ハイスクールD×D~異世界を渡り歩いた最強混血のファンガイア王〜 作:ルオン
今回は戦闘回!········というより、戦闘少なめの仲間紹介みたいな感じになってます。
それでは本編をどうぞ!
「ここか」
するとそこへ、スーツを着た数人の男女が渡達の元へ駆け寄る。
「渡様、お待ちしておりました!」
「状況は?」
「動きありません」
「先程から感知し続けていますが、増えてる様子はありません」
「分かった。周りの避難は?」
「廃工場に不発弾が見つかったと情報を流し、避難済みです。政府にも事情は説明しております」
「分かった。皆はこの周辺に結界を張ってくれ。俺達からの連絡があるまで、緊急時以外は結界を解かないでくれ」
「承知致しました!」
渡の指示に従い、数人の男女はその場から離れる。
渡は居なくなるのを確認してから、廃工場へ視線を向ける。
廃工場敷地全域に、ドーム状に結界が張られていた。
「さて、この結界どうする?」
「俺が殴り壊す!」
ニールの質問に答えるように、ナツが結界を壊そうと腕を振り回す。
しかしそのナツを、渡が手を出して制止させる。
「渡?」
「俺がやるよ、ナツ」
渡はそう言うと結界の前まで移動し、右手で結界に触れる。
そして
「ふん!」
渡が右手に少し力を込めた事で、結界に全体にヒビが入り、そのまま消滅した。
「おいおい」
「また強くなりやがったな」
「スゲェ渡!」
「流石です渡様!」
「ありがとうナツ♪チヨメ♪」
ハジメとサンジは渡の力に驚き、ナツとチヨメは目を輝かせながら渡を褒める。
周りにいた他の眷属達も、渡の力に驚いていた。
渡はナツとチヨメに礼を言いながら、敷地内へと入って行き、眷属を続いて入っていく。
敷地内へ入ると、大量のはぐれ悪魔と思わしき男達がいた。
「テメェ等か?結界を壊したのは?」
「だったら?」
「テメェ等、ここが何処か分かってやってんのか?ここは俺等の縄張りだ!」
「おかしな事を言いやがる。ここはファンガイアの守る土地。テメェ等で言うファンガイアの縄張りだが?」
『『『ギャハハハハハハハハハ!』』』
サンジの発言に、はぐれ悪魔と思わしき男達が笑い出した。
「て、テメェ等本気で言ってんのか?ファンガイアの縄張りってよw」
「あんな腰抜けキングがいた種族なんて、敵じゃねぇってのw」
「あ"?腰抜けだと?」
「知らねぇのか?あの種族の3代目は、自分の立場に恐れて身投げして死んだんだよwアホだよな~w」
『『『······················』』』
男達の言葉に、渡以外の者達が怒り覚える。
そんな眷属達に気づかず、腰抜けと言っていた男が渡へと近寄る。
「お前等、ファンガイアかどっかに雇われた奴等だろ?後でアイツ等が提示した報酬金以上の金やるから帰んなw」
男は笑いながら、渡の肩を掴み言う。
「·······貴方方の目的は?」
「あ"?リーダーのレベアさんが、この地域をぶっ壊したいんだと。人間ウゼェんだって」
「そうか······なら······」
「?·········ガアッ!?」
話を聞いた渡は、肩を掴んできた男を殴り飛ばした。
殴り飛ばされた男は廃工場の壁にめり込み、白目をむいて気絶していた。
男達の笑い声で煩かった場が、一気に静まり返る。
笑っていた男達は、冷や汗をかきながら渡達に目を向けた。
「て、テメェ等·······いったい·········」
「そういや、まだ名乗ってなかったな?」
「ジェレミア、教えてやったらどうだ?」
「では、そうせていただこう」
サンジに言われ、ジェレミアは1本前へと出る。
「我々が何者か·········だったな?我々は雇われて来たのではない。貴様等が先程言っていたファンガイアの陣営から来た者········3代目ファンガイアキングの眷属だ!」
「何っ!?」
「そして此方に居られるのは、先程貴様等が散々馬鹿にしていたファンガイアの3代目キング!紅神 渡様だ!」
『『『ッ!?』』』
ジェレミアの言葉に、男達は驚いた。
目の前にいる者達の殆どが、3代目ファンガイアの王の眷属で、そして目の前にいる男は誰しも死んだと思っていた3代目のファンガイアの王であると。
