当時はそこまで熱が入っていなかったのでグラニちゃんを逃した作者はすぐさま確保し、強襲含めてガンガン進みました。やっぱキャラ強化は大事だってはっきりわかんだね。
ガチャはいつもの確定星5の後、10連チケット一枚で新規の二人すっぱ抜けました。嬉しいけどWちゃん確保用の石が(コーデ買うのも相まって)どんどん減って辛たん…。
…スカジ?知らん!(出なかった)
こいついつも見知らぬ場所で目覚めてるな、で始まるフェストゥムライフ、はーじまーるよー。
まず一言、どこだよこ↑こ↓?荷物は体内にしまってあるし、身に着けてるKBSマント(放浪の最中に修繕を繰り返してver4だがボロボロ)も、大丈夫そうだな。記憶ガバでもなく、確かに洞窟で眠ってたはずなんだか……、これもうわかんねぇな? アルタ、どう思う?
⦅(´・ω・`)? ⦆
アルタも分からんか。まぁ俺が寝てるとアルタも寝てるしな。交互に起きて見張ろうにも、何故か身体の主導権が俺の方に依存してるから、アルタに譲渡したくてもできないんだよなぁ……。
にしても何故こんな場所に……? これあれか? クトゥルフでお馴染みの謎ワープってやつか?
確かに原因と思われそうなあのクトゥルーな大ダコの足を切ったけどさぁ……、それでもあれから1ヶ月くらいは経ってるゾ。祟りにしてはちょっと遅かったんとちゃう?
カツ、カツ、カツ……。
……ん? 何か遠くから足音がする。音が次第に近づいてくる感じからこの部屋に来そうだな。
急いでこの場から離れようと思ったけど、この部屋を見た感じ、倉庫か物置みたいな場所だ。もしかしたら下手に動かない方がいいかもしれん。俺をこんな場所に置くとなると、少なくとも俺が生物だとバレていないはずだ。拘束具も何も取り付けられていないし。
取りあえず情報入手のために寝たふり寝たふり……。
ギギギと重量感がある扉が開けられる音と共に、二人の男が部屋の中へと入って来た。その見た目は傭兵と言うか何処かの作戦部隊のような出で立ちをしていて、振る舞いからはガラの悪さが滲み出ていた。
部屋に入ってきた男二人は部屋中の箱を確認していく。そして最後に俺の所に近づき、マントをずらして俺のメタリックなボディを舐め回すように見る。
「おしおし、この黄金像も特に問題はないようだ。にしてもあの洞窟でこんな像が見つかるなんてツイてるな俺達」
「全くだ。この荷物は全部あの変態貴族の土産だから、もし何かあったら大目玉を喰らうの間違えないぜ」
「違いねぇ。あとアーツの実験用奴隷を欲しがっていたし、ちょうど荒野に彷徨っていたあの汚らわしいサルカズの感染者部隊をどうにかして捕まえたからな。捕まえるのにアーツを封じる装置を使ったんだ、たんまり報酬をもらわないと割に合わねぇぜ」
(…………ほーん)
ゲラゲラと笑う男たちを余所に、俺は彼らの話から現在置かれている状況を確認していた。どうやら寝てる時に運悪く、こいつらに見つかってこの部屋へと連れ込まれたそうだ。運が悪いってレベルじゃねーぞこれ!
にしてもアーツの実験用奴隷に、感染者を侮蔑する発言とか、聞き捨てならないことを聞いたゾ。こいつらからきな臭さがプンプンするぜぇ~。
「そんじゃ、荷物に異常が無かったところで、俺達も戻ろうぜ」
「そうだな。目的地のリターニアに着いたら贅沢に食事でもしようじゃねぇか。あそこに美味い店があるらしいぜ」
ギャハハハと笑いながら男たちが扉を閉めて部屋を後にする。彼らが向かう先はリターニアという場所らしい。周りをよく見たら部屋自体が少し振動しているため、ここは何かの乗り物の一室なんだろう。何かの輸送車、あるいは旅の途中に遠目で見た移動都市ってのに近いやつかな?
