「保健体育を教えてほしい?」
「はい‼」
せつ菜ちゃんの突然のお願い。それにしても保健体育って////
「ダメですよ。せつ菜さん」
「そ、そうだよ……そんな……エッチなこと///」
「エッチ?」
せつ菜ちゃん、意味がわかってないのかな?でも説明するべきだけど……説明する方もかなり恥ずかしい……
「………………!?す、すみません!?その…え、エッチな意味ではなく…その、勉強の方で……」
「勉強……」
勉強って……実践?
「侑ちゃん、変なこと考えてる……」
「先輩、普通に座学の意味ですよ」
う、うん、分かってる分かってる。
「その…他の教科は大丈夫なんですが…保健体育だけ色々と勘違いして……苦手なんです」
何故か恥ずかしがるせつ菜ちゃん。一体どんな勘違いをしたのか気になるけど…………
「まぁ私で良ければ……」
「はい‼手取り足取りお願いします」
「手取り……」
「足取り……」
何か言い方がおかしい気がするけど…………まぁ彼女に頼られるのは悪くない
「えっとそれじゃ…」
「せ、先輩‼」
「!?」
びっくりした。珍しく大声を出すしずくちゃん。どうしたんだろう?
「あ、あの、明日の体育なのですが…………球技で……」
「しずくちゃん、苦手だもんね」
「ですので、また教えてもらえないでしょうか?手取り足取り‼」
「う、うん、いいよ」
何だか顔が近いけど…………
「…………」
すると歩夢が何かを考え込み……
「侑ちゃん」
「どうしたの?歩夢」
「わ、私も……教えてほしいな~って」
「歩夢も?珍しいね」
「うん、その…愛し方を…」
「愛し方!?」
愛し方って……何をどうしたら……
「侑ちゃん、私のこと凄く愛してくれるけど……私からすることないから…………その愛し方を教えて……勿論手取り足取り」
私の手を握りながらそう告げる歩夢。だから手取り足取りって……
「歩夢さん、私が先です」
「いいえ、私からです」
「ううん、私の方が重要だよ」
「「「侑ちゃん(さん)(先輩)誰から教えるんですか‼」」」
「え、えっと……その…」
誰からとなっても何だか嫌な予感しかしない…………私は笑ってごまかして部室から出ていくのであった。
学校の屋上に逃げ……来た私はベンチに座り息を整えた。
「みんなと過ごすの……本当に楽しいな……」
告白してから私の生活が変わった。みんなとの過ごし方も…………
そしていい加減……この思いをどうにかしないと…………
「みんなと……キスしたい」
恋人どうしになったのだから……次のステップだよね
「でも……どうしよう」
みんな同時にキスすることは出来ないから…………一人ずつするしかない。でも誰からすれば…………
「頑張って考えないと…………」
私はみんなとキスすることを決めて、行動に移すのであった。
次回よりキス編になります。一応最後の相手は決めてます