卒業後は海賊世界へ   作:molte

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大惨事

 

10万円何に使おうか?

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上官「悪魔の実争奪戦のルールをまず説明しよう」

 

 

上官「この争奪戦の参加条件は無能力者であるという事とこの場で今から言う説明を受けることである」

 

 

辻(ほぼ強制参加ということか)

 

 

ナイツは先日の特訓報酬で悪魔の実を食べたので不参加となる。

 

 

上官「この海では実力がないと死んでしまう。なので君たちにはこの1年間単純な力をつけてもらうことに専念してくれ。期間は来年の今日の昼2時まで、当日は決闘場で行う!ブロックを20ほど分け残ったもので優勝を決めることとする!」

 

 

ドレスローザ編のコロシアムの様な形式なのだろうか。海兵学校の決闘場はカンフーパンダに出てきそうな奴に似ていたが……

 

 

上官「今日から君達に1人ずつ指導者として上官が付く事になっている。指導者は必ず君たちより上の階級に位置する人達だ。存分に教えを乞うてもらえ!」

 

 

「「はっ!」」

 

 

 

 

 

 

――誰も来なそうな所――

 

 

 

 

 

辻「だと思ってましたよ」

 

 

クザン「あんちゃんはあんなかで一番鍛え甲斐があるからなぁ」

 

 

まぁありがたい限りではある。この人と1年間鍛錬するのはかなり有意義だし、覇気も六式も格段に伸びるだろう

 

クザン「じゃいつも通りやってくぜ」

 

 

ルームメイトの方はナイツが階級中将の人と晃が何故か同じ階級のスモーカー大佐と海や葵、幹太は准将の人と共に。

 

裕太は一等兵の生徒と鍛錬をしているみたいであった。

 

まずは体術の型を確認していく。

 

こんな時に見聞色を使って集中力を極限の状態にあげれるようにしておくことも鍛錬としている。

 

 

辻(長いがその分頑張るか)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー鍛錬1年後ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近俺の周りで変化が起きた

 

 

クザンさんとの鍛錬の賜物だと思うが原作にもあったルフィが頑張って会得した "流桜" 衝撃波を内部に撃ち込む攻撃を鍛錬して3ヶ月程度で出来るようになった。

 

そして武装色を腕に纏わせると赤黄色と青紫色になってしまった

 

赤黄色は高熱で青紫色が絶対零度となっていて両腕それぞれ色は操れることは出来ているがなんか怖い……自分が

 

これが神さまの言う覇気の限界突破の先の臨界点みたいな物なのだろうか

 

次に覇王色は濃度と範囲が伸びてバリアの近くに黒い電流のようなものが常に流れているようになって、見聞色は更に先の未来が見えるようになった。

 

 

 

上位陣はかなり六式が上手く扱えるようになっていた。

 

スポーツテストは何回か下位陣のみで行っているので下位陣の上達も目星しいものがあるかもしれない……知らんけど

 

ナイツは見聞色の覇気が少しだけ使えるらしい。アイツは結構天才肌なのかもしれないホモだけど

 

 

ナイツ「違うぞー」

 

 

葵と幹太はかなり引き締まった体に成り上がっていた

 

1年ほど前はかなりお腹周りを気にしていたが今はそんなことも無くなり好青年で葵に関して言えば根が優しいので女性陣にかなり高い評価を得ているらしい

 

だが1年も経つと男性陣の方はこの世界観に入り浸っている。海軍は正義みたいな感じで…なので恋愛脳より鍛錬脳になっている一部を除くが……

 

そして今の時間軸も少しだけ分かるようになった

 

半年ほど前に海軍の上層部でイーストブルー新生の海賊が現れたと少し有名になってたらしく、名前はスペード海賊団という原作主人公ルフィの義兄のエースが団長を務める海賊団だった筈…あんまり覚えていないが

 

3年後にはルフィがフーシャ村から出航していると思うので原作開始までおよそ2年半という事になる

 

 

辻「ふぅ〜取り敢えず決闘場にいくか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー決闘場ーー

 

 

 

 

 

 

 

上官A「ではこれより悪魔の実争奪戦を開催する!」

 

 