誰もが信じられない物を見るかのように、渡立ちを見つめる。
その空気の中、渡が男達へ言い放つ。
「君達の事は既に調べがついている。今この場で降伏するのであれば、命の保証はする。だが、降伏しないのであれば、命の保証はない。相応の覚悟を持ってもらう」
「ふ、ふざけるなぁああ!」
渡の言葉に、男達の1人が叫ぶ。
「ファンガイアの王がなんだ!こちとらボス含んで9999人いんだ!たった16人に恐れる事なんかねぇ!それに俺等にはボスから貰ったコレがある!」
男はそう言うと、着ていた服の腕部分をまくる。
するとそこには、魔法陣のような紋章があった。
「ボスに貰ったコレさえあれば、どんな奴も敵じゃねぇ!」
そう言うと紋章が光だし、男の筋肉が膨らみ、体から魔力のオーラが溢れ出す。
「そ、そうだ!ボスから貰ったコレさえあれば、怖いもんなんてねぇ!」
「それに俺等にはコイツ等がいる!」
男達の1人がそう言うと、男達の脇に魔法陣が展開され、そこから魔獣が出現した。
「ボスがかき集めた魔獣もいりゃあ、テメェ等なんて怖くねぇ!」
「···········降伏の意志はないと?」
「当たり前だ!行くぞテメェ等!」
『『『おぉおおおおお!』』』
男達がそう言った瞬間、紋章が一斉に光だし、最初の男同様、筋肉が膨らみ魔力のオーラが溢れ出した。
「そうか·······なら仕方ない。我が頼もしき大切な
『『『ハッ!』』』
「我等ファンガイアの、そして友と作りあげし力を、覚悟を決めた奴等に刻み込め!」
『『『承知!』』』
「やっちまえ!!」
『『『うぉおおおおおおおおお!』』』
渡達の向かってくる男達。
渡達が警戒し構える中、1人だけ飛び出していき、渡はその人物を見て微笑んだ。
「一番槍は任せたよ···················ナツ!」
「任せろ!火竜の·····鉄拳!」
「がぁっ!?」
飛び出したナツの炎を纏った拳により、敵の1人が殴り飛ばされる。
男達は驚くも、足を止めずに突っ込んでいく。
ナツはそんな男達を見て不敵な笑みを浮かべると、息を吸い込みながら口を膨らます。
「火竜の·······咆哮!」
『『『ぎゃあああああああ!?』』』
ナツの口から炎が放出され、向かってきた男達が黒焦げとなる。
「なんなんだあの野郎!?さっきの炎、ただ魔力を変化させた威力じゃねぇぞ!?」
「まさか·····滅竜魔法か!?」
「バカな!?おとぎ話の力だろ!?」
「いや、実在すると情報屋から聞いた事がある!じゃあ奴が、
「オラァ!どんどん掛かってこいやぁあ!」
ナツ・ドラグニル
通り名・
クラス
種族は転生ファンガイアの、火の滅竜魔法の使い手。
幼少期に炎竜王・ラグニールに育てられ、火の滅竜魔法を取得。
ラグニールの元から離れ、修行をしていた際に渡と遭遇。
渡の力を本能で見抜き、戦いを仕掛けた過去を持つ。
戦いの末、彼は渡に負けてしまった。
悔しいと感じると同時に、楽しく感じたナツ。
渡の立場や渡が強い理由を知ったナツは、渡の眷属となり渡や仲間を狙う敵を蹴散らしてきた。
そしてチームというのは、渡には数多くの眷属がいる為、チーム分けをして組んでいる。
勿論、チームメイトとは違う眷属と組む場合もある。
転生ファンガイアには幾つか種類があり、ファンガイアに転生する事で、ファンガイアの力の源である
ファンガイアに転生しても、種族のDNAが変わる訳ではなく、元々の種族
「滅竜魔法を使うからってなんだ!」
「各方位から攻めりゃあ問題ねぇ!」
そう言い、複数の男達が各方位からナツに襲い掛かる。
しかし
「水遁!水手裏剣!」
『『『がっ!?』』』
「な、なんだ!?」
ナツに襲いかかろうとした男達の背中に水の手裏剣が突き刺さり、男達はその場に倒れ伏せた。
突然の事に仲間の1人が困惑していると、ナツの傍に1人の少女が現れる。
「おっ!サンキューナツメ!」
「まったく。ナツさん突っ込みすぎですよ?」
「あははは!悪い悪い!」
「悪いと思ってないでしょ!」
「アイツは!?
