なんでフェストゥムはテラにいるんですか?   作:野菜大好き丸

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もっと早く投稿したかったのに土日に色々と予定が入って投稿が遅れた作者です。

今年もあとちょっとで終わりですわ。来年は小説をより進めるようにできて、季節イベントを書けるようにしていきたいと思ってます。


ちなみに今日待ちに待ったWガチャで280連でやっとWちゃんを出迎えられました(吐血)。(お金が)アーイキソ…。





間話 烏 ~いもうと~

「薄汚いカラス共め! ここから出ていきやがれ!」

 

 

 感染者になったあの日、人々に石を投げつけられながらあたしと姉さんは故郷から追い出された。今でもあの時のことを、あたしは昨日のように鮮明に覚えている。

 

 あたし達の家族は父と母、そして姉さんとあたしの四人家族だ。皆、人が好すぎることを除けばごく一般的な家庭だった。あたしはそんな家族が好きで、幸せな生活を送っていた。

 

 

 

 

 だけどその幸せな時間は突然終わりがやって来る。家族全員でショッピングモールに遊びに行ったあの日、突然大きな爆発音が鳴り響き、崩れ落ちる建物の瓦礫と建物に仕込まれた爆弾の爆風があたし達を襲いかかる。後に分かったことだけど、どうやらあの事件は潜伏していたテロリストが源石爆弾を用いて都市を破壊していたらしい。そのテロリストはすぐに捕まったが、悪あがきとして仕込んだ爆弾を起動したとのこと。

 

 当然その時はそんなことを知りもしないあたし達は、何が起きたのか理解出来なかった。そんな状況で父と母はあたしと姉さんを守るために、迫り来る瓦礫からあたし達を逃がそうと安全な場所へ突き飛ばした。二人は後ろから迫る瓦礫に呑み込まれながら。

 

 突き飛ばされたあたしがすぐに後ろを振り返ると、そこには隙間から赤い液体が流れ出す瓦礫の山しか目に映らなかった。それを見たあたしと姉さんは声を枯らしながらも必死に叫んだ。二人は生きてるはずだと希望を胸に秘めて叫び続けた。

 

 しかし返ってくるのは静寂のみ。あたし達の呼び掛けに返事の声一つも聞こえてこない。その事実はあたし達にあって欲しくない現実を突き付けられ、ただ泣き崩れることしか出来なかった。

 

 さらに不幸が重なり、あの事故であたしと姉さんは鉱石病を患ってしまった。あの時爆風で飛び散った源石爆弾の破片なのか、瓦礫の中にある砕けた源石製品に使われた源石の欠片なのか、原因は分からない。

 

 

 

 

 

 

 だがそれが原因で、あたし達は更なる地獄へと落とされた。

 

 

 

 

 事件から翌日、なんの前触れもなく家に近所の大人達が押し寄せて来た。そしてあたし達が感染者という理由と、両親が事故で亡くなったのをいいことに、奴らはあたし達から全て奪っていった。

 

 

「どうして……、どうしてそんなことをするのです!? 私達は何も悪いことは──―!?」

 

「何も悪いことしてないだって……? はっ、お前達は感染者な時点でこの世の悪なんだよ!」

 

 

 感染者。この世界に蔓延る不治の病、鉱石病を患った者の総称。

 

 たったそれだけの理由であたし達は、この世の憎まれるべき存在になり、彼らを強盗へと成り果てさせた。彼らはかつて、あたし達の両親から世話になったことがあるにも関わらずだ。そこに倫理や人権、仁義というものは何も為さない。

 

 

 

 

 力の無いあたし達は奴らに奪うだけ奪われて、悔しさを胸に街の外へと追いやられていくしかなかった。しかし過酷な自然環境しかない外の世界で生き延びる術を持たない少女が放り出されれば、結果は火を見るよりも明らかだ。それでもあたし達はがむしゃらに生き延びた。いや、生き延びることが出来たと言った方が正しいのかもしれない。

