フェリーニに彼女寝取られた男の一人に憑依したので、先に彼女と別れておいて、ガンプラバトルに出場する男の話 作:KeI77777
A.メールを1日200通以上送ってくる相手とあなたは向き合えますか・・・?(震え声)
つまり、これもリカ(ry
「ウああああ!!俺のゲルググウウウウウ!!!!」
「Oh・・・・。」
チョマーの泣きさけぶ声が公園にこだまする。
起きたチョマーから事情を聴くと、元カノにサインください、
バトルしてください、とウィンクで誘惑され
ほいほいついていったら思っていた以上に強く、
一次予選で使おうとしていたゲルググを大破させられたの事。
悲しみに暮れるチョマーに声をかけ、
他に手がないか探る。
「チョマー・・・ほかの機体は?」
「・・・駄目だ・・・・。今日は1次予選しかでないから、ゲルググしか持ってきてない・・・・。ほかの機体はホテルの宿泊室に保管してあんだよぉ・・・。」
「oh・・・。」
思わず小声でそうつぶやく。
そういえば、チョマーは大量のガンプラを持っていたから、
全部一度に持ち歩くこともないか・・・・。
出場する日に応じて持ってくる機体を変えて、
本戦を乗り切っているのだろう。
多様性があるのは強みだが、
事ここに至っては意味をなさない。
「ちなみに、俺はまだ少し時間があるから何とか間に合うが
チョマーは第何ブロックの1次予選だ?」
「・・・最終ブロックだからちょうど昼前最後だ。
・・けど、ゲルググが壊れたまんまじゃあ・・・・。」
「・・・よし。」
俺は無傷で済んだ相棒を見て、
ぱん、と両手で自分の頬を叩く。
----アクシデントは戦いにつきものだ。
それに、元はといえば俺の元カノが引き起こした出来事だし、
俺にだって責任はある。
「チョマー、提案がある。・・・まずは、これを使え。」
「・・・お、おい。これって・・・。」
そう言って俺は片掛けに背負っていた袋から、
予備パーツが大量に入ったBOXを取り出して渡す。
中を開いて驚きの声をあげたチョマーが、
俺の顔を再度見てきた。
「---大量の予備パーツ!!?しかも、一通り全部そろってるじゃねーか?!!」
「それを使ってゲルググを応急処置したほうが、今から新品のガンプラを買ってきて、一から作り直すより早いだろ?」
「・・・・・・。」
それでも悩む表情を見せながら、ゲルググと俺が渡したBOXのパーツ群を交互に見比べて、間に合うかどうか計算しているのか、考え込むチョマー。
「・・・間に合う、かもしれん。・・・しかし・・。」
「安心しろ、同志。」
ぽんと、左手でチョマーの肩を叩き、
俺は右手でぐっとサムズアップする。
「・・・俺が試合を引き延ばして時間を稼ぐ。
だから、お前は自分の愛機を直せ。
---俺たちは、リカルドを倒すんだろ?」
「・・・!!」
その言葉をうけとったチョマーは、
すぐにBOXと壊れたゲルググをもってベンチに移動し、
応急処置をし始めた。
(・・・・・・よし。やるか)
相手は世界大会の猛者たち。
その強者たちを相手に、倒すのではなく、逃げ続けて時間を稼ぐという難易度の高いミッション。
普通であれば、無理だ、と思ってしまうかもしれない。
逃げたいと叫ぶかもしれない。
---けれども。
(・・・そうこなくっちゃなぁ!!)
---そんなシチュエーション、燃えないわけがない。
俺が堕ちるのが先か、チョマーが間に合うのが先か。
それもまた面白い。
体中から汗を流しながら、俺は会場へ走る。
自身の相棒と共に、今度こそ誰の妨害もなく
世界大会に出るために。
◆
「・・・・・・・・・・。」
第5ブロック1次予選。
3つ後の第8ブロックが最終1次予選であり、チョマーが出る予定の場所である。
俺は、汗をかいてしまったジャケットを脱ぎ、
汗を汗拭きシートで体中を拭いた後、
代わりに借りていた白のフードを被り、ガンプラフィールドに赴いた。
(・・・・・・・。お、いたいた。)
レイジ君、セイ君が途中の控室にいたので、
声をかけようと手をあげながら近づくと・・・・
---リカルド・フェリーニがそれよりも先に彼らに近づき、
何やらねぎらいの言葉をかけているのが見えた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
かかげた右手を黙って下におろし、
肩を落としながら彼らがいる場所とは正反対の出口に向かい、
出ていく。
わかっていたことだが、そういえば彼らはリカルドとある意味師弟関係にあった。
---つまり、俺たちの敵だ。
個人的にはレイジ君、セイ君は好きなのだが、
リカルドがいるところにわざわざ話を割って入る気もなかった。
「・・・・・・・・・・はあ。」
ため息がこぼれる。
元カノはすでに1次予選を突破したと言っていた。
つまり、控室にいないということは俺に今は会う気はなく、
観客席か他のどこからか俺の戦いを見ようとしているはずだ。
あんな目立つ美少女がいれば、俺が気が付かないハズがない。
そういえば、彼女は髪型を変えたのか、ポニーテールにしていたな。
何か心境の変化でもあったのだろうか。
・・・・似合ってたな・・・。
「・・・・・・・・。」
周りを見ると、それぞれが細部まで細かくスクラッチされたデカブツや、
あまり見かけないマイナーな外伝の機体をガンプラフィールドにセットしている選手たちの姿があった。
どうも一筋縄ではいかなそうである。
俺もガンプラフィールドに機体をセットし、
深呼吸をして目をつむり、
---目を見開いて、腹を据える。
アナウンスの声が流れたのは、そのすぐ後だった。
『----ただいまより、第5ブロックの1次予選を開始いたします。』
空が割れるかと思うほどの観客の歓声があちらこちら噴き出す。
そして、それに呼応するように、俺も相棒の名を叫び、
奮えあげる。
「----ドラグ・エピオン・イェフィム!!出るぞ!!!」
さあ、ここからが本当の戦いだ。
チョマー「やるっきゃねえ・・・」
主人公「やるっきゃねぇ・・・」
元カノ「・・・・ふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・・。」
レイジ「あれ?あれ、あのおっさんのエピオンじゃねーの??」
セイ「でも、カラーリング全然違うし、パイロットも白いフードで身を包んでるから違うんじゃないかな?」
元カノの愛機?
一応テレビできららちゃんがヒントを言ってるぞい
1次予選はともかく、レナート兄弟、ルワン・ダラーラ、マオ、レイジ、セイ、
リカルド、ニルス、アイラ、3代目メイジン、ジュリアンが一堂に集う2次予選の魔窟っぷりよ・・・・
主人公たちは生き延びられるんかなぁ(他人事)
そろそろ失踪します。
あ、ドラグ・エピオン・イェフィムの機体とか、
今までに出てきたMSについて、第一話の前に書いて投稿しておいたので、そちらもどぞ。↓
<機体説明話のリンク>
https://syosetu.org/novel/225233/1.html
【5/23現在、記載されている機体】
【記載されている機体情報】
ドラグ・エピオン
ドラグ・エピオン・イェフィム
ドム(ランバラル専用機)
デザート・シュピーゲル
ザク・スナイパーⅡ
ターンエーガンダム・ウラノス
?????・????????(元カノの"最終兵器")
?????・?????・?(元カノの"本当の最終兵器")
感想くれると嬉しいなって(感想乞食)
そろそろ失踪します
KEY(ドS)