IS 飛翔する白き翼    作:神風 刹那

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シュバルツェアレーゲンの真の能力が遂に明かされる。


第8話 時を止める黒兎

第8話

 

 

第2アリーナ

 

 

 シャルルの出来事の翌日、ヒイロは第2アリーナで沙紀や鈴とセシリアを除く一夏達と模擬戦をしていた。鈴とセシリアは個人でやりたいと第1アリーナにいる。沙紀のことは昼ご飯の際に全員あっていて紹介はすんでいるので問題はない。模擬戦はヒイロとシャルルが組み、一夏と箒、沙紀が組んでやっている。

 

 

 

 

「もらったああぁぁぁ!!」

 

 

「その程度」

 

 

 一夏の斬撃をサンドロックのヒートショーテルで受け止める。ヒートショーテルは円弧の様に湾曲した独特な刀身を持った2振りの大剣で、刃を高熱にすることで溶断力を上げている。(サンドロックほどのパワーはないので、威力は落ちる)

 

 

「うちもおるよ!!」

 

 

 沙紀の30mmキャノン砲がヒイロに向けて放たれる。

 

 

「くっ・・・・」

 

 

 避けきれないと判断したヒイロは一夏を蹴り飛ばして、シールドでそれを防いだ。沙紀のIS「神識」は箒の使っている打鉄をベースとして開発された機体だが、シャルルのラファールとコンセプトを同じにしている為にあまり面影がない。また、今は換装パックの一つである砲撃、防御重視の大鷲(おおわし)を装備しており、1門のキャノン砲や腕部ガトリング砲がヒイロやシャルルに向かって放たれていた。

 

 

「いけたと思ったのに!!」

 

 

 ヒイロは防ぐとすぐに、一夏に向けてマシンキャノンを斉射した。放たれた弾丸が白式のシールドエネルギーを削っていく。

 

 

「一夏!!」

 

 

 すると、その間に箒が割って入り、打鉄の浮遊型物理シールドでそれを防いだ。

 

 

「すまねえ、箒。助かったぜ・・・」

 

 

「かまわない・・・だが、このままでは・・・」

 

 

シャルルの攻撃を避け、何とか一夏を守ろうとしたのだろう、シールドエネルギーは残り少なくなっていた。

 

 

「ごめん、ヒイロ。倉持さんの支援が邪魔に入って・・・」

 

 

 そこに箒の相手をしていたシャルルも飛んできた。エネルギーは半分切っており、装甲の所々には剣撃の痕や弾痕がみられる。

 

 

「問題ない」

 

 

「強すぎだろ!あの2人!!」

 

 

「まったくだ。こちらの方が人数は多いはずなのに・・・」

 

 

 一夏や箒がそういうのも無理はない。模擬戦を始めて10分、一夏と箒のエネルギーはかなり少なくなっていて装甲もかなりダメージを負っている。沙紀は後方からの支援が多いため、エネルギーの消費は少ない。シャルルが半分、ヒイロが3分の1しかダメージを負っていない。

 

 

「どうする・・・まだやる?一夏」

 

 

「いや、やめとく・・・勝てる気がしねえ。なあ、箒?」

 

 

「そうだな。どこかの馬鹿が足を引っ張っているようだし」

 

 

「うっ」

 

 

箒の言葉に一夏は本当の事なので何も言えなかった。

 

 

「うちもいいよ。結構良い感じだったしね・・・ヒイロは?」

 

 

「別にどうでもいい」

 

 

「じゃあ、ここでお開きにするかあ・・・ありがとな皆。じゃあ、ヒイロにシャルル、部屋に戻・・・?」

 

 

一夏がそう言った時に突然アリーナが騒がしくなり、何人もの生徒がアリーナから走って出ていく。

 

 

「どうしたんだ?」

 

 

シャルルが近くの女子に聞きにいくと、ちょっと険しい顔をして戻ってきた。

 

 

「あのね、第1アリーナで3人の代表候補生同士が戦っているんだって・・・しかも、1人相手に2人が一方的にやられているらしくて・・・」

 