 

 どうもあたし達は普通のリーベリよりもしぶとい生命力を持っていたらしい。過酷な自然にある不味くとも食べられそうな植物や動物の死骸、汚水などを口に入れることで生き延びることが出来た。

 

 しかし生き延びたとしても何処に行けばいいのか? 両親を失い頼れる人は無く、故郷は敵となり往く宛も無い。身体は日々衰弱していき、獣に襲われればひとたまりもない状況だったのは変わらない。そんな中でリターニアの荒野へと辿り着き、彷徨っていたあたし達は凶暴な獣の群れに襲われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 奴らの狡猾さで逃げ場も無く追い込まれ、もはやこれまでかと諦めかけたその時──、

 

 

「……沃土よ、巌よ、立ち上がれ」

 

 

 どこからか聞こえる声と共に獣の周囲に広がる大地が盛り上がり、人の形を成していく。土で出来た巨躯を持つ巨人はその剛腕を一振りすれば、獣の群れを塵のように薙ぎ払う。

 

 獣の群れが一掃された後、あたし達の前に全身重装備を纏い、頭部に角が出てる人が近づいてきた。これがあたし達姉妹とマドロックさんの出会いだ。マドロックさんは仲間と共に居場所を求め、傭兵団として旅をし、つい最近このリターニアの荒野に辿り着いたらしい。そんな中、獣に襲われていたあたし達を見つけ、救援として駆け付けたとのこと。

 

 最初は彼女を警戒していた。助けてくれたことに感謝するけど、彼女もまたあたし達を追い出した大人と同じように醜悪な存在にしか見えず、信用することが出来なかった。恐怖に怯え、拒絶するあたし達に対し彼女は反撃もせずその身で受け止め、自らも感染者だということを明かして親身になろうとしていた。

 

そんな彼女の態度にあたし達は徐々に警戒を解いていき、自身に起きた境遇を話した。彼女はそれを聞いた後、無言であたし達を抱き抱えた。その抱擁は両親のように優しく、暖かな感触だったのを覚えている。あたし達は感極まって堪らず彼女の腕の中で思う存分に泣いた。胸の内に秘めた辛い出来事を吐き出すように。

 

 

 

 

 

 それからあたし達はマドロックさんの傭兵団と共に行動することにした。もちろんおんぶにだっこという関係ではなく、雑用や戦闘など、出来ることは何でもやった。ただし戦闘面に関しては、残念なことにあたしはアーツに素質に恵まれず、逆に姉さんの方はアーツの才能があった。そのため戦闘では何も出来ない悔しさがあったけど、それでもあたしは持ち前の記憶力を活かし、他のことでサポートするなどして、足りない所を補う形で傭兵団に貢献した。

 

 それに傭兵団の人達はみんな優しい人たちだ。傭兵団を構成しているのは殆どサルカズの人達だったので、最初はその見た目から話しかけることすらも怖かった。けど、実際に話してみると気の良い人達ばかりで、あたし達のような子供にも親のように優しく接してくれた。彼らの優しさに触れたからこそ、あたしと姉さんは拾ってくれたこの人達の為に、出来ることを一生懸命頑張っていった。

 

 

 

 

 

 こうして新たな生活を踏み出して行ったあたし達だったが、またしても運命はあたし達を地獄へと叩き落としてくる。

 

 傭兵団と共に行動していたある日、野営中に敵に奇襲された。幸いすぐさま気づいたマドロックさんがアーツを発動させ、土の巨人を形成し迎撃しようとした矢先、異変が起きた。形成中の巨人が突然崩れ始め、ただの土塊へと戻ってしまった。更に他の人がアーツを発動しようとしても何故か発動出来ず、その隙を突かれて敵が攻め込んできた。敵はどうやらアーツを封じる手段を用いて襲ってきたらしい。

 

