ありふれない解放者は世界どこでも最凶   作:マイティージャック

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昨日の深夜間違って予約投稿したらしく、一回消してます。申し訳ございません。

オリジナル回なので駄文要素がかなり強いです。

恋愛って難しいな。


想いと決闘?

店主………ミフネが旅に着いてきて、街に入ったのはいいが幾つか面倒事がおきた。一つ目がミフネが所構わずベッタリとくっつき、野郎共の視線が鬱陶しい事。二つ目が宿を取る際に

 

 

「一人部屋を二つ」

 

 

「かしこまりました。一人部屋をお二つですね」

 

 

「ねぇ?店員さん。ちょっいい?」

 

 

「なんでしょうか?」

 

 

「はい、これ」

 

 

そう言ってミフネは店員に金貨を二枚握らせ

 

 

「私、二人部屋がいいの?……ダメ?」

 

 

瞳を潤わせて、上目遣いで店員に請うと、店員は侑李の方を向き

 

 

「お客様、大変申し訳ありません。ただいま二人部屋しか空いておりませんので、其方で御容赦ください。こちらが鍵です」

 

 

「おい。ちょっとま「ありがと♡さぁ、行くわよユーリ」て……ミフネ待て!ていうか、引っ張るな!」

 

 

侑李はミフネに引っ張られる形で部屋に向かった。部屋に着き、荷物をを置くミフネ。色々と納得のいっていない侑李が

 

 

「どういうつもりだ?」

 

 

「安くすませるために?」

 

 

「そうだな。あの金貨がなければもっと安かったし、一人部屋にしたのは必要経費だ」

 

 

「だったらあれも必要経費よ?」

 

 

「何に対する」

 

 

「主に私に対する経費ね。それより!私という美女と一緒なのに別々の部屋を取ろうとしたの!」

 

 

「倫理的な問題でアウトだろ。普通に」

 

 

「むぅー、つれないわねぇ。そういえば!旅に同行したのはいいのだけど、旅の目的って?」

 

 

「その話はちょっと待て。今から準備をする」

 

 

侑李はそう言うと、部屋を空間魔法で切り離し、遮音結界、防音結界に人避けの結界など何重にも重ねる。

 

 

「そんなにする必要があるの?」

 

 

「下手に聞かれると後々が面倒になる。旅の目的は七大迷宮から神代魔法を獲得し概念魔法に至る。その後、神を自称するエヒトの討伐しこの世界に自由を取り戻す、これが目的だな」

 

 

「………ちょっと待って。色々ツッコミたい所だらけなんだけど、一ついいかしら?」

 

 

「なんだ?」

 

 

「頭大丈夫?疲れてない?」

 

 

「…………言葉だけじゃ足らんだろう。だから実際に見せてやる」

 

 

「見せるって、何を?」

 

 

侑李は答えず魂魄魔法である『魂魄同期』を発動し、ミフネに過去に侑李(ユリウス)が見てきたものを見せる。十分後、目を覚ましたミフネは表情が酷かった。

 

 

「お前がさっきまで見ていたものは全て事実だ」

 

 

「……じゃあ、私たちはエヒトに取ってただの玩具な訳ね。ひどい話だわ。……………あなたの過去も、ね」

 

 

「見たのか?」

 

 

「正確には見えてしまった、が正解ね。全部を見たわけじゃないけど、あなたが八百年前に生きていたことも、一族を虐殺されたのも、仲間に出会ってエヒトを倒そうとしたのも、仲間を逃がすため死んだことも、そして、あなたが勇者と一緒にやってきたことも」

 

 

「そうだ。あの日、俺は天職による副作用で死んで、気づいた時は赤ん坊だった。そして運良くこの世界に帰ってきた。そして仲間たちに再び誓った。今度こそ奴を倒すと。………どうする?引き返すなら今が最後だぞ?」

 

 

侑李はミフネを真っ直ぐ見て告げる。それに対してミフネも侑李をまっすぐ見返して

 

 

「それでもよ。私はあなたに着いていく。例え、あなたに拒絶されても」

 

 

「そうか、ならいい。俺は来るものは拒まない。去るものは全力で追いかけるがな」

 

 

「どうして?」

 

 

