フェリーニに彼女寝取られた男の一人に憑依したので、先に彼女と別れておいて、ガンプラバトルに出場する男の話   作:KeI77777

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Q.プラネイト・ディフェンサーって何??
A.ガンダムWに出てくる武装の一つ。OZって組織が開発したMSのメリクリウスや、ビルゴに装備されている。射撃系の攻撃から身を守ってくれる丸いシールド型のファンネルとでも思ってくれれば。さすがにバスターライフルみたいな戦術兵器は防げないけど、通常のビームラライフルくらいやバズーカくらいだったら防いでくれるすごいやつ

Q.そういえば元カノがスッゲェ黒幕ムーブするから忘れてたけど、依を戻したいだけだったわ、この人
A.色々あって、もともと喪女だったから、よりの戻し方が下手なだけだから・・・・(目そらし)

Q.全話見て思ったのは、「世界大会で勝ちたい相手がいる。暫く本業(ファイター及びビルダー)に専念したいから距離を置きたい」ってちゃんと伝えれば話が拗れて恋人さんがヤンデレにクラスチェンジする事は無かったんだろうな~
A.リカルドに寝取られるって思ったのは原作の知識があったから。だからその前にとっとと別れておいて、お互いにいい関係のまま清算したかったってのが主な理由。
別れる建前として、勝ちたいファイターがいるからっていうこともできたけど。



フェリーニに彼女寝取られた男の一人に憑依したので、先に彼女と別れておいて、ガンプラバトル出場する~(世界大会バトルロワイヤル編_第三ピリオド編_その2)

--選手たちが勝ち上がり、第三ピリオドを攻略している中、不穏な動きが地下でうごめいていた。

 

ガンプラ世界大会会場のマシタ会長が座っているVIP席にて、

彼の秘書が淡々と連絡事項を述べていく。

 

「---メガザクの投入による、イオリ・セイ、レイジの排除は失敗いたしました。

つきましては、次の手段を考案いたしました。」

「ふーん。それってどういうヤツなの?」

「はい。あの1/48サイズのメガザクを動かすことによって、それまで取得できていなかった有人ガンプラに対する戦闘データを記録。・・・これにより、戦闘力の底上げにいたりました。」

「でも、第二ピリオドはバトルロワイヤルだからパフォーマンスとしてあのおっきなザクを投入できたからいいけど、他の試合じゃ無理でしょ?・・・・何とかできるの~?」

 

未だに元気に戦っているレイジたちの姿を見て、

ぶるぶる、と身を震わせるマシタ会長。

 

彼はとある理由により、自分がいた故郷から逃げ出してきており、

レイジはマシタにとって、同郷の人間であると同時にどうしても排除しなければならない相手であった。

第二ピリオドではメガザクを解き放ち、セイ、レイジペアを優先して狙わせたのもこのせいであった。

 

「こちらのデータをもとに、ガンプラマフィ・・・。・・・失礼いたしました。在野の腕の立つガンプラファイターが扱う機体の性能を底上げいたします。」

「へー。そりゃあいいねぇ。」

 

秘書の言葉ににんまりと笑うマシタ会長。

さっさと憂いを断ちたくて仕方がなく、お気に入りのワインさえも味気なく感じる。

だからこそ、指名手配されているガンプラマフィアさえも引き込み、

大会で暗躍してでもレイジたちを大会から追い出したい、との意図があった。

原作通りであれば狙われるのは彼らだけであった。

 

 

 

しかし、とある男の行動が一つのバタフライ・エフェクトをここでも生み出した。

 

「---そういえば。あの二人・・・・うん。スタービルドストライクだっけ?

・・あれをかばったやつらがいるよねぇ?」

「そちらもすでにプロファイルしております。・・・・もちろん、こちらの選手にも手厚い"歓待"を差し向ける予定です。」

「わあ!!さっすがだねぇ!!・・うんうん。いいねいいねぇ。

・・・・じゃあ、後は任せるね?」

「はい。お任せください。」

 

秘書は会長室を出て、歩きながら考える。

メガザクからスタービルドストライクを庇ったガンプラファイターについて。

そして、メガザクにとどめを刺したとある少女のことも。

その結果、ガンプラファイターのガンプラを保管している保存場所にて、

"ある機体"を見つけたことを。

 

あれをうまく使えば、容易にレイジたち、そしてエピオンのパイロットを排除できると算段を立てた。

 

かくして、男は知らない。

自分の行動が、自分の首を絞めたことを。

 

---その結果、あるべき結末とは違う形でドラグ・エピオン・イェフィムを喪うことになることを。

 

概ね原作通りに進んでいると考える男には、知ることができなかった。

 

 

 

「---あっはっはっはぁ!!そらそらそらそら!!!!どうしたああああ!!!!」

「くっ・・!!」

 

第三ピリオド。ジャブローに続く洞窟内を模倣したフィールドにて。

エピオンとそれを扱う男は苦戦を強いられていた。

自身の強みである速さを活かした戦いが屋内では充分に発揮することもできず、

大量のプラネイト・ディフェンサーを身にまとったビルペンスの振り回すメイスをよけながら、攻め手を伺う。

 

「---そこぉっ!!」

 

時折、メイスをふりまわして出来た隙をつき、エピオンの拳をビルペンスに当てるためにその右腕が振り上げられた。

だが、その拳は相手に届くことなく、途中でプラネイト・ディフェンサーによって阻まれ、弾き飛ばされる。

 