ナツメ
通り名・水忍のナツメ
クラス
種族は転生獣人ファンガイアの、水遁使いの忍者。
獣人族と呼ばれる一族の1人であり、獣人族に伝わる忍術の水遁使い継承者。
見聞を広める為、獣人族の里から旅に出た彼女だが、手練れのはぐれ悪魔に追い詰められてしまい、間一髪のところで渡に助けられた。
渡達ファンガイアに介抱してもらい、渡の強さや彼が弾くバイオリンに興味を持ち、渡の眷属となった。
「オラァ!2人にばっか気を取られてんじゃねぇぞ!」
「火拳!」
「がぁっ!?」
『『『ぎゃあああああ!?』』』
「今度はなんだっ!?」
「あ、アイツ等!?はぐれ狩りのミルコに、炎帝のサボ!?」
兎山 ルミ
通り名・はぐれ狩りのミルコ
クラス
種族は転生獣人ファンガイア。
ナツメと同じ里の出身で、兎の獣人。
脚力が凄く、里から出てはぐれ悪魔狩りをしていた。
ある日、大量の魔獣に囲まれて苦戦していた所を、渡と眷属達に助けられた。
その時に渡の力を見て勝負を仕掛けたルミは、激闘の末に渡に負けた。
渡の強さ、眷属達の強さを目の当たりにし、渡のバイオリンの演奏を気に入った彼女は、渡を
ミルコというのは、仲間達からつけられた渾名兼コードネームで、いつしか他陣営にも知れ渡った。
サボ
通り名・炎帝のサボ
クラス
種族は転生ファンガイア。
悪魔の一族と呼ばれていた人間の一族の1人で、メラメラと呼ばれる火炎を自在に操り体を火炎に変える事が出来る。
悪魔の一族と呼ばれていた人間達が住む里が何者かに襲われ、里から逃げた。
行き着いた先で渡に助けられ介抱される。
渡に事情を話した彼は、渡の提案でファンガイアの領地で過ごす事になった。
暫く過ごしていく内に、サボはファンガイアの領地を新たな故郷と感じるようになり、渡に頼んで眷属となった。
「おいおい!?こんな有名どころの奴等が来るなんて聞いてねぇぞ!?」
「魔獣共!奴等を襲え!」
『『『ガァアアアアアアアア!』』』
男達の1人が、召喚した魔獣達に指示を出しナツ達を襲わせる。
しかし
「パーティーテーブルキックコース!」
「ハァ!」
「フン!」
「ハッ!」
『『『ガァアアアアアアアア!?』』』
「なっ!?」
サンジ、フェイト、ノリキ、マルギッテ、ハジメの5人が魔獣達の中へ入り、魔獣達を蹴散らした。
「ば、バカな!?」
「おいクソ野郎共。俺達の大切な仲間とレディ達に手を出すなら、容赦しねぇぞ」
「仲間は誰1人殺らせない!」
「········右に同じだ」
「身内に手を出すのであれば容赦しません」
「さっさと終わらせてぇから、抵抗すんなよ?」
「く、黒足に黒金!?」
「静拳に猟犬!?」
「しかも黒錬まで!?」
サンジ
通り名・黒足のサンジ
クラス
渡の両親、音也と真夜が初めてのディナーをしたレストラン【バラティエ】、料理長の義理の息子。
幼い頃に渡と出会った事があり、その際に渡の目標や演奏を聞き、いつか自身の料理を振る舞おうと誓った。
以降努力を続けた彼はバラティエの副料理長となったのだが、ある日はぐれ悪魔に襲われてしまう。
窮地に陥った彼は、駆けつけた渡に助けられ、怪我が治る迄の間ファンガイアの領地で過ごした。
そこで様々な料理を食べた彼は、ファンガイアの領地で料理の勉強をしたいと思うと同時に、ファンガイアの領地に住む人々から渡の話を聞いて支えたいと思い、渡に頼み込んで眷属となった。
戦闘時は手は使わず足で戦っており、いつも黒い靴で攻撃してる為、黒足と通り名がついた。
