真・恋姫†無双 革命×戦国†恋姫X 〜乙女絢爛 萌将伝〜   作:ジェイ・デスサイズ

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お疲れ様でございます。
意外にもこの小説が此処、友人にも好評でとても嬉しく思います。
他の小説も同時進行で執筆中ですので、優しい目で見守って頂けると幸いです。
では、本編どうぞ


第2話 重なる世界

「さてさて、鬼を日ノ本から全て屠る事を見事成した我々。これから平穏な日々を過ごしていくかと思いきや、気が付けば見知らぬ地で倒れており、目を覚ます。はて、此処は何処なのか?困惑する我々の中で剣丞殿だけが知る所だった!そして我々に声をかけてきた人物、それは一体誰なのか・・・我々は、誰も知らない」

 

一葉

「幽、何を余達に起こっている事と今の現状を話しておるのだ」

 

「これから読む者達の為に軽く説明を」

 

一葉

「ふむ、なるほど・・・?」

 

???

「そこの貴女、聞いてるのはこちらなのだけど・・・何明後日の方を向いて語ってるのよ」

 

「おっと、これは失敬。ささ、お話を続けて下さいませ」

 

???

「調子狂うわね・・・まぁ、良いわ。それで、貴方達は何者なのかしら?」

 

鎌を持った金髪の女性に警戒しながらも、久遠は1歩出て返答に答える。

 

久遠

「名を聞くのなら、まずは自分の名を明かすべきではないか?」

 

???

「本来ならそうなんだけどねぇ、貴方達は私達の敷地内に勝手に侵入してるのよ。となると、自然と悪はそちらになる・・・分かるかしら?」

 

後ろから一緒に来ていたであろう褐色肌で桃色の長髪が印象的な女性が話しかける。

 

美空

「ち、ちょっと待ちなさいよ!私達が侵入者って言いたいわけ!?」

 

日ノ本の為、仲間や剣丞の為に正義を成した・・・そして毘沙門天の加護を受けている美空にとって、【悪】が自分であるという事に納得がいかなかった。

 

???

「本当に侵入者なのか、否か・・・それを確かめる為に問うておるのだ。少々落ち着かれよ」

 

???

「本当に侵入者だったら、命知らずと言うか、田舎者と言うか・・・判断に悩む所だがな」

 

更に美しい黒髪と水色の髪をした女性が近付いてくる。現れた女性全員が只者ではないと、そして持っている武器を見て無意識に身体に力が入る。

 

久遠

「デアルカ・・・ならば、名乗らせてもらおう。【小波、剣丞を下がらせよ】」

 

久遠は句伝無量を使い、剣丞の近くにいる小波に指示を出す。指示を受けた小波は久遠の顔を見て頷き、剣丞と共に後ろの方へ下がった。

 

小波

「ご主人様、こちらに」

 

剣丞

「え?・・・わ、分かった」

 

剣丞と小波が下がったのを確認した久遠。相手は名乗ると言ったのに間がある事が気になった黒髪の女性。

 

???

「どうした、具合でも悪いのか?」

 

久遠

「っと、すまぬ。そうではない、安心されよ・・・では、改めて。我が名は織田三郎【久遠】信長、織田家当主にして日ノ本を統一した者なり」

 

久遠が堂々とした振る舞いで自己紹介をし、それを聞いた女性たちは驚きを隠せない表情をしていた。鎌を持った金髪の女性は片眉を

ピクリを上げる。

 

???

「織田・・・ですって?」

 

久遠

「左様、我は織田だ。偽名でもなければ、嘘でもない。正真正銘の織田三郎【久遠】信長、である」

 

???

「可笑しいわね、私の知っている織田信長は天下統一出来ず、本能寺で亡くなった筈なのだけれど」

 

久遠

「(なるほど。此処はやはり剣丞の言った通りの世界か)そんな事、今はどうでも良い。こちらは名乗ったのだ、そちらも名乗るのが道理ではないか?」

 

???

「えぇ、そうね。では、私も名乗らせてもらうわね・・・私は、姓は曹、名は操、字は孟徳・・・三国同盟の一国、魏王。曹孟徳よ」

 

鎌を持った金髪の女性が自己紹介をする、すると最初に食いつたのは梅だった。

 

「曹孟徳!?三国同盟!?そんな話、聞いたことありませんわ!それに貴女が本物だと言うのですか!?」

 

久遠

「梅、落ち着け」

 

「し、しかし久遠様!」

 

久遠

「梅、下がれ」

 

低い声で梅を正気に戻し「はい・・・」と返事をし後ろに下がる。

 

久遠

「我が家臣が失礼、許して欲しい。しかし、梅が言ったこともまた事実・・・互いの認識に誤りがあるようだ」

 

曹操

「えぇ、そのようね・・・でも、そちらにはそれを確認できる手札があると思うのだけど?」

 