 それでもマドロックさん達は百戦錬磨として恐れられるサルカズの傭兵団。不意打ちにも関わらず、すぐさま前衛や重装兵が前に出て態勢を立て直し、足でまといになった術士を下がらせながら迎撃を開始した。あたしも姉さんも、後ろに下がりながら物資を投げ渡すなど後方支援に努めた。

 

 先頭は膠着状態になっているが、このままならいける。そう思ったその時、敵の狙撃手が守りの甘い場所に突然現れ、姉さんに狙いを定めて矢を放とうとした。

 

 それに気づいたあたしは咄嗟に姉さんを突き飛ばす。それと同時に背中に激痛が走る。奴の放った矢に撃たれたのだと理解するのはそう遅くなかった。

 

 撃たれたあたしに心配しながら駆け寄ろうとする姉さんとマドロックさんと、傭兵さん達。するとあたしの体に、突如異変が起き始めた。矢を受けた個所から源石の結晶が次々と身体の表面から飛び出し、全身を覆っていく。同時に全身が千切られそうな痛みがあたしに襲い、絶叫を上げる。姉さんとマドロックさん、傭兵さん達はこの現象に驚愕し、そしてあたしを見た敵は上手くいったと言わんばかりに盛大な声で嘲笑う。

 

 奴が言うには、先程の矢には鉱石病の症状進行を無理矢理速める薬品が仕込まれていた。奴らは依頼主からの試供品として受け取り、感染者の捕獲と共に実験として今回作戦で用いることを依頼されていた。それを用いて足手まといとなった術師を狙おうと、その矛先が姉さんに向かった。

 

 

 

 

 

 彼らの話を聞いた後、マドロックさんがすぐさま彼らを打ちのめそうとした時、敵は待ったをかける。敵は鉱石病の進行を一時的に止める薬を持っているらしく、降伏すればあたしに薬を打ってやろうと話を持ちかけた。そしてその薬は使い方が複雑で、自分らじゃないとうまく作用しないと言い放った。

 

 あからさまな罠だと思ったあたしはその話に乗っては駄目だと、痛みに堪えながらマドロックさんに叫んだ。あたしの言うことを聞いた姉さんは当然反対した。だけどあたしを心配する姉さんには悪いけど、何のとりえも無いあたしがみんなの足を引っ張りたくなかった。せめてあたしの命でみんなが生き残ってくれれば良かった。

 

 

 けれどマドロックさんはこれ以上仲間に手を出さないことを条件に降伏を選んだ。彼女の判断に傭兵さん達も従い、降伏することにした。敵はその条件を飲みながら、あたし達を連行していった。

 

 

 どうしてあたしなんかのために……と、あたしは彼女に問いかけた。すると彼女は──、

 

 

「君みたいな子供を犠牲にしてまで、私達は生き延びたいわけじゃない……。これは戦士として、君達姉妹を守れなかった私達の落ち度だ、本当にすまない……」

 

 

 彼女が謝ることなんてなかった。ただ自分が彼女や姉さん、みんなにこんな選択を選ばせた自分に悔しさしか込み上げて来なかった。こうしてあたしはみんなの降伏を引き換えに抑制剤を打たれた。しかし、症状の進行速度が予想よりも速く、たとえ抑制剤を打ってもあたしの命はもう助からないことを敵に嘲笑された。反抗したくても抑制剤のせいで足元を見られ、マドロックさん達は手も足も出せなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから彼らに連行され日が進む中、あたしの身体は源石に侵食されていき、目も見え辛くなっていった。姉さんはあたしの傍にいて「ごめんなさい…、ごめんなさいなのです……」と自身に言い聞かせるように、嗚咽の混じった声で謝罪の言葉を呟いていた。

 

 マドロックさんは奴らに難癖をつけられ、見せしめとして奴らの憂さ晴らしを兼ねた拷問を受けていた。それでも奴らに屈さず、ぼやけた視界で映る傷だらけな体を気にせず、あたし達を安心させようと懸命に励ましていた。

 

 

 

 

 