フェイト・テスタロッサ
通り名・
クラス
渡の母である真夜の友人の娘。
人間とファンガイアのハーフで、魔力と魔皇力が常人の数十倍を有している。
渡の幼馴染みの1人で、普通に過ごしていたある日、母親と共にはぐれ悪魔に襲われてしまう。
そこへ駆けつけた渡と真夜に助けられ、戦う渡の姿と、自身を落ち着かせる為に聞かせてくれたバイオリンの演奏に心を惹かれ、渡の眷属となった。
戦闘時は、彼女の母が開発した【魔皇デバイス】と呼ばれるアイテムを使い、魔力と魔皇力を駆使して戦っている。
黒衣に身を包んで敵を倒す金髪の少女である事から、黒金とよばれている。
ノリキ
通り名・
クラス
種族は転生ファンガイア。
元々は一般家庭で暮らしていた、多くの弟と妹を持つ少年。
ある日、はぐれ悪魔に狙われ、散歩をしていた渡と音也に助けられた。
怪我を手当てしてもらった彼は、音也からファンガイアの事を聞き、渡に恩を返したいという気持ちから渡の眷属にしてほしいと頼み込んだ。
以降彼は、家族を楽させる為にファンガイアに入る依頼をこなしてお金を稼いでいる。
物静かに相手の急所に拳を叩き込む事から、静拳と呼ばれるようになった。
マルギッテ・エーベルバッハ
通り名・
クラス
種族は転生ファンガイア。
元々はドイツ軍の軍人で少尉だった。
ある日、人々が姿を消す事件が起きており、調査をしていた現地の警察官も行方不明になった事から、軍に依頼が来た。
そのメンバーの1人として選ばれた彼女は、怪しい森を調査。
そこに犯人であるはぐれ悪魔が現れ、マルギッテ達を襲撃して来た。
応戦する彼女達だったが歯がたたず、絶体絶命だったその時、渡の仲間が開発した試験機の暴走でやって来た渡が現れ、はぐれ悪魔を撃退。
自身を含め、怪我を治してもらった彼女は渡に礼を言い、はぐれ悪魔等の話を聞いた。
渡の強さに惚れ、彼と話していく内に惹かれた彼女は軍を辞め、渡の眷属となった。
武器にトンファーを使用しており、素早く敵を無力化している事から、猟犬と呼ばれるようになった。
通り名・
クラス
種族は転生ファンガイア
元々は一般家庭出身の少年で、渡の小学校からの友人。
父方の祖父が特殊な家の出で、その縁である里に暫く住んでいたが、馴染めなかった。
ある日、里の近くにある魔獣の森に迷い込んでしまい、魔獣からの攻撃で重傷を負い、なんとか倒した彼は生き長らえる為に魔獣の肉を食べて生きていた。
迷い込んで数日後、かなり強い魔獣の攻撃を受けて重傷を負った彼は、捜索に来た渡に助けられ、ファンガイアの領地で治療を受ける。
目が覚めた彼は、渡やファンガイアについての説明、自身を捜しに来た経緯を聞き、療養をする為にファンガイアの領地で過ごした。
渡やファンガイアの領地に住む人々と過ごす内に、彼はファンガイアの領地が居心地が良いと感じると同時に、色々頑張っている渡を友人と支えたいと思うよになり、渡に頼んで転生ファンガイアとなった。
彼の戦闘スタイルは、所有する能力【錬成】で創り出した武器での戦闘である。
黒い服を着て戦っている事から、黒錬と呼ばれている。
「クソッ!コイツ等強すぎだろが!?」
「接近戦じゃ不利だ!魔力弾で応戦しろ!」
1人の男の発言により、渡達に目掛けて無数の魔力弾が放たれる。
しかしその魔力弾は、渡達に当たる寸前でサンジェルマンが展開したエネルギーのシールドに防がれた。
「防がれた!?」
「当たり前じゃない。逆に防げないと思ったの?」
「さぁて大将、俺等もそろそろ行くぜ?」
