フェリーニに彼女寝取られた男の一人に憑依したので、先に彼女と別れておいて、ガンプラバトルに出場する男の話   作:KeI77777

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Q.ラルさんなんでいるの??
A.これも全部リカルドってやつのせいなんだ。リカルド許さねぇ!!




フェリーニに彼女寝取られた男の一人に憑依したので、先に彼女と別れておいて、ガンプラバトル出場する~(予選最終編)

「・・・・ぬううんっ!!」

「うおおおっ!!?」

 

切り結ぼうと人型形態に戻ってビームサーベルを取り出すそのわずかな隙。

青のドムがヒートサーベルを構えたままタックルをしてきて、

態勢を崩され、吹き飛ばされる。

そのまま追撃せんと袈裟切りをかましてくるドムに左腕に内蔵しているヒートロッドをぶつけ、勢いを一瞬だが止める。

ガードされたが、これで連続して切りかかられるのは防いだ。

 

だが、油断するのもつかの間。

 

左腕の、見覚えのある嫌なその装備を目にした瞬間、

俺は左に大きくブーストして、弾幕を回避する。

 

「---あっぶねぇ!!」

 

確かあれは、グフカスタムが左腕に着けていた5連装砲だ。

盾の下に仕込めるタイプだったが、わざわざ銃を持ち変えなくても、

こうしてすぐに撃てるメリットがあるのか。

 

合理的かつ、無駄のない装備に舌打ちをし、

こちらも負けじとドラゴンクローからビーム砲を発射する。

 

だが、相手は百戦錬磨の文字通り最強クラスの相手。

容易に当てられるわけもない。

 

(射出角度からどこに撃つのかを予測してやがる・・・・。

化け物か!!?)

 

NT的な直感なのか、経験に裏打ちされたものなのかはわからない。

だが、こちらが構えた瞬間にはすでにそこにはおらず、

ビームを発射してもすべて空振りに終わってしまう。

 

「----どおりゃああ!!」

「うごっ!!?」

 

接近戦を再度挑もうとMA形態に戻って突撃するが、

スレ違いざまにヒートサーベルが頭をかすり、

角がぱきり、と折れる。

 

 

 

---で、そのまま背中を見せたまま全速飛行。

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・む?」

「・・・・・・ふ、ふふふふふふ・・・・!!!はははははは!!!

・・・・・あーばよ!!!!」

 

 

俺がまた襲い掛かってくると思っていたのだろう。

トーナメント形式の一対一ならそうしたが、バトルロイヤルでわざわざ最強の相手とタイマンする意味もない。

 

折れた角と、ところどころはがれてしまった塗装も気にせず、

負け犬よろしく全速力で逃げた。

 

 

---この後、他のやつらを蹴散らし続けていたシュピーゲルや、

やたら狙ってくるザク・スナイパーⅡと再び遭遇し

疲弊するも、最後の8人に残ることができ、俺はその場にへたり込んで、

喜びの声をあげるのだった。

 

 

◆

 

 

「うわあ・・・・今年もすごいやぁ・・・。」

 

少年、イオリ・セイは自室にて、その光景に目を奪われていた。

彼は、自分の父親が出ていたというガンプラの世界大会に出ることに憧れを持っていた。

 

とある国の予選大会決勝戦。

普段の彼であれば、そこまでは見ることもなかったが、

やたらネット上で騒がれていたので、その動画を見ることしたのだった。

 

動画に流れるコメント。

その数は例年の数倍は噴き出しており、

特に暴れまわった4機について、噂の的だった。

 

『シュピーゲルの分身多すぎて草。F91よりやばいやん。』

『なんとぉぉぉーーーー!!!』

『しかも、ハイパーモードにもなれる!!』

『いや、なれないでしょ。』

『スナイパーライフル持ったザクⅡの狙撃がえぐい。

コックピットだけを狙う狙撃かよぉ!!』

『嘘だと言ってよバーニィ!!』

『ミンチはやめろ・・・・やめろ・・・・。』

『青いドム強すぎて笑う。』

『ガンダム無双かな??』

『コメの勢いやべえな。』

『止まるんじゃねえぞ・・・・!!』

『団長はそろそろ止まれ』

『エピオン逃げてばっかじゃん。戦えよ。』

『逃げる速度がまるでGみたいな・・・』

『おい、やめろ。』

 