「記憶を消して放り出すためだな。情報は何物にも勝るからな。……しかし疑問だな」

 

 

「何が疑問なの?」

 

 

「普通だったら、旅について行くという選択はしないと思ったんだが……」

 

 

「だったら簡単よ?私はあなたのことが好きだから。恋する女は最強なのよ?」

 

 

「はぁ?俺のことが好きだァ、頭大丈夫か?だいたい、そんな要素何処にもなかっただろ?」

 

 

「あの言葉よ」

 

 

「あの言葉ってどの言葉だ?」

 

 

「最後に路地で言われた言葉よ///」

 

 

ミフネは顔を赤くさせながら続ける。

 

 

「……私は今まで色んなことをしてきたわ。盗みもそうだけど、殺しも、男共を誘惑したりなんかもね。あの時だってモーブのアジトに捕まった振りをして行って、金品を盗もうとしていたわ。だけど彼奴らは薬品を嗅がせてきたわ。薬品にある程度の耐性もあったから大丈夫だったけど、彼奴らの下卑た視線で萎縮してしまったの。最悪の場合、一生彼奴らに遊ばれるか、奴隷いきの可能性もあったから。だから、あなたが来てくれた時、私にはヒーローに見えたの。そして、あの殺し文句のような言葉を言われたら、誰だって堕ちるわよ。現に私は堕ちたわ。……………女にここまで言わせておいて、何も返事をしないなんて最低なことはしないわよね?」

 

 

侑李はミフネに答えるため、今まで閉ざしていた口を開く。

 

 

「………ミフネ。お前の想いはこれ以上ないくらい伝わった。返事をすると、今すぐにはミフネの想いに応えることは出来ない」

 

 

「ッ!!」

 

 

「理由はある。俺はまだリーダーの想いに応えてはない。ここでミフネの想いを応えることは簡単だが順序が違うんだ。しっかりリーダーの想いに応えてスッキリしてから、必ずお前の想いにも応える。だから、少しばかり待っててくれ」

 

 

「………いいわ、待っててあげる。でも、忘れないでね。恋する女はいつだって最強ってことを♡」

 

 

「あぁ肝に命じておくよ」

 

 

「さて、何処まで話したのかしら?」

 

 

「ある程度は話したな。明日は買い物するから早く起きろよ」

 

 

「何を買うの?」

 

 

「防寒具だな。次に行く場所が【氷雪洞窟】だから、防寒具がないと凍死する」

 

 

「わかったわ。【氷雪洞窟】までの移動はどうするの?馬だと寒さで死んじゃうわよ。かと言って歩いたら、数ヶ月はかかるだろうし」

 

 

「移動については問題ない」

 

 

「そう、わかったわ。そろそろ夕食にしましょ?」

 

 

「そうだな。今解除する」

 

 

侑李は部屋にかけていた魔法を解除し、部屋を出ようとしたらミフネが声をかける

 

 

「ちょっと待って」

 

 

「なん「チュ♡」だ……」

 

 

侑李が振り返った瞬間、頬に柔らかい感触が伝わる。

 

 

「なっ!」

 

 

「今度はここにしてあげる♡」

 

 

唇に指を当て艶かしく微笑むミフネ。突然の事に戸惑う侑李は慌てるように

 

 

「下に行くぞ!」

 

 

と言う。それを見たミフネは、初心ね、と思いながら着いて行った。

夕食を済ませ、その日は二人揃って直ぐに寝てた。翌朝、起きたら何故かベッドの中に全裸のミフネがおり、速攻で摘み出した。それにより起きたミフネが不満そうに文句を言っているが全てスルーし、さっさと着替えさせる。着替え終わり朝食を済ませたあと、買い物に出たのはいいが、ミフネが腕を絡ませてきて、それを見た男共の嫉妬の視線が鬱陶しかったので、殺気を飛ばして撃退していった。服屋に行き、防寒具一式を購入し、そのまま街を散策した。その途中で

 

 

「そこのお前!彼女から離れろ!」

 

 

「なんだ?急に」

 

 

「いいから彼女から離れるんだ!お前みたいな奴が彼女と一緒にいていいはずない!!」

 

 

「はぁ?」

 

 

