは面白くて好きだけどね」
七海「勘弁してくだせぇ」
______________
後日
七海「おーっす、ってまた誰もいないし」
猫耳メイド衣装
七海「いや絶対誰かわざとだろ、...でも飛鳥は持ってないだろうし、もしかして本当に置きっぱなし?」
七海「今度こそ誰も見てないよな」チラチラ
_______________
七海「ふう、初めてメイド服なんて着たけど面白いな〜」クルクル
七海「では猫耳装着」スチャ
七海「ふむ、なんか定番なものあるかな...」
七海「よし」
ピッ...
七海「お帰りにゃさいませご主人様!このメイド七海ににゃんでもお任せください!」
七海「なんか恥ずかしくなってきたな、まあ誰も見てないしいいか」
ガチャ
飛鳥「ボクは見てたけどね」
七海「...」ダッ
飛鳥「待て!」ダッ
七海「ま、まあ見てるだけだったら最悪問題ないね」
飛鳥「ふーん」ピッ
<コノメイドナナミニ...
飛鳥「そういえば卯月に借りが一個あったね、これでも渡そうかな」
七海「くっ、なにが望みだ...」
飛鳥「今度ボクとデートにでも行かないかい?」
七海「デート?」
飛鳥「デートと言っても服を見に行く程度だけど」
七海「なーんだ、その位だったら何時でも行くのに」
飛鳥「という事は一緒に行くって事だね?」
七海「いいよー」
飛鳥「ふふっ、とっても楽しみだね」
七海「そうだね」
ちなみに飛鳥は既に卯月に送信していたため裏切りの形であった