 だけど鉱石病の進行は止まらず、ついに鉱石病はあたしの五感をも奪っていくようになった。それはさしずめ、暗い暗い闇の中へと身体が沈んでいくような感覚だ。

 

 この感覚になってからもうどれくらい時間がたったのだろう。何も見えず、何も聞こえないため周りがどんな状況なのかが分からない。抗おうにも源石によって身動きも取れず、声も出せない。

 

 

 ……あたしはこのまま死ぬのだろうか? みんなの足を引っ張っておきながら、挽回するチャンスにも恵まれず、おめおめといなくなることしかできないのか。

 

 あぁでも、もしあたしがいなくなれば、みんなあたしというお荷物を気にせず、あいつらを打ちのめしてくれるのかな……? だったらあたしはすぐに、ここからいなくなった方が──―。

 

 

『あっ、おぃ、待てぃ(江戸っ子)。何勝手に消えようとしてんだゾ』

 

「!!?」

 

 

 暗闇しかないこの世界にどこからか声が聞こえることにあたしは驚きが隠せない。どういうこと? 一体何が…? それにあなたは誰? 姉さんでも、マドロックさんや傭兵さんでもない、何者なの? 

 

 

『あー、自己紹介したいところなんだが、そっちが消えかけそうになっててまずいから後でいいか? 一応君を救うって、君のお姉さんに頼まれているんだ』

 

 

 姉さんが……? でも、わたしの体はもうどうしようもなくなって、このまま生きれたとしても……。

 

 

『大丈夫だって安心しろよ~。ちょっと君の源石を俺がワッーっと同化して、んでパパパッと消して、オワリッていう感じにするだけで、君には一切害は無いから。ヘーキヘーキ、ヘーキだから』

 

 

 ……なんだか説明があやふやで怪しそうに感じる。でも言葉から不思議と悪意は感じ取れない。

 

 

『んで、さっき消えたいって言葉が君から聞こえたけどさ、それはなんでだゾ? 君の姉さんやマドちゃんとか、周りの人は君が生きて欲しいって願っているゾ』

 

 

 だって……、あたしは姉さんに比べて役に立てずに、それどころかみんなの足を引っ張って……。

 

 

『いや子供がそんなこと気にしてどうすんの? 子供は大人に迷惑かけて当然なんだよなぁ?』

 

 

 …………………………。

 

 

『……俺も昔、育ての親に迷惑かけたことがあってな』

 

 

 ……えっ? 

 

 

『子供の頃、本当の両親が事故で失って、両親の親友に引き取られたんだよ。それなのに俺は両親のいない寂しさから彼らに八つ当たりして、傷付けてばっかだった。自身のことを思ってくれる人が傍にいるって気づかずにな』

 

『それでもその人達は俺を見捨てずに育ててくれた。ふと気になって、血の繋がった親子なわけでもないのに、どうしてそこまでして俺を育ててくれたのか聞いてみるとこう言ったんだよ』 

 

 

『「君の両親からの頼みという理由ももちろんあるが、僕達も幼い頃親を失ったことがあるんだ。それが君の姿が自分達に重なって見えて、とても他人には見えなかったんだ」ってさ。おじさんも昔両親を失って、妹さんと一緒に親無し子だったんだよ。その時彼らを励まして、支えになってくれたのが、うちの両親だったみたい。その時におじさんは両親に迷惑をかけていたけど、両親は笑って許していたんだとさ。その話を聞いて、自分が今までしてきた八つ当たりが何か虚しさが残ったんだ。自分が感じた辛い悲しみを持ってるのは自分だけじゃないと。それなのにそんな人の世話になっている身で我儘言う自分がさ、ちっぽけに見えてきたんだ』

 

 

………………………………………。

 

 

『 それに比べて君は凄いよ』

 

 

 ……凄い? 

