侑ちゃんハーレム   作:水甲

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05 愛さんと付き合いたい

「侑さん、あ~ん」

 

「あの……せつ菜ちゃん……自分で食べられるよ///」

 

「遠慮なさらずにさぁ‼」

 

せつ菜ちゃんの押しの強さに負けて、私はあ~んをするのであった。

 

「美味しいですか?」

 

「うん、美味しいよ」

 

「本当ですか‼あっ」

 

せつ菜ちゃんは突然顔を寄せてきて、私の頬に付いていたクリームを舐めとった

 

「ふふ、本当に美味しいですね」

 

「あ、ありがとう////」

 

そんな私たちの様子を見ていた歩夢たちは…………

 

「うぅ……どうして……」

 

「せつ菜先輩の一人勝ち……」

 

「じゃんけんの時も凄い気合いが入ってたもんね」

 

「せつ菜ちゃん~ずっと負けてたからね~」

 

「いつもこんなことをしていたんですね。これは私も気合いを入れないと…………」

 

悲しむ子とより一層気合いが入る子に分かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで私はある人を部室に呼び出して待っていた。

 

暫くして部室に来たのは……

 

「ヤッホー侑。話ってなにー?」

 

呼び出したのは愛さんだった。

 

みんなは愛さんは強敵だよって言われたけど…………何で強敵なんだろう?

 

「あのね…愛さんに伝えたいことがあるの」

 

「もしかして告白だったりする?愛さんに愛してるって言ったりするの?愛だけに‼」

 

「ぶふ!?」

 

何でダジャレを…………このタイミングで…………私は深呼吸をして、自分を落ち着かせる。

 

「それで話って言うのは…………」

 

「何々?」

 

「…………私とお付き合いしてください」

 

直球で告白する。愛さんは…………

 

「いいよ」

 

「いいの!?」

 

「うん、侑とお付き合いするの楽しいと思うし、大切にしてくれるからね」

 

「愛さん……」

 

「それにみんなと侑をイチャイチャするのも楽しそうだしね」

 

「うん……ん?」

 

愛さん…………何かおかしなことを言った気が…………

 

「知ってるよ~侑がみんなとお付き合いしてるの。たまに部室に行くとイチャイチャしてたし~」

 

知っていたの!?

 

「侑がみんなが大好きだからこそだよね。愛さんもそんな貴方の事大好き」

 

笑顔で言う愛さん……知っていて私と付き合ってくれるんだ…………

 

「と言うわけで…………ちょっと試していいかな?」

 

「試すって?」

 

愛さんが顔を近づけ…………私の耳に息を吹きかけた

 

「ひゃん!?」

 

「侑、耳弱いね~」

 

「い、いきなりやられたら/////」

 

「それじゃ……これは?」

 

愛さんは私の耳に触れてきた。

 

「ん////」

 

くすぐったさよりも変な感じが…………

 

「顔真っ赤だね~それじゃこっちはどんな反応かな~」

 

今度は首筋を指でなぞり出す。

 

「んん!?」

 

「侑の反応見てると……こっちまでドキドキしちゃうよ」

 

「あ、愛さん……」

 

「侑の弱点、沢山見つけちゃおうかな?」

 

愛さんは指で首筋をなぞり、鎖骨をなぞろうとすると…………

 

「お、お返し……‼」

 

私は愛さんに仕返しに、同じように耳に触れた

 

「ひゃ!?」

 

「愛さんの反応…………可愛い~」

 

それからお互いの弱点を探り合うのであった。




この小説だと侑ちゃんは耳が弱い

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