モモンガ「私が改めて説明しよう。場所は学校内にある講堂のここ決闘場でおこなう。参加者449名を20ブロックにランダムで分ける。1ブロック1人予選通過者を決め、勝ち上がった20名は翌日昼の2時この学校内の何処かにある悪魔の実を探し出して食べることが出来た者が悪魔の実争奪戦優勝者とする」

 

 

上官A「悪魔の実はパラミシア1つとゾオン2つの計3つだ。つまり優勝者が3名となる」

 

 

そういえばあの島から持って帰ったゴロゴロの実が見つからないようにしとかないと行けないな。

 

って言っても誰にも分からないような所に隠してあるので見つかることは無いと思うけど

 

 

上官「悪魔の実の詳細はゾオン系はモデル:ブラックパンサーとモデル:鷹。パラミシアの方はナギナギの実となっている」

 

 

晃「ナギナギの実ってなんだ?」

 

 

幹太「ロシナンテが持ってた実だよ」

 

 

海「音が聞こえなくなるやつだっけ?」

 

 

幹太「そう」

 

 

ナギナギの実は原作ではドンキホーテ・ロシナンテが有していたローを守るために使った実だったは筈

 

攻撃性はなく隠密性に長けていると原作では表記してあった気が……

 

 

 

モモンガ「ではこちら側でメンバーをA〜Tグループにまで分けておいたので、すぐ側にあるグループ表を見て早速争奪戦を始めていくぞ」

 

 

「「はっ!」」

 

 

 

 

俺はGグループ配属だった。

 

Gって聞いたら気味が悪いがグループ分けの人数はランダムでこのグループは人が多かった為適当に負けて終わることにしよう、うんそうしよう

 

他のメンバーはかなり被っているみたいであった晃と海が同じグループで初期上位陣の女子たちもかなり被っているみたいであった。他は知らん

 

 

何故か俺は優勝候補の中に入っているらしい。

 

うん何故か。なので集中砲火してやると覇気で会話の内容を聞いてまったのでそれを利用して負けてやろうと思う。

 

この争奪戦の悪魔の実は融合候補に入らないので勝つ気は無い。

 

 

辻「はぁ退屈だなぁ」

 

 

今度天竜人が海兵学校に視察に来るということなのでもういっその事天竜人でも殺せば退屈な日々は亡くなるだろうか

 

 

 

――予選終了――

 

 

 

俺は明日の決勝に出る必要が無いのでゴロゴロの実が見つからないよう厳重に注意して久しぶりにゆっくり過ごそうと思ってる

 

それより予選ブロックの晃と海の試合はかなり拮抗したが今日は海に軍配が上がった

 

けど晃は悪魔の実に興味が無いらしく負けても特に悔しがってはいなかった

 

葵と幹太は順当に決勝進出、裕太は最初のスポーツテスト2位の奴に負けたらしい

 

初日の結果は葵・海・幹太が決勝進出、俺・裕太・晃が予選敗退という結果になった

 

辻(神様に然るべき時に動き出せと言われたがいつ何時がいいんだろうか、原作はかなり読み込んだけど読めば読むほど天竜人が嫌いになるしなぁ。マリージョア制圧でもしてやれば世界がひっくり返るかこれ)

 

 

辻「それとも海賊にでもなろうかな…ワンピースがあるのは知っているがどんなものか知らないし、自分の目で確かめて見たいまである」

 

 

 

よし!決めた時期がいいしエースと一緒に白ひげ海賊団に入ろう。そして頂上戦争で一暴れでもしてその後は…うーんその時に考えよう。

 

アイツらには悪いが縛れるより自由がいいしな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           ♢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――1週間後――

 

 

 

朝礼

 

 

 

モモンガ「明日は天竜人がこの海兵学校を視察しに来ることになっている。くれぐれも失礼な態度をとらないように、海軍でも天竜人の逆鱗に触れればすぐに消されるぞ!今日は休日だか緊張感を持って当日も過ごすように!!」

 

 

「「はっ!」」

 

 

なんと明日に来るらしい奴らは

 

別にその天竜人が何かしたかは知らないがとりあえず見せしめとして1人屠っておこう

 

あ、そういえば

 

先日の悪魔の実争奪戦は海がゾオン系モデル:ブラックパンサーを食べて優勝

 

