友と歩む転生記   作:阿良々木 カイト

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最近自動車学校に通い始めた夜津乃神です。

第二話です。

どうぞ!!


第二話 試験召喚戦争

歩夢side

 

「ねえ、龍弥」

 

「どうした?歩夢」

 

「まず、職員室に行けば良いのかな?それともこのままこのFクラスって所に行けば良いのかな?」

 

「どうだろうな。最先端技術の授業システムを備えている高校だからと言ってそれ以外は普通の高校と変わらないだろうから、まず職員室に行けば良いんじゃないか?」

 

「そっか!!それじゃあ………「おお、天道、水無月まだこんな所にいたのか。ちょうど探していた所だったんだ」

うにゅ?」

 

龍弥と廊下が話していると後ろから校門前にいた西村先生が話し掛けてきた。

 

「西村先生、俺達を探していたとはどういうことでしょうか?」

 

「ああ、伝え忘れていた事が有ってな。お前たちにはまず、学園長室へ向かって貰いたいんだ」

 

「学園長室?」

 

「そうだ。学園長が編入してくる生徒を自分のとこまで連れてこいと仰っていたのだ」

 

学園長って事はこの文月学園で一番偉い人。

 

「わかりました。それで、学園長室はどこにあるんでしょうか?」

 

「うむ、では案内すると『ギャアァァァァァァァ!!!て、点数が!!!補習は嫌だーーーーーーーー!!!!』その前に戦死者を補習室に連行しなければな」

 

戦死者?

 

「あの、西村先生」

 

「何だ?水無月」

 

「戦死者って何ですか?」

 

「そのままの意味だ。今、お前たちが所属するFクラスとDクラスが“試験召喚戦争”を行っている所だ」

 

「「試験召喚戦争?」」

 

「そうだ。この文月学園が最先端技術のシステムを授業に取り入れている試験学校という事は知っているな?」

 

「はい。何でもこの文月学園の学園長がとあるシステムを開発したとか」

 

「そう、学園長は科学とオカルトを融合させ開発したシステムが召喚システムだ」

 

「召喚システム……………」

 

「そして、システムを運用し生徒同士による戦いを“試験召喚戦争”と言う」

 

「それが……試験召喚戦争」

 

「試験召喚戦争………まあ、略して試召戦争は下位のクラスが自分たちよりも高位のクラスに勝利した場合、設備を交換する事ができ。また、高位のクラスが勝利した場合には下位のクラスは設備を一段階下げられて仕舞うのだ」

 

「ええっ!?それじゃあ僕達のクラス設備下げられちゃうんですか!?」

 

「落ち着け、歩夢。まだ、勝負が決まった訳ではない」

 

「ふえ?」

 

「俺達でこの戦争を勝利に導けばいいんだ!!」

 

「っ!!!」

 

そうか。そうだよね!!

 

「行こう、龍弥。僕達でこの戦争を終わらせるんだ」

 

「ああ、行くぞ!!歩夢!!!」

 

「うん!!」

 

「待て、お前たち」

 

僕と龍弥が早速声のした方へと向かおうとしたら西村先生が、また声を掛けてきた。

 

「本当にお前たちで終わらせられると思うのか?お前たちが思っているほど試召戦争は甘くは無いぞ」

 

「それでも、終わらせてみせます。僕達の手で、必ず」

 

「そうか……………ならば、何も言うまい。お前たちのしたいようにすれば良い。お前たちの意志の下で」

 

「はい!!!」

 

「それと、フィールドに着いたならばこう言ってみろ。試験召喚獣召喚試獣召喚(サモン)

 

「試獣召喚〈サモン〉…………」

 

「そうだ。そうすれば試召戦争で戦わせる召喚獣を召喚する事が出来る」

 

「召喚獣…………」

 

「後はフィールドに行き身体に覚えさせて来い。いいな」

 

「「はい!!!」」

 

「では、行ってこい!!お前たち!!!俺もすぐに戦死者を補習室へと連行させる」

 