さて、男達が立ち去っていった今の内に、この部屋の荷物を物色しましょうね~。このままドナドナされていく状況を打開するために色々と探らせてもらうぜ。イクゾー(カーン)
(フェストゥム物資漁り中)
うわぁ……、きな臭い所じゃねぇやコレ。真っ黒ですよ、真っ黒くろすけ出でおいで案件ですよクォレヴァ……。
物資の中身が普通の品物や高級品である宝石や貴金属品に紛れて、麻薬や見るからに違法な薬物、見たことない特殊な武器が混ざっている。果てには変な首輪や腕輪、変な機械も見つけたし、それらを軽く調べたら機械の方は先程奴らが言ってたアーツを封じる効果に加えて、首輪や腕輪の方は装着者に洗脳あるいは従属させる効果みたいなのがあるやべーやつですわ。
こんなものを運ぶあいつらは間違いなく悪徳業者ですし、依頼人の貴族も同様に人間の屑確定だな。目玉ほじくらなきゃ……(使命感)
……よし、粗方のことを調べ終えたところで他の場所への探索を開始するか。因みに
それになんかこのまま逃げて奴らを放置しておいたら、後々厄介事を抱えて再び遭遇して来そうだから、対処出来るならやっておきたい。廻り回ってノヴァちゃんとか今まで会った人達に被害が来ないとは限らないからね。
パシィン!!
部屋に出ようとしてドアに近づくと突然、扉の向こうから何か大きな音がこの部屋まで響きわたる。何事かと思いドアに付いてある覗き窓で向こう側の様子を覗き見ると──。
「おら、感染者風情が生意気な口を利くんじゃねぇよ!」
パシィン!!
男の怒声と共に鞭がしなる。
「くっ……、う……!」
「「「親分! もっとやっちまえ!」」」
鞭の一撃が頭部に悪魔のような角が生えた白髪の女性を襲う。様々な拷問器具が備え付けられていて、いかにも拷問室の様な部屋には何人かの男達が部屋の中心に集まっていた。そして部屋の中心にて、周りの男達から親分と呼ばれた一際高級な装備を身に着けた男が、女性を痛めつけるように鞭を振るっていた。
鞭が当たる度に女性の口から呻き声が零れ、その声を聞いた男達は喜びのあまり狂乱した歓声が上がり、部屋の中は男達による吐き気を催す熱狂に包まれる。
女性は両腕を天井に上げられたまま拘束され、彼女の白い肌は鞭で赤く腫れあがり、痛々しい傷として残っている。そして彼女の身体には感染者の証明であり、鉱石病の症状悪化の兆候である結晶が生え出していた。
「…………っ!」
「何だぁ、その目は? そんな態度を取るならこっちのチビにも鞭を与えてやろうか? おいっ!」
「お、おねぇちゃん……」
男を睨みつける女性の態度にむかついた男が周りにいた者に指示を出し、小さな女の子を彼女の目の前へと強引に連れ出した。
パシィンパシィン!!
鞭を持った男が少女の目の前で鞭を数回振るう。それは逆らえばどうなるかを女性と少女に見せつけていた。少女の目は恐怖に怯え、傷付いた女性を心配そうに見つめる。少女を見た女性は顔色を変え、男に呟く。
「っ! その子は……関係無い……!」
「そうかい。……ならそれ相応の態度があるってもんだろうが!」
不愉快そうに男は先よりも大振りに鞭を振るう。
パシィン!!!
「ぐあぁっ…………!!」
「おねぇちゃん!!!」
「ひひひ……、さぁってもういっぱ────っ!?」
女性の悲鳴に少女は悲痛に叫び、男はそんな彼女達の様子を見て愉悦に浸っていた。そして男が女性に向けて再び鞭を振るい始める。女性は次来る痛みを堪えるために目を閉じ、歯を食いしばった、
……だが、その一撃は女性に当たらなかった。いや、正確には
痛みが来ないことに違和感を感じた女性は恐る恐る目を開ける。そして彼女の目に映ったのは現状で起こりえない光景だった。
男が鞭を振るう直前、男の全身が突然霜に覆われて凍りつき、身動きひとつも取れなくなっていく。周囲にいた男達も突然の出来事に驚く中、彼らの全身も、いや、この部屋全体が瞬く間に凍てつき始める。例外として、何故か女性と少女の体には霜ひとつも付かずにいた。
ミシッ、ミシッ……
突然の事態によって部屋にいる全員が困惑している中、何かが潰れるような音が何処から聞こえる。音の発信源を探すために全員が見渡すと、その音は男達にとってよく知っている場所から聞こえていた。各地で集めてきた違法商品や希少品が積んである倉庫の方からだ。
