はい、というわけで書くのが随分遅れてしまった作者です。書いてく内になんか違うと書き直しまくって滅茶苦茶時間がかかってしまいました。首を長くして待ってた読者兄貴姉貴達、申し訳ナス!
ポンポンと文章が書ける兄貴姉貴達が本当に羨ましいゾ……。
あと今更感がするけど、UA7000と、お気に入り120突破ありがとナス!エタらない様に頑張るんでこれからもよろしくお願いします。
『俺が、レユニオンに……?』
いきなりノヴァちゃんがそんなことを言い出したので、頭が理解に追いついていないゾ。どういうことなの……。
「そうだ。実力は申し分無く、性格は少々優しすぎるが…………、それ以外にこれといった難点は無い。会って間もないが正直な所、私はそれなりにお前のことを買っている」
要するにヘッドハンティングってやつっすか。就職先が出来たよ、やったねせっちゃん!
けど、いきなりこんなこと言われても考えがまとまっていないから困る困る。確かに行く当てがないからその提案は今後の活動での指針が出来るとはいえ、流石にそんな話を鵜呑みするほど池沼でも無いゾ。それに彼女達はともかく、レユニオン自体に関しては襲われたこともあって懐疑的なんだよなぁ……。
「ああ、お前のその気持ちは最もだ。だから強制はしない。お前が行きたくないのならばそれでも構わない」
これマジ? 随分と俺にメリットありまくりだな。普通ならそういうのって無理矢理にでも連れて行こうとするもんだと思うが?
そんな俺の疑問に対しノヴァちゃんはフッと乾いた笑いを漏らしながら口を開く。
「無理矢理連れて行ったところでお互いのためにはならん。こうして話をして分かったが、仮に理不尽な命令されたとしても、お前は素直に聞かないだろう?」
(そんな命令をされたら逆らうのは)当たり前だよなぁ? この先人間扱いされなくなったらやめたくなりますよ~人生……あっ、状況的にはフェストゥム生だわこれ……。
しかし、どうしたものか。俺にとっては情報を得られる数少ない絶好のチャンスだけど、世俗や情勢に疎いせいでレユニオンに対して色々と判断材料が少なすぎるのが痛いですね……、これは痛い。なんか良い折衷案ありませんかね?
「そうだな……。なら明日私と兄弟姉妹達はここを出て他の廃村を巡回し、感染者の救助・調査に向かうのだが、その期間の間だけお前もついて来てみるか? それならお前は無理にレユニオンに入る必要は無くとも必要な情報も得られ、こちらも一時的だが今回の遠征でお前の力を借りることが出来る。その後どうするかはお前の自由だ」
おっ、中々の提案やんけ。ええやん、気に入ったわ。でも俺が言うのもなんだがそんなことをしていいのか? 別れた後なんて俺がその気になれば、そちらの組織の情報を売る可能性もあるゾ。
「確かに普通なら情報漏洩の危険性もあってこんな提案はしない。だがお前の性格と危険を顧みず私を助けようとしたあの覚悟と行動から、お前は信用や信頼を反故しない奴だと思ったからな。少なくとも兄弟姉妹と同じようにお前を信じてみようと思っただけだ」
はぇ~、すっこい好印象……。やっぱ人助けは一番だってはっきりわかんだね。
そんな風に思っているとノヴァちゃんが「それに余程上手い奴ならともかく、欺くならわざわざ自分を疑わせることを言う理由が無いからな。もし騙されたなら、それはこちらが間抜けだっただけのことだ」と呟いた。まぁこちらも良い機会に巡り合えてるんで、こんな良いギブアンドテイクを破綻させるような真似はしないっすよ。
「ただし、私達はお前の答えを待たずに次に向かうのと、ついて来るならばしっかりと動いてもらう。ついて行くならばそこだけは気を付けろよ。では私もそろそろ休ませてもらう。すまないが手筈通り、火の番はお前に任せてもらっていいか?」
『かしこまりっ!』
そう言って彼女は毛布で自身の体を包んで壁際の地面に横たわり始める。しばらくすると彼女の方から心地よさそうに寝息を立てているのが聞こえてきた。すぐに夢の中に入った辺り、彼女も今回のことでだいぶお疲れのようだ。
ちなみに俺はさっきまで結構眠っていたおかげなのかあまり眠くないし、それを考えて事前に火の番を引き受けることを彼らに伝えておいた。パチパチと小気味良い火花の音を立てながら揺らめく焚火の焔を眺め、宴会の時に隊員からもらい、残していた酒を取り出してノヴァちゃんの言葉を思い返す。とりあえず明日彼女達について行くかどうかは、もうちょっと考えてみるか……。
そんなわけでこの日の夜、俺は無い知恵を振り絞って明日の決断を考えながら焚火の焔を見つつ、もらった酒をじっくり味わいながら一夜を過ごしていた。
___
翌日
