IS 飛翔する白き翼    作:神風 刹那

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学校生活の始まり・・・ヒイロと一夏を待っている学園生活とは


第3話 青と白の奏でる円舞曲

4月・・・それは新しい学校生活の始まりを呼ぶ月である。もちろんここIS学園も例外ではなく、朝から入学式が行われた。

 

 模擬戦後、晴れて編入試験に合格したヒイロは一早く寮の1室を借りて生活することになり、政府からの補助金で衣服やノートパソコンなどを買った。そのなかで本格的な情報収集も行った。

 

 

 

1年1組SHR

 

 

「はい、私が副担任の山田 真耶です。1年間よろしくお願いしますね。・・・えっと、じゃあ最初のホームルームは皆さんに自己紹介をしてもらいましょう」

 

 

教壇では真耶が自己紹介を生徒に促していた。

 

 

「・・・君、織斑 一夏君?」

 

 

「は、はい!」

 

 

「あのね、自己紹介って『あ』から始まって今『お』の織斑君なんだよね。やってくれますか?」

 

 

「あ、すいませんでした。えーっと、織斑 一夏です。よろしくお願いします・・・だけです」

 

瞬間クラス中に椅子が倒れる音が響く。

 

 

「痛いっ!!って千冬姉!?」

 

 

「お前はまともに自己紹介もできんのか。それに学校では織斑先生と呼べ。」

 

 

一夏の横にはいつの間にか出席帳をもった千冬が立っていた。

 

 

「あ、織斑先生もう会議は終わられたんですか?」

 

 

「ああ、山田君。クラスへの挨拶押し付けてすまなかったな。」

 

 

そして、千冬はこちらに向き直ると

 

 

「諸君、私が織斑 千冬だ。君達新人を1年で使い物になるパイロットにするのが仕事だ。出来ない者には出来るまで指導してやる。逆らってもいいが私の言うことは聞け。いいな」

 

 

 

「き・・・」

 

 

「「「「「キャアアアアーーーーーーーー!!!」」」」」

 

 

教室の窓が割れんばかりに震え、ヒイロでさえ苦悶の顔を浮かべるほどの叫び声が教室中に響き渡った。

 

 

「千冬様!本物の千冬様よ!!」

 

 

「お姉さまにあこがれてこの学園に入りました!」

 

 

「お姉さまの為なら死ねます!!」

 

 

「我が人生もあながち悪いことばかりではなかったか・・・ガクッ」

 

 

(待て!最後の人死んだぞ!!)

 

 

「はあ・・・毎年よくもこれだけ馬鹿者が集まるものだ。感心させられる。それとも私のクラスにだけ集中させているのか?」

 

 

ため息をつきながら千冬は自己紹介の続きをさせた。

そして、順番がヒイロの番になった。

 

 

「ヒイロ・ユイだ」

 

 

短い挨拶をしてヒイロはそのまま席に着いた。真耶がなにか求めるような視線を送ってきていたが、無視した。

 

それから何人かで紹介が終わると

 

 

「さあ!!SHRは終わりだ。諸君にはこれからISの基礎知識を半月で覚えてもらう!!そのあと実習だが基本動作は半月で体に染み込ませろ。いいか、いいなら返事をしろ良くなくても返事をしろ。私の言葉には返事をしろ」

 

 

千冬のその言葉にクラスの大半が元気よく返事をした。

 

 

 

休み時間

 

 

教室の外はヒイロや一夏を一目見ようと上級生も混じり、ごった返していた。そして、それらの人たちの視線を受けながら一夏はヒイロの元に向かった。

 

 

「よお、ヒイロ。お前もやっぱり入ってきたのか」

 

 

「まあな・・・あれから何ともなかったのか?」

 

 

「あの時はありがとな。あれからは警察が来てくれたから何ともなかったぜ」

 

 

ヒイロと一夏が互いに話していた時、ポニーテールをした大和撫子風の女子が近づいてきた。

 

 

「箒?」

 

 

「少し一夏を借りていいか?」

 

 

「別に構わない」

 

 