ただ、それはいつも見ている光景ではなかった。倉庫の扉には、まるで空間ごと引き裂いたかのような黒い裂け目が縦一文字に走っていた。
男達はその光景に驚き、そして恐怖を感じていた。あの部屋は扉を含めて源石爆弾でも壊れない頑丈な造りになっている特別性のはずだ。
それなのに、その扉からミシミシと潰れる音を立てながら徐々に裂孔を開き始めていく。開いていく裂孔の闇から黄金に煌めく手が這い出て、手は裂孔の縁を掴み、そのまま力を込めて扉を左右に押し広げて潰していく。
男達にはその見覚えのある手の色にまさかと言わんばかりに表情を引きつらせる。そして──。
『 お邪魔するわよ~』
地の底から呻く亡者のような低い声とともに扉が完全に破壊され、倉庫から誰かが出てくる。それは3mほどの巨躯にボロ布を纏った人型の存在。その姿はボロ布で身体の大半は覆われていて全貌は分からないが、かろうじて人型だということと、下半身には人間のような足ではなく蛇のような黄金の胴体をしていた。
女性と少女はアレが何者かは分からないが、男達はまさかと言わんばかりの表情を浮かべていた。あれは間違いなくこの前洞窟で見つけ、倉庫に置かれていたあの黄金像だと。
異形の黄金像、もといフェストゥムのせっくんの乱入。それは部屋にいた全員が目の前で起きた理解出来ない不可解な現象、そして彼の者から発せられる威圧感に命の危機を感じ取り、緊迫した空気に覆われていった。
……とまぁ三文芝居なナレーションをしたけど、滅茶苦茶驚愕してますねこいつら。いやー、余りにも胸糞悪すぎてうっかり部屋ごと凍らせようと力んじまったわ。それでも彼女達には被害が被らないように調整してたから結果オーライだしいいか。
「な、何で黄金像が動いてんだよ!?」
「知るかよそんなの! それより体が凍り付いて動けねぇ!」
「誰か火のアーツ使ってこいつを溶かせよ!」
「今やってるけど全然取れねぇんだよ! 溶かしてもすぐに氷が生成されて間に合わねぇ!」
おやおや、目の前の脅威に対してそんな醜態を晒していいのかな? そんじゃ、人質にされる前に彼女達を回収させてもらうぞ。
「あっ!? お、親分! 女とガキが!?」
「テ、テメェ! そいつを返しやがれこの盗っ人が!」
お前らだけには言われたくないよ(MKDK並感)。さて、女性を傷つける悪いホモはお仕置きだど~。じゃけん新しく覚えた特技の実験体になってもらいましょうね~。
「な、何だよ……。おい! なにする気だ! 近づくんじゃねぇ!」
うるせぇ、ちょっと眠ってろお前。というわけで堕ちろ! (願望)
「や、やめっ……!? ア”ァ”…………ヴッ……」ガクッ
「「「お、親分!!?」」」
堕ちたな(確信)。よし(現場猫)、じゃあ次行くど~(ゲス顔)。
「「「ひっ…………」」」
「……あん? あの野郎何をs──!?」
せっくんによって眠らされ、目を覚ました男がいたのは先ほどの拷問室ではなく、家具が燭台二つに、十字架が置いてあるだけの殺風景な部屋だった。男は「ここは何処だ?」、「一体何が起きたんだ」と自分の身に起きた不可解な現象に驚くが、それ以上に自分の身に置かれている状況に困惑していた。
男は十字架に張り付け、いわゆる磔刑を待つ囚人のような状態になっていた。四肢は十字架に固定されてビクともせず、もがいても無駄に体力が消耗するのみ。
それでも十字架から抜け出そうとしばらくもがいていると、突然緊迫感を掻き立てるような曲が部屋中に鳴り響く。
『皆さん、ご無沙汰しております。悶絶中年専属調教師のせっくんと申します』
曲と共にこの部屋に入って来たのは存在に男は驚く。それもそのはず、先ほど自分を眠らせた存在、黄金像もといせっくんが道具箱とスタンド付きのビデオカメラを持ってきて目の前に現れたからだ。
……ただ先ほどのボロ布を纏っていない代わりに、その姿は何故かサングラスと茶髪のカツラ、パツパツな黒ベストを着ているのは謎だが。
部屋に入って来たせっくんは磔にされた男を軽く一瞥し、ビデオカメラの設置をし始めていた。その態度にむかついた男は思わず怒声を放つ。
「なっ……おい、てめぇ!! 早く俺を解放しやがれ!!!」
『黙れや猿ぅ! 今収録中だろ!』
パシィィン!!!