 

「それって、セシリアと鈴じゃあ・・・アイツら今第1アリーナだし。でも、代表候補生だぞ?」

 

 

セシリアと鈴は代表候補生だ。2対1で一方的にやられるのは幾らなんでも難しいはずだ。

 

 

「しかし、あの二人のコンビネーションでは・・・・」

 

 

 箒の言葉に皆が納得した。あのコンビは先日の真耶との模擬戦では本当に代表候補生なのか?と疑ってしまうもほどのものを見せたのだ。

 

 

「確かにアイツら二人が組むと戦力が二倍から二分の一になるか・・・」

 

 

何とも言えない空気が輪の中を漂う。

 

 

「「「はあ・・・・」」」

 

 

ヒイロと事のあらすじを知らない沙紀以外の口から一斉にため息が出た。

 

 

「だが、確かめる必要はある」

 

 

「そうだな、ヒイロ。まあ、行ってみようぜ?」

 

 

だが、アリーナで見た光景は一夏達が思っていたようなものではなかった・・・

 

 

 

第2アリーナ

 

 

 アリーナの一画では、ラウラ相手にセシリアと鈴は2人で戦っていた。だが、ヒイロ達が着いたころにはラウラのIS『シュヴァルツェア・レーゲン』の装備している6機のワイヤーブレードによって2機とも拘束されていた。セシリアはスターライトMk-Ⅲとビット、鈴は龍砲を潰され、双天牙月は遠くに飛ばされている。

 

 

「鈴、セシリア!!」

 

 

「あれでは一方的ではないか!」

 

 

 しかも、その状態の2人に容赦ない蹴りや腕部プラズマソードによる斬撃が続けられている。また、ワイヤーによって身動きが取れず、衝撃も逃がせない。

 

 

「ひどい・・・あれじゃあシールドエネルギーが持たないよ!!」

 

 

「緊急用の非常エネルギーに切り替わった!!」

 

 

「やめろ、ラウラ!!やめろおおおお!!」

 

 

 シャルルと沙紀の言葉通り、二人のシールドエネルギーが切れて今はパイロット保護のための非常エネルギーに切り替わっている。もし、このまま続きISが強制解除すればパイロットの命にかかわってしまう。だが、ラウラは攻撃を止める気配はなく、一夏の叫びが聞こえたのかこちらを見て口元に笑みを浮かべた。

 

 

(アイツ、挑発しているのか・・・・)

 

 

 ヒイロはラウラの考えがわかった。仲間を危険なめに合わせれば、それを助ける為に一夏は必ず戦闘に加わってくる。そして、助けに来た一夏を完膚無きまでに叩き潰す・・・・これがラウラの作戦だろう。

 そして、ラウラの考えは当たっていた

 

 

「来い!白式!!」

 

 

見るに耐えられなくなった一夏がISを展開させる。

 

 

「零落白夜!!」

 

 

 雪片の刀身が分かれ、レーザーソードが現れる。攻守ともに相手のエネルギーを無効化させる白式の単一使用能力『零落白夜』、攻撃特化の雪片弐型の組み合わせ・・・アリーナを保護するバリアーを破壊するのは簡単だった。

 

 

「その手を離せえええええ!!」

 

 

「ふっ・・・」

 

 

だが、斬りかかった一夏にラウラが右手をかざすと突然動きが止まった。

 

 

「なっ・・・・・!?」

 

 

微動だに動く事が出来ない。まるで、一夏だけが時間を止められたように・・・

 

 

「感情的で直線的・・・絵にかいたような愚図だな。その程度ならこの私とシュヴァルツェア・レーゲンの敵ではない・・・消えろ!!」

 

 

「一夏!!」

 

 

まさに、レーゲンのレールガンの砲口が一夏に向けられた時にシャルルのアサルトライフル『ガルム』がそれを防いだ。

 

 

「ちっ、雑魚が・・・」

 

 