「すまないな。では、一夏ついてこい」

 

 

そう言って篠ノ之 箒は一夏を連れて教室を出て行った。

 

 

1時間目

 

 

千冬は教壇に立つと黒板に大きくクラス対抗戦と書いた。

 

 

「まず、この時間だが再来週のクラス対抗戦に出る代表者を決める。自他推薦は問わないが、他薦された者に拒否権はないから覚悟しろよ」

 

 

「はい!織斑君を推薦します!!」

 

 

「私はユイ君を推薦します!!」

 

 

「はあっ!?」

 

 

「・・・・・」

 

 

女子の中では元から男子を代表にというのが決まっていたのだろう。賛成の声も男子の意向なしで挙がった

 

 

「他はいないか?だったらこの2人が候補になるんだが…」

 

 

「納得できませんわ!!」

 

 

しかし、それに待ったをかける声があった。

 

 

「男がクラス代表なんていい恥さらしですわ!このイギリスの代表候補生であるセシリア・オルコットに1年間もそのような屈辱を味わえというのですか!?」

 

 

セシリアが力説する中一夏は代表候補生の意味をヒイロに聞いていた。

 

 

「なあ、代表候補生ってなんだ?」

 

 

「代表候補生というのは簡単に言えば国家を代表する選手の候補生ということだ・・・」

 

 

ヒイロの答えに一夏も納得がいったようでセシリアの言葉を聞き直していた。

 

 

「実力から言えば入試で唯一教官を倒したこのエリートである私がなるべきです!」

 

 

「あれ、俺も倒したぞ教官。」

 

 

「な!!あなた!あなたも教官を倒したと言うの!!」

 

「まあな・・・」

 

ただ相手がいきなり突っ込んできて、それを避けたら壁にぶつかっただけだったが

 

 

「では・・・・あなたもですか?」

 

 

おそるおそるセシリアがヒイロにも問うた。

 

 

「いや・・・」

 

 

ヒイロは短く答えた。

 

 

「そんな・・・倒したのは私だけとお聞きしましたのに・・・」

 

 

「それって、女の子の中ではってことじゃないのか?」

 

 

一夏の無神経な言葉はセシリアの無駄に高いプライドを傷つけた。

 

 

そんな2人のやり取りを千冬は教室の隅で腕組みをしながらただ眺めていた。

 

 

「わざわざこんな島国まで来て極東の猿と比べられるなんて・・・このような屈辱耐えられませんわ!!」

 

 

「イギリスだって島国だし世界一まずい料理で何年覇者だよ」

 

 

「わっ、私の祖国を侮辱しますの!?」

 

 

「セシリア・オルコット・・・お前が言いだしたことだ」

 

 

「なっ!?」

 

 

ヒイロと一夏の反撃にセシリアの顔はどんどん赤くなった。

 

 

「・・・決闘ですわ」

 

 

「いいぜ、四の五の言うよりわかりやすい」

 

 

一夏はすぐに承諾し、ヒイロは無言で返した。

 

 

「決まったな」

 

 

場の雰囲気を読んで千冬がそこで話を終わらす為に区切りをつけた。

 

 

「では、来週の月曜放課後第3アリーナで行う。試合形式はまず織斑対セシリア戦をした後、勝った方がヒイロと行う!異論はないか?」

 

 

「・・・・構わない」

 

 

「かまいませんわ!」

 

 

「俺も別にかまわないぜ!」

 

 

「よし!これでこの話は終わりだ。次は他の役員を・・・・」

 

 

 

昼休み

 

 

ヒイロ、一夏、箒の三人はボックスで共に昼食をとっていた。

 

 

「・・・・で、こいつが幼馴染の篠ノ乃 箒だ。箒、こっちがヒイロだ」

 

 

「篠ノ乃 箒だ。よろしく」

 

 

「よろしくたのむ」

 

 

「それでさあ、箒?」

 

 

「なんだ?」

 

 

「ISのこと教えてくれないか?このままじゃあ何もできずにセシリアに負けそうだ」

 

 

「くだらない挑発に乗るからだ、馬鹿め。それに、同じ男子であるヒイロに聞けばいいだろう?」

 