「がっ、はっ……!!?」
男の怒号に対し、せっくんは自らの腕を鞭のようにしならせ、男の体に叩きつけた。
だがその一撃は自分が女性に与えていた物とは比較にならないほどの強烈な一撃だった。それを受けた男はその強い衝撃によって肺に溜めてた空気を全て吐き出し、全身の骨が軋むような感覚に襲われ気を失いそうになっていた。
『えー、先ほどお見苦しい物をお見せして申し訳ナス! さて、今回の悶絶中年大全集第一巻はいかがでしたでしょうか? 悶絶中年初期作品は、比較的オーソドックスなSMプレイがたくさん盛り込まれていたかと思います。そして、これからお見せする撮り下ろし映像も、基本的なSMプレイをお見せしたいと思います』
そして何事も無かったかのようにカメラの前で淡々と語るせっくん。先程男に向けていた怒りは既に霧散しており、カメラの前で態度は既に一変していた。そんなせっくんの姿を、痛みで朦朧とする意識の中で見た男は自身の本能が警告する。
こいつはヤバい。逆らってはいけない、と。
あの痛みからして次にもう一度、あるいは本気の一撃を喰らえば今度は命は助からないと。今自分の命は奴の手のひらの上もある。ここは逆らわず奴の言葉に従順になればこれ以上痛めつけられることは無く、脱出のチャンスを窺えるまで乗り切ろうと男は判断する。
『今回調教する中年はまもるっ(大嘘)。ハンサムなマスクと、均整のとれた体ww(笑)』
嘲笑う奴の言葉と共に奴の手が指し示しているのは自分。名前は違うがそんなことで口答えしたらまた攻撃されると思い、思わず言いかけた口をつぐんだ。
先程の言葉の意味から奴は自分に何かしてくる。だが先ほどのようなものではないならいくらでも耐えられると男の意思はニヤリと不敵に笑い、余裕を保とうとしていた。
『まだアラサーギリギリのこの中年は、私の調教に耐える事が出来るでしょうか?』ゴソゴソ、(`・ω・´)ノ
「っ!?」
だがその甘い考えはすぐに打ち砕かれてしまった。せっくんが道具箱から漁り、取り出す。それは30㎝ほどの長さとそれなりの太さを持ち、黒色に輝く振動する棒状のものだった。
詳しい形態は(書けば色々とアウトな気がするため)省略するが、それを見た男はこれから待ち受ける現実を想像したくないものだった。間違いなく自身を肉体面や精神面、そして人としての尊厳を完膚なきまで破壊してくるものだと。
「お、おい……俺が、いや、私が悪かったです……。だから、やめてくれ……、やめてください……」
ウィィンと小気味良い音で振動する棒を持って男に近づくせっくんに、男は震えた声で言葉を繋げて懇願する。その言葉からは最初の荒っぽさが消え、まるで怯える子供のように、か細く呟くような呻き声に近かった。
だがその言葉はせっくんには聞き入れてもらえず、むしろじりじりと近づくスピードが速まったと男は錯覚する。絶望のカウントダウンが刻々と近づくのを感じ、男はいつの間にか自身の股が温かく湿っているのを感じ取った。
「だ、誰か……、助けt──―」
『それでは、ご覧下さい(無慈悲)』
救いを求める男の呟きを掻き消すかのように黄金像が言い放つ。そして──、
ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!!!!! (発狂♂)
今まで男が犯した悪行が自分の身に帰って来たかのように、男の身に罰が与えられ、凄惨な苦しみを宿した叫びが男の口から溢れ出す。もし他の人がこの光景を見て、彼が放つ断末魔を聞けば自業自得とは言え、あまりにも無惨な結末だと誰もが口をそろえて言うのだろう……。
今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました(RTA並感)
次回予告
ファフナーでも総士君を眠らせるためにエスペラントのMRS君が愛用しているアイスティー(サッー!)を覚えたせっくん。それを駆使して見事男達を昏睡させて女性と少女を救う。
彼女達は何者で、どうしてこんな場所に閉じ込められたのか。
その理由をサルカズである感染者の女性はせっくんに明かす。
「ああ、そういえば自己紹介をしていなかったな……。私の名は──」
次回、なんでフェストゥムはテラにいるんですか? 第13話、泥岩 ~マドロック~
あなたは、そこにいますか?
(女性の正体が)バレてる!バレてる!