廊下
早苗「ふんふーん♪」
ガチャ
七海「こっちこっち〜♪」タッタッタ
武内「お待ち下さい!」タッタッタ
ゴン
七海「ギャッ」
早苗「痛っ!」
武内「大丈夫ですか⁉︎」
七海「お姉ちゃんごめんね!僕前見てなかったの」
早苗「お姉ちゃん?」
七海「うん!」ニコッ
早苗「くっ!なんて純粋な笑顔」
武内「八代さん、事務所に戻りましょう」
七海「やっ!」プイッ
早苗「どうしたのよ?こんな子供みたいな反応してるけど」
武内「実は...」
_______________
少し前
七海「おん?志希ちゃんとプロデューサーが一緒にいるなんて珍しい」
志希「シキちゃんのじっけんだ〜い」
武内「...」クビサスリ
七海「実験するのは勝手だけど変なことしないでよね」
志希「は〜い」
七海「あ!お茶じゃん、ちょっと喉渇いた所だったからありがたい」コクコク
志希「七海ちゃん、それお薬入れてるやつ」
七海「ブフッ!...何で薬なんて入れてんの!」
志希「いや〜、飲むとは思わなかったも〜ん」
七海「うっ!」フラッ
パタリ
武内「八代さん!」
志希「ダイジョーブだって、死ぬような薬じゃないから」
武内「本当ですか?」
志希「それに〜ほらっ、起きたよ」
七海「...ほえ?」
______________
早苗「あなた大変ね」
武内「分かってくれると助かります」
七海「ねえねえ!お姉ちゃん、ここを案内してよ!」
早苗「記憶も無いの?」
武内「ですね」
早苗「ていうかよく怖がられなかったわね」
武内「それは...」
早苗「まあいいわ」
早苗「行くわよ!お姉ちゃんに付いてらっしゃい!」
七海「わーい!」
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レッスン室
トレーナー「1・2・3・4・5・6・7・8!」
菜々「ハア...ハア...」
心「ふぅ」
トレーナー「少し休憩だ!」
早苗「ここでレッスンをするの」
菜々「あ...早苗さ...ん」ゼェゼェ
早苗「お疲れ様」
心「ちーっす☆こんな所に何か用?」
七海「お姉ちゃん達カッコいい!」キラキラ
菜々「ふえ?七海ちゃんどうしたんですか?」
心「なんか子供っぽいな」
早苗「実は...」
_____________
菜々「な、なるほど」
心「にわかには信じがたいけど...まあ実際にあってるしなぁ」
早苗「まあ私は今この子を案内してるからまたね」
菜々「はい!また」
心「じゃあな」
七海「ばいば〜い!」フリフリ
バタン
菜々「なんかあれですね、めっちゃ可愛い子供ですね」
心「わかる、子供はあんな子がいい」
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廊下
七海「ねえねえ、ここで偉い人って誰?」
早苗「そうねぇ、みんなが会える中では専務かしら」
七海「専務?」
早苗「ええ、とーっても怖い顔をしてるの!」
七海「会いたーい!」
早苗「え、だめよ...今は忙しいだろうし」
七海「どうしても?」ウルウル
早苗「ぐっ........仕方ないわね、少しお邪魔するだけよ?」
七海「わーい!」
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専務室
コンコン
専務「入れ」
早苗「こんにちは」
七海「こんにちは〜!」
専務「珍しい組み合わせだな、何か用が?」
早苗「実は...」
七海「ねえねえお母さん!」
専務「おかっ⁉︎」
七海「どうしてお母さんはそんなに怖い顔をしてるの?」
専務「何故そんな子供みたいな喋り方をしている」
早苗「それが...」
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専務「成る程...一ノ瀬には私から話そう」ハァ
七海「お母さんは偉いの?」
専務「偉いというのに私は興味がない、シンデレラがしっかりと表舞台で輝けるならばどんな地位だって構わない」
七海「んー?よくわかんないけどすごいね!」
専務「フッ、凄くはないさ」
七海「あー!笑った!」
専務「私だって笑う時は笑うさ」
七海「お母さんも笑顔が一番だよ!笑顔でみんなとお話しすると楽しいよ!」
専務「考えておこう」
七海「うん!」
早苗「ほら七海ちゃん専務も忙しいから戻りましょう」
七海「うん!ばいばいお母さん!」フリフリ
専務「フッ、私の時間が空いていれば付き合ってやろう」
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きらり「ふんふふーん♪」
七海「お姉ちゃん変な服着てるね!」
早苗「こら、失礼でしょ」
きらり「七海ちゃんどうしたにぃ?」
早苗「カクカクシカジカ」
きらり「そうなんだにぃ!」
七海「お姉ちゃんおっきいね!でもさっきのお兄さんみたいに優しくて温かい」
きらり「むぇ?」
七海「うーん...よくわかんないけどお姉ちゃんは優しいから大好き!」ニコッ
きらり「!」ズキューン
きらり「この子もらっても良いですか?」
早苗「だめ、怪しいからあげれないわ」
きらり「むぇ〜」
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早苗「お姉ちゃんはどう?」
七海「お姉ちゃんはそうだなぁ...」
七海「うっ!」フラッ
早苗「大丈夫⁉︎」ガシッ
七海「ん...ここは」
早苗「良かったぁ」ホッ
七海「早苗さん...迷惑かけたようですね」
早苗「まさか記憶があるの?」
七海「ええ、なんか明日が大変そう」
早苗「それで、私はどうなの?」
七海「え?早苗さんですか?そうですね...秘密で」
早苗「え!どういう事、ハッキリしなさいよ!」
七海「ニシシッ」タッタッタ
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翌日 事務所
武内「あの...お二人ともそれくらいで...」
七海「...」ゴゴゴ
専務「...」ゴゴゴ
七海「全く、なぜ常に実験道具を持っている必要があるんだ!」
専務「一ノ瀬は少しの間反省が必要だな」
志希「あ...あの...反省内容とは?」
専務「ふむ、実害は八代にあった訳だから君が決めるといい」
七海「わかりました」
七海「プロデューサー、今からトレーナーさんに繋げれる?」
武内「どなたにしますか?」
七海「ベテランで」
武内「わかりました」
プルルルル
ベテトレ『どうかしたか?』
七海「こんにちはベテトレさん」
ベテトレ『おお、その声は八代か、どうかしたか?』
七海「いやぁ、ちょっとですね志希ちゃんの事でお話が」
ベテトレ『一ノ瀬がどうした?』
七海「実は“本人たっての”希望でですね、来週1週間のレッスン量を増やして欲しいと」
志希「んにゃ!それは」ガタガタ
七海「はいはい静かにしようね〜」
ベテトレ『それは本当か!一ノ瀬は今までにサボってきた分があるからな、楽しみにしておけと伝えてくれ』
七海「分かりました」
ピッ
七海「だって!」ニッコリ
志希「シキちゃん大ピーンチ...」ガクッ
専務「これに懲りたら持ち歩かないことだな」
志希「うわぁーーーん!」
志希の身体はボドボドダ!