 

そう言って箒はヒイロを見やった。

 

 

「俺にはやるべきことがあるからな・・・」

 

 

「だってさ。だからさ、もう箒に頼むしかないんだよ」

 

 

「なっ、しっ仕方ないな・・・では、今日の放課後剣道場に来い。一度腕がなまってないか見てやる」

 

 

突然箒の顔が赤くなったのをヒイロは気になったが、THE唐変木である一夏は気付いていないようだった。

 

 

 

放課後

 

 

ヒイロは一人で部屋に戻っていた。同じ部屋に決まった一夏は今頃箒に絞られているだろう。改造されたノートパソコンを起動させると、昨日アメリカのペンタゴンにハッキングした際に見つけたある写真を表示させた。

 

 

「やはり、この写真に写っているのは間違いなく『????』だが・・・・しかし、なぜコイツがここに・・・」

 

 

その写真には中東の秘密工場を襲撃している1機のISが写っていた。そして、燃え上がる炎の中緑のツインアイを輝かせ、工場を破壊していくその機体をヒイロは知っていた。というより、ヒイロしか名前すら知らないだろう・・・しかし、それを写しているのはその一枚だけで他の情報はなかった。

 

 

 

 

 

 

 

それから1週間後のクラス代表決定戦

 

 

ピットにはヒイロと一夏、千冬が搬入口前で一夏のISを待っていた。

 

あれからヒイロは例のISについて調べていたが何一つ情報は入らなかった。なお、一夏に関しては自分のISがまだ来てないこともあったので、基礎的なことは教えたが後の事は箒に任せていた。

 

 

「織斑先生来ました!」

 

 

真耶のアナウンスとともに搬入口から1機のISが運ばれてきた。

 

 

「これが・・・『白式』」

 

 

一夏の目の前にあったのは白いISだった。

 

 

「織斑、システムの最適化まで時間がない。ぶっつけ本番でものにしろ」

 

 

「わかった。じゃあヒイロ、勝ってくるぜ!」

 

 

「ああ、勝ってこい」

 

 

ヒイロの言葉を背に一夏はピットのカタパルトから発進した。それを見送ってヒイロは更衣室に、千冬は他の生徒が見ている観客席へと向かった。

 

 

 

 

アリーナ

 

 

 

アリーナにはすでに蒼色のIS『ブルーティアーズ』を装備したセシリアが待っていた。

 

 

「よく逃げずに来ましたわね。今なら泣いて謝れば許してあげないこともなくてよ」

 

 

「そいつはできねえな・・・だいたい謝るようなことをした覚えもない」

 

 

両者の間に沈黙が流れる・・・

 

 

「これより1組代表決め戦第1試合織斑 一夏対セシリア・オルコット戦を行います。2人とも準備はいいですか?」

 

 

「いつでもいけますわ」

 

 

「こっちもいつでもいいぜ。」

 

 

「では、3・・・、2・・・、1・・・、スタート!!」

 

 

開始と同時にセシリアがスターライトMKーⅢを放ち、レーザーが白式の左肩部装甲を吹き飛ばす。

 

 

「くっ!?」

 

 

続けざまのレーザーが襲い、一夏はそれを避けながら装備一覧を表示させた。

 

 

「武器はないのか?武器は・・・『雪片』。これだけか!!」

 

 

一夏は雪片を展開し、セシリアに接近する。

 

 

「このブルーティアーズに接近戦で挑もうなんて・・・なめていますの!!」

 

 

セシリアは一夏の斬撃を避けるとブースターについていた4枚のフィンを射出した。

 

 

「踊りなさい!ブルーティアーズが奏でる円舞曲(ワルツ)で!!」

 

 

「なんだ!?」

 

 

フィン型のビットは一夏を取り囲むと一気にレーザーを発射し、いくつかが直撃し白式のシールドエネルギーを削る。

 

 

「くそ!俺の死角から的確に撃ってきやがる!」

 

 

一夏はピットの攻撃でセシリアに接近できずにいた。その間もビットのレーザーが白式のエネルギーを奪っていく・・・

 

 

(あのビットが厄介だ・・・だけどあれを使用中は本体は何も出来ないようだ。なら、そこを突く!!)