「貴方の、そして我々の敵を排除するわ」
「渡君には、指1本触れさせません」
「頼むよ、ニール、サンジェルマン、智」
渡が言うとニール、サンジェルマン、智の3人は笑みを浮かべる。
するとニールと智は首元にかけていたペンダントを握り締め、サンジェルマンはフリントロック式の銃を天に向かって引き金を引いた。
それにより3人は光に包まれ、光が消えると鎧を身に纏っていた。
「な、なんだ!?姿が変わった!?」
「まさかロックオン・ストラトスに白銀の錬金術師か!?」
「じゃあもう1人は、ズドン巫女か!?」
「誰がズドン巫女ですか!誰が!」
「ロックオン・ストラトス!ガンダムデュナメス!敵を狙い撃つぜ!」
「敵を排除する!」
3人は各々の武器を召喚し、男達に射撃を始める。
男達は魔法陣を展開して防御したが、威力が強すぎて魔法陣は破壊され、男達は次々と攻撃を喰らっていく。
ニール・ディランディ
通り名・ロックオン・ストラトス
クラス
種族は転生ファンガイア。
アイルランドで暮らしていた一般家庭の出身。
彼の父と音也が友人で、渡とも面識があった。
ある日、はぐれ悪魔同士の争いに巻き込まれ重傷を負ったが、渡達に助けられた。
家族全員も助かり、ファンガイアの領地に移り住む事になった彼は、渡の身の回りの手伝いをしていた。
渡と共に過ごす内に渡を支えたいと思った彼は、渡に頼み込んで眷属となった。
彼が纏っている鎧の【ガンダムデュナメス】は、渡達の仲間が開発した鎧、【魔皇ギア】と呼ばれる物の1つで、魔皇力をエネルギー源にして動かす事ができる。
通り名については、コードネームがそのまま通り名となった。
サンジェルマン
通り名・白銀の錬金術師
クラス
種族は転生ファンガイア。
数百年前のローマに生まれた女性で、錬金術師。
数百年前、貧しい生活をしていた時に初代ファンガイアキングと出会い、初代ファンガイアキングの仲間であった錬金術師から錬金術を教わる。
以降はファンガイアの陣営につき、ファンガイアへと転生。
ある日初代ファンガイアキングに呼び出され、何れ未来に起きる戦いに備え、封印すると言われ数百年間封印されていた。
そしてその封印を渡が解き、現状のファンガイアについて知り、音也の頼みで渡に様々な知識を教えていた。
ある日、はぐれ悪魔討伐に行った際に不意をつかれて怪我を負ってしまった彼女。
しかしそこへ渡が駆けつけ、はぐれ悪魔を撃退。
その時彼女は、渡を一生支えたいと思うようになり、渡の眷属となった。
彼女の纏う鎧の名は【ファウストローブ】。
【聖遺物】と呼ばれる物を錬金技術で作りあげた物で、彼女は銃と剣に変わる万能武器で戦っている。
通り名︰ズドン巫女
クラス
種族は転生ファンガイア。
渡の幼馴染みの
霊力を扱う家系の生まれで、父親同士が友人の為、渡と良く遊んでいた。
ある日、霊力の力に目をつけたはぐれ悪魔に狙われ誘拐された経験がある。
誘拐したはぐれ悪魔がロリコンで、当時の彼女を襲おうとしたその時、渡が駆けつけはぐれ悪魔を撃退。
その時の渡の姿に心を惹かれた彼女は、渡に頼んでファンガイアへと転生し眷属となった。
彼女が纏っているのは、彼女の家に引き継がれている戦闘服を手本に、仲間が開発したアーマー。
霊力と魔皇力を混ぜ合わせた矢で相手を撃ち抜く。
破壊力が凄まじく、一度敵の本拠地に矢を撃ち込んだら吹き飛んでしまった。
この出来事を期に、ズドン姫という通り名がついてしまった。