「行こう。龍弥!!」

 

「ああ、歩夢!!!」

 

「水無月歩夢」

 

「天道龍弥」

 

「「行きます(出るぞ)!!!」」

 

そして、僕と龍弥は戦争フィールドへと走って行った。

 

歩夢side end

 

 

 

???side

 

初めましてだな。俺の名は“坂本 雄二”〈さかもと ゆうじ〉Fクラスの代表だ。

 

俺達FクラスはDクラスと試召戦争をしている。

 

その理由は俺達の下剋上を果たす為だ。

 

この世界は何も勉強で全てが決まる訳では無いという事を知らしめる為にAクラスを最下位である俺達Fクラスが勝利する。

 

そのためにまず、召喚獣の操作に慣れるためにDクラスを落とす。

 

普通ならば俺達下位のクラスが仮にも上位のクラスであるDクラスに勝てる訳が無い。ましてや俺達の最終目標であるAクラスは最上位のクラスである。

 

だが、“普通”ならばだ。今回のFクラスには絶対に勝てる手札。

 

切り札〈ジョーカー〉が存在している。

 

 

なのに、予定とは違いDクラスにここまで手こずってしまっている。

 

何故だ?

 

俺がそんな事を考えていると突然天井が開き、そこから忍者のような服を身に纏った生徒“土屋 康太”〈つちや こうた〉通称“寡黙なる性職者”〈ムッツリーニ〉が俺の前に現れた。

 

康太はさっき言った切り札の内の一人で俺の友達である。

 

「報告」

 

康太は何故か酷く動揺していた。

 

あの康太が寡黙なる性職者と唄われた康太がこんなに動揺しているなんて、一体何が起こったんだ?

 

「Dクラスの生徒達が次々と補習室送りになっている」

 

「何だと?それは本当なのか?康太」

 

「間違い無い。……………しかも、補習室送りにしている生徒はたった二人だ………………」

 

「なっ!?たった二人でDクラス面々を戦死させているだと!?」

 

「……………しかも、その二人はこの文月学園では見たことも無い生徒だった……………」

 

「見たことの無い生徒だと?…………つまりは」

 

「…………編入生の可能性が高い」

 

「康太。その二人の名前と特徴は何だ?」

 

「………一人目は身長おそらく178cm黒髪のかなりのイケメン………………名は天道龍弥」

 

「天道龍弥……………」

 

確かに聴いた事の無い名前だ。もし康太の特徴通りの生徒ならば噂が上がら無い訳が無い。

 

やはり、編入生か……………。

 

「………二人目は身長140cm、少し赤みがかった栗色で腰まで届く程のポニーテール……………水無月歩夢………おそらく、秀吉と同じ」

 

「水無月歩夢………って秀吉と同じ?どういう事だ」

 

「………………容姿は秀吉をも越える程の美少女、しかし男子の制服を着ていた」

 

「そういう意味での秀吉と同じか………」

 

だが、二人の編入生か………これは嬉しい誤算だな。

 

新たな切り札が出来た。

 

「よし、康太。“アイツら”に伝令を頼む。『すぐに教室まで戻って来い』だ」

 

「…………了解した」

 

そう言うと康太は降りて来た天井から登って行きすぐに消えた。

 

「マジで康太の奴忍者なんじゃねーのか?」

 

康太の謎がまた増えたな。

 

 

坂本side end

 

 

歩夢side

 

「大部倒してきたね」

 

「ああ、だが油断はするなよ」

 

「分かってるよ、龍弥。このまま行こう」

 

「ああ」

 

僕と龍弥がこの試召戦争に参加して一時間位が経過した。

 

倒していった敵の数はおよそ三十。

 

そこまでは良かったのだけど、感じんのDクラスの場所が分からないんだ。

 

「仕方無い……そこの教室の生徒か先生に聴いてみるか」

 

「そうだね。聴くのは僕に任せてくれない?」

 

「?分かった。頼んだぞ」

 

「うん」

 

