卒業後は海賊世界へ   作:molte

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交錯し合うそれぞれの思惑

すみません

めちゃくちゃ遅れましたorz

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 そこは辺り一面が業火の炎に焼かれていた。まさに地獄と比喩できるような状況で人の叫び声や呻き声、泣き声などが辺りの集落に木霊する…

 

 

 

???『助け…て……』

 

 

辻『……』

 

 

???『助けてくれぇ!……くそっ!おい!』

 

 

辻『……』

 

 

???『おにい…ちゃん?』

 

 

辻『悪いな…』

 

 

『『助けて…』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             ♢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辻(ははっ…懐かしい夢を見たなぁ。もう10年も前の出来事だったと思うけど)

 

 

マルコ「おはようヒロト。なんだが目覚めは良くなかったみたいだな」

 

 

辻「ん?そんな風に見えるか?……それよりエースの行方はどうだ?」

 

 

マルコ「まだ分からねぇよい。ビブルカードでもあれば方角が分かるんだか…」

 

 

辻「アイツの実力なら死ぬことは無いだろう?七武海クラスなんだから」

 

 

エースはティーチを探しに行く3日程前に海軍の上層部から王下七武海の勧誘を受けたのだ。もちろん即答で断っていたが…

 

 

マルコ「何も無ければいいんだがよい…」

 

 

 相変わらずの心配性マルコである。マルコは仲間意識が強いからなのか島の買い物時にも連絡が取れるように必ず電伝虫を持てせようとする奴だ。まぁいい奴には変わりはないが過保護な部分がある

 

 

マルコ「前から気になってたんだけどよい。ヒロトのベットの下にあるその空洞はなんなんだ?」

 

 

辻「ん?あぁこれか緊急脱出用の船の所に繋がってるんだよ。これでも天竜人を殺害したんだし、いつ海軍に追われても逃げれるようにしておかないとな」

 

 

ジョズ「随分と抜かりないんだなヒロト」

 

 

マルコ「ジョズかい。おはよう」

 

 

辻「使うことがないといいんだけど…」

 

 

ジョズ「ははっ間違いねぇ」

 

 

 そう言えば最近新聞で俺の懸賞金が5億を超えてた。白ひげ海賊団の特殊部隊は戦闘に出ることは殆ど無いのに…全くっていい程音沙汰が無いからなのかな?

 

 

 

プルプルプルプルプル

 

 

マルコ「ヒロト!電伝虫鳴ってるぜ」

 

 

辻「おうさんきゅーな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――海軍――

 

 

 

 

晃side

 

 

 

 

 

 

 

 

晃「なんかまた天竜人が来るらしいんだよ」

 

 

辻『へぇー。そうなんだ』

 

 

晃「そっちは上手くやってんのか?」

 

 

辻『まぁ上手くやってるつもりだな。この世界の時間軸も把握しているし、これといったハプニングも起きてないさ。そっちはどうだ?』

 

 

晃「あーなんか俺たちのグループだけ孤立してんのよ」

 

 

辻『そりゃまた大変だなぁ。十中八九俺が原因だろそれ』

 

 

晃「と言っても実際大した事でもないんだよ。お前んとこのが暴れてるだけだから」

 

 

辻『あーそういう事か…話を戻すけど天竜人が来るっていうなら俺はそっちに赴くよ。モニオストロ聖の親族がかなり俺を執着しているみたいだからな』

 

 

晃「護衛はCP-0に海軍大将2人と聞いてるぞ。大丈夫なのか?」

 

 

辻『なんとかなるだろ。知らんけど』

 

 

 辻の本当の実力は未知数だ。現大将のボルサリーノさんが辻の蹴りを喰らって狼狽えるほど…明らかに海軍大将と互角かそれ以上の実力を踏まえているが底が知れない。…やれやれ天竜人も遂に龍の逆鱗に触れてしまったな

 

 

辻『それで天竜人来日の詳細は分かっているのか?』

 

 

晃「後1週間きったくらいだなぁここ半年かなり慌ただしかったな。前回の失態を取り戻すべくセキリュティも最大限に上げて、反逆者が出ないように洗脳的鍛錬も階級関係なく(中将以下)全兵が行っている。洗脳的鍛錬と言うより統率力を重視した鍛錬と言った方がいいか、そのような鍛錬が休暇も免除されて行われたよ」

 

 

