フェリーニに彼女寝取られた男の一人に憑依したので、先に彼女と別れておいて、ガンプラバトルに出場する男の話 作:KeI77777
A.ここでより完全に戻っちゃうと話が終わっちゃうから・・・・(マジレス)
エピオンを追っていたビルペンスは、速度差によって生まれた距離により、
機体を見失いかけ、その痕跡の一つ一つを調べながら洞窟内を歩き進める。
(・・・・どこに行った?・・・こっちか。)
二手に道が分かれていたが、微妙に何かを引きずった跡が残る道に進路を定め、
油断なく、辺りを警戒しながら突き進んでいく。
重装甲であり、そして上半身だけしかチェーンマインが絡みつかず、
関節部分は損傷がほとんどないため、動くこと自体は問題ない。
あれだけあったプラネイト・ディフェンサーは関節に取り付けた際、
そして、格闘をしている間に爆発の余波によって他のプラネイト・ディフェンサーも
壊れ、ほとんどが使い物にならなくなっていた。
ネルスは、エピオンがチェーンマインを使ったため、武装を持っていないと判断し、何かを仕掛けられる前に追ってとどめを刺すことを考える。
自身のメイスも今のビルペンスでは逆に重荷となり、追撃する際に邪魔となるため、
既に放棄していた。
わずかに残ったプラネイト・ディフェンサーで攻撃を防ぐことも難しく、
逆にそれをぶつけて爆発させることをネルスは考えた。
機体のエネルギーを節約するために、この武装を最大限有効に使って廃棄し、
格闘戦を仕掛ける必要があると。
(---いたか。)
洞窟の奥の方。おそらく、ジャブロー内部の基地を模したものである、
建物が存在するエリアに到着したネルスは、自身の正面にエピオンが立っているのを見つけた。
(・・・・よし!!さっさと近づいて終わらせる・・・!!)
互いに武装はもはやない。
壊れかけのプラネイト・ディフェンサー数個が届く距離まで近づいたら、
それをぶつけてわざと爆発させ、発生した煙に紛れて白兵で仕留める。
プラネイト・ディフェンサーを操作し、エピオンの方に構えたその時、
ネルスは思いとどまった。
(---待て。・・・
ジャブロー基地内にまで来て、隠れられそうな場所がいくらでもあるのに、
身を潜めずに敵の前に姿を現し、逃げる様子もないエピオンに対して、
疑念を抱いた。
その時だった。
---
「・・!?」
嫌な予感が頭をかすめた彼女は、ビルペンスのスラスター推進を全力で稼働させ
敵機に近づき、攻撃するために一直線に突き進む。
「----そお、らぁっ!!」
男の掛け声とともに、右腕に持っていた丸い円盤状の物体がフリスビーの要領でビルペンスに投げられる。
すぐさまネルスは、壊れかけのプラネイト・ディフェンサーをぶつけることで
身を護る。
二つの物体がぶつかった瞬間、先ほどビルぺンスを包んだのと同じような爆発が再度起こり、あたりに熱風と、砂埃が舞う。
プラネイト・ディフェンサーがエピオンの投げた物体と激突し、
大破する瞬間にネルスは相手が投げてきた物体の正体に気が付き、
驚きの声を心の中で上げた。
(・・・・チェーンマイン!?使い切ったはずじゃ・・・!!)