「クソッ!強すぎる!」
「コレ、ヤベェんじゃねぇのか!?」
「狼狽えんな!確かに強敵だが、数で攻めりゃこっちのもんだ!行くぞ!」
「「おお!」」
その男と2人の男達が、仲間を踏み台にして上空へ跳び、渡へ斬りかかる。
やったと思った男達は不敵な笑みを浮かべた。
しかしその時、エルザ、スザク、ジェレミアの3人が渡と男達の間に入り、攻撃を防いだ。
「「「なっ!?」」」
「悪いが!」
「そう簡単に!」
「我等がキングに手出しはさせん!」
3人は男達を吹き飛ばし、渡の前へと着地する。
「渡、怪我はないな?」
「ああ」
「良かった♪」
「渡様、貴方様のお側を離れてしまうようになりますが、我等も向かってよろしいでしょうか?」
「あぁ。頼んだよ3人とも」
「「「はっ!」」」
3人は返事をすると、渡に背を向けて敵陣に向かっていく。
「おいおい!まさかあの3人って!?」
「妖精女王に白雷騎士!?」
「そしてアイツは········オレンジ!」
「だ〜れがオレンジだぁああああ!」
「「ぎゃあああああああ!?」」
ジェレミアをオレンジ呼ばわりした男達は、ジェレミアに斬り飛ばされる。
ジェレミア・ゴットバルト
通り名・オレンジ
クラス
種族ファンガイア。
純粋なファンガイア。
渡の護衛として、渡の幼い頃から共に過ごしており、渡の強さも、演奏も近くで見てきた1人である。
ある日、渡の始めてのはぐれ悪魔の討伐に同行していたのだが、不意打ちくらい負傷。
再び相手に攻撃されそうになったが、渡が身を盾にして守ってもらった。
はぐれ悪魔討伐後、彼は渡を主として慕い、渡の騎士となった。
通り名がオレンジなのは、訳がある。
彼の母方の家がオレンジ農家で、オレンジが好きだった彼は、ハロウィンの仮想用にオレンジの被り物を用意していたのだが、ハロウィン当日に風邪をひいてしまい寝込んでいた。
ジェレミアの姪が、ジェレミアに頼まれて水を飲ませようとしていたのだが、コップに入っていた日本酒を水と勘違いしてジェレミアに飲ませてしまった。
それにより酔ってしまったジェレミアは、オレンジの被り物をパンツ代わりに履き、上半身裸で外に出て馬鹿みたいに笑いまくってしまったのだ。
以降彼は、敵味方関係なくオレンジと呼ばれるようになってしまった。
「うぉおおおお!私をオレンジと呼ぶなぁああああ!」
「まったく、ジェレミアの奴め。後で説教だな。ふん!」
「ぐあっ!?」
「まぁまぁ。本人は当時の事覚えてないんだから、仕方ないよ。ハァ!」
「がぁっ!?」
「な、なんだコイツ等!?喋りながら戦ってるぞ!?」
「真面目に戦えや!クソが!」
「む?なら、ご期待に応えるとするか」
「うん、そうだね」
「·········へ?」
「天輪の鎧!」
「ランスロット!」
2人がそう言うと、ニールやサンジェルマンの時と同じように光に包まれた。
光が収まると、エルザは翼が生えた鎧を、スザクは白と金がメインカラーの鎧を身に纏っていた。
「や、ヤベェ!?」
「テメェよけいな事言ってんじゃねぇよ!」
「さぁ!行くぞ!」
「うん!」
エルザとスザクは各々の剣を手に、敵陣を斬りかかっていった。
エルザ・スカーレット
通り名・
クラス
種族は転生ファンガイア
ある里出身の女性剣士。
はぐれ悪魔討伐で森に行った際に渡と遭遇。
その際にはぐれ悪魔とその仲間に囲まれてしまった2人は、背中を互いに預けて共闘し倒した。
戦闘中に怪我をした彼女は、渡の配慮でファンガイアの領地にて治療を受け、その日1日だけ宿泊させてもらった。