ラウラは一夏の拘束を解くと、銃撃をサイドステップで避けつつ3機のワイヤーブレードをシャルルに向かわせる。

 

(そういうことか・・・)

 

ヒイロは、あることに気付き、ガトリングガンをラウラに向けた。

 

 

「ターゲット・ロック・・・」

 

 

シャルルを捕まえようとしたワイヤーブレードはヒイロの手に持ったガトリングですべて打ち落とされた。

 

 

「助かったよ!」

 

 

その間に一夏が鈴とセシリアを安全な所に連れて行く。ラウラはそれをあえて見ず、ヒイロの方を睨んでいる。

 

 

「いい機会だ。貴様も共に叩き潰してやる!」

 

 

そう言ってラウラは武器を構えた。瞳からは敵意が隠されずにヒイロに向けられている。

 

 

(今のお前は昔の俺と同じだ・・・ならば・・・)

 

 

ヒイロはガトリング砲をラウラに向けて構えた。

 

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒ・・・お前を殺す!」

 

 

 ヒイロはそう言うとラウラに向けたガトリングのトリガーを引いた。幾つもの火線が向かうが、ラウラが右手をかざすと、銃弾はラウラから30㎝手前の空中ですべて停止して届かない。

 

 

「AICやね・・・」

 

 

「AIC?」

 

 

観客席から箒と共に見ていた沙紀はそう分析した。

 

 

「アクティブ・イナーシャル・キャンセラー、慣性停止能力だよ。PICを更に発展させた物だって聞いちゅう・・・でも、実用段階まできてたとは知らんかった・・・・」

 

 

そのAICはかなり完成度が高く、ヒイロやシャルルの銃弾はすべてラウラの30㎝手前で止められている。

 

 

(また・・・なのか?また私は見ていることしかできないのか・・・)

 

 

 箒はそう言って何もできない自分に歯がゆさを感じていた。

 その間にも戦闘は続いている。

 

 

「これ程とはね・・・」

 

 

「俺がアイツの気を引く・・・お前達は左右から奇襲しろ」

 

 

ヒイロは通信回線でシャルルと二人のもとにいる一夏にそう言うとガトリングを仕舞って、サーベルを取り出した。

 

 

「わかったぜ」

 

 

「うん、わかった」

 

 

ヒイロはそう言うと一夏の方をチラっと見て、ラウラに向かってスラスターを噴かした。真っ直ぐに向かってくるヒイロを見てラウラは鼻で笑った。

 

 

「ふん、単純だな・・・」

 

 

 そう言ってラウラはレールカノンをヒイロに向かって放つ。だが、それも体を捻るだけでの最小限の動きで避けるだけで、ヒイロは動きを変えない。むしろ、逆に速度を上げていく・・・これにはラウラも驚きを隠せない。

 

 

「なっ!?万策尽きて特攻か・・・笑わせる!!」

 

 

すぐに真顔に戻るとラウラが近づいていたヒイロに向かって右手をかざした。途端にウイングの動きが止まる。

 

 

「・・・これがAICか」

 

 

「ふん、今頃気づいても遅い!!」

 

 

 ラウラはレールカノンをウイングに向けた。だが、その砲口から弾が出ることはなく、代わりに6機のワイヤーブレードが左右からくる一夏とシャルルを拘束した。

 

 

「しまった!?」

 

 

「うっ・・・!!」

 

 

ラウラは2人が挟撃してくることをよんでいた。

 

 

「この程度の小細工、気づかないとでも・・・・何!?」

 

 

 しかし、ラウラの言葉は下から迫ってくるビームサーベルで続けられなかった。AICは確かに反則的な能力だが、弱点がない訳ではない。その弱点は先ほどの戦闘で気づいた。

 

 

「もらった・・・」

 

 

「くっ・・・させるかぁ!」

 

 

 ラウラは急いでプラズマ手刀を発振させ、それを受け止めようとする。まさに、ビームサーベルとプラズマ手刀が触れる瞬間だった。

 

 

「「!?」」

 

 