それは、すでにビルペンスに使用され、なくなったはずの武装であった。
チェーンマインは確かにビルペンスに巻き付かれ、
爆発してその武器としての役割を全うした。
だが、次いでとある可能性が彼女の頭の中に思い浮かび、
そして思わず叫んだ。
「---まさか!!巻き付ける前に!!ちぎっておいたのか!!?」
チェーンマインは地雷を鎖状につないだ武装である。
つまり、もともとつながっていた一つ一つの吸着爆弾を、
ビルペンスに対して使う前に半分の長さに分解しておき、
もう半分を隠し持っていたのだ。
そもそも、チェーンマインでは装甲が分厚く施された重装甲系の機体は
アーマーを削ることはできても、倒しきることは難しい。
原作の、"ポケットの中の戦争"でも、ケンプファーがチェーンマインをアレックスに対して使用したが、チョバム・アーマーだけの破壊に留まり、
本体へのダメージはゼロの描写がされている。
そこまで男が考えていたかどうかは定かではないが、
プラネイト・ディフェンサーと、ビルペンス自体の硬さを見て、
チェーンマインで機体上半身の前面だけ爆弾を吸着させ、
ダメージを与えることにしたのだった。
運よくそれだけで倒せないかという打算もあったが、
関節部分に防御をされために結果として撃破には至らなかった。
上手く行かなかったときのことも考え、
もう半分にちぎったチェーンマインを隠し持ちながら洞窟内を逃げ回り、
十個ほどのチェーンマインをビルペンスが追い付く前に一個一個分解して、単体で使えるようにしたのだった。
つまり
(・・・・さっさと近づかないと、またあの爆弾を投げつけられるってわけかい!!)
すぐさま土煙が辺りを覆うのも気にせず、ビルペンスを急上昇させ、
視界が晴れる上空へと機体を飛行させると、
正面で、またマインを投げようとしているエピオンに向かって特攻する。
距離が近づくと、エピオンは右腕に持っていた単体のチェーンマインを投げつけて
応戦するが、右にブースト回避され、右腕で殴り掛かられた。
後ろにバックステップをし、回避したエピオンをビルペンスが追撃する。
そして、バックパックからスラスターによる噴射をせずに、
ボロボロの足でジャンプして拳を躱すエピオンを見て、ネルスはほくそ笑む。
(----よし!!さっきのEXAMですでにエネルギーがないな!!!----これでぇ!!私のぉ!!)
エピオンを追うために、先ほどまで敵機がいた前の地面に一度着地し、
スラスターが噴射できるようになったら、すぐさま飛んで、
まともに飛ぶことができないエピオンをしとめる。
そのために、ネルスが駆るビルぺンスが着地し
カチリ、と音が響き、ビルペンスが爆発に包み込まれて大破した。
「・・は?」
自身の愛機が突然爆発したことに対して呆気にとられたネルスは、
何が起きたかわからずに、呆然と声を漏らした。
エピオンのファイターである男が、冷や汗を垂らしながら述べた。
「--それを踏んでくれていなかったら、俺の負けだった。」
そういわれたネルスは、すぐさまなぜ爆発が起きたか考察し、
そしてその答えにたどり着いた。
(・・・・・ああ、そうかい・・・くそっ。・・爆弾を投げつけたのも、そういうことかい・・・・。)
崩れ落ちるビルぺンスに対してエピオンがボロボロの足を引きずりながら近づく。
もう動くことはできないが、いまだに重装甲のおかげでまだ完全に機能停止していないから、とどめを刺すためである。
「・・・・あんた、引っ掛けやがったな。二度も。チェーンマインを投げつけたのは、当てるためじゃなく、煙を起こして視界を見えにくくすること。
---そして、
残りのチェーン・マインをすべて爆弾として投げつけて、私を倒すふりをしていた。」
「・・・・動くMSに爆弾を投げたって、早々当てられるわけない。ビーム兵器ならともかくな。地面を爆発させて、煙を起こすことくらいしかできない。」
「それで充分だったろう。・・・・それくらいしかできない武装に負けた私への当てつけか?」
「いや、マジであんた強かったよ・・・・・。」
会話で時間を稼ぎながら、ネルスは自身のバラバラになってしまった機体が動かせないか、プラネイト・ディフェンサーをエピオンにぶつけることができないか試したが、すでに何の操作そのものができないほどにダメージを負ってしまっていることを認識すると、即座に告げる。
「---降参だ。私の負けだよ・・・・。」
----彼女が降伏を宣言すると、フィールド上に"Battle End"の表示が浮かび上がった。
強すぎて、書いているときにどうするかマジで悩んだ話
次に登場する機体も強いから地獄だドン!!()
読者からのガンプラを思う存分かけたので、
そろそろ失踪します
KEY(ドS)