里に戻った彼女は渡の事を何度も思い出し、顔を赤くする日が続いた。
ある日、再びはぐれ悪魔の討伐で渡と再会し共闘。
その時、渡に対する想いに気づいた彼女は、渡に頼んで眷属となった。
彼女が身に纏っている武具は、特殊空間に保管されている物で、彼女は自在に武具を換装する事ができる。
通り名が妖精女王と呼ばれているのは、1人で妖精達の森をはぐれ悪魔から守った事からつけられた。
通り名・
クラス
種族はハーフファンガイア。
人間とファンガイアのハーフ。
渡とは幼馴染みで、小さい頃から遊んでいた。
ある日、渡と共にジェレミア同行ではぐれ悪魔討伐に行った際、渡がジェレミアを守って負傷。
渡を守れなかった事を悔んだ彼はもう特訓し、強くなった。
そして別な任務で渡と同行し、渡を無事に守り通す事ができ、渡に頼み眷属となった。
彼が身に纏っている鎧は、魔皇ギアの1つである【ランスロット】。
脚部に【ランドスピナー】と呼ばれるホイールでの高速移動と、2本の剣【メザーバイブレーションソード】による近距離と、【ヴァリス】と呼ばれる銃での中距離の攻撃を得意としている。
通り名については、彼が使うランスロット以外に、2つの鎧があり、その鎧から名付けられた名だ。
「クソッ!コイツ等強すぎんだろ!?」
「頭使えお前等!今ならあの3代目に守りがいねぇ!コイツ等の行動を制限して、3代目の首をとっちまえ!」
「よし!俺に続けぇええええ!」
『『『うぉおおおおおお!』』』
一部の男達が、渡に向かって駆け出す。
しかしそんな状況になっていても、誰1人渡を助けに行こうとはしなかった。
寧ろ、口元に笑みを浮かべている。
そんな異様な眷属達に気づかず、男達は渡へと突っ込んでいく。
「おいおい、此方に突っ込んで来るぞ?変身するか渡?」
「大丈夫。まだその時じゃない」
聞いてくるキバットにそう言った渡は、1本前へと出て拳を構える。
同時に顔にステンドガラスのような模様が浮かび上がり、拳に黒紫の炎が灯される。
「魔炎の剛拳!」
『『『ぎゃあああああああああ!』』』
拳を突き出した事で黒紫の炎が拳の形をして飛ばされ、男達を燃やしながら吹き飛ばした。
『『『なっ!?』』』
「あれって、サボの火拳か!?」
「似てるな。まぁ、魔力使えば誰でも使えるからな」
「しかしなんだあの炎?アイツ、いったいどんな世界に行ってたんだ?」
「その話は後にしましょう!今は目の前の敵を蹴散らすのが先決です!集中しましょう!」
渡の放った炎の拳を見て其々の反応をするナツ、サボ、ルミに、ナツメは集中するように言う。
そして渡はというと、攻撃によって開いた道をゆっくり歩き出し、廃工場へと向かう。
それにいち早く気づいたジェレミアとニールは、仲間達に指示を出した。
「渡様が見つけられた!エルザ殿!スザク君!渡様の護衛を!」
「「了解!」」
「サンジェルマン!アンタも渡の元へ行きな!」
「大丈夫なの?」
「任せてください!」
「いざとなりゃ、
「分かったわ!」
「他の奴等は全力で、コイツ等蹴散らすぞ!」
『『『おお!』』』
指示を受けたエルザ、スザク、サンジェルマンの3人は渡の傍へ直ぐに移動し、残りの仲間達は4人に被害がないよう立ち回る。
そして渡達4人は無事、廃工場の中へと入って行くのであった。
to be next destiny
今回はここまでになります!
次回は渡の戦闘回になります!
次回も是非読んでください!