他2人の優勝者は予選で裕太に勝った奴がゾオンの悪魔の実を、もう1人は初期下位陣にいた女子だった

まあこればっかしは運ゲーみたいな所ではあるし、バカ広い土地で制限時間30分とかなりの鬼畜ゲーでよく全部見つかったなと思った。因みに俺は寝てた

 

 

 

 

――午後7:00――

 

 

 

 

葵「明日は天竜人が来るのかぁ」

 

 

晃「天竜人って前聞いたが変な人らの集まりなんだろ?」

 

 

海「一般人を奴隷にするとか言われるからな。しかもおっさんだし髪型キモいし」

 

 

俺の紅茶とクッキーを食べて7人で一服している光景はこの1年間1回も変わることは無かったがそれも今日でおしまいか

 

 

ナイツ「辻なんかお前いつも通りにぼーっとしてるな」

 

 

裕太「またいい事考えてるんっすよね、リーダーだし」

 

 

幹太「辻さんおかわり」

 

 

辻「はいよ」

 

 

コイツらの事は嫌いではないが別に好きでもない。俺はそういう人間だしコイツらが死んでも最低限の弔いをして後は特に何も思うことは無いだろう

 

自分でも異常な人間だと自負している黒ひげと相性が合う気がするがそれよりも俺は海賊の方が性に合う気がしている

 

辻「天竜人が来るってことはCP-0も来るのか」

 

 

裕太「そうなるでしょうね」

 

 

CP(サイファーポール)

 

国際統治機関世界政府が凶悪犯や危険組織の調査を行うための諜報機関である。世界中に8つの拠点を持ち、構成員は全員喪服のような黒い服装をしているのが特徴

 

ただ、潜入活動の時は潜入先に応じた服装に変装して周囲の環境に溶け込む

 

組織としては、CP‐0、CP1、CP2、CP3、CP4、CP5、CP6、CP7、CP8、CP9の10の部署に別れている。

 

今回天竜人の護衛として共に視察に来るのはCP-0、サイファーポールの最高峰に位置する世界貴族直属の機関で、"世界最強の諜報機関”と呼ばれる

 

CP1~CP8は、世界中で諜報活動をするサイファーポールの基本的な部署である。トップの役職は主官で、CP1~CP8にそれぞれ1人ずつ置かれている模様

 

最後にCP-9

 

CP1~CP8の行う普通の諜報活動に加えて、政府と敵対する者や非協力的市民の殺害も行う組織で、その超法規的活動を行う一面から、世間には公表されていない部署となっている。メンバーは超人的体技六式を基本戦闘術とし、それぞれ道力と呼ばれる単位で戦闘能力を数値化されており、兵士1人の道力(10)を基準として考えている。トップの役職は司令長官で、同時に政府所有の司法機関エニエス・ロビーのトップも兼ねている。現在の司令長官はスパンダム

 

ルフィと同じ様に急成長しているロブ・ルッチもCP-9に所属している

 

 

辻(CP-0を蹴散らすのは簡単だが海軍上層部には追いかけられるだろうなぁ特に赤犬とか……)

 

原作のシャボンディ諸島でルフィが天竜人を殴った時もかなりの戦力がシャボンディ諸島に集っていた

まぁ既に脱出用コーティング済みの船があるのでそれに乗って行くか破壊されたら剃刀使いまくって色んな島に移動していこう。かなりゴリ押しだけど……

 

 

 

晃「風呂いくかぁ〜」

 

 

「「おう」」

 

デジャブ感があるが晃にリーダーの素質があるということだと解釈しておく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――朝礼――

 

 

 

 

 

 

 

モモンガ「今日は天竜人のモニオストロ聖がこの海兵学校に視察に来られるということで今日の日程を皆に知らせておく。正午に到着されるので全兵で歓迎し直後、講堂でモニオストロ聖の挨拶を行い学校を案内する事になっている」

 

 

モニオストロ聖が誰かは知らないが今日は派手に殺らせて貰おう。何か火種なるような事があればだけど……

 

 

モモンガ「君達が天竜人と関わるのは本日のみだ」

 

 

辻(なんかすごいゾクゾクしてきたな)

 

 

もしかして俺もいつの間にか戦闘狂の部類に入っているのかもしれない

 

 

モモンガ「ではそれぞれの座学室へ向かうように」

 

 