だが、2人の剣の間に『刀』が割って入った。

 

 

 

 

 

 

「やれやれ・・・これだからガキの相手は疲れる」

 

 

 

 

 

 刀で2人の剣を止めたのは千冬だった。しかも、刀はISブレードでそれを生身で持ち、2本の剣を受け止めている。

 

 

「織斑先生!?」

 

 

「す、すごい・・・生身でIS用のブレードを振り回してる」

 

 

観客席でも驚愕の声がいくつもあがっていた。だが、一番驚いているのはラウラだ。

 

 

「きょ、教官!?」

 

 

「模擬戦をやるのは構わん・・・が、危険域を超える事態は黙認しかねる。この戦いの決着はトーナメントでつけてもらおうか・・・」

 

 

「・・・教官がそうおっしゃるなら」

 

 

不満はありそうだったが、ラウラは従って武器を下げた。

 

 

「お前達もそれでいいな?」

 

 

「は、はい・・・」

 

 

「僕も構いません」

 

 

「了解・・・・」

 

 

その言葉を聞いた千冬はISブレードを勢いよく地面に突き立てた。

 

 

「では、2週間後の学年別トーナメントまで一切の死闘を禁ずる!解散!!」

 

 

 

 

 

保健室

 

 

「別に助けてくれなくても良かったのに・・・」

 

 

「そうですわ。あのまま続けていれば勝っていましたのに・・・」

 

 

 顔や腕に包帯を巻いた姿で鈴とセシリアは言うが、あの状況から見れば勝つことは不可能なことは誰の目から見ても明らかだった。

 

 

「お前らなあ・・・強制解除まで追い詰められておいて・・・・・・・でもまあ、怪我がそれほどでもなくて安心したぜ」

 

 

「そうだね、怪我がたいしたことなくてよかったよ」

 

 

「だが、なぜお前達はアイツと戦うことになったんだ?」

 

 

「えっ・・・」

 

 

「・・・特にないわよ!!ねえ、セシリア!」

 

 

「ええ、何もありませんわ!!」

 

 

 箒の問いに2人は一瞬言葉に詰まったが、すぐに大げさに否定した。なにせ、それは特に一夏には知られてはいけないことなのだから・・・。

 

 

「まあ、無事だったからいいか。先生も落ち着いたら帰っていいって言ってたし。しばらく休んだら・・・・ん?」

 

 

「・・・なんだ?」

 

 

その時、突然廊下の方が騒がしくなり、ヒイロ達がいる部屋に大量の同級生がなだれ込んできた。

 

 

「「「『ユイ君』『織斑君』『デュノア君』!!私と組んでください!!」」」

 

 

それは突然の申し込みだった・・・

 

 

「えっ、組む!?何を?」

 

 

「今回から学年別トーナメントが3人一組になるんだって!」

 

 

「3人一組?トーナメントは2人一組じゃなかったけ?」

 

 

「なんでも、小隊のようにして実戦に近づけた方法にするんだって!」

 

 

「そうなんだ・・・」

 

 

(襲撃事件がらみか・・・)

 

 

 先日のゴーレム襲撃への対策だという事は簡単にわかった。だが、それがわかったとしても今の状況をクリアするのには何の意味もない。

 

 

「だから、私と組もうよ!デュノア君!!」

 

 

「えっと・・・その・・・」

 

 

「織斑君、一緒に組んで!!」

 

 

「急に言われてもだな・・・」

 

 

「お願いユイ君!私と組んでよ!!」

 

 

「・・・・」

 

 

「ずるい!私が一番に声をかけたのに!!」

 

 

 一人の男子に10人近く群がっているのだ。ちなみにこれは保健室に入っているだけの人数で、廊下にはその数倍近い人数がいる。このままではラチがあかない。

 

 

「悪い、俺達は男子で組むからあきらめてくれ。いいよな、二人とも?」

 

 

「一夏・・・」

 

 

「そうだな・・・」

 

 

その言葉に女子たちは誘うことができなくなった。

 

 

