作者です。アークナイツと蒼穹のファッ!?フナーのクロスオーバー作品でフェストゥムに転生したオリ主の話です。
よろしければどうぞご覧ください。
それと蒼穹のファフナーは名作だから淫夢で汚してはいけない(ブーメラン)
今ならようつべでファフナーのアニメが期間限定無料配信してるから、興味を持った兄貴姉貴たちは、見よう!(露骨な宣伝)
第1話 誕生 ~てんせい~
唐突なメタ発言だが画面の君たちは転生といったものを知っているだろうか。そう、死んだら別の世界、あるいは以前とは別の生物となって生を受けるという、ファンタジー好きな人間にとっては憧れである非科学的現象のことだ。
まぁそんな俺も最初はそんなことあればいいな~とありえない夢程度に思っていたぐらいな感じで特に気にも留めていなかったんだが…………、
(………………えっ?)
目が覚めると見知らぬ荒野に放り出されていた。周りは草木があまり無く、代わりに見たことのない黒く半透明な結晶が大小様々な大きさで散らばっていた。
おっかしいな~、確か昨日の夜、アニメを一気見しようと夜更かしした結果、無理しすぎて眠気のあまり途中からベットインしたはずなんだけどな~。しかも視点が妙に高い…………、というか高すぎないかっ!? ざっと12階ぐらいのビルやマンションから地上を見下ろしたぐらいに高いぞ!?
そんなあまりの高さに慌てふためいた俺は自身の体を見始めた。
(ファッ!?)
それを見た俺は、驚きのあまり汚い奇声を心の中で上げるも、それ以上の言葉が続かずそのまま絶句してしまった。
体は人間のような温かさが備わった肌ではなく金色で眩しく煌めいている無機質な皮膚。まるでサイクロップス先輩のメタリックなボディのような光沢感があった。そして下半身が明らかに人間の足ではなく体全体が宙に浮いていた。
普通ならこれだけで取り乱すものだが、俺にとってはリアルではないが何回も見たことがある姿であったからだ。
(ウッソだろお前! 俺フェストゥムになってんじゃねぇか! しかもスフィンクス型のA型種とか。見ろよコレぇ……この無残? な姿をよぉ!)
まぁ色々とお察しの通り今俺の姿はアニメ『蒼穹のファフナー』に出てくる珪素生命体であるフェストゥムになっていたのであった。
フェストゥムと言えば簡単に言うと全てを無に帰すやべー奴なのである。いきなり他の知的生命体に向けて「あなたはそこにいますか?」という質問を投げかけてくるが、「はい」なら同化してその生命体の存在を抹消する。「いいえ」ならその生命体を“あるはずのないものがある”と見做して存在を抹消するために攻撃を仕掛けて来る。
そんな確定した死の宣告みたいなものに「はい、そうですか」と殺されるわけにもいかずに抵抗を試みるも、読心で考えが読み取られてこちらの攻撃は効かない、もしくは回避されるか。逆に相手は触れれば対象を即結晶に変えて同化をしてきたり、ワームスフィアで空間ごと対象を内部から捩じり切るという必殺級の能力を持っている。
まぁフェストゥムを説明するにはいろいろと難しい所があったり複雑な部分もあったりするんだが、知りたい兄貴または姉貴たちがいたら至急ネットで調べてくれや(他力本願土方)
ほんと何でこんな姿になったのかよくわからないが、そんなことよりも俺は今この状況は色々とまずいんではと最初に思った。
まずこの見た目だ。前述のやべー能力を持つ以前に、今誰かに見つかれば有無を言わさずに敵と認識されて攻撃されそうな姿をしているんだ。まぁ見た目は綺麗で美しいから相手が見惚れているその隙を狙って攻撃される前に逃げるのも手だが、それはそれでこちらを抵抗してこない珍しい物として認識し、見世物やアクセサリーなどの素材、挙句には研究材料としてこちらを狩ろうとする奴らが来てしまう可能性が出てくるはず。てか絶対出る(確信)
平和に生きてイきたいと考えている俺としてはそれは根本的な解決に繋がらない。
