___暗い暗いそれは冷たい水の中に一人のその水の暗さに勝るとも劣らない黒い服を着た少女がいた。少女は息ができないのを耐え水中に沈みつつある一つのレイバーのコクピットに近づいていた、そしてとうとうコクピットにたどり着き外側にある緊急用ハッチを捻り内部に水が大量に流れ込んでしまわない内に赤毛の少女らの手を握った、次の瞬間低い何かが爆発したような音が上から伝わってきた、少女らはそれに構わず一心不乱で水上を目指した、心臓の鼓動が早くなっているのを感じる。水上に出て大きく息を吸うと脳が酸素をより求めてそれを痛みとして訴えてくる。頭痛が少しおさまったころ鉄の焼けるような匂いがした。少女の心臓の鼓動が再び高まった、恐る恐る顔をあげるとそこには主人を失い横たわっていたレイバー「ブロッケン」が敗北を告げる白旗を上げていた。
__悪夢だ、これは夢に違いない
しかし無情にも心臓と頭が現実を訴えてくる。そして細い金切り声が頭上から聞こえてくる銀髪の少女....そして少女は崖の上から水上にいる少女に向かってこう叫んだ
「西住 みほ 」 と
銀髪の少女が大声で自分を呼ぶ声と同時に機械的な不快な音が聞こえたそれらが頭の中をぐちゃぐちゃに掻き回し平衡感覚が分からなくなったところで彼女、この物語の主人公である西住みほは目を覚ました
「またあの夢かぁ....」
ベットから起き上がり規則正しい機械音を告げるイルカ型の時計のボタンを押した、みほは背中と額にヒンヤリしたのを感じそれをベットの近くにあったタオルで拭った、徐々にぼんやりとしてた意識が覚醒する。ふと辺りを見回すと周りの景色がいつもと違うことに感じた、自分以外誰もいない自分のみの世界がそこにあった。そこで彼女の意識は完全に覚醒し悪夢から解放され安堵する
「そうか!もう家じゃないんだ!」
壁にかけてあるハンガーから制服を取って着替え、バタートーストと牛乳だけの簡単な朝食を済ませ歯を磨いて家を出た。上機嫌な心地で寮の階段を降りようとする。ふと、鍵をかけたか不安になった。急いで引き返しドアノブに手を触れて引いた
「よし、鍵はちゃんとしてあるね」
安堵した彼女は再び上機嫌な心地で寮の階段を降りて彼女が住んでる街へと繰り出した。この街はごくありふれた街だが我々が知る街とは少し違う。この世界では学園艦と呼ばれる空母の甲板上に学校が置いてあるのが多数存在してるのだ彼女が住んでる街「大洗女学園」もその一つである。
少し街を歩くとコンビニが見えた、何の変哲もないコンビニだが彼女にとっては地元で見た事がない新しいコンビニだった、学校終わったらそこによって甘いものでも買ってのんびりしよう....そう思った矢先頭の部分に衝撃が走った
「あいたっ!」
よそ見したのが災いし電柱に頭をぶつけてしまっていたのである、
言い忘れてことがあるが彼女....「西住みほ」は『超』がつく程のうっかり屋なのである
そんな少女がこの街「大洗女学園」の運命をも左右とはまだ誰も知る由もなかった…
今回はここで終わりとさせていただきます、次回からはもう少し長くしようと思います。この物語は基本的にはガルパン本編を軸にしてまぜオリジナルエピソードや展開をちょくちょく挟むと思います。それではご視聴いただきありがとうございました!