オッハ──────!!!!!! 今日もいい天気(RU姉貴)
朝、昨日の宴会ではしゃぎすぎたスノーデビル隊の皆さんはノヴァちゃんに怒られていました。俺はその光景に愉悦を感じながら眺めつつ、旅の支度を整えていきながら犬ゾリの準備とソリ牽引用のスノーファングという犬と戯れながら出発待機していた。お~よしよし、尻尾をブンブン振って愛い奴愛い奴。
彼らと共にいる事から分かる通り、夜中じっくり考えた末に俺はノヴァちゃん達の調査について行くことにしたゾ。やっぱ生きるための情報が足りないのと、個人的に彼らともうちょっとお話しして仲良くなりたいのと、少しでも彼らの力になりたいという気持ちが強かったですねぇ! ちなみに同行することに関しては彼ら全員良しとしてくれた。断られなくてよかったゾ……。
プロヴァンス……もといプロちゃん(勝手に名付けた愛称)の時は途中邪魔されたからな……。せっかく誰かと仲良くなれるのと情報が得られる良い機会を逃す訳にはいかんぜよ(土佐藩士並感)。
……それにしてもプロちゃん大丈夫かなぁ?あの事件でこっちが死んだと思って落ち込んでたり、援軍に来た猫耳達と仲違いしていなければいいけど。どうにかこっちの生存を彼女に伝える方法があればなぁ…。
……おっ、ノヴァちゃんが戻って来た。ちょうどお叱りも終わったようでそろそろ出発ですかねこれは。
「待たせたな。あの馬鹿共をお灸を据えるのに時間がかかってしまった」
そう言う彼女の後ろにはフラフラと足元がおぼつかないスノーデビル隊達がこちらへと歩み寄ってくる。昨晩は飲んでた奴は結構飲んでいたからな~。おっ、大丈夫か大丈夫か? (煽り)
「くそぅ……頭痛ぇ……、飲みすぎた……」
「俺もだ……、あ痛たたた……」
「というかせっさんも度数が高いのを飲んでいたっすけど、何で平気なんすか……」
『おっ、あれかゾ? それなら飲んだ際、体内でアルコールがすぐに同化されちまって。おかげで酔わなくて済んだゾ』
彼らの疑問に智将の威厳を醸し出して返答したら、酒飲んでた奴から「ずりぃ!」「せこい!」「貧弱下半身!」といった罵声を喰らった、何で? あと最後の奴、誰がKBTITだって? もう許せるぞオイ! もう許さねぇからな?(早変わり豹変)
彼らの反論につい反応し、勢いに任せてドッタン、バッタン、大騒ぎ!することに。そしたら今度は俺までノヴァちゃんに怒られたゾ、ホント解せぬ……。こんなの嘘だと言ってよバーニィ!
「いや、後半は煽ったせっさんが悪いんじゃないっすかね……? にしても酔わないのはちょっと羨ましいっすね」
おっ、そうだな(すっとぼけ)。と言っても、あっちでは酒は弱くはないけど強くもなかったから、そんなに飲む機会はなかったんだよなぁ……。でも昨日飲んだあの酒はおいしかったから、そういった酒を今後デメリット無く飲めることが出来るようになったのはいいゾ~コレ。
……さて、ちょっとしたからかいにふけっていたが、そろそろ出発の時間だな。
「……最後に一応聞くが、このまま私達について来たところで、この大地に起きている悲惨な現実を知るだけだろう。もしかしたら知らなければ良かったと後悔するかもしれない。それでも、お前はついて来るのか?」
それは愚問だゾ、ノヴァちゃん。
この世界に転生した俺もこの大地に生きる以上、知らないといけないことやこの目で確かめないといけないことが山ほどあることが分かった。
それらを知ってなお、俺はこの世界で何をしたいのかは自分で選んで決めたいんだ。
むしろこう言わせてくれ。皆さん、ぜひ俺にも手伝わせてください。
「……なら私がこれ以上言うことは何もない。一時とはいえ、お前の力を当てにさせてもらうぞ」
…………!!! ありがとナス! じゃあ善は急げってことで早く出発しましょうよ、
「っ! フフッ、そうだな。では行くとしようか、新たな
では早速次の目的地である凍原に点在している別の村へと…………、
イグゾー! デッデッデデデデ! カーンwデデデデ! (+1145141919810点)
「……そのセルフBGMと謎の採点には何か意味があるんすか?」
(意味なんて)ないです。強いてあげるとしたらなんとなくの気分でやってるだけだゾ。なのでバーニィ君、そんなこと気にしなくていいから。(良心)
「えぇ……っす(困惑)」
そういう訳で俺は彼らの調査遠征に同行することになった。この数日、いや、数週間で様々な現実に直面し、時には気が狂いそうになったゾ。全部説明するととてもじゃないがこの小説に書ききれないため、(メタ発言)
みなさまのためにぃ~。(ゆっくりボイス)
こちらの簡潔なダイジェストでお送りしていこうかと思います。クッキー☆なんて流す訳無いだろ! いい加減にしろ!