ホントにそうである。急に見ず知らずの奴にそんな事を言われて、わかりました、と言う馬鹿は何処にも存在しない。それにミフネも

 

 

「ごめんなさい。私、アナタみたいにセンスのない人はお断りなの」

 

 

と何時もの誘惑する様な言い方すらなく、袖にする。そして

 

 

「私は彼にぞっこんなの。アナタみたいな坊やはお呼びじゃないの」

 

 

そう言いながら自分の体を侑李の腕に密着させる。それを見た奴は怒りで顔を赤くしながら侑李に向かって

 

 

「俺と決闘しろ!俺が勝ったら彼女を解放してもらう!!」

 

 

「てめぇが負けたらどうなる?」

 

 

「負けることは万が一もないが、俺が負けたらなんでも言うことを聞いてやる!これでどうだ?!」

 

 

「いいだろう。それと俺からハンデをやる。内容は俺は一歩も動かず避けたりしないでお前に勝つ。決めてはパンチ一発だ。悪くないだろ?」

 

 

決闘を申し込んだ相手は、侑李の傲慢不遜の物言いが気に食わなかったが、自分の勝利が圧倒的に高い、ハンデのある方を選んだ。

 

 

「泣いて許しを乞えば、許してやらんもないぞ?」

 

 

「………いいからさっさと始めろ。合図はお前の好きにしろ」

 

 

「俺の仲間がコイントスをする。地面に落ちたらスタートだ」

 

 

侑李は頷き、一歩前に出て構えもせずに棒立ちする。それを見た相手はニヤリと笑い、己の勝利を確信する。コインが弾かれ地面に落ちたその時、剣を上段に構え突撃しようとした瞬間、目の前に黒光りする巨大な拳が迫っており、回避することなく全身で拳を受けとめ一発 K.O.。全身の骨が折れ、即刻、治癒院送りとなった。

侑李は拳を上げ、己の勝利を誇示する。それを見た野次馬たちが拍手や歓声をあげる。侑李はミフネを連れてその場から去る。その後も散策を続け、部屋に戻り二人で晩酌をする。ミフネは侑李が普段飲んでる酒をはじめて飲むらしく、飲ませてみたら口に合わなかったらしく、苦い表情をしていた。ワインのほうが好みだったらしい。程々まで飲み、明日に備えて早めに寝た。

翌日、朝食を早めにとり早めに街を出る。しばらく歩き街が見えなくなったらミフネが

 

 

「結局どう移動するの?」

 

 

侑李は黙って屈み、ミフネに背中に乗るようにジェスチャーする。ミフネは最初はギョッとしたが侑李を信じ背中に乗る。ミフネがしっかり乗ったことを確認したら立ち上がって走りだす。ミフネは、自分を走りながらおぶって移動すると思ったが、それは半分正解で半分間違いである。

 

 

「ミフネ。舌噛むなよ」

 

 

「えっ?どういッ!」

 

 

侑李は下半身を砂に変化させ、高速移動を開始する。こうでもしないと二ヶ月ほどかかってしまう。【氷雪洞窟】は魔人族の国、魔国『ガーランド』の近くで普通の手段ではまず入れない。だから自分の足で行く必要があるのだが、徒歩だと現実的を不可能だし、馬を使うと人より先に馬が凍死してしまうので使えない。原作主人公のように飛行船などないので侑李は、己の力で行く必要があった。空間魔法で行けばいいと思ったが侑李自身【シュネー雪原】に行ったことがなく、空間魔法では行けない。そう言った諸々の事情で今回は一週間はこのように移動する。侑李一人だけなら二日程短縮できるのだが、ミフネがいるため少々時間がかかる事になる。

 

 

「い〜〜〜〜や〜〜〜〜〜〜〜〜」

 

 

ミフネの絶叫をBGMに侑李はさらにスピードを上げた。

 

 

 

 

 

────────その頃の奈落─────────

 

 

魔王嫁と出会い、武装色メインで覇気をある程度習得する。そして、ヒュドラに熱い吐息(物理)を食らったもよう。




移動日数は適当です…………原作読み返そうかな。
ストックが切れたので、これから更新が2、3日置きくらいになりそうです。読者の皆様大変申し訳ありません。
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