 

 

一夏はピットの攻撃を避けながらセシリアに少しずつ近づき、間合いが詰まるとわざと隙を作りビットの攻撃を誘導した。

 

 

「まってたぜ!」

 

 

射線を誘導したレーザーを避け、近づいていたビットをすべて斬り落とし、そのままセシリアに向かう。

 

 

「もらった!!」

 

 

「お生憎様・・・ブルーティアーズは6機ありましてよ!」

 

 

セシリアの言葉と共に腰についていたミサイルを展開し白式に放たれる。

 

 

「しまった!うわあああっ!!」

 

 

突然のミサイルに一夏は避けきれずミサイルが直撃し白式の周りを煙が覆った。

 

 

「あっけなかったですわね。まあ当然のことですけど・・・」

 

 

 

 

 

観客席ではこれで終わったと思っている中

 

 

「まだ、終わってない・・・」

 

 

ヒイロはそうつぶやいていた。千冬が同じ時に同じことをつぶやいたことは誰も知らない・・・

 

 

 

 

アリーナ

 

 

 

煙が晴れてくるとその中央に純白のISが佇んでいた。

 

 

『システムの最適化が終了しました』

 

白式から女性の声が告げる。先程よりも純白となりウイングスラスターも大きくなっている。

 

 

「まさか、あなた!今まで初期設定で戦っていたというの!!」

 

 

セシリアが驚愕しているなか一夏は白式の右手にあるブレードを構える。

 

 

「『雪片弐型』・・・まったく俺は最高の姉を持ったよ…」

 

 

「なにを言っているのです?」

 

 

「だから俺はこの戦い負けるわけにはいかねえ!!」

 

 

一夏の言葉と一緒に雪片弐型の装甲が展開しレーザー刀を発振される。それと同時に一夏はブースト全開でセシリアに迫る。

 

 

「これで終わりだああああ!!」

 

初期設定の状態で戦っていたことへの驚きからセシリアは反応することができなかった。

雪片のレーザー刀がブルーティアーズの装甲に触れる・・・その瞬間

 

 

 

 

「シールドエネルギーゼロ!勝者セシリア・オルコットさん!!」

 

 

「「えっ!?」」

 

 

一夏とセシリアは予想外のアナウンスにあっけにとられていた。

 

 

 

 

観客席

 

 

 

「「「ええええええ!!!」」」

 

 

観客席でも千冬を除いた全員がこのアナウンスに驚いていた。そんな中、千冬はアナウンス用のマイクを手に取り

 

 

「2人ともボサッとするな!!」

 

 

「はっ、はい!」

 

 

「わかりましたわ・・・」

 

 

 

 

ピット

 

 

 

ヒイロがピットに着くと負けた一夏が声をかけてきた。

 

 

「すまなかったなヒイロ。仇を取ってきてくれ」

 

 

「了解した」

 

 

そういいながらヒイロはウイングガンダムを展開させ、カタパルトにウイングを接続させた。

 

 

「ウイング出る」

 

 

もう1機の白色の機体がピットより出撃した。

 

 

 

 

アリーナ

 

 

 

 

アリーナではヒイロが現れると驚きの声が上がっていた

 

 

「何、あれ?全身装甲?」

 

 

「見たこともない型だよね」

 

 

その声の中、ヒイロが所定の位置についた数分後に補給を終えたセシリアがやってきた。

 

 

「ウイングガンダム・・・・変わった機体ですわね。全身装甲ですし、なにかISとは別物のような気がしますわ」

 

 

(機動性は低そうですわね・・・次こそはさっきの一夏さんのようなにはさせませんわ)

 

 

セシリアの一夏の呼び方が変わったのは先の戦闘で一夏が予想外の強さを出したために好意を持ってしまったためである。しかし、これはセシリアの心の中のことなので知っているものはいない・・・

 

 

 

 

アリーナ

 

 

 