てなわけではい、よーいスタート(棒読み)
こうして始まったスノーデビル隊の遠征。それは決して楽な道のりではないが、得られた物もあり彼らについて来てよかったと、俺はそう思えた。
ある時は強烈なブリザードの中を自らの巨体を活かして、仲間を守る盾になって進軍したり……。
「金ぴか、大丈夫か?」
『(フェストゥムのタフさは尋常じゃないから)大丈夫だって安心しろよ~』
「それならいいが……。すまないな、仲間のために身を挺してもらって……」
『(こっちもまだ余力はあるし、仲間の命の方が大切だから)まっ、多少はね? (後で休ませてくれれば良いって)それ一番言われてるから。ほら行くどー』
(……今回は彼のおかげで何とかなるが、次は自分達で何とかしないとな。しかし彼に助けてもらって情けないな、俺達も彼に負けないようもっと精進しよう)
ある時は到着した他の廃村での捜索を手伝ったり……。
「ふぅ……、ここも生存者はいないか……」
「しかしここといい、先ほどまで訪れていた村でも感染者のなれの果てになった人以外に、最近殺された死体や荒らされた跡が見つかってなんか奇妙っす……」
「……なんかキナ臭いな。今後は気を付けたほうがいいかもしれんな」
「そうっすね……あっ、せっさん、村人達のお墓作りの方は終わったっすか?」
『もちのロン、あとは鎮魂歌を歌って、終わり! ……と言っても、こんなの気休め程度にしかならんがな……はぁ……めっちゃやむ(RAM並感)』
「……………………」
「……確かにお前の言う通りそれは無駄な行為なのかもしれないな」
「っ!? ペトロワ先輩! そんなこと言わなくてもいいじゃないっすか!」
『いいんだゾバーニィ。……ペトロワ先輩、続けてください』
「……それでも、俺はお前のやってることは立派だと思う。見知らぬ誰かでも、思ってくれる奴が居るだけで人は嬉しいんだ。お前は誰にも言われず自らの意思でそれを率先してやっている。亡くなった彼らはそんなお前を恨むことなんてできるか? 少なくても俺は恨みはしないし、むしろ嬉しく思うね」
『「先輩……」』
「だからセツ、お前の行為をこんなのとかで卑化するな、堂々としろ。そうでなければ弔われた彼らも浮かばれず、むしろ彼らに対する侮辱にもつながるから…………って何でお前らそんな不思議そうな目でこちらを見るんだ?」
「ヤダ……うちの先輩、普段はそうでもないのに今はこんなにもかっこいいなんて……っす」
『これはノンケもホモ化不可避、はっきりわかんだね』
「お前らなぁ……(呆れ)」
ある時は身を守れる力を得るために彼らに頼み込んで戦い方の指導してもらったり…………。
「……動くと当たらないだろ? 動くと当たらないだろぉ!?」
「おい、打って来い打って来い。……そんなんじゃ虫も殺せねぇぞお前ら」
『野郎オブクラッシャ──―!!!!』
「……なぁ、金ぴかはともかく教官役を引き受けたあの二人もなんか言動おかしくないか? あんな台詞普段から言わねぇだろあいつら」
「あぁ、それか。何でもあの二人が「教官として自身と威厳があるようにするにはどうすればいいのか」とあいつに尋ねたら、いんむごろく?という言葉を教えて、形だけでもと彼らに自信をつけさせようとしたらしい」
「あの二人、実力は確かにうちらの中では上位で、読心でうちらの攻撃を躱していた彼によく攻撃を当てていたのは他でもない彼らだしな……。けど気迫や自身の無さに関して普段から悩んでいたからなぁ……」
「……だが性格が変わってこれはもう魔改造になっていないか? なんてもんを教えたんだあいつ……」
「あっでも、訓練以外は普通の状態に戻ってて、実生活には支障はきたしてないって。むしろ自信を付けさせてくれたことに二人は彼に感謝してたわ」