「はっはっは!!!無駄無駄無駄ぁ!!!無駄だよぉ!!!私の絶対防御を崩したいんだったら・・・・サテライト・キャノンか、アトミック・バズーカでも持ってくるんだね!!」

「厄介なもん積みやがって・・・!!」

プラネイト・ディフェンサーを身にまといながらビルペンスは体当たりをしかける。

それを真上へ飛行し、エピオンがぎりぎりのタイミングで躱すと、

ビルペンスはそのまま壁にぶつかり、大きく洞窟が揺れた。

上から落ちてきた大きな土の塊がビルペンスに当たるが、

それでもダメージは特になく、多少頭部が汚れただけである。

 

「んん?外したか。・・・でも、逃げたって無駄だよ!!」

(・・どうする。)

 

壁から抜け出し、メイスとプラネイトディフェンサーを構えながら、

ビルペンスは一歩一歩、ゆっくりとイェフィムの方へ歩みを進める。

相手が倒れるまで攻め続ける。

自身にはそもそもの機体の重装甲とプラネイト・ディフェンサーがある限り、

近接戦ではつねに主導権を握れる。

そう判断してのことであった。

 

男にとってはこれ以上なくやりにくいと同時に、

どこか"彼女"とは別の意味で苦手な相手でもあった。

 

(・・・・チェーン・マイン。・・・・だめだ。格闘をしかけて防がれたのなら、

それよりモーションの大きい攻撃は当たるわけない。)

イェフィムが背中に持っているチェーンマインは重装甲の相手にも通用する兵装である。原作では、ケンプファーがチョバム・アーマーを身にまとったアレックスの装甲を壊すことに成功しており、同じようにこの装備であればビルペンスの重装甲もぶち抜ける可能性は非常に高い。

 

しかし、そもそもプラネイトディフェンサーがイェフィムの攻撃を阻害し、

機先を制していることによって、容易に攻撃をしかけることを男にためらわせていた。

 

右腕で殴りつけたのも、MA形態での突撃以外では最短、最速の格闘攻撃であったからである。それが通り、かつ、いけそうであればチェーンマインを隙をついて使い、爆破する。その目論見は破産となった。

 

チェーンマインを使っても、壊せるとしたらプラネイト・ディフェンサーだけであり、その際に、メイスによってイェフィムがやられる可能性が非常に高い状況であった。

ゼロシステムを使おうかどうか男を迷わせていたのも、

あまりにもプラネイトディフェンサーの数が多く、疑似的な未来予測がどこまで通用するか。もし、通用しなかった場合はエネルギー切れに近い状態でビルペンスと戦わなければならない。そのために二の足を踏んでいた。

 

ありていに言えば、男はどうしようもなくピンチであった。

そして、そんな状況で

 

 

 

「----ははは。・・・ははははは。・・すげえな、アンタ。マジですげえよ。」

---思わず、男は笑った。

そんなことをしても、ごまかしにしかならず、現状が変わることがないとしても。

ただただ、子供が笑むように無邪気に、陽気に、呑気に笑った。

そこまで愛を注げるガンプラファイターに対して、面白おかしく笑うしかなかった。

同じWガンダム系の機体であるが、相手の使う機体はただの量産型。

エピオンみたいな主要機でもなく、ガンダムに倒されたやられ役に近い機体であった。

そんな機体を極限まで突き詰め、作り込んだ結果の機体が、

多少の不利があるとはいえ、徹底してエピオンを追い詰めていた。

自分の最高の相棒がやられそうになるかもしれない。

メガザクという例外はともかく、一対一のタイマンで、間違いなく最高傑作と男が信じている相棒が。

 

そして、男はまた笑った。

 

「----それじゃあ、俺ももう一つの"奥の手"。・・・出すっきゃないよなぁ!!!」

 

---イェフィムの頭部が紅く染まる。

ゼロ・システムとは違う、禁じられたもう一つの"奥の手"を晒しだすために。

試験的に搭載したが、元カノのターン・エー・ウラノスとの闘いでしか使わなかったまだ実験段階でしかないその機能を。

 

 

 

 

 

----『EXAM SYSTEM STAND BY---』

 

 

冷徹な機械音声が、洞窟に響き渡った。

 

 

 




EXAMとゼロ・システムの違いは下みたいなイメージ

EXAM 元祖NTぶっ殺すマンシステム。機体の性能が大幅にパワーアップするが、EXAMを発動している機体同士が近くにいると、率先して殺し合いを始める。NT-Dのご先祖様的システム。NTが近くにいたら、更に効果が高まり、かつ暴走する可能性も高くなる。

ゼロ・システム とある設定した目標に対して、とにかく最短でその目標を達成するための手段をパイロットに提案するシステム。かつ、疑似的に未来予測をする。
性能はすさまじいが、パイロットに超人的な精神力がないとシステムに飲み込まれ、ゼロ・システムから提案されたすべての選択肢を正しい、実行すべきものと認識して暴走し始めてしまう。

どっちも暴走する可能あるじゃねぇか!!(半ギレ)

主人公がEXAMの方を使ったのも、機体の性能を底上げして、パワーで装甲をすべてぶち抜いて勝つため。
ゼロ・システムはどちらかというと、MA形態での高速飛行ができる状態でのほうがかみ合わせがいいから、そっちは使わないという理由もある。

活動報告でオリジナルガンプラのアンケートをとってます

特に面白そうな機体があれば、ゲストで登場させる予定です。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=239298&uid=159528

期限は2020/6/2までとなります



次回も朝の8時投稿

そろそろ失踪します



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