フェリーニに彼女寝取られた男の一人に憑依したので、先に彼女と別れておいて、ガンプラバトルに出場する男の話   作:KeI77777

12 / 31
Q.ちゃんと元カノと向き合ってやれよ
A.メールを1日200通以上送ってくる相手とあなたは向き合えますか・・・?(震え声)
つまり、これもリカ(ry


フェリーニに彼女寝取られた男の一人に憑依したので、先に彼女と別れておいて、ガンプラバトル出場する~(世界大会バトルロワイヤル編_1次予選編開始)

「ウああああ!!俺のゲルググウウウウウ!!!!」

「Oh・・・・。」

 

チョマーの泣きさけぶ声が公園にこだまする。

起きたチョマーから事情を聴くと、元カノにサインください、

バトルしてください、とウィンクで誘惑され

ほいほいついていったら思っていた以上に強く、

一次予選で使おうとしていたゲルググを大破させられたの事。

 

悲しみに暮れるチョマーに声をかけ、

他に手がないか探る。

 

「チョマー・・・ほかの機体は?」

「・・・駄目だ・・・・。今日は1次予選しかでないから、ゲルググしか持ってきてない・・・・。ほかの機体はホテルの宿泊室に保管してあんだよぉ・・・。」

「oh・・・。」

思わず小声でそうつぶやく。

そういえば、チョマーは大量のガンプラを持っていたから、

全部一度に持ち歩くこともないか・・・・。

 

出場する日に応じて持ってくる機体を変えて、

本戦を乗り切っているのだろう。

 

多様性があるのは強みだが、

事ここに至っては意味をなさない。

 

「ちなみに、俺はまだ少し時間があるから何とか間に合うが

チョマーは第何ブロックの1次予選だ?」

「・・・最終ブロックだからちょうど昼前最後だ。

・・けど、ゲルググが壊れたまんまじゃあ・・・・。」

「・・・よし。」

 

俺は無傷で済んだ相棒を見て、

ぱん、と両手で自分の頬を叩く。

 

----アクシデントは戦いにつきものだ。

それに、元はといえば俺の元カノが引き起こした出来事だし、

俺にだって責任はある。

 

「チョマー、提案がある。・・・まずは、これを使え。」

「・・・お、おい。これって・・・。」

 

そう言って俺は片掛けに背負っていた袋から、

予備パーツが大量に入ったBOXを取り出して渡す。

中を開いて驚きの声をあげたチョマーが、

俺の顔を再度見てきた。

 

「---大量の予備パーツ!!?しかも、一通り全部そろってるじゃねーか?!!」

「それを使ってゲルググを応急処置したほうが、今から新品のガンプラを買ってきて、一から作り直すより早いだろ?」

「・・・・・・。」

それでも悩む表情を見せながら、ゲルググと俺が渡したBOXのパーツ群を交互に見比べて、間に合うかどうか計算しているのか、考え込むチョマー。

 

「・・・間に合う、かもしれん。・・・しかし・・。」

「安心しろ、同志。」

 

ぽんと、左手でチョマーの肩を叩き、

俺は右手でぐっとサムズアップする。

 

「・・・俺が試合を引き延ばして時間を稼ぐ。

だから、お前は自分の愛機を直せ。

---俺たちは、リカルドを倒すんだろ?」

「・・・!!」

 

その言葉をうけとったチョマーは、

すぐにBOXと壊れたゲルググをもってベンチに移動し、

応急処置をし始めた。

 

(・・・・・・よし。やるか)

 

相手は世界大会の猛者たち。

その強者たちを相手に、倒すのではなく、逃げ続けて時間を稼ぐという難易度の高いミッション。

 

普通であれば、無理だ、と思ってしまうかもしれない。

逃げたいと叫ぶかもしれない。

 

 

---けれども。

 

(・・・そうこなくっちゃなぁ!!)

