勇者違いの転生記   作:トッポかもしれない

3 / 3
お久しぶりです。
久しぶりに書いたので、なんか文章が変わっている可能性があります。
許して~


第3話 金の冠を取り戻せ

宿屋で大人しくもう一泊した俺は、謁見へと向かった。

 

門番「こんな昼下がりに謁見とは。勇者様は忙しい身分ですな。」

 

こいつ絶対昨日の門番だ。夕方に来たの追い払いやがった門番だ。

 

「えぇ、まぁ魔物を適当に倒して参りました。」

 

嘘です。寝てました。ごめんなさい。

 

門番「ご苦労さまです。どうぞ、お通りください。」

 

ようやくロマリア城内へと入ることができた。城に入るために2日かかった勇者は俺だけではないだろうか。なんだか情けなくなってきた。

 

王様「おぉ、勇者よ。そなたに頼みがあるのだが。」

 

「頼みとは一体どのような。」

 

王様「実はわしの金の冠がカンダタという盗賊に盗られてしまってな。そこで……」

 

「それを取り返してこい、という訳ですね?」

 

王様「うむ。奴は西にあるシャンパーニの塔におる。」

 

「承知しました。」

 

それぐらい国の兵士に任せたらどうなんだろうか、とか思いながら話を聞いた。さて、準備して早速向かいますか。

 

~~~~~~~~

 

うーん、どうしよう。え?どうしたのかって?あっ聞いてないソウデスカ。

 

……いや聞いてくれなくても話すけど。

困ったことにゴールドが足りないんだ。鋼の剣買ったせいで。防具が皮の盾と旅人の服というシャレにならん状態のなかここまで来たのが驚きだ。今あるのが72ゴールド。皮の鎧すら買えない。敵を倒せるだろうか。こないだはキャタピラー一体だったからなんとかなったが、一体しか出ないとは限らない。うーん困った。

……閃いた。キメラの翼で帰ろう。

 

「えぇっと確かキメラの翼は…」ゴソゴソ

 

……ない。買わないと。なんでキメラの翼の1つも持ってないんだろう。

道具屋はすぐそこだが、一応早歩き程度には急ぐ。

 

「すみませーんキメラの翼くださーい1つでいいでーす。」

 

道具屋「あいよ。25ゴールドだ。」

 

25ゴールドを出しつつ、なぜ全財産の3分の1を取られなければならないんだと思った。ゴールドないのは自分のせいだが。

 

早速キメラの翼を使い、アリアハンへ飛ぶ。世界を救う勇者様のはずがキャタピラーとかいうイモムシもどきの魔物に苦戦するから、とかいう理由で故郷に帰るの少し間抜けのようにも思えるが、死んでしまっては元も子もない。

 

~~~~~~~~

 

アリアハンについた俺は家に帰るのは少し気が引けたので、そのまま町の外に出てモンスターを狩ることにした。

 

「この辺の魔物は洞窟の魔物よりも弱いな。気持ち的にも余裕があるぞ。」

 

なーんて口走りながら周りのスライムやらおおがらすやらを倒し、確実に成長していく俺。

レベルアップ、ってやつだろう。勇者として強くなっていく実感がある。

……というより鋼の剣、強くない?俺より武器の成長がすごいよコレ。

 

まぁそんなことはよくて、前よりも楽に魔物を狩れるようになった俺はもう一度ロマリアへ戻ることにした。

 

「戻る前に皮の鎧でも買っておくか。忘れるところだった。」

 

現在の所持金は160ゴールドといったところだ。100ゴールド分ぐらいしか狩りをしてないが、強くなったので十分だろう。ちょっと前に覚えた閃光魔法『ギラ』が一回で複数の魔物に攻撃でき、とても優秀であると思われた。

それじゃ、アリアハンに戻りますか。

 

~~~~~~~~

 

「おっちゃん、皮の鎧1つくれ。」

 

武器防具屋「あいよ、150ゴールドだよ」

 

俺はためたゴールドで皮の鎧を買い、早速装備した。今までの旅人の服よりも確実に防御力は上がっているだろう。防具も買えたので、ロマリアに戻るとしよう。

……あれぇ?キメラの翼どこぉ?

 

 

 




この主人公ポンコツやね。
寝坊系ってよりポンコツ系としていこうかな…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。