 

 

『……先に謝っておくけど、少しばかり君の記憶を覗いちまった。君を助けるために同化という能力を用いているんだけど、今回みたいにより深く同化しなければならないことになると、副作用としてなのか知らんけど、どうしても他人の記憶が頭の中に流れ込んでくるんだよ』

 

 

 はぁ……。

 

 

『それで、話を戻すけども。君はその年齢で両親を失った悲しみにも負けずに、誰かのために頑張ろうと努力している。少なくても当時の俺が君と同じように行動を移せるとは思えないくらいにはね。君の周りにいる人達は、そんな君を迷惑だとは思ってないと俺は思うよ』

 

 

 そんなの……、本当にそう思っているかどうかなんて……。

 

 

『あまり大っぴらに言うことじゃないんだが、俺は他人の心、感情をある程度読めるんだ』

 

 

 心を、読む……? 

 

 

『全て完璧に読めるわけじゃないけどな。それで記憶の中で彼らの心を読んだけど、彼らの心からは慈愛と不甲斐無さの感情しかなかった』

 

 

 慈愛と、不甲斐無さ……? 

 

 

『要するに彼らは君と、君のお姉さんに家族のような愛情を向けているのと、君達みたいな子供に自分達の戦いに巻き込ませてしまった罪悪感が見えたんだ』

 

 

 待って、あたしと姉さんは巻き込まれたなんて思っていない。理不尽に虐げられ続けて、どこにも行き場の無いこの命を、あの時救ってくれた彼らに恩返しをしたいがために使いたいと選んだの! それなのにどうして彼らがそんな思いをしないといけないの! 

 

 

『悲しいけど君がそう思っても、彼らはそう思ってない。たとえ君が彼らにそう思っていることを伝えたとしてもね。それに、子供が戦うことに違和感を感じないなんて余程狂ってるか、まともな倫理感を持ち合わせていない限り、そう思わないよ。少なからずこの世界に生きる人にも子供が戦う事態があっても、それを違和感に感じる感性があって助かったよ。もしそれが無かったらこの世界はとんだディストピアだゾ……。(源石や天災、鉱石病で既に片足一歩踏み出してるとか言ってはいけない)』

 

 

 じゃああたしは……、どうすればいいの……? 

 

 

『だからこそいなくなるなんてそんなことしちゃあ…、ダメだろ!』

 

 

 えっ……? 

 

 

『彼らは君を救うためにあのファッ○ンDQN共に投降したんだ。その甲斐もあって成り行きで俺と出会い、まだチャンスがあると信じて彼らは俺に君を救うのを託した。それなのに君がいなくなったら、彼らのやったことが全部無駄になるんだゾ』

 

 

 それは……理解できるよ。けど、あたしは生きても良いの? 

 

 

『生きてて良いにきまってるんだよなぁ?何で生きてちゃいけない必要があるんですか?(正論)

 

それに今の君からは自責、後悔の念を抱いているのが強く伝わってくる。そういう感情ってのは生きてるうちじゃないと払拭できないもんなんだ。それなのに消えたいなんて、後悔しかない君の口からそんなこと言うのは、嘘っぱちにしか聞こえないゾ』

 

 

 後悔を、払拭する……。

 

 

『……こんなこと言ってなんだが、一応問うゾ。君はどうしたいんだ? 彼女の約束を反故するような結果になりかねないが、出来る限り君の意思に尊重しようと俺は思っている。いなくなりたいなら俺は止めはしない。それが君の納得できる選択なら、な…』

 

 

 あたしは──。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『──―分かった、その選択に尊重するよ。だから後のことは俺に任せとけ。それじゃあ、おやすみ…』

 

 

 その言葉が聞こえると共に意識が遠くなるのを感じる。けどそれは不思議と恐怖は無く、むしろ安らぎを感じられる。

 

 

 あたしは再び目覚めるために、闇の中で眠りに着くのであった。

 

 

 

 

 




重めのストーリーって書くのムズイな。作者は基本頭ハッピーセットなので報われるハッピーエンドな話を書きたいです(書けるとは言ってない)。でも重めのストーリーも書けるようにしたい。
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