「「はっ!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モモンガ「それではこれより天竜人モニオストロ聖よりありがたいお言葉を頂戴致します!」

 

 

モニオストロ聖「ではチミ達、少し間隔を取って並んでくれたえ」

 

 

モニオストロ聖の容姿は身長は160cmほどで髪型は茶色いトンガリコーンの先端が2つ丸いヤツになっててよく分からんキモイ髪型でThe中年デブって感じである

 

 

モモンガ「な、なにをなさるんでしょうか?」

 

 

モニオストロ聖「いい女がいたらボクちんの奴隷にしてやるたえ」

 

 

だと思ってた。ある程度予想していたし、しかもこれはとてもいい火種になる

海は彼女が心配で少し前のめりになっているが……

 

 

辻(もしもそうなったら助けてやるか……)

 

 

モモンガ「いえ、まだ若い海兵ですし彼らは未来あっ!?」

 

 

ダァァン!!

 

 

講堂内に銃声が響き渡る

 

初期上位陣は厳しい特訓を各々しているのでこの程度で萎縮はしないが下位陣はかなり気が引いてしまっている

 

 

モニオストロ聖「うるさいえ!チミ消されたいかえ?」

 

 

モモンガ「くっ!」

 

 

ざっと状況整理してみる

 

ステージには天竜人とCP-0が5人そして講堂のフロアに5人外に10人。

 

講堂内には生徒450名に上官が100名ほど、モモンガ中将より高い階級の者はいないが500mほど離れた小部屋に黄猿がいる

 

 

コツコツ

 

 

モニオストロ聖が護衛のCP-0を従えてステージから降りてくる。

 

 

モニオストロ聖「うーんちょっと惜しいたえ〜」

 

 

女性しか興味を示さず、舐め回すような勢いで顔からボディラインを目で追っていく

 

 

モニオストロ聖「んっ!チミ!チミ可愛いたえ!チミは今日からボクちんの奴隷決定だえ」

 

 

「キャッ!!」

 

 

現世では読者モデルだった子に大声を張り上げ、護衛に縄で拘束しておくように顎で支持する

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間程経ってやっと奴隷の選別は終わろうとしていた。

 

奴隷決定者は皆絶望の顔をしている。

 

 

辻(はぁ、未来が見えてしまった……)

 

 

自分の右前方、海の彼女の横に立ち止まる。

 

彼女は今にも吐きそうに顔色が悪い

 

俺のすぐ後方にいる海も歯ぎしりをしている。

 

モニオストロ聖「おっ!!おぉぉぉぉーーーチミ今までで一番いい女だえ、ボクちんの妻にしてやるたえ!」

 

 

辻(海には屈辱的だろうな)

 

 

海が青筋を立てて今にも飛び出しそうにしている様子をCP-0が見ている

 

そして今モニオストロ聖にヒソヒソと話をしているみたいであった

 

モニオストロ聖がこちらへ近づいてくる

 

 

モニオストロ聖「チミ〜ボクちんの妻に用があるのたえ?もしかしてチミがボクちんの妻を誑かしたたえね!?」

 

 

そう言いながら海に拳銃を顎に突きつつ大声で詰め寄る

 

 

海「…」

 

 

モニオストロ聖「大丈夫たえ!今日はボクちんが最高の夜を味あわせてやるたえ!!」

 

 

海が足を1歩前に出そうとするが俺は目で制止させる

 

 

辻(今は耐えてくれ)

 

 

海(……わかった)

 

 

モニオストロ聖「なんだえ!?ボクちんを殴るつもりだえ!?こんなやつチミの愛しの女の前で殺してやるえ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダァァン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び講堂内に銃声が響き渡る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――海side――

 

 

 

 

くそっ!!目の当たりにしてみれば天竜人は本物の屑だ!

 

CP-0が護衛して近くにいるから迂闊な行動はできねぇ

 

 

くそっ!

 

 

あ?なんだやつらがこっちにきやがる

 

 

モニオストロ聖「チミ〜ボクちんの妻に用があるたえ?もしかしてチミがボクちんの妻を誑かしたたえね!?」

 

 

はっ!?

 

コイツ何処まで落ちぶれてんだ!天竜人ってのはやっぱりみんな屑なのか?