「「えぇ……(困惑)」」
「じゃあオラオラ来いよオラァ!!!!」
「おい、エンジン全開!」
『(≧Д≦)ンアッ──────!!!!』
「……やっぱ何かしらの影響が出てるだろこれ」
「「うんうん」」
そしてある時はどうでも良い雑談に盛り上がったりと…………。
「姐さんに似合う服は女騎士コスだろ!?」
「いやいや、シスター衣装っすよそこは!」
「僕はナース服で一生看護されたいです……」
「まぁ待てお前ら、白の炎国ドレス(チャイナドレスみたいな服)が至高だろ」
「「「は? (威圧)」」」
「……ところでせっさんは何推しだ?」
『そうですねぇ…………。やっぱり俺は、王道を征く、バニースーツですかね』
「「「「!?」」」」
「……姐さんの種族を活かすのに最適なコスであるバニースーツだと!?」
「くっ……、確かにそれはシンプル故に強いぞ……」
「けど俺も自分の推しコスに誇りを持っているっす!」
「「「「「そうだ、そうだ!」」」」
『…………というかさ、みんなはさっきまで言ってた全てのコスを見たくないの?』
「「「「「見たいに決まっているだろ!!!」」」」」
『ならみんな、答えは一つじゃないか。論争なんかやめよう! 馬鹿らしいよ! ……ラブアンドピース! 平和が一番! 全部のコスを愛するってことで終わりっ! 閉廷! ……以上! 皆解散!』
「「「「「*言語化できてないウルサス語での歓声*」」」」」
「ほう、随分と長く仕事の手を休めて、何やら楽しそうな話をしているじゃないか」(#^ω^)ピキピキ
ギギギギギッ……。(全員錆びついた機械のような動きで後ろを振り向く)
ゴゴゴゴゴゴゴ。(途轍もない威圧感を纏いながら仁王立ちするフロストノヴァ)
「「「「「『……ファ!? 姐さん!! いつの間に!?』」」」」」
「あれだけ大声で騒げば嫌でも聞こえる。……さて、お楽しみの所を邪魔して悪いがサボりは見逃せないな。早速お前達には私のアーツの
「もうダメだ……おしまいだぁ……っす」
「ああ逃れられない!!! (逃れられぬカルマ)」
「お慈悲^~!!!」
「ヤメローッ! シニタクナーイ! シニタクナァ──イ!!!」
「違うんだ姐さん! これも全部乾巧って奴の仕業なんだ!」
『何だって! それは本当かい!?』
「「「「いや、アンタがツッコんでどうすんだ(っすか)!?」」」」
「…………問・答・無・用!!!!」
「「「「「『アッ──────!!!』」」」」」
この後メチャクチャ氷像にされた。
ダイジェストは終わり! 閉廷! 以上!
なんだこれは、たまげたなぁ……。淫夢語録や色んなネタを使いすぎてスノーデビル隊を
……とまぁ、セルフツッコミは置いといて、他にも源石に汚染された土地の一部を同化で浄化したり、小規模程度の天災?といったやつならワームスフィアで打ち消したりなど、この遠征中で色々なことをやった。中には感染者狩りという奴らに襲われて、身を守るために拳で抵抗したりもした。ただ、その時俺のやった秘策があまりにも拷問沁みていて怖いと、味方であるはずのノヴァちゃん達にドン引きされたゾ。
……えっ? 一体何をやったかって? 相手をひたすら殴って回復させての
……まぁ、やりすぎると相手の精神が崩壊したり、回復は俺自身に対象が受けた痛みを背負うという仕組みで行ってるため、下手すると
そんなわけで何だかんだこの遠征では色々とあったが、まさか最終日に、俺は自身の運命を定めてしまうあるものを見つけてしまった。それを見つけた時には流石の俺も驚いたゾ……。
それは一体何なのかは…………、次回に続く。
正直今まで書いたのもこうして分割すれば少しはマシになったんじゃないかと思う。一話に収めようと意地になってたのが仇になりましたねクォレヴァ…。