辻『海兵も大変だなぁ。俺に向けての反感は嘸かし大きいだろうな』

 

 

晃「概ねその通りだ海軍全体が辻を目の敵にしてるっ感じだな」

 

 

辻『ははっ…じゃそろそろ切るぞ』

 

 

晃「あぁ…気を付けろよ」

 

 

 

 

 

ガチャ

 

 

 

 

 

晃「ふぅー、これで良かったか?」

 

 

???「あぁ!助かるよ晃くん!」

 

 

哲「大切な親友にすら裏切られるとは、ははっ!奴も滑稽よ!」

 

 

晃「あぁ流石にあいつはやり過ぎた…俺もいや俺達5人はお前らに従う事にするよ」

 

 

 この男の底もまだ分からない…ただ俺達より強い事は分かる。誰よりも野心家かもしれないなこの男は……

 

 

???「ふふっ…素晴らしい判断力だよ晃くん!」

 

 

晃(悪いな辻……)

 

 

???「そうと決まれば早速主要メンバーで作戦会議をしよう!晃くんはルームメイトを連れてきてくれ!」

 

 

晃「あぁ、わかった。すぐに連れていこう」

 

 

哲「場所は寮内の1527室だ。すぐに来いよ」

 

 

そう言い2人は部屋から出ていった。

 

 

晃「ナイツそこにいるんだろ。出てこいよ」

 

 

俺と哲と???と話していた部屋の奥の隙間からナイツが出てきた

 

 

ナイツ「どういう状況だ晃?お前まさか辻を裏切ったのかよ?」

 

 

晃「悪いな…俺からは何も喋れない」

 

 

ナイツ「お、おい!それでも親友かよ!…見損なったぞ晃!!」

 

 

晃「ナイツ…いや騎士。俺と1つ交渉してくれないか?」

 

 

ナイツ「交渉?」

 

 

晃「あぁ…もしかしたらこの世界がひっくり返るかもしれない」

 

 

ナイツ「お前は何を言ってるんだ?」

 

 

晃「要はこういう事だ───────────────」

 

 

ナイツ「そ、そんな事が水面下で起きてたのかよ……。一応その案は頭に入れておくがまだ保留にしておくぞ…いいか?」

 

 

晃「あぁ…だが明後日にでも答えを聞かせてくれ」

 

 

ナイツ「あぁ、わかった」

 

 

よし…取り敢えずこれで第1段階を終えたぞ

 

 

晃(ふぅー。諜報員ってのも大変だなぁクザンさんに報告しとかなきゃ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――モビー・ディック号甲板――

 

 

 

辻「親父!少しばかり遠出をしてくる。エースとは別件だがちょっとめんどくさい事になりかねんので人員を借りたいんだがいいですかいね?」

 

 

白ひげ「グララララ!遠慮せずに選んで連れてけ!おめェもそろそろ本格的に舞台に上がるべきだろォ!」

 

 

マルコ「旧友からの電話が切っ掛けかよい?」

 

 

辻「それもあるが目当ての物が見つかったんでね」

 

 

ビスタ「へぇー。気をつけて行ってこいよ」

 

 

ジョズ「何時でも帰ってこいよー!」

 

 

白ひげ「グララララ!ヒロト成り上がれよォ!!」

 

 

辻(声がでけぇ)

 

 

 

 

 

 

 

 出港して3時間程経ちますが特にこれといったイベントもなく順調に安全な航海を続けています。ええ。

 

 あ、そうだ。今回の航海の目標。それは海軍本部マリンフォードに上陸し、ある物を奪取次いでに海兵学校に視察に来る天竜人を始末するだけの航海です。

 

 乗組員は俺を合わせて10人。航海士や大工、船医は非戦闘員でそれ以外の7人は戦闘員。戦闘員と言っても白ひげ海賊団の隊長クラスの奴らではなくセミプロの様な、リクエストを充実に遂行してくれる人選にした。

 

 晃からの情報によればあと1週間も無い期間に天竜人が視察に訪れてしまう。まぁ時間的には全然間に合うのだが、ここは"グランドライン"何が起きるか誰も予想がつかないのだ……本当に何も無い時もあるけどね

 

 

戦闘員1「本当に何も起こらないですねぇ」

 

 

辻「何も起こらない方がいいけどな」

 

 

戦闘員2「確かにそうですね…」

 

 