「まあ、女子と組むよりは・・・」

 

 

「男同士もありはありか・・・・」

 

 

「デュノア君を巡って、織斑君とユイ君が・・・ぐはっ!!」

 

 

「3人の肉体が絡みあって・・・・・ぐへへへ」

 

 

そう言って退散してくれるが、何人かは口から吐血し、気味悪い笑みを浮かべている。

 

 

「わかってくれたのはうれしいが、なんか寒気がしてきたぞ・・・・」

 

 

「一夏も?僕もなんか寒くなってきたよ・・・」

 

 

「・・・・」

 

 

だが、トーナメントの組分けに納得してない2人がまだここにいた。

 

 

「一夏さん・・・クラスメイトである私達が組んで差し上げても・・・・ねえ、鈴さん?」

 

 

(3人一組なのですからここは一旦休戦ですわ、鈴さん。アレの為にも・・・)

 

 

「そうよ、一夏!幼馴染なんだから私たちと組みなさいよ!」

 

 

(そうね、セシリア。あの転校生を一発殴りたいし・・・なによりアレの為にも)

 

 

 共通の敵、そして『トーナメントで優勝すれば、男子3人のうち好きな方と付き合える』という男子組と一部の教師陣を除くほとんどの人が知っている重大なイベントの為に2人は組んだ・・・

 

 

「ダメですよ」

 

 

だが、2人の考えは真耶によって却下された。

 

 

「なんでよ!!」「なんでですの!」

 

 

「お二人のISはダメージレベルがCを超えています。当分は修理に専念させないとあとあと重大な欠陥を生じするかもしれません・・・」

 

 

「「うぐっ・・・・・・」」

 

 

 ISは起動している時間につれて強くなっていく。損傷時もおなじで、損傷が大きい時に無理に起動すると、不完全な状態を補う特殊なデバイスを構築する。だが、これは逆に平常時に悪影響を及ぼしてしまうのだ。特に第3世代型の試作機などは量産型に比べ、その影響が大きくなる可能性があり、最悪コアを初期化、もしくは破棄という事態になってしまう。

 

 

「わかりました・・・・」

 

 

「不本意ですが、辞退しますわ・・・」

 

 

「肝心なところでチャンスを失うのは残念なことです。あなたたちにはそうなって欲しくありません・・・」

 

 

「「は、はい・・・・」」

 

真耶の言葉に2人はうなずくことしかできなかった。

 

 

「まあ、無事だったからいいんじゃないか?また、今度頑張れば・・・・」

 

 

「一夏さん・・・」

 

 

「一夏・・・・」

 

 

 一夏がそこまで言いかけた時、二人の顔はあきらめの顔をしていた。しかも、箒は冷たい視線を、シャルは苦笑いする始末だ。

 

 

「あれ?なんかいけないことでもいったのか?俺・・・・」

 

 

不思議に思う一夏だが、このことがわかるのはたぶんこれから先ないだろう・・・

 

 

「フッ・・・・」

 

 

 そんな様子を保健室入口の壁にもたれながら聞いていたヒイロの携帯に知らないアドレスからメールが来た。

 ヒイロは件名を見て、保健室を出た。

 

 

「これは・・・・・・・・・・・・・・・何!?」

 

 

その文面にはシュバルツェア・レーゲンに関する『ある事』が書かれていた。

 

 

「なぜ俺にこれを送った・・・・篠ノ乃 束」

 

 

 

 

その夜の寮の屋上

 

 

月明かりに照らされた屋上にラウラは一人立っていた。

 

 

「次こそは叩き潰してやる・・・・織斑 一夏、ヒイロ・ユイ。そして、教官の眼を覚まさせる!」

 

 

 

 

それぞれの思いが交錯するなかトーナメントは刻々と近づいていた。

 




 お久しぶりです。ちょっとした事情により更新が遅れました。すみません・・・さぼってた訳ではないですよ・・・タラタラ←汗

 では、次回もよろしくお願いします。

次回 黒いガンダム
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