久遠

「何・・・?(我等にその手札があると?・・・まさか剣丞か?そうだとして、何故剣丞を知っておるのだ)」

 

久遠が眉をひそめ、思考を巡らせる。それを見た曹操と名乗る女性は面白いのか「ふふっ」と笑みを零す。

 

曹操

「何で私が知ってるのか不思議な顔をしてるわね?」

 

久遠

「・・・良かろう。今の状況を変えうる札を、我は切るとしよう。わざわざ下がって貰ったのにすまぬな、剣丞。我の元へ来てくれぬか?」

 

剣丞

「気にしなくていいよ、久遠。オレの事を思って下がれって指示を出したんだろ?なら謝らなくても良い・・・よ」

 

久遠にいつもの様に語りかけながら前に歩いてくると、女性達の顔を見ると真顔になり、曹操と名乗った女性と水色の女性以外が驚いた表情をし、剣丞の名前を呼ぶ。

 

???

「「「け、剣丞!!」」」

 

剣丞

「愛紗姉!凪姉!雪蓮姉!」

 

互いに名前を呼び合う双方を見て、久遠達はポカンとした表情をした。そして曹操と名乗った女性と水色の女性はやっぱりか、と予想通りと言わんばかりの表情をしていた。

 

光璃

「剣丞・・・知り合い?」

 

可愛らしく小首を傾げ、剣丞に問いかける。

 

剣丞

「あ、あぁ・・・前にオレに多くの姉さん達が居るって話をした事あっただろ?」

 

美空

「確か、剣丞に修行を付けてくれたって言ってたわね・・・って、まさか」

 

光璃

「この人達が、そのお姉さん達?」

 

剣丞

「そ、そういうこと」

 

剣丞の言葉で正気を取り戻し、改めて曹操と名乗った女性と向き直す。

 

久遠

「・・・剣丞が居ることを、知っていたのか・・・?」

 

曹操

「知っていた、と言うより予測ね。今日は剣丞が蔵で消えて丁度2年が経つのよ、だから戻ってきたのかしら・・・と思ってたら、見知らぬ女性が大勢居た、と言った所ね」

 

久遠

「デアルカ・・・「剣丞!」ん?・・・って、なぁ!?」

 

久遠と曹操が話していると、剣丞が凪姉と呼んだ女性が剣丞を抱き締めていた、

 

「心配していたんだぞ、剣丞・・・しかし、元気そうで良かった」

 

剣丞

「ご、ごめん凪姉・・・あの時、刀持ったら急に光りだして気が付いたら・・・」

 

愛紗

「あぁ、私達も分かっている。別世界への転移・・・だろう?」

 

剣丞

「う、うん」

 

その返事を聞いた凪という女性は剣丞を離し、曹操へと質問をする。

 

「華琳様、剣丞は本物で間違いありません。剣丞本人の氣です・・・ですが、この後如何致しますか?」

 

曹操

「そうね・・・(プルル)あら、ちょっと失礼」

 

そう言うとポケットから細く四角い板を取り出し、誰かと会話を始めた。

 

一葉

「主様、あれはなんだ?あの者は誰と話しておるのだ?」

 

曹操の行動が疑問だったのか、一葉が剣丞の隣にひょこっと現れ問いかける。

 

剣丞

「あぁ。あれは携帯電話って言って、あれで遠くの人と会話することができるんだよ」

 

一葉

「ほほぉ・・・小波の句伝無量のようなものか」

 

剣丞

「まぁ、そんな感じかな」

 

剣丞と一葉が話していると「待たせたわね」と曹操が会話を終わらせて戻ってきた。

 

曹操

「とりあえず、中で話しましょう。場所は用意させたから、着いてきて貰えるかしら?」

 

久遠

「・・・分かった、よろしく頼む」

 

久遠の返事を聞いた曹操はくるりと背を向け「着いて来なさい」と言い残し、歩いて行く。他の女性達もそれについて行く。

 

美空

「ちょ、久遠っ!?」

 

久遠の肩を掴み、小声で訴える美空。それを予想してか慌てる様子なく久遠は答える。

 

久遠

「分かっておる。仮に本当に剣丞の姉達とはいえ、我等にも友好的かは不明だ。故にみな、警戒を解くでないぞ?」

 

光璃

「ん、了解」

 

一葉

「だな・・・では、参るか。主様」

 

剣丞

「大丈夫だと思うけど・・・まぁ、程々にね?(姉さん達が何かイタズラ仕掛けてなければ良いけど)」

 

こうして、曹操の誘いを受けて久遠達は移動を開始する。




如何でしょうか?
感想・ご指摘・絡ませたいキャラ達、等々お待ちしております。
では、次のお話でお会いしましょう

主人公新田剣丞に妹がいた事を思い出しまして、登場させるかのか否か悩んでます・・・そしてネットを探しても性格や話し方、名前すら分からない状態・・・なので、オリジナル妹になりますので皆様の意見をお聞かせ下さい

  • オリジナル妹あり
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