 

拳銃で顎を突きつけられているがそんなことは大してどうでもいい。

 

 

モニオストロ聖「大丈夫たえ!今日はボクちんが最高の夜を味あわせてやるたえ!!」

 

 

 

 

 

 

 

刹那、ドス黒い感情が流れる。

 

 

 

 

 

 

 

コロス

 

 

 

 

 

コロシテヤル

 

 

 

 

 

 

っ!

 

 

 

 

 

 

 

辻(頼む……今は耐えてくれ)

 

 

海(くそっ…)

 

 

モニオストロ聖「なんだえ!?ボクちんを殴るつもりだえ!?こんなやつチミの愛しの女の前で殺してやるたえ!!」

 

 

 

くっ!

 

 

 

防衛反応が咄嗟に出てしまい目を瞑ってしまった。

 

 

 

 

 

 

海(死んで…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はない!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を開けるとそこには……

 

 

 

 

 

 

 

 

――辻side――

 

 

 

 

 

 

モニオストロ聖が海の顎に突き続けている拳銃の引き金を引くが方向を一瞬で変え護衛の1人に向ける

 

護衛は額に被弾し、一瞬で命を安全な籠から落としてしまう

 

 

「「っ!!??」」

 

 

武装色を纏い残り4人の護衛の心臓に1発ずつ高熱の拳を穿つ

 

 

講堂フロアにいる護衛たちは異常事態に気づき行動に移して行く

 

 

海・海彼女「「辻!!(辻さんっ!)」」

 

 

俺はモニオストロ聖の首根っこを掴み……

 

 

モニオストロ聖「離すたえっ!!ぐぅぅ…ボクちんは、ボクちんは天竜人なんだえ!!この世でチミ達より偉いんだえ!!」

 

 

辻「…」

 

 

右手で高熱の武装色の覇気を纏いモニオストロ聖を溶かしていく

 

 

モニオストロ聖「熱ぃぃぃぃ!!あづいだえぇぇぇぇ!!!!」

 

 

取り押さえに来た5人の護衛を覇王色の覇気で無力化させる

 

 

辻「言い残す事はないのか?」

 

 

モニオストロ聖「くそっ!チミを絶対殺してやるたえ!!」

 

 

辻「やれるものならやってみろお前ら天竜人全て引き摺り降ろしてやる」

 

 

モニオストロ聖「くそぉぉ……」

 

 

天竜人を殺すのは中々に趣きがあるかもしれない

 

 

辻(完全に人外だな)

 

 

瞬間、高度な気配が講堂に近づいてくる

 

 

???「んん〜〜??大変な事になってるねぇ〜。反逆者が出るとは」

 

 

高速な何かが真後ろに来るのを察知し、そこへ武装色の覇気を纏った蹴りをタイミング良くいれる

 

 

黄猿「ゴホッゴホッ…なるほど君がクザンのお気に入りかい?困ったねぇ〜クザンにはセンゴクさんに喝を入れてもらわねば」

 

 

海軍最高戦力の1人

 

ロギア系ピカピカの実を有する黄猿ことボルサリーノにタイミングよくいれた蹴りはかなり吹っ飛びはしたが…

 

 

ボルサリーノ「ん〜覇気の使い手かな〜?先生より濃い熟練度だねぇ〜」

 

 

モニオストロ聖の護衛が俺に向かってきたが覇王色で蹴散らした後は講堂を六式と覇気を使い高速で駆け抜けていく

 

 

ボルサリーノ「ふぅ〜若いってのは全く怖いねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

準備したおいた船に損傷は特になくしっかりゴロゴロの実を回収してこのマリンフォードから脱出する

 

 

辻(追手は……やはり尾いて来ているか)

 

 

3隻の艦隊がこちらの船に向かって追跡してきている

 

 

 

辻(既にコーティング済みなんでね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

船は海中へ沈んでいく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――翌日――

 

 

 

 

 

 

 

「号外ー!号外ー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

     【世界初!天竜人虐殺!!  

    

      実行犯は海軍大佐!?!?

       

     首謀者は革命軍ドラゴンか!?】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「…おいお前らぁ偉大なる航路の前半の海に行くぞぉ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

───────────────────────

モンストの日は轟絶周回が捗りますね♪

決して勉強の現実逃避ではなく……


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