侑ちゃんハーレム   作:水甲

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04 しずくちゃんと付き合いたい

最近、同好会がおかしい気がする。

 

食堂にいたかすみさんに声をかけると…………

 

「今日こそは……勝って先輩と…………」

 

「今日こそは?」

 

「はひ!?何?しず子?」

 

「何って……かすみさん、何だか変だったので……何かあるんですか?」

 

「へ?あ~うんと……色々とね……」

 

色々と…………侑先輩の事かな?

 

「先輩と何かするんですか?」

 

「え?えっと……しず子もその内分かると思うよ」

 

そそくさと逃げるかすみさん。やはり何かある…………

 

 

 

 

 

 

 

最近、演劇部でミステリー物をやることになったので、参考に推理物を読んでいるからこそ分かる。

 

「かすみさん…………先輩と……」

 

素直に祝福しないと…………いけないのは分かってる。だけど…………

 

「歩夢さんは……この事を知っているのでしょうか…………」

 

もしも知らなかったら…………知ったときの反応が怖い……

 

「それとなく聞くべきでしょうか…………」

 

これで同好会の空気が悪くなったら…………そう思い、探しに行こうとすると……

 

「あれ?しずくちゃん、こんなところでどうしたの?」

 

歩夢さんに声をかけられた。これはタイミングいいのかもしれない

 

「あの歩夢さん……聞きたいことが……」

 

「聞きたいこと?」

 

「はい……その……侑先輩のことですが…………」

 

「侑ちゃん?」

 

「かす…………誰かと凄く仲良くなってるとか聞いたことありませんか?」

 

「えっ?」

 

危ない……かすみさんの名前を言うところだった。自分でも凄く動揺している…………

 

「誰かと…………どうだろう?」

 

「そうですか……すみません、変なこと聞いて……」

 

私は直ぐ様その場から離れるのであった。

 

「しずくちゃん、もしかして…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

「と言うことがあったの」

 

「つまり……しずくちゃんが気づいてるってこと?」

 

「何となくだけど……」

 

「多分、私のせいかもしれません」

 

「かすみちゃんの?」

 

「その……今日先輩とイチャイチャ……ん…出来るかと思って……」

 

「しずくちゃん~勘が鋭いもんね~」

 

「じゃあ……んん!?彼方さん……その…耳は…」

 

「ねぇ私も甘噛みしていい?」

 

「あ、歩夢……良いって言う前に……噛まないでよ……」

 

歩夢と彼方さんに耳を甘噛みされながら、私はかすみちゃんに膝枕して頭を撫でていた。

 

「うぅ……何故チョキを……」

 

「せつ菜ちゃん、よしよし」

 

残念がるせつ菜ちゃんを慰めるエマさん……ジャンケンで決めるのやめた方が…………

 

「じゃあ……しずくちゃんをだね」

 

私は早速しずくちゃんのところに…………

 

「ダーメ、まだだよ」

 

「もう少し~」

 

「せんぱ~い~もっと頭撫でてください~」

 

三人に抱き締められる私であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方になり、しずくちゃんを呼び出した私。

 

「あの……先輩……お話って……」

 

「あのね……しずくちゃんに話があるの」

 

「その…知ってます。先輩が仰りたいことを」

 

知ってるって…もしかして……私がみんなと付き合ってること?

 

「先輩が……かすみさんと付き合ってることを……」

 

「うん、かすみちゃんと付き合ってるよ」

 

「やはり……歩夢さんはどうするんですか?」

 

「歩夢は……受け入れてくれてる」

 

「そ、そうなんですか!?」

 

何故か驚くしずくちゃん。何で驚くのかな?

 

「でもね……私としては……しずくちゃんとも付き合いたいの……」

 

「わ、私とも!?その……かすみさんとは……?」

 

「かすみちゃんもしずくちゃんならって……」

 

「で、でも……かすみさんは……口ではそう言ってるかもしれませんが……実際は泣いて……」

 

「ううん、笑顔だったよ」

 

「そうなんですか!?」

 

「うん……だから……」

 

私はしずくちゃんの腕を掴み、距離を詰める

 

「私と付き合って……」

 

「あ、あの……それは……その……」

 

「大丈夫……幸せにするから……しずくちゃんもみんなも……」

 

「…………みなさんも?」

 

「うん」

 

「あの……話が見えないのですが……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は一から全てを話した。話終えるとしずくちゃんは…………

 

「成る程……そう言うことですか…………先輩らしいと言うか…………先輩はみなさんの事が大好きなんですね」

 

「うん‼」

 

「分かりました。その……私も付き合って良いのであれば……」

 

「ありがとう。しずくちゃん」

 

私としずくちゃんは抱き合うのであった。

 

「しずくちゃん……」

 

「先輩……」

 

抱き合いながらお互いの名前を呼ぶ。

 

「先輩……こう言うとき……恋人ならどうします?」

 

「えっ?」

 

「こう言うときは…………」

 

そっと唇を寄せてくるしずくちゃん…………私は拒んだりしたらダメだと思い、動けずにいると…………

 

「ダメ~‼」

 

歩夢が突然物陰から出てきて止めに来たのであった。

 

「キスはまだダメ‼ダメなの‼」

 

「ダメなんですか?」

 

「そう言うのは……まだダメだって決めてるの‼」

 

歩夢に怒られ、少しがっかりするしずくちゃんであった。

 

「仕方ありませんね。では今はこれだけで……」

 

そう言ってしずくちゃんが腕を組んできた。

 

「むぅ~」

 

歩夢も負けじと腕を組み、一緒に部室へと戻るのであった

 




一応告白編終わった後、リクエストでのデート編、その後、キス編やる感じです
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