 

---そんなシチュエーション、燃えないわけがない。

俺が堕ちるのが先か、チョマーが間に合うのが先か。

それもまた面白い。

 

 

体中から汗を流しながら、俺は会場へ走る。

自身の相棒と共に、今度こそ誰の妨害もなく

世界大会に出るために。

 

 

 

「・・・・・・・・・・。」

第5ブロック1次予選。

3つ後の第8ブロックが最終1次予選であり、チョマーが出る予定の場所である。

 

俺は、汗をかいてしまったジャケットを脱ぎ、

汗を汗拭きシートで体中を拭いた後、

代わりに借りていた白のフードを被り、ガンプラフィールドに赴いた。

 

(・・・・・・・。お、いたいた。)

 

レイジ君、セイ君が途中の控室にいたので、

声をかけようと手をあげながら近づくと・・・・

 

 

---リカルド・フェリーニがそれよりも先に彼らに近づき、

何やらねぎらいの言葉をかけているのが見えた。

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

かかげた右手を黙って下におろし、

肩を落としながら彼らがいる場所とは正反対の出口に向かい、

出ていく。

 

わかっていたことだが、そういえば彼らはリカルドとある意味師弟関係にあった。

---つまり、俺たちの敵だ。

 

個人的にはレイジ君、セイ君は好きなのだが、

リカルドがいるところにわざわざ話を割って入る気もなかった。

 

 

「・・・・・・・・・・はあ。」

ため息がこぼれる。

元カノはすでに1次予選を突破したと言っていた。

つまり、控室にいないということは俺に今は会う気はなく、

観客席か他のどこからか俺の戦いを見ようとしているはずだ。

 

あんな目立つ美少女がいれば、俺が気が付かないハズがない。

 

そういえば、彼女は髪型を変えたのか、ポニーテールにしていたな。

何か心境の変化でもあったのだろうか。

・・・・似合ってたな・・・。

 

「・・・・・・・・。」

 

周りを見ると、それぞれが細部まで細かくスクラッチされたデカブツや、

あまり見かけないマイナーな外伝の機体をガンプラフィールドにセットしている選手たちの姿があった。

 

どうも一筋縄ではいかなそうである。

 

俺もガンプラフィールドに機体をセットし、

深呼吸をして目をつむり、

 

 

---目を見開いて、腹を据える。

 

アナウンスの声が流れたのは、そのすぐ後だった。

 

 

『----ただいまより、第5ブロックの1次予選を開始いたします。』

 

空が割れるかと思うほどの観客の歓声があちらこちら噴き出す。

そして、それに呼応するように、俺も相棒の名を叫び、

奮えあげる。

 

「----ドラグ・エピオン・イェフィム!!出るぞ!!!」

 

さあ、ここからが本当の戦いだ。

 

 

 

 




チョマー「やるっきゃねえ・・・」
主人公「やるっきゃねぇ・・・」
元カノ「・・・・ふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・・。」
レイジ「あれ?あれ、あのおっさんのエピオンじゃねーの??」
セイ「でも、カラーリング全然違うし、パイロットも白いフードで身を包んでるから違うんじゃないかな?」

元カノの愛機?
一応テレビできららちゃんがヒントを言ってるぞい


1次予選はともかく、レナート兄弟、ルワン・ダラーラ、マオ、レイジ、セイ、
リカルド、ニルス、アイラ、3代目メイジン、ジュリアンが一堂に集う2次予選の魔窟っぷりよ・・・・

主人公たちは生き延びられるんかなぁ(他人事)

そろそろ失踪します。

あ、ドラグ・エピオン・イェフィムの機体とか、
今までに出てきたMSについて、第一話の前に書いて投稿しておいたので、そちらもどぞ。↓
<機体説明話のリンク>
https://syosetu.org/novel/225233/1.html

【5/23現在、記載されている機体】
【記載されている機体情報】
ドラグ・エピオン
ドラグ・エピオン・イェフィム
ドム(ランバラル専用機)
デザート・シュピーゲル
ザク・スナイパーⅡ
ターンエーガンダム・ウラノス
?????・????????(元カノの"最終兵器")
?????・?????・?(元カノの"本当の最終兵器")

感想くれると嬉しいなって(感想乞食)

そろそろ失踪します


KEY(ドS)


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。