航海士「ここから北東に見えるあの島に停泊されますか?」

 

 

辻「あぁそうしようか。それにあの島だとちょうどいいしな」

 

 

航海士「バナロ島が…ですか?」

 

 

辻「まぁね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――海軍――

 

 

 

 

晃side

 

 

 

 

 

 

???「まずは君達に、今日は集まってくれてありがとう!今日の議題は5日後にある天竜人視察会についてだよ。哲大まかに説明を頼むよ」

 

 

哲「あぁ。5日後にある視察会では最初に全兵で天竜人を歓迎すること。その後学校案内をしてから天竜人の挨拶となっている。前回と違うのは学校案内が先になっているだけだが俺達は学校案内に関与しないのでそこで最終確認をする」

 

 

葵「具体的には何をするんだ?」

 

 

哲「既に晃が憎き辻 浩人の誘き出しに成功している。それにヤツはどうやら海軍本部にある何かを盗み出そうとしているという情報も手に入れた。対策としては3つ程策がある。1つ目は皆それぞれの配置に着くと言った策は行わず、常に俺達7人グループが一塊になることが1つ目の策。次に2つ目。我々は奴への憎悪に塗れた海兵60人程に息を吹きかけてある。階級は皆准将から少将の者で占めているのでかなり強大な戦力となるだろう。この60人という戦力をどう使うか君達にも案を出してもらいたい」

 

 

???「そして最後3つ目だよ。ここからは僕が説明しよう。実質この対策が1番の有効打になると思うけど、我々はサカズキ大将とも協力して今回の作戦を行う事にしたよ。今回視察に来る天竜人は3名。前回の来日でむごい死を遂げたモニオストロ聖の親族で、血縁関係は父・兄・姉の3名となっているよ。CP-0も気合を入れてかなりの戦力を注ぎ込んでいるとの情報が、更には海軍最高戦力のボルサリーノ大将とサカズキ大将の2名。最早過剰戦力だと僕は思うけどね。ははっ!」

 

 

 流石に過剰戦力だと思うが……辻も逃げ切ることは不可能だろうな大将2人を相手にするのは四皇クラス、それも白ひげを超えるレベルの実力がないと無理だろう…

 

 

幹太「確かに。過剰戦力だと思うけど?」

 

 

海「むしろ他のセキュリティが手薄になるだろ」

 

 

???「セキュリティに関しては問題ない。今回の視察会は王下七武海も来席するように要請されている。現時点での参加表明は"バーソロミューくま"と"ドンキホーテ・ドフラミンゴ"の2名だね」

 

 

葵「ドフラミンゴか…なんか意外だな」

 

 

裕太「確かに意外っすね。まあミホークが来てくれるのがいちばん力強いっすけどね」

 

 

哲「……兎にも角にもだ。今回の目的は海軍本部にある何かと天竜人3名を死守することこれがまず最低条件だ」

 

 

???「けど本当の目的は辻 浩人の始末だ。皆んな手を貸してくれよ」

 

 

「「あぁ!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ♢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――バナロ島――

 

 

 

 

 

辻side

 

 

 

 

 

 

ティーチ「ゼハハハハ!久しいなヒロト!元気にしてたか!!??」

 

 

辻「お前は相変わらず声がでけぇんだよ。もう少し抑えてくれ」

 

 

ティーチ「ゼハハハハ!わりィわりィ…それよりヒロトよおめェ俺とちょっくら世界取ってみねェかァ?おめェが居れば百人力だぜェ!!」

 

 

辻「悪いがその提案には乗れないな。俺は今別件で動いてんだ」

 

 

ティーチ「……そうかァ。俺の提案に乗れねェなら仕方ねェなァ!ヒロト!おめェを捕まえて海軍に売り飛ばしてやるよォ!!」

 

 

 野心のある目に変わった。相変わらずコイツはわかり易い…しかしコイツの計算高さと能力には注意を怠っては行けない

 

 

辻「やめとけよ。痛い目見るぞ…それでもやんのか?」

 

 

ティーチ「俺ァ黒ひげ海賊団の提督だァ!!覚悟しろォ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの思惑が絡まり合いそして解けていく…………

 

 

 

 

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因みに好きなアニメのキャラは綾小路 清隆君です

あのなんかこう、冷静なんですけど勝利に飢えてる感じがめっちゃ好きです(語彙力

 

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