果林さんとキスしてから一週間が過ぎた。その間……まだ誰ともキスしてない
「……ここは勢いでまたデートに……」
そんなことを呟きながら、部室に入るとソファーに彼方さんが寝ていた。
「すぴ~」
「彼方さん……」
相変わらず無防備だなと思いながら、私は毛布をかけてあげた。
「みんな来るまで寝かせてあげよ」
私は作詞の作業に入ろうとすると……
「ん~あれ~侑ちゃん、来てたの~?」
「おはよう。彼方さん」
「おはよ~」
彼方さんは伸びをしていると、私がかけた毛布に気がついた
「これ~貴方がかけてくれたの?」
「うん、風邪ひいたら大変かと思って」
「えへへ~侑ちゃん優しい~」
彼方さんはそう言いながら、私に抱きついてきた。
「彼方さん……苦しい」
「優しい~彼女さんにはナデナデしてあげる~」
そう言いながら、私の頭を撫でる彼方さん。いつも抱き枕にされたりしているせいか、彼方さんの感触や匂いとかにいつも以上にドキドキしてしまう。
「あれ~侑ちゃん、顔赤いよ~」
「いや…その…」
顔近く、このままキスしてしまいそうだ。
「侑ちゃんの髪、良い匂い~」
私の髪の毛に触れながらそう言う彼方さん。これは…………色々と我慢できそうに……
私は彼方さんをソファーに押し倒した。
「ど、どうしたの~?」
「か、彼方さん……ごめん、色々と我慢できない」
私は彼方さんに覆い被さり、抱き締める
「何々~?もしかして甘えたくなっちゃった?」
「う…うん」
「いっぱい甘えて良いよ~」
抱き締め返す彼方さん……心地良い。このまま眠ってしまっても…………
「すぴ~」
気がつくと彼方さんはまた眠りについていた。
ちょっと残念。
「このまま私も……寝よう」
欠伸をして私は目を閉じるのであった。
『こんにち……あれ?お二人とも寝てますね』
『侑ちゃん、最近疲れてたみたいだから……』
『こうしてみると二人の寝顔可愛い~』
カシャッカシャッ
『愛さん駄目ですよ‼写真なんて撮ったら……』
『愛ちゃん、ずるい‼私も……』
カシャッカシャッ
『歩夢さんまで……それなら』
カシャッカシャッ
『みんなに送って、今日は部活なしってしておこう』
『うん』
目を覚ますと夕方になっていた。何だか歩夢たちが来ていたような気がしたけど……
「すぴ~」
彼方さんはまだ眠ってる……いい加減起こさないといけないけど……
「彼方さん、起きて」
「すやぴ~」
声をかけても目覚める様子がない。
「どうしよう……」
起きるまで待っても良いけど…………
「こんなことしちゃ……ダメだよね」
頭の中にある方法を思い浮かべてしまった私。
私は少し体をずらし……寝息をたてる彼方さんにキスをした。
甘く柔らかい。でも寝てる無防備な子にこんなことしたら……と言う罪悪感を感じながらのキス。
ほんの一瞬だけど……私には凄く長く感じた。
「……彼方…さん」
「すや~」
まだ起きない。罪悪感からまたキスをしたいと言う気持ちが押さえきれずに、またキスをする。
「好き…大好き…」
キスをし、私は彼方さんを抱き締めるのであった。
「ん~あれ~もうこんな時間」
キスしてから五分後、彼方さんは起き出した。私はずっとキスをしたいと言う気持ちを抑えるのに必死だったけど……
「侑ちゃん、一緒に寝てたんだね~」
「たまには彼方さんと寝るのも悪くないかなって」
「そっか~」
「早く帰ろう。いつまでもいたら起こられちゃうし……」
「そうだね~その前に……」
彼方さんは私に近寄り……キスをして来た
「か、彼方さん!?」
突然のことでびっくりする私。彼方さんはと言うと顔を赤らめ……
「寝てるときのキスも良かったけど……起きて侑ちゃんを見ながらする方が凄くいいね」
もしかしたら侑ちゃんハーレム18版書くかも?
次回はエマちゃんです