つまるところもしこの世界で平和に暮らすとしたら、人間のような知的生命体と出会ってしまったら、現状やることは三つの選択肢。
どうにかして彼らとコミュニケーションをとってこちらに敵意が無いことを伝えるか、見つかる前に彼らに近い姿を取って人の世に紛れ込むか、もしくは誰にも見られることなく姿を隠して某蛇のようにスニーキングミッションをする方法しか生き残る方法が無いわけだ。
……えっ? 元の世界や元の姿に戻りたくないかって? ぶっちゃけどっちだっていいんだよなぁ……。彼女とか居るわけでもないし、一人っ子で両親もすでに他界してるから家族に縛られず普段は色んな趣味に手を出して明け暮れているだけだしなぁ。
確かに急にこんな姿に変わって驚いたし、別にあっちの世界での未練は無くはないけど、現状できないことを考えるよりも、まずは生き残ることを考えたほうが良いしな。生きてりゃそのうちそういったことの解決方法も見つかるでしょ(慢心)
それにせっかくフェストゥムになれたんだから思う存分にフェストゥムライフを満喫して、能力とかを色々と試したほうがいいってそれ一番言われてるから。しかも原作とは違って実質ノーリスクで成れたんだからやらなきゃ損だゾ。
でもフェストゥムとは切っても切り離さない関係であるミールがあるのかどうかよくわかっていないんだよなぁ……。特に声が聞こえるとか無いし、もしかしたら原作の来主みたいにミールの存在無しで生まれた可能性もある。まぁこれはおいおい考えていくしかないか。
話が脱線したが、まずい状況であることには変わりなく、次の理由は衣・食・住だ。だがおそらく原作通りなら食は特に食わなくても生命維持ができる、もしくは適当に其処らのものを同化することで生き永らえることが可能なはずだからそこは生きる上では問題ない。人の生活に紛れたりするなどで必要になるなら後で味覚があるか確認しないといけないけど。
衣の方はまぁ、人間体になれるかまだ分からんけどもしなれたら多分最初は王道を往く、裸になってるはずだからね、しょうがないね。なんか適当な布のぼろきれを腰に巻いたりとか最悪葉っぱパンツ一丁でどうにかするしかない。
最後に住だが、生きることなら今のままでも問題ない。こいつら宇宙から飛来してきたから無酸素な環境や極寒な場所といった過酷な環境でも多少は大丈夫。でも感覚は人間だった時と同じように感じてるから今のこの状態は素っ裸で外にいるときと同じ感じだ。めっちゃスース―するってはっきりわかんだね。
流石に今後どう動こうにも今のこの姿のままでここにずっといるわけにもいかないから、何とか人間に擬態できるまでは人目のつかないところを探してそこに潜み、擬態できたら色々と転々してみるのも悪くないかもな。この世界の暮らしというのも気にはなるし。
とりあえずまずは移動しながら身を潜められる場所を探したり、自身の体でどんなことが出来るのか試したりするか。
それじゃあ未知の世界へ、
イグゾー! デッデッデデデデ! カーンwデデデデ!
今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました(RTA並感)
次回予告
突然テラの世界へとやって来たフェストゥム。訳も分からないまま意味不明な状況に置かれながらも希望の活路を拓くためにまず行動!
近くに落ちてあった源石を同化したり、近くにあった湖を鏡代わりにして自身の姿形が変化できるかの確認。
打ち捨てられていたぼろきれの布を回収したり、そして襲来する大量のオリジムシを全部同化していただきますしたり、
なんやかんやあって自身のことを確かめていると、
「君は誰? どこから来たの?」
青紫色の毛並みをしたモフモフで巨大な尻尾を携えた何者かに自身の姿を見られてしまった…………
次回、なんでフェストゥムはテラにいるんですか? 第2話、遭逢 ~うっかり~
あなたは、そこにいますか?
一体何ヴァンスちゃんと遭遇したんだ・・・・。