「・・・僕も、いつか・・・・。」

『・・・・セイーーー?そろそろご飯よー。降りてらっしゃい。』

「あ、うん!!!わかった!!!待っててね!!!」

 

下の階からよく聞く声が聴こえた。

ちらり、と机の上に飾ってある、僕が仕上げた自信作を見て、

明日のバトルでの活躍を思い浮かべ

 

 

----それと同時に、少し気分が沈んだ。

 

(・・・明日は、勝てるかなぁ・・・・。)

 

負けてばかりの少年が、とある少年と出会って世界大会に出ることになるのは、

もう少し先の話。

 

◆

 

 

「・・・・・・・・・サインくださいっす!!!」

「構わんが・・・。」

「あざっす!!!」

 

あの戦いの後、俺はすぐさまラルさんにコンタクトし、

サインをねだった。

 

実際に戦ってみてわかったが、マジでこの人は強い。

まともにやりあっても勝てるわからないわ。

 

サイン色紙を渡してサインをねだると、

快くOKし、書いてくれる。

 

「へっへっへ・・・・!!嬉しいです!!!」

「そうか。・・・ところで君は、中々腕の立つファイターのようだね。

・・・・私は棄権したから出ないが、世界大会、頑張ってくれ。」

「はいっ!!」

 

実は、ラルさんは最初から世界大会本戦には出ず、予選だけとりあえず戦う気だったらしい。

現に、最後の10人くらいになると、あっさりと棄権をして、離脱してしまった。

たまには、一ファイターとして身を投じるのが楽しいんだとか。

 

でも、野良でエンカウントは勘弁してくらさい。

 

「あのエピオンは素晴らしいな。何よりも早い。MA形態に攻撃を当てるのはなかなか骨が折れたよ。」

「はははは・・・・。」

 

貴方はそれに易々とヒートサーベルを合わせてきたんですがね・・・。

自信喪失しそうになるが、まあ、凄腕のシュピーケルやスナイパーとも互角に渡り合えてたし、俺は弱くない・・・・はず。たぶん。

 

・・・・・もう、ラルさんクラスの人って出てこないよな?

 

原作の主人公とはそもそも戦うかわからないし、

アイラやニルスあたりのチート勢も接点はないだろうな。

 

そんな風に考え込んでいると、

ラルさんに声をまた掛けられる。

 

「ところで、気になってたんだが・・・。」

「?」

 

ラルさんが俺の後ろ、いや、すぐ後ろを右人差し指で指し示しながら

言ってきた。

 

 

 

 

「----ずっと君の後ろにいるそちらのお嬢さんは知りあいかな?」

「・・・・・・え・・・・?」

 

 

振り返らずに、そーっと前に一歩進むと、後ろから、

誰かの足音が一歩分聴こえた。

 

もう一度今度は二歩、横にステップしてみると、

同じ分だけ、すぐ真後ろから足音がした。

 

 

俺は、そっと右足を前に出し

 

 

 

次の瞬間、右足に力を込めて地面を思いっきり蹴り、全速力でわき目もふらずにダッシュする。

 

 

「・・・みつけたみつけた。みつけたみつけたみつけたみつけたみつけたみつけた・・・。」

 

 

「あ、あ"あああああああ"あああああああああああああ"ああああああああああああああああああ"あああああああ"ああ"あああああああああ"ああああああああああああああああああ"あああああああああああ"!!!!!」

 

 

 

 

 

 

意識が戻ったのは、宿泊するために予約していた、

ホテルの一室に戻ってからだった。

 

 

 

 

 

 

 




主人公「逃げなきゃ・・・・」←予定していた飛行機のチケットを破棄し、もっと早い日時の飛行機に変える男
彼女「捕えなきゃ・・・」←それを一日遅れで追尾し、どこまでも追いつづける女
ラルさん「最近の若者は不思議だな・・・」←あれが果たして正常な男女の関係なのか疑問に思ってはいるが、口出しはしない
セイ君「このガンプラすごい・・・!!青いドム・・・・強いなぁ・・・!!」←まさか、自分の父親と同じレベルの人がシードでもなく1ファイターとして戦っているとは夢にも思っていないセイ君

感想くれると嬉しいなって(感想乞食)

そろそろ失踪します
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