龍弥にそう言って僕はCクラスと書いてあった教室の扉をノックした。

 

「(コンッコンッ)授業中に失礼します。少し聴きたい事があって参りました」

 

「何だい?聴きたい事とは?」

 

扉が開き出てきたのは黒髪のなかなかのイケメンさんだった。

 

まあ、龍弥の方がカッコイいけど……………。

 

「………Dクラスがどこに在るのかを聴きたい」

 

「Dクラス?ああ、もしかしてキミはFクラスなのかい?」

 

「………そうだけど、それでどこがDクラス何ですか?」

 

「そうだったね。Dクラスはこの教室を出て真っ直ぐ行ったら到着出来るよ」

 

何だ?この薄気味悪い笑顔は。まあ、Dクラスがある所は聴けたんだしとっとと出るか。

 

「………ありがとうございます。それじゃ」

 

「ああ、ちょっと待ってくれるかい?」

 

教室を出ようとしたらあの薄気味悪い笑顔のイケメン(笑)が呼び止めて来たので“俺”は嫌悪感を隠さずにこう言った。

 

「…………何だ」

 

「おやおや、怖い怖い。ちょっと自己紹介をしておこうと思いましてね」

 

「…………必要無い」

 

「まあ、そう仰らずに。私の名前は覇道 凍史郎〈はどう とうしろう〉以後、お見知り置きを」

 

手を腹の方へと持って行き頭を下げてきた。

 

「……………水無月………歩夢」

 

「水無月歩夢さんですね。何ともアナタにお似合いの美しい名前だ。良かったら私とお友達に「その必要は無い」……誰ですか、キミは?」

 

「龍弥っ!!!」

 

「全く遅いと思って来てみれば。Dクラスの場所は聴けたのか?」

 

「うん、この教室を出て真っ直ぐの所だって」

 

「ならば、この教室に用は無い。早く行くぞ」

 

「うんっ!!!」ニコッ

 

そう言って僕と龍弥はCクラスを後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、少し歩いて行くと。あのキモいのが言った通りDクラスがあった。

 

「よし、それじゃあ行くぞ!!歩夢!!!」

 

「うん。終わらせよう。この試召戦争を」

 

龍弥はDクラスの扉に手を掛けると勢い良く開け放った。

 

「Fクラス天道龍弥!!」

 

「同じくFクラス水無月歩夢!!」

 

「「Dクラス代表に現代国語での勝負を申し込む(みます)!!」」

 

「くっ!?Dクラス代表平賀 源二〈ひらが げんじ〉その勝負受けた!!試験召喚獣召喚!!試獣召喚〈サモン〉!!」

 

「「試獣召喚〈サモン〉!!」」

 

その言葉と同時にオカルト的な魔法陣が足下に浮かび上がりその中から武器を装備し動物のような尻尾を付け小さくデフォルメされた召喚獣が表れた。

 

龍弥の召喚獣はマゼンタ色のライダースーツにシアン色のジャケットを羽織り、手に青い銃“ディエンドライバー”を持ち腰には“ディケイドライバー”を装備していた。

 

僕の召喚獣は獣電戦隊キョウリュウジャーに出てきた桐生大吾の服装をし手には変身銃“ガブリボルバー”を持ち左手に“トッキューチェンジャー”を付け腰には“モバイレーツ”を下げていた。

 

 

Fクラス天道龍弥&水無月歩夢VSDクラス代表平賀源二

 

現代国語 1528点&2000点VS129点

 

 

『は?』

 

「「そこ(終わりだ)っ!!!」」

 

僕と龍弥の召喚獣が平賀くんの召喚獣の頭を正確に打ち抜き勝負を下した。

 

 

Dクラス代表平賀源二  戦死

 

 

 

こうして、僕と龍弥の最初の試召戦争は幕を降ろした。

 

 

 

 

 

歩夢side end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




昨日の内に更新する筈でした夜津乃神です。

今回は歩夢と龍弥の初めての試召戦争回でした。
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