「これより第2試合ヒイロ ユイ対セシリア・オルコット戦を開始します。準備はいいですか?」

 

 

「いつでも構わない」

 

 

「こちらもいいですわ」

 

 

2人とも武器を構えながら答える。

 

 

「では、開始します!3・・・、2・・・、1・・・、スタート!!」

 

 

開始と同時にセシリアはフィン型ビット全機を放出しヒイロに向かわせた。

 

 

「踊りなさい!ブルーティアーズが奏でる円舞曲(ワルツ)で!!」

 

 

先ほど一夏にも言った言葉をヒイロにも言うとビットはウイングに向かってレーザーを放った。

 

 

「・・・」

 

 

ヒイロは冷静に最低限の動きでレーザーをすべて避けると、手にデスサイズのビームサイズを展開した。ある程度の武器の特徴を確かめる必要があるのだ。身の丈ほどある柄の先端から鎌状のビームが形成される。

 

 

「ビーム兵器ですって!?」

 

 

ヒイロは驚くセシリアをしり目に、最も近くにあったビットを切り裂いた。そこからのヒイロの動きは一切無駄がなく見惚れてしまうようにビットを斬り落とし、あっという間にビットはすべて破壊した。そして、ヒイロの振りかざしたサイズの余波で起きたビームの刃があっけにとられて止まっていたブルーティアーズの左推進翼を破壊し、シールドエネルギーを削った。

 

 

「きゃあ!!・・・・・そんな・・・ですが!まだ負けたわけではありませんわ!!」

 

 

ヒイロの強さに恐怖を覚えつつ、セシリアはスターライトを構え、ヒイロに向かって撃った。しかし、その場から動かないヒイロに、レーザーは一度も当たらない。

 

 

「なんで、当たりませんの!?」

 

 

体が無意識の内に震えていたのだ。

 

 

「セシリア・オルコット・・・お前は自分の力を把握しきれていない。そんなものでは俺は倒せない!」

 

 

ヒイロはサイズを収納し、左手でビームサーベルを抜くと、セシリアに迫った。

 

 

「なっ!?わっ私は、イギリスの代表候補生ですわよ!!インターセプター!!」

 

 

セシリアは左手にインターセプターを展開し、ヒイロに向かう。だが、ブルーティアーズは射撃主体の機体の為、近距離武装もそれほど強くない。なおかつ、近距離戦を苦手としているセシリアはヒイロにとって相手にもならなかった。ヒイロは、振り下ろされる左手を右手でつかむと、サーベルでスターライトMK-Ⅲと右推進ユニットを破壊した。同時にブルーティアーズのシールドエネルギーもゼロになる。

 

 

「シールドエネルギーゼロ!勝者ヒイロ・ユイ君!!」

 

 

観客席ではものすごい拍手と驚きの声が響いていた。

 

 

「そんな、私が負けるなんて・・・」

 

 

セシリアはその場を動けなくなった。

 

 

「・・・お前は、まだ変われる。俺と違ってな・・・」

 

 

「えっ?」

 

 

オープンチャンネルから聞こえた言葉にセシリアはヒイロを見たが、すでにピットに戻ったようでアリーナにウイングの姿はなかった。

 

 

 

 

 

とあるラボ

 

 

ここでもヒイロ対セシリア戦を観覧していたものがいた。

 

 

「いやあ、強いねえ~君達の世界はこんなのばかりなのかい?」

 

 

ウサ耳をつけた少女 篠ノ乃 束が画面から振り返ると部屋の入口に男が立っていた。

 

 

「いや、全てがそういうわけではい・・・彼はガンダムのパイロットだからな」

 

 

そういって男は画面に写っているウイングガンダムに視線をやる。

 

 

「ふ~ん、そうなんだ・・・で、彼に会わないのかい?」

 

 

束はそういって男の顔を見やった。

 

 

「まだ時ではない・・・」

 

 

そういうと男は、部屋から出っていった

 




どうもです。いよいよ原作本編に入ることが出来ました。ここからどういくか・・・作者の腕が問われるww
次回は・・・・模索中

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