シベリア共和国連邦海軍北海艦隊第一戦隊 異世界漂流記   作:シベリアン-ハスキー

6 / 6
今回は少し短めです


2000UA突破しました、ありがとうございます


story3ー接触ー

カルーガ「前方、日本艦隊を目視で確認」

 

 

水平線上に人影が見えてくる

 

この距離ではまだ詳しい顔や身につけたものは分からないが艤装のようなものが見えた

 

 

アルマース「そろそろ電波が届くか、通信用意!」

 

副長が頭の上で丸を作り、準備が出来たことを確認してマイクに吹き込んだ

 

 

アルマース「[This is the Siberian Navy,wishing for a response](こちらはシベリア海軍、応答を願う)」

 

すると相手はこちらに気づいたのか手を振ってくれている

 

 

その上空には様々な機動をしている戦闘機隊がいた

 

さっきからレーダーの光点が荒ぶっていたが戦闘機隊がアクロバットをしているだけか

 

 

加古「ど、どうもこんにちは……響ちょっと来てくれ」

 

無線越しでも視界上でも慌てているのがわかる

 

 

というか扶桑語じゃん、それならそうと早く言ってくれればいいのに

 

 

アルマース「扶桑語なら喋れますから、公用語じゃなくてもいいですよ」

 

扶桑皇国海軍との共同作戦用に扶桑語をダウンロードしていて助かった

 

 

加古「扶桑語?まあ助けてくれてありがとう、礼を言うよ」

 

アルマース「あなた方を襲っていたアイツらについての説明をお聞きしたいのですが」

 

 

加古「話せば長くなるが……詳しいことは会って話そう」

 

アルマース「了解した、交信終了」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

蒼龍「第一次攻撃隊まもなく第27戦隊に到着するわ」

 

飛龍「分かった、第二次攻撃隊発艦初め!」

 

 

蒼龍飛龍の二航戦を中心にした輪形陣が発艦の陣形に変わる

 

 

弓に矢をつがえ空へ放つ

 

飛んで行った矢は航空機へと変わるとエンジンの力強い音と共に上がっていく

 

 

飛龍「やっぱり新型機は違うねえ」

 

緊急出動がかかり新型機のテストをしていた二航戦はテスト機を積んだまま出撃したのである

 

提督の指示でテスト機の実戦データを集めることになったのだ

 

 

特徴的な逆ガル翼を備えた試製烈風

 

従来の九七艦攻よりも巨大な天山

 

九九艦爆とは全く違った機体の彗星

 

これらは前世で搭載出来なかった機体たちである

 

 

飛龍「鎮守府より入電、《敵艦を殲滅、増援艦隊は撤退の支援に当たれ》だってさ」

 

蒼龍「遠征艦隊が敵を返り討ちにしたの……凄いわね」

 

 

確か戦艦が主力の敵艦隊だったはず

 

対して22戦隊は重巡と軽巡、駆逐艦でなおかつ武装もドラム缶ばかりで攻撃兵装は大して搭載していない

 

それでも戦艦を撃沈するなんて……

 

 

蒼龍飛龍「22戦隊……何をしたんだ……」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

加古「お前らがあれの主か?」

 

 

そう言って上空を飛んでいる戦闘機を指さす

 

先程とは違いきっちりと編隊を組んで艦隊の周りを周回している

 

 

 

 

アルマース「改めて自己紹介をしよう、シベリア連邦海軍第1戦隊、旗艦のアルマース級重原子力巡洋艦1番艦のアルマースだ」

 

加古「日本海軍第22戦隊旗艦の重巡加古だ、助けてくれてありがとう」

 

 

そう言ってお互い握手をする

 

だが加古の艤装からは煙が出ており曳航索が繋がれている

 

 

 

 

オリョール「私はモスクワ級重航空巡洋艦4番艦オリョール、よろしくね」

 

 

暁「暁型駆逐艦の1番艦の暁よ!ありがとう」

 

響「同じく2番艦の響だ、感謝する」

 

 

ラドヌイ「ブレスト級原子力巡洋艦7番艦のラドヌイです、よろしくお願いします」

 

カルーガ「僕はスルバ級原子力ミサイル巡洋艦2番艦カルーガだよ、よろしく」

 

 

球磨「球磨型軽巡1番艦の球磨だクマ」

 

多摩「球磨型2番艦の多摩だニャ」

 

 

オーリャ「コロレフ級原子力ミサイル駆逐艦3番艦オーリャです」

 

スモルヌイ「スモルヌイ級原子力駆逐艦1番艦スモルヌイだよ」

 

 

 

お互いに自己紹介をし合う

 

見た感じ敵視されている感じはない

 

それどころか目を輝かせている娘もいる

 

 

 

アルマース「さて何から聞こうか……」

 

加古「なあ、もし良かったらうちの鎮守府に来ないか?提督の指示でお礼がしたいそうだ」

 

 

 

確かにこの世界が分からない以上行くあてもない

 

このまま漂ってても燃料切れになる心配はないが食料や弾薬には限りがある

 

アイツらがどれだけいるか分からないがいずれはいずれは底を着いてしまう

 

 

 

アルマース「じゃあそうさせて貰ってもいいかな」

 

加古「了解した、提督に報告するから少し待っててくれ」

 

 

通信機で鎮守府に連絡をしているであろう加古を待ち

 

加古「よし、許可が出たぞ、付いてきてくれ」

 

 

そう言って動き始めるが…………遅い

 

 

 

機関が故障しているのであろう加古を軽巡コンビが曳航しているが遅い

 

排水量が大きい重巡を曳航するには少し力不足が否めない

 

10ノットも出ていないだろう

 

 

このままではいつあいつらに襲われるか分からない

 

 

アルマース「良かったら私が曳航しようか?重巡ぐらいだったら曳航できるぞ」

 

加古「いいのか?じゃあよろしく頼む」

 

 

軽巡コンビから曳航策を受け取り艤装に接続する

 

アルマース「じゃあ行くぞ、機関微速前進」

 

 

足元からモーター音が聞こえてくると少し後ろに引っ張られる感覚があるが微々たるものだ

 

アルマース「機関第4船速、だいじょぶか加古?」

 

加古「ああ、進路160に取ってくれ、途中で増援艦隊と合流するから」

 

 

先程からこちらに近ずいてくる対空水上目標は味方か……それは良かった

 

 

だがその反対、私たちの後ろの艦隊はなんなんだ?

 

対空目標も凄まじい数あるが、パッと見600機はいるぞ

 

 

アルマース「じゃあ後ろの航空機は味方か?ざっと600機ぐらいだが」

 

加古「後ろ?私たちの後ろのは味方艦隊は居ないはずだが、確認する」

 

 

加古「やはり私たちの後ろには味方はいない、居るとしたら深海棲艦ぐらいだな」

 

 

つまりあいつらは敵と言うことか……

 

このまま避けられればいいが、どう考えてもここを目指している

 

 

 

 

なぜここが……まさか!

 

 

アルマース「unknownNO.297をEnemyに変更!対空戦闘、対空ミサイル発射!」

 

 

レーダー画面の光点が赤くなる

 

一つだけ離れたところにいる目標、深海の索敵機をロックした

 

 

副長「了解!対空戦闘、「クリローク」発射用意!」

 

担当妖精「VLS,NO.2スタンバイ、発射用意よし!」

 

 

準備ができたことを確認し加古に最終確認をする

 

 

アルマース「後ろから近ずいてくる航空機は味方ではないんだな」

 

 

豹変ぶりに驚きながら

 

加古「ああ、味方機ではない」

 

 

アルマース「対空ミサイル、Огонь(発射)!」

 

 

短距離音速対空ミサイル「クリローク」は圧縮空気によってVLSから射出されると

 

空中でブースターに点火しスラスターによって90度向きを変える

 

メインエンジンを起動し音速まで加速すると目標に向かって突き進んでいく

 

排煙によってアルマースの体が煙に包まれる

 

加古「被弾した!?いやあれは……噴進弾?」

 

 

噴進弾らしき物体は白い尾を引いて飛んでいってしまった

 

加古「アルマース!どうした?だいじょぶか」

 

アルマース「ん?ああ、すまない」

 

 

アルマース「それより対空戦闘の用意をしてくれ」

 

加古「まさか敵機が近ずいてきてるのか?」

 

 

アルマース「その通りだ、数は600、あと15分ほどで視認距離に入る」

 

 

22戦隊の艦娘たちは信じられないと言う顔をしている

 

加古「600……やるだけやるしかない」

 

 

加古「全艦輪形陣に、対空戦闘用意」

 

アルマース「全艦対空戦闘用意!我々は輪形陣の外側で援護を行う」

 

その命令で全員が自分の決められた位置へと動く

 

 

アルマース「ミサイルは極力使わず砲で対処する!」

 

 

ここが元いた世界と違い技術が遅れている可能性があり

 

ミサイルなどの精密兵器は補給できないかもしれない

万一補給できたとしても粗悪品ばかりだろう

 

 

アルマース「EOAC(電磁加速砲)、主砲発射準備、弾種燃料気化弾」

 

 

担当妖精「EOAC(電磁加速砲)発射シークエンス開始、弾種燃料気化弾」

 

砲術妖精「主砲発射用意、座標F67m25、仰角35°、散布角0,5」

 

 

 

艤装の蓋が開き2本のレールを備える砲が現れる

 

担当妖精「エネルギー充填よし、射撃可能!」

 

 

 

艦首に集中して搭載された2基の44cm3連装砲が重厚音を響かせながら旋回する

 

砲術妖精「照準よし、装填よし、射撃準備よし!」

 

 

 

副長「主砲、EOAC(電磁加速砲)射撃用意よし、発射点まで5、4、3、2、1、Огонь!」

 

 

轟音と共に2基のEOAC(電磁加速砲)から57cm砲弾が音速を超える速度で放たれる

 

そして音が静まらぬうちに6門の砲身から砲煙とともに44cm砲弾が現われた

 

 

オリョール、スモルヌイ以外の各艦1基のから放たれた合計5発の57cm砲弾と6発の44cm砲弾は風を切り敵機編隊へと飛んで行った

 

 

 

 




皆様は菱餅イベやっているでしょうか

自分はそれのせいで執筆が捗りません


菱餅が1つ…菱餅が2つ…菱餅が…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。