攻めろ!!千聖さん!!   作:面心立方格子

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お久しぶりですね。学校とか色々忙しいもので.....


白鷺さんのご友人

僕自身、家元もあるのかあまり同学年の人と接するのも少なく、友人と呼べる人がほとんどいない。.....普段から話す人は基本的に日本文化に携わっている方や外国人なのである。実際にうちが広いのもたまに集団で日本観光に来られる人を泊める為でもある。.....といってもそんな機会1度も来てないです。来ても3人。.....というか白鷺さんが1番来ている。

そしてなんでこんな話をしているかというと.....

 

 

「へぇ〜.....千聖さんのお友達なんですね!」

 

茶色い髪をした.....なんというか子犬のようなオーラを出している人が目の前にいるからです。

 

「はい.....お初にお目にかかります、風野風人です。」

 

白鷺さんや氷川さんはある程度接しているからいいのだが、初対面の人の前で気は抜けない。

 

「あ、初めまして!私、羽沢つぐみといいます!」

 

「ふふっ、じゃあ風人くんの交友も広がったところで注文しようかしら。」

 

僕は一覧を見せてもらった.....なんでだ、カタカナばかりだ。何が何かさっぱり分からない.....

 

「白鷺さん、僕はどうやらここのメニューが何一つ分からないみたいだ。」

 

「そうだったわね.....つぐみちゃん、とりあえずコーヒー2つとチョコレートケーキとショートケーキを頼めるかしら?」

 

「はい!かしこまりました!」テテテテ...

 

 

 

「ごめんね....ホントに横文字とか色々苦手....」

 

「逆に珍しいわよ。今どきチョコレートとかを知らない10代って.....まぁそこも頼りなくて可愛いんだけど....」

 

「それにしてもなんというか、落ち着ける雰囲気だね。」

 

「ふふっ、気に入って貰えたかしら?さっき注文を聞きに来てくれたつぐみちゃんって子もとても真面目で働き者なのよ。」

 

「へぇ、僕らと同い年にしか見えないけどしっかりしてるんだね.....」

 

「家元継ぐ予定の風人くんが言うのも何かおかしく感じるわね。」

 

休日の昼間過ぎとはいえかなり静かだなぁ....よく白鷺さんが「混んでるわね....」とか言ってるけど意外と空いてる。.....飲食店ってこんな感じなのかな。

 

「それに風人くんに来てもらったのはちょっとひと仕事お願いしようと思ったのよ。」

 

「ひと仕事?僕に出来ることならいいけど.....」

 

「ふふっ、頼りになるわね。今度お祭りがあるでしょ?」

 

「あぁ、商店街主催でやるという話は聞いたけど。」

 

「そこで今年はつぐみちゃんも和太鼓をしないか?って誘われてね。」

 

「も、っていうことは他にも誰かやるっていうこと?」

 

というかそういうのは僕よりも経験している親御さんにお願いする方がいいような気もする。どんな事もそうだけど経験値がやっぱりものを言う時はあるし、実際僕は祭りにはあまり行ったことはないから分からない。

 

「ええ、巴ちゃんが毎年和太鼓をやっているの。つぐみちゃんはサプライズで和太鼓をやって巴ちゃんを驚かせたいらしいの。」

 

なるほど、それなら僕に頼みに来るのも納得がいく。親御さんに教わったら言伝でバレる可能性もあるし...ということは

 

「そのことはさっきの子の親御さんも知らないの?」

 

「ええ、そうよ。(まぁつぐみちゃんは真面目だから、隙間時間にそれっぽい素振りを見せちゃって気づかれるでしょうね.....)」

 

でもお祭りの和太鼓ってどんな感じなのだろう.....本格的な演奏なら僕もきっちりと教えないといけないし。

 

 

 

「お、お待たせしました!チョコケーキとショートケーキとコーヒーです!」

 

「ありがとう、つぐみちゃん。そういえばつぐみちゃん、和太鼓を教わる相手はみつかったかしら?」

 

「しーっ.....お父さんに聞こえちゃいます。」

 

「あら、ごめんなさいね。」

 

「実はまだ見つかってなくて....身近で和太鼓ができる人が巴ちゃんと巴ちゃんのお父さんくらいしかいなくて.....」

 

「ええ.....そう思って強い助っ人を連れてきたのよ。」

 

「助っ人って.....風野さん!?」

 

「一通り和太鼓も嗜んでいるので....どこまで教えられるかは分かりませんが、短期間であるなら基本は一通り教えられると思いますよ。」

 

「はぁ.....!是非お願